相棒

宮戸優光安生洋二

Uインターを語る上で絶対に欠かせない二人です。

新たな企画を打ち出すときには、いつも二人が前面に立って記者会見を開いてきました。

Uインター会見

長州の「糞ぶっかけ」発言に代表されるように、Uインターがたくさんの敵を作ってしまう原因にもなりましたが、

ファンにとっては常に夢を与え続けてくれる爆弾投下でした。

紙のプロレスRADICAL No.42 (42) (WANIMAGAZINE MOOK 182)紙のプロレスRADICAL No.42




 紙のプロレスRADICAL No.42 より
蘇れ! UWFインター伝説Ⅱ 高山善廣×宮戸優光×金原弘光

宮戸「会見だけじゃなくて、大会のことは全部ボクが決めてましたから。進行スケジュールや会場アナウンスの原稿まで、全部やってました!」

― そこまでやってたんですか!?

宮戸「それと、あの記者会見ね、安生さんがよく間違えるんですよ! で、間違えた瞬間にオレの顔を見てね(笑)。オレは『こっち見なくていいから!』って身振り手振りで指示を出して」

― 授業参観のお母さんみたいですね(笑)。

宮戸「会見の内容によって、ボクと安生さんのどっちが前に出るか使い分けてましたよ」


まさに安生は宮戸の操り人形…

…というわけでもなく、数々のUインターの団体戦略は新生UWFの合宿所で同室だった安生と宮戸が語り合った夢を具現化させたものでした。

プロレス狂の詩 夕焼地獄流離篇 (Kamipro Books)プロレス狂の詩 夕焼地獄流離篇




 紙のプロレスRADICAL No.42 より
蘇れ! UWFインター伝説Ⅱ 高山善廣×宮戸優光×金原弘光

宮戸「UWFの寮で5年間も同室だったからね! 『お前ら、夫婦みたいだな!』って言われてましたから(笑)。ファミコンの野球ゲームやって、よく喧嘩してましたよ」

高山「新生UWFにボクが練習生で在籍してた頃、合宿所の隣りの部屋から安生さんと宮戸さんがTVゲームで『ギャハハハハ!』って大騒ぎしてるのが聞こえてきましたよ(笑)」

宮戸「最後は『表に出ろ!』みたいな感じでしたからねぇ(感慨深げに)。だって『タイム!』って言ってるのにボールを投げてくるわけですよ!」


そして、それは理想の団体UWFインターナショナルを設立した後も続きました。

 プロレス狂の詩 夕焼地獄流離篇 より
金原弘光×高山善廣

金原「宮戸さんは安生さんとの絡みがおもしろかったね(笑)」

高山「ワハハハハ! おもしろかった(笑)。会社の方針なんかを練習中に急に話し始めて」

― 練習中に取締役会議開始ですか!(笑)。

高山「だんだん二人とも荒々しくなって、大声でいまにも殴り合いにならんばかりの騒ぎになるんですよ(笑)」

金原「オレらも止めなきゃって思うんだけど、いつも最後のオチがあって、宮戸さんが安生さんに『だからあんたはアントニオ猪木の前を黙って横切って藤原喜明にぶん殴られるんだよ!』それで安生さんが『何年前の話をしてるんだよ!』って。それで宮戸さんが『ハハハハハ!』ってなって二人で車に乗って帰るんですよ(笑)」

高山「しょっちゅうケンカして、いつも終わり方が一緒。それで宮戸さん免許なかったから、安生さんが運転して帰るんですから(笑)」

金原「この二人はいったいどういうつながりなのって(笑)」


現在のIGFでの宮戸の立場を予告したかのような笑い話ですが、

時には熱くなりすぎてケンカになってしまうほど、当時、団体に対する二人の想いは本物でした。

それが極めてプライベートなことでも、二人が肩を並べれば誰もかなう者はいません。

 紙のプロレスRADICAL No.42 より
蘇れ! UWFインター伝説Ⅱ 高山善廣×宮戸優光×金原弘光

金原「一回、安生さんと宮戸さんが同じ車に乗ってて、事故を起こしたことがあったんですよね? 安生さんが運転してて、ちょっとミスしちゃったらしいんですけど(笑)。事故した相手が車から降りてきて、『クラクション鳴らしてんのに、テメエ何やってんだ!』って怒鳴り込んで来たんですよね。それを聞いた宮戸さんがすかさず出ていって、『お前、クラクション鳴らすヒマがあったら、ブレーキ踏めよ!』って見事に切り返して、相手は何も言えなくなっちゃったという(笑)」

― アハハハハ! 素晴らしい!

金原「ホントは9対1で安生さんが悪かったのに、結局5対5になったらしいです(笑)」


タチ悪いです(笑)。

絶対に引かないんですから。

 紙のプロレスRADICAL No.42 より
蘇れ! UWFインター伝説Ⅱ 高山善廣×宮戸優光×金原弘光

高山「宮戸さんのそういうエピソードは、ホントいっぱいありますね」

宮戸「いやぁ、ホントお恥ずかしいかぎりですよ…でも、これだけは言えるのは、Uインターの頃はボクと安生さんは、金や地位を追っかけるようなマネを一切してないんですよ。そういう強さはありましたね。『プロレスを理想的な姿に戻したい』って思いだけですからね」


この言葉は嘘でも偽りでもありません。

現に二人の給料は若い田村、垣原よりも少なかったのです。

それでも二人が道場、フロント業務とフル回転で身を粉にしたのは、Uインターを…否、プロレス界を本来の姿に戻すためであって、

その想いは今でも宮戸が大事に守り続けてます。

そして当時、安生は叫びました。

「俺たちにはプロレスの神様がついているのかも」

み…宮戸!!??

関連記事
スポンサーサイト

tag : 宮戸優光 安生洋二 金原弘光 高山善廣 紙のプロレスRADICAL プロレス狂の詩夕焼地獄流離篇

comment

Secret

No title

いろんな部分で感動しました(涙)

No title

こんばんは!宮戸と安生は熱いですねえ笑。それだけUインターを思っていた証拠ですね!給料の話は知らなかったです。凄いの一言です。

最後の写真は反則ですね笑。もう最近見まくったのもあるんですが、感動してきちゃうんですよ~。

>ケツさん

ありがとうございます。

この二人のエピソードまだまだ出てきますんで、ご期待下さい。

>H.Tさん

おはようございます。

給料の話は知らなかったです。凄いの一言です<これに関しては最終的に山ちゃんor中野(?)よりも上にしちゃったそうですよ。

最後の写真は反則ですね<すみません。
これね…会場では私含めて何人も号泣してましたね。
この当時の宮戸のインタビューも私感動したので、今後UPしていきますね。

宮戸味徳さん

給料が少ないって、やはり余程の情熱が無いと出来ないというか…。
熱い人だったんですね。


【お前!クラクション鳴らす暇があったらブレーキ踏めよ!】の話

思わず…そうよね〜〜ってなっちゃいました(笑)

も〜” ああ言えばこう言う ”みたいな感じで宮戸さんは負けそうにありませんね(笑)

感動あり笑いありで宮戸さんはハズレが無く面白いです‼︎‼︎

>みーさん

給料が少ないって、やはり余程の情熱が無いと出来ない<とにかく団体の事が第一でしたからね。
それによって被害被った仲間もいた訳ですが、ファンである私たちにとっては最高の仕掛人でした。

”ああ言えばこう言う”みたいな感じで宮戸さんは負けそうにありません<絶対に敵に回したくない人です(笑)。

感動あり笑いありで宮戸さんはハズレが無く面白いです‼︎‼︎<そういうコメントの出来る女の子、みーさんも非常に稀有な存在ですよ(笑)。
紫レガとは?

紫レガ 

Author:紫レガ 
45歳のプロレス話


長州、これは俺のブログだ。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
UFC (1)
最新トラックバック
検索フォーム
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
月別アーカイブ
リンク
来場者数
QRコード
QRコード