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闘いの学び舎~5時限目~(1988)

はい、お待たせしましたね。

また皆さんの顔を見る事が出来てね、

嬉しいですね、うん。

それじゃね、早速ね、4時限目の続き始めましょうね。

勢いを増した藤波辰巳が、

この試合2度目の足4の字固めを繰り出すと、
もう一度、一本腕足4の字へ!!

一斉に湧き起こった大きな大きな猪木コールの大合唱。

それぞれの魂が一つとなって、

アントニオ猪木を励ましていきます。

その先頭に立つのは少年時代のカンガルーキックさん(参照:SUPER SUNDAY MORNING IN SURPRISE)!!
この少年が!?

猪木は激痛に耐えながら、
苦悶の表情で、

何とか再び反転して、
何とか反転し、

ロープに辿り着きましたが、

藤波の足のフックが外れません。
ロープに辿り着くが、

さらに一回転してエプロンの外まで出ますが、

フックはそのまま継続され、

互いの身体が宙に浮いた状態から、
藤波はロックを解かないまま、

ロープと言う命綱を手放した瞬間に、

ドーン! と同体で場外へ転落!
同体で場外へ転落!

もちろん藤波の両足のフックは掛かったままですから、

これ一歩間違えたら猪木の足がイッテますね。

木村健吾星野勘太郎らが足を解こうとにじり寄ると、

藤波は「触るな!」とばかりに一喝。
足を解こうとするセコンド陣に一喝する藤波、

しかし場外カウントが進むにつれ、

自らの意志では外せない程ガッチリ入ってしまったロックで、

藤波はセコンドの介入に応じました。
やっと応じた藤波

離れるとすぐにリングに戻った藤波は、

手を叩いて己を鼓舞していきます。
先にリングに戻って己を鼓舞する藤波

一拍遅れて猪木も、

足を引きずりながらリングに戻ると、
足を引きずってリングに戻る猪木

待っていたのが藤波のキックの集中砲火。
すぐに藤波は足へのキック

膝から大腿部を何発か蹴り上げてから、

“掟破りの”逆サソリ敢行!
サソリ固め!

ここでの猪木の表情は、

もはやドキュメント映画ですよ!!

虚ろにマットを見つめたり、
耐える猪木1

グッと目を瞑って歯を食いしばったり。
耐える猪木2

顔を伏せて黙って耐えるのはアマチュアですよ、

顔を上げて痛みや苦しみを万人に伝えずして、

とてもプロとは呼べませんよ、ええ。

藤波は根負けしたかサソリを解くと、

足を極めながらチンロックに取る複合技へ変化。
藤波は複合技から、

さらにフロントネックロックへ移行しますが、
フロントネックロックに移行、

猪木のダメージが大きいか?

足元がおぼつきません。

それでも隙を見て一瞬、

フロント・スープレックス(参照:“殺し”の代償)を狙ったりもします。
一瞬猪木はフロント・スープレックス狙い、

藤波は難なくディフェンスすると、

猪木の左腕を首に巻き付けて、
藤波は猪木の左腕を首に巻きつけ、

このブレーンバスター! 反動なし!!
力でブレーンバスターを決める

東三四郎ばりの持ち上げ方(参照:日本最高峰のブレーンバスター)で、

後方に投げ切りました。

猪木は腰を痛打してマットに横たわりますが、
近付く藤波に、

藤波が近付いてくると、

下からの蹴り上げ!!
猪木は下から蹴り上げ

これにダウンしたところを見るや、

猪木は一気にコーナートップへ駈け登り、
一気にコーナーへ、

起き上がった藤波の喉元へミサイルキック!!
捨て身のミサイルキック!!

このダイブもまた“捨て身”の一発(参照:オイ、飛べんのかい?)ですね。

猪木は受け身を誤って肩を痛めた様子ですが、

一心不乱に2発目を狙ってエプロンに飛び出します。
さらにもう一発狙うが、

古舘伊知郎アナ、ここも名調子です。

古舘アナ
「かつて、あの“鉄の爪”フリッツ・フォン・エリックにフライング・ニードロップをぶちかまし、急降下という言葉を覚えたあの少年時代をわたくしは思い出します!」

コーナーへ登ろうとしたところで、

藤波と目が合い踏み止まりました。
藤波はすぐに察知

改めてリングインすると猪木は足を引きずりながら、

喉元を押さえて片膝をつく藤波と向かい合います。
喉元を押さえる藤波と足を引きずる猪木

その低い位置から藤波が、

地対空ミサイルの様にドロップキックを放つと、

猪木はバックステップでかわしますが、
ドロップキックは猪木がかわす、

コーナーポストに背中を付けたまま、

動きが止まってしまいました。
コーナーから動けない猪木に、

自身が思っている以上に、

足4の字とサソリ固めのダメージが深い様です。

藤波はそのままコーナーににじり寄ると、

ドロップキックの軌道から虚を突いてヘッドシザース。
飛びつきヘッドシザース、

これは正面過ぎたか? 或いはフランケンシュタイナー的なのを狙ったのか?

とにかく猪木は堪えて藤波の足をキャッチすると、

そのままステップオーバーし、
猪木は堪えてステップオーバーから、

両足を畳んでのデスロック狙いから、

一転して腰へのストンピング連打を挟み、
ストンピング

ボディスラムを繰り出しますが、

2発目を狙ったところで藤波がスモールパッケージホールド!
2発目のボディスラムを丸め込む藤波、

これも意表を突く形で入りましたが、

猪木はカウント2で跳ね返しました。
これもカウントは2

スタンドに戻ると、

猪木の足の運びを読み取った藤波が、

お株を奪う様なスライディング式のローキック!
アリキック気味のスライディングキック敢行

猪木が力なく倒れると、

藤波は追撃のローキックからレッグロックへ。

ここを猪木はフェイスロックで切り返さんとします。
足を取る藤波に猪木はフェイスロックの返し

この局面がロープブレイクとなると、

両者はロープを挟んで立ち上がりますが、
ブレイク後、ロープを挟んでの、

ここで突如、魔性のスリーパーを繰り出した猪木!!

“ロープ際の魔術師”の面目躍如か?
魔性のスリーパーで、

反則カウントギリギリまで締め上げると、

藤波は再び落ちてしまいました!!
藤波再び落ちる!!

ここら辺はのちの天龍戦(参照:つないでいくもの~中編~)をも彷彿とさせます。

藤波の回復を待ってから、

猪木はロープに振ってのショルダースルーを放つと、
カウンターのショルダースルーから、

ここで出したのが卍固め!!
猪木の卍固め!!

藤波ファンの悲痛な声援が飛び交います。
この青年は!?

ほぼ完璧な形で入っていましたが、

そこを藤波は腰投げで脱出!!
藤波は腰投げから、

さらに強烈なバックドロップ!!
藤波のバックドロップ!

これをカウント2で返した猪木ですが、
カウント2で返す猪木

試合の流れは完全に藤波の方にあります。

そこで繰り出されるのが、

“掟破りの”逆卍固め!!
今度は藤波の卍固め!

やや重心が右に寄り気味ですが、

心理的な揺さぶりの効果も大です。

しかしこの技は猪木のオリジナル、

スルリと抜けだすと、
スルリと抜けて、

「こうやるんだ藤波」とばかりに、

猪木が再度の卍固めです!!
猪木の卍固め!

…しかしすぐに猪木は技を解き、

突如、膝から崩れる様にダウン。

それにつられる様に藤波も膝を付くと、
両者蓄積したダメージでダウン

場内には田中秀和リングアナの、

「40分経過! 40分経過!」の声が響き渡りました。

ここで5時限目は終了です。

もちろんこのまま6時限目も続行です。

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tag : アントニオ猪木 藤波辰巳 IWGP 古舘伊知郎 カンガルーキック

comment

Secret

No title

待ってました!!タンクトップさん。この試合の名優の一人。カンガルーキックさんよりも、どうしても鬼神の様な顔で応援する、この方のインパクトが私には強烈です。ここまで必死になって見た経験が自分にはあったのか疑問なので少し羨ましいです。

お疲れ様です!

ガーン!ピラタ・モルガン


タンクトップさんについて

コメント書こうとしたら・・

aliveさんが先に書いてました(笑)


この試合が30年も語り継がれる

かなり大事な部分ですよね(=^▽^)σ



この前のNHKさんの番組でも登場した

名優・タンクトップさん


その番組では飛龍革命も含めて

古いプロレス(ファン)イメージとして

映像にイメージが被せられてしまいましたが


人間の魂が揺さぶられるそんな姿を

あんな風に使われるのはね・・

いまはプ女子って

ちょっと悲しくなりました


見た目からたぶん僕と同じくらいの年齢

(僕は19でした)


まるで30年前の自分だ


会って話してみたいですよねー

タンクトップさん


カンガルーキックさんも!


レガさんの居酒屋招聘力に期待です!!

No title

土曜16時からの放送分は、結果を承知しているにも関わらずタンクトップさんの鬼気迫る表情で臨場感というか生放送の様な錯覚を感じさせてくれました。この方、やっぱり相当な名優ですよね。

>aliveさん

待ってました!!タンクトップさん<この時期、彦星の様に我々の脳裏に蘇ってくる生命力はファンとして最強の部類でしょうね。

鬼神の様な顔で応援する、この方のインパクト…ここまで必死になって見た経験が自分にはあったのか疑問<きっとaliveさんも同じ境地でコブラやキムケンに向き合った時期があったはずです。
当時の藤波もそういうファンによって支えられていたでしょうし、現在の棚橋や内藤あたりもまた、そうあって欲しいと思います。

>ヨンペイさん

ギクッ! 琴奨菊シリーズですね!?

この試合が30年も語り継がれるかなり大事な部分<今はどの分野でも客席が映し出されるシーンはボカシが掛かっていて、何だか薄気味悪いというか…一億総○○○時代かと。

NHKさんの番組でも登場した名優・タンクトップさん<何だか大御所の喜劇俳優みたいでかっこいいなぁ…“タンクトップ師匠”みたいな(笑)。

古いプロレス(ファン)イメージ…人間の魂が揺さぶられるそんな姿をあんな風に使われるのはね<あれがいけないみたいなイメージで使われたのなら心外ですね。タンクトップ師匠みたいなファンがいたからプロレスは続いてきた訳で。

まるで30年前の自分…居酒屋招聘力に期待<むしろ、ここは流星さんの能力に期待した方が可能性高いかと。

>aliveさん

結果を承知しているにも関わらずタンクトップさんの鬼気迫る表情で…生放送の様な錯覚<確かに! 常に猪木のセコンドに位置する星勘並みの…またはそれ以上の気迫でしたよね。
紫レガとは?

紫レガ

Author:紫レガ
47歳のプロレス話


「昔はインターネットを旅してましたからね。毎晩ブログでね、今みたいにSNSがいっぱいある訳でもないし、終わったらみんなブログでね、一日の終わりにUPして。今こんなこと言ったらエラいことになりますけどね、よく寝不足になったね、部屋でPCを打ったりね。…いや、そういう歴史はちゃんと教えとかないとね」

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