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人間風車と流血大王~前編~(1978)

今回は【腕ひしぎ逆ブログ】らしからぬ(?)、

70年代の全日プロから検証してみましょう。

1978年6.12 一宮市産業体育館において、
ロビンソンvsトーア・カマタ1

“流血大王”キラー・トーア・カマタが巻く、
ロビンソンvsトーア・カマタ2

ジャイアント馬場さんの連続防衛記録を止めて強奪したPWFのベルトに、

“人間風車”ビル・ロビンソンが挑んだ一戦。
ロビンソンvsトーア・カマタ4

PWFヘビー級選手権試合

キラー・トーア・カマタvsビル・ロビンソン
を振り返ります。
ロビンソンvsトーア・カマタ3

試合前の花束贈呈にロビンソンは、

英国紳士の嗜みである、

手の甲へのキスで応えてから、
ロビンソンvsトーア・カマタ5

ゴングが鳴り響きました。

今度はカマタが紳士的に握手を求めたかと思えば、
ロビンソンvsトーア・カマタ6

一転して空手流の前蹴り!

これを瞬時に捌くロビンソン!
ロビンソンvsトーア・カマタ7

緊張感漂う立ち合いですね。

ロックアップからカマタがロープ際に押し込むと、
ロビンソンvsトーア・カマタ8

ブレイクと同時に今度は逆水平チョップ!

これも両手でブロックするロビンソン!
ロビンソンvsトーア・カマタ9

一瞬棒立ちになったカマタを、

ニヤリと見返すロビンソン。
ロビンソンvsトーア・カマタ10

細かい駆け引きが飛び交いますね。

今度はロックアップに来たカマタを、

ダッキングでかわしたロビンソン。
ロビンソンvsトーア・カマタ11

涼しい顔でステップを踏むと、

カマタは両手をトップロープに叩き付け、

その表情は悔しさで歪みます。
ロビンソンvsトーア・カマタ12

今度はロビンソンから組みにいって、

いくつかの投げを試みますが、

カマタの巨体は簡単には持ち上がりません。
ロビンソンvsトーア・カマタ13

今度はロビンソンの表情が変化し、

お得意のボクシングで挑発。
ロビンソンvsトーア・カマタ14

カマタが両手を差し出して、

力比べを申し出ると、
ロビンソンvsトーア・カマタ15

当然の様にそれに応えたロビンソンでしたが、

かいな力ではカマタ有利か?

すぐに劣勢となります。

それもそのはずロビンソンは、

絆創膏を貼っている左肩を負傷しているんですね。

しかしながら、ここからがロビンソンの真骨頂なのです。
ロビンソンvsトーア・カマタ16

自らの両手の甲を額に当てて、

それ以上、手首が反らない様に固定しておいて、

スクワットの要領で足腰の力を利して立ち上がるのです。
ロビンソンvsトーア・カマタ17

ここですね、ロビンソンの技術=CACCへの認識として、

サブミッションを始めとした“小難しいテクニック”と取る方が、

いまだに多くいらっしゃると思うのですが、

実際にはこういった理にかなった体捌きが根幹なのです。

直弟子の鈴木秀樹が語る様に(参照:蝦夷っ子同士のCACC談義)、

『本来はとてもシンプルなもの』で、

『自分をいい体勢に戻すというのをやっていただけ』なのです。

立ち上がればいつものムーブで片手のロックを切り、
ロビンソンvsトーア・カマタ18

身体をターンさせながらカマタの左手首を極め、
ロビンソンvsトーア・カマタ19

上体を沈めて崩しながら、
ロビンソンvsトーア・カマタ20

片足タックルに捕らえてテイクダウン。
ロビンソンvsトーア・カマタ21

そこから膝を極めに入ったところで、

カマタはすぐにロープへエスケープしました。
ロビンソンvsトーア・カマタ22

一旦リング下に降りてインタバルを取ってから、

スクールボーイでテイクダウンを奪うと、

ロビンソンの大腿部裏にストンピング。
ロビンソンvsトーア・カマタ23

この一発にエキサイトしたのがロビンソン、

猛然とカマタを追って、
ロビンソンvsトーア・カマタ24

強烈なエルボースマッシュをお見舞いします。
ロビンソンvsトーア・カマタ25

さらにエルボーバットが入ると、

再び場外へエスケープしたカマタ。

ロビンソンはやや苛立ち気味に追う仕種を見せます。
ロビンソンvsトーア・カマタ26

このインタバルでカマタは作戦変更を決意しました。

エプロンに立つと、

想定通りエルボーバットを放ってきたところを、
ロビンソンvsトーア・カマタ27

サッとかわして場外転落を誘い、
ロビンソンvsトーア・カマタ28

照準を左肩に絞ったのです。
ロビンソンvsトーア・カマタ29

リングに上がってもピンポイントで蹴りにいき、
ロビンソンvsトーア・カマタ30

今度はたまらずロビンソンが、

場外へエスケープし苦悶の表情。
ロビンソンvsトーア・カマタ31

カマタは空手チョップを挟みつつ、
ロビンソンvsトーア・カマタ32

ショルダークローで、

ロビンソンの動きを完全に封じていきます。
ロビンソンvsトーア・カマタ33

さらに逆関節まで極めに入ると、

よりロビンソンの表情は苦痛で歪みます。
ロビンソンvsトーア・カマタ34

ここで流れ落ちる自らの汗をも利用して、

脱出に成功すると、
ロビンソンvsトーア・カマタ35

ショートレンジからエルボーバットを見舞いますが、
ロビンソンvsトーア・カマタ36

ダメージは薄く、すぐさまカマタは元の体勢に。
ロビンソンvsトーア・カマタ37

耐えて耐えてロビンソンは、

もう一度脱出に成功。
ロビンソンvsトーア・カマタ38

ここでモンゴリアンチョップ、
ロビンソンvsトーア・カマタ39

これは効きました。

続けてロビンソンはネックブリーカー・ドロップ。
ロビンソンvsトーア・カマタ40

カバーに入りますが、

レフェリー、ジョー樋口さんのカウントは1。
ロビンソンvsトーア・カマタ41

次にロープワークから、

ショルダータックルを打ちますが、
ロビンソンvsトーア・カマタ42

ダメージを負ったのは自分の方でした。
ロビンソンvsトーア・カマタ43

カマタは改めてロビンソンの左肩に、

振りかぶっての突きを落とします。
ロビンソンvsトーア・カマタ44

とんねるずのコントで、

地獄突きしながら「トーアカマタ!」ってのがありましたが、

実際にカマタがブッチャー式の地獄突きしていたより、

このフォームの突きが記憶に残っています。

再びショルダークロー、今度はダブルです。
ロビンソンvsトーア・カマタ45

さらに太々しい顔で極めに入ると、
ロビンソンvsトーア・カマタ46

もう一度、絶妙のタイミングで脱したロビンソンが、
ロビンソンvsトーア・カマタ47

絵に描いた様な軌道で、

カマタの巨体をモンキーフリップで投げ切ったところで、
ロビンソンvsトーア・カマタ48

後編へ続けましょう。

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tag : ビル・ロビンソン キラー・トーア・カマタ PWFヘビー

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Author:紫レガ
47歳のプロレス話


「昔はインターネットを旅してましたからね。毎晩ブログでね、今みたいにSNSがいっぱいある訳でもないし、終わったらみんなブログでね、一日の終わりにUPして。今こんなこと言ったらエラいことになりますけどね、よく寝不足になったね、部屋でPCを打ったりね。…いや、そういう歴史はちゃんと教えとかないとね」

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