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Pride of instinct.5~当たって砕けろ!! 前編~(1987)

アントニオ猪木マサ斎藤の32年前のストーリー、

4からの続きです。

海賊男の不可解な乱入から、

一ヵ月後に行なわれた再戦で、

血の海に沈んだマサの姿を見た私は、
錯乱する猪木を総出で止めに入る

「ここから長州の出番だな」と思ったものですが、

どっこいマサのレスラーズ・プライドは、

簡単にそれを許しません。

マサ
「情けないって言うよりも無様な負け方しちゃって、このままでは悔いが残ってしょうがないから…もう一度! アントニオ猪木と闘いたい! また僕の“GO FOR BROKE”!! 当たって砕けろの精神で、必ず猪木をやっつけてみせる! 来るんだったら来い猪木!! もう一度闘おう!!」

当たって砕けろ!!

新日復帰を目前に控えた長州軍団全員で、

強化合宿を張り、来たる『'87IWGPチャンピオンシリーズ』に備えました。
マサの座禅修行

この年のIWGPシリーズを最後にリーグ戦方式を終了し、

タッグ、ジュニアヘビーに続きヘビー級タイトル化するという発表に、

前年に続きディフェンディング王者の猪木も出場を決意。
87IWGP出場者

AグループとBグループに分けられて、

公式戦で当たるチャンスがないマサでしたが、

開会式から猪木だけに照準が絞られていました。
87IWGP開会式

そして1983年の第1回大会から、

“呪われたIWGP”と呼ばれていた通り、

この年も藤波辰巳が左足脛骨剥離骨折で早々に欠場、
藤波無念の欠場

さらに前田日明も胸部剣状突起骨折を負い、

リーグ戦半ばで無念の欠場。
前田も欠場

A、B両グループの優勝候補2人が脱落となってしまいました。

その前田をリーグ公式戦で降したマサ。
動けない前田

さらに藤波負傷の原因となった試合も、

マサとの特別試合でした。
マサ勝利

着々と外堀を固めたマサは、

思惑通り猪木との優勝戦に進出したのです。
闘魂を秘めて猪木入場

1987年6.12 両国国技館

'87IWGP優勝戦

アントニオ猪木vsマサ斎藤
を振り返ります。
87IWGP優勝戦 アントニオ猪木vsマサ斎藤

体調万全のマサはいつもに増してパンプアップ!

これぞ1987年のマサ斎藤!!
パンプアップされたマサの上半身

一方の猪木も気合十分!

コールと共に闘魂タオルを観客席に投げ入れます!!
客席にタオルを投げ入れる猪木

飯塚さんの幟が揺れる中で、

入念なボディチェックを終えると、
ボディチェックを終えると、

一瞬、猪木はマサから視線を外し、

背を向けるや否や、
猪木は視線を外して、

ノーモーションから“骨法の秘技”跌法!?

奇しくも流れ弾となってレフェリーにかすめます。
出た跌法!?

すかさず猪木は正面を向くと、

意表を衝かれた形のマサに浴びせ蹴り!!
そして浴びせ蹴り!!

これがマサの脳天にクリーンヒットすると、

さらに追い打ちの延髄斬り!!
さらに延髄斬り!!

この奇襲ラッシュに、

たまらずマサは場外へエスケープしたタイミングで、

湧き起こる猪木コールの中、

試合開始のゴングが鳴り響きました。
たまらずマサ場外へ

リングに戻って仕切り直しから、

まずは手四つで組み合うと、
手四つから、

マサはパッと右に変化して、

猪木を崩しながらテイクダウン。
マサがテイクダウン、

そのままバックに乗り、

珍しくフェイスロックで絞り上げます。
珍しいフェイスロック、

ところが極めっこは猪木の土俵、

すんなり脱出すると、
猪木は脱出し、

腕を取ってオモプラッタの様な形から、

裏十字固めに移行していきます。
裏十字固め、

極められたままマサは前転していきますが、

猪木の足のフックは外れません。
マサは前転、

ならばマサは力づくで腕を抜き、

脱出に成功すると同時に、
そして脱出から、

一気に足をフックして、

監獄固めに持ち込みました!!
一気に足をフックして監獄固めへ、

早くもガッチリと入った監獄固めに、

猪木は苦悶の表情を浮かべつつ、

一発一発張り手を打ち込みますが、
張り手を打つがマサは崩れない

マサのボディバランスは崩れることなく、

むしろ余計入ってしまった感さえあります。
耐える猪木

もう一度、猪木は耐えながら上体を起こすと、

左右から立て続けに張り手の連打。
張り手の連打からナックルへ、

これを顔面に浴び続け、

たまらずマサは前のめりにダウン。
遂にマサ崩れる

何とか技からは逃れたものの、

早くも猪木は左足に大きなダメージです。
猪木早くも左足にダメージ

マサは動きの落ちた猪木を見逃さず、

トーキックから捕らえると、
マサのトーキックから、

ロープに振って、

カウンターで横殴りのラリアート!
カウンターのラリアート!

次にマサがチョイスした技は、

両足を取ってのボストンクラブでした。
そしてボストンクラブ

しかもグイグイグイグイ絞り上げる拷問式。

それに対して猪木は猛然と腕立てでの返し!!
猪木が腕立てで返す

通常ならマサの後方に進んでエスケープを図りますが、

バランスを崩しながらマサの前方へ“逆手押し車”です!!
逆手押し車の要領で後退、

コーナーが近付いたところで、

『そうはいくかい!』とばかりにマサは、

もう一度力を込めて腰を落とします。
マサはもう一度腰を落とす、

それでも猪木は“神通力”を駆使して、

再び腕立てから後退していき、

マサをニュートラルコーナーポストに叩きつけての脱出!
猪木ももう一度腕立てから後退して脱出

猪木は立ち上がると、

左足を引きずりながらナックルアロー4連発。
ナックルパートの連打から、

マサはヘッドバットで返します。
マサがヘッドバット、

すると猪木も同じくヘッドバットで対抗し、

そのまま頭突き合戦となりますが、
猪木もヘッドバットで返すが、

打ち勝ったのはマサの方でした。
打ち勝ったのはマサ

猪木は低い体勢で潜り込むと、

ボディスラムから、
猪木はボディスラムから、

スリーパーホールドに取ります。
スリーパーに取るも、

これは深く入ったかの様にも見えましたが、

マサの誘い水だったのか?

抜け出すと同時にもう一度、監獄固めへ!!
抜け出たマサはもう一回監獄へ、

今度はマサの右足カカトが猪木のカカト下に入り、

一度目の仕掛けよりも深くガッチリ極まっています。
今度はガッチリ極まっています

猪木は耐え忍びながら、

マサに対し何やら一言浴びせていきますが、
耐える猪木はマサに何か言います

これだけ深く入っては、

上半身を起こすことも出来ません。

なおもマサは体重を乗せてきました!!
より深く入った監獄

大きな猪木コールがこだまする中、

猪木は耐えることしか出来ません!
猪木コール!!

これが“死ぬまで脱出不可能”と言われた、

監獄固めの正体なのでしょうか!?

6へ続けます。

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tag : アントニオ猪木 マサ斎藤 藤波辰巳 前田日明 IWGP

comment

Secret

No title

来るんだったらこい猪木!もう一度闘おう!

いいですねー!何度もチャレンジするマサさんシビれます!男闘呼組のオープニングBGMが聴こえてきそうです!

それと、こういったレスラーの言葉を、略せずまんま書き起こしてくれるのが自分のツボです。
画像キャプも当時のワープロからキャプってくれてるのもツボです!
臨場感ありますねー!

>みのるさん

男闘呼組のオープニングBGMが聴こえてきそう<ギブUPまで後期は番組の構成ガラリと変わりましたが、男闘呼組のOPとEDだけは残りましたよね。先週までのおさらいから入るスタイルは現在も踏襲されていますね。

レスラーの言葉を、略せずまんま書き起こし…画像キャプも当時のワープロからキャプ<これ当時の週プロとゴングを見返すと同じコメントでも微妙に違うこと言ってたりするんですよね。ですからなるべく映像が残っているものは忠実にアレしたいと思います。
でもやはり音響機器やらレスラーの滑舌やら(笑)で聞き取れない場面も多々ありまして、そんなときは記号の羅列でごまかしたりしてます(笑)。
画像に関しては以前も書きました様にファンと関係者の暗黙の了解で成立させてもらっています。

言うなれば、お互いのプロレス愛がルールだ。みたいな感じでしょうか。

No title

当時の音響で、これほど聞き取れてるレガさんスゴいですよ。

本人特有の言い方、言い回しなどをそのまま再現してくれるので、ホント息づかいまで伝わってくるんですよ。マサさんの場合は特に!(笑)

猪木、長州にしたって、あーそう言ってたのかあと、結構ナゾ解きが出来ています!

以前、マイクアピールは感情優先で聞き取れなくていい、という記事ありましたよね!
ホントその通りだと思います。

それにしたって、長州藤波は聞き取れない!

その聞き取れなさのまま、長州ブームまっただ中だった子供の頃、「@?″∞♀&@!コノヤロー!」みたいな勢いで、そのまんま長州のマネしてたの思い出すなあ~

>みのるさん

当時の音響で、これほど聞き取れてる<実は何度も繰り返し再生←→巻き戻しでの作業なのであります(笑)。

本人特有の言い方、言い回しなど…マサさんの場合は特に<そうなんです(笑)。マサさんの言い回しは私も大好きでして、本当はあの独特の英会話も忠実に書きたいのですが、ふざけてる様になっちゃうので自粛しています。

マイクアピールは感情優先で聞き取れなくていい<今の時代には逆行する考え方だと思いますが、『これはセリフだな』と思われた段階で台本があるのと同じ解釈になってしまいますよね。

長州ブームまっただ中だった子供の頃、「@?″∞♀&@!コノヤロー!」みたいな勢いで、そのまんま長州のマネ<やりましたねー(笑)。全国の小中学校で繰り広げられてたんでしょうねぇ。
「キレちゃいないよ」と「タココラ」以前の長州は本当に何を言ってるか理解しがたかったですから。
名コピーライターにもかかわらず。
紫レガとは?

紫レガ

Author:紫レガ
47歳のプロレス話


「昔はインターネットを旅してましたからね。毎晩ブログでね、今みたいにSNSがいっぱいある訳でもないし、終わったらみんなブログでね、一日の終わりにUPして。今こんなこと言ったらエラいことになりますけどね、よく寝不足になったね、部屋でPCを打ったりね。…いや、そういう歴史はちゃんと教えとかないとね」

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