続・周囲の証言を元に

各誌の今月号は、すっかり大晦日を離れて次の展開に進んでおります。

そんな中、格通では再び藤本氏がUインターの同志二人に田村vs桜庭についてのインタビューを敢行しておりました。

迷わず購入です。

格闘技通信 2009年 04月号 [雑誌]格闘技通信 2009年 04月号 [雑誌]
(2009/02/23)



そう、前号では登場していなかった宮戸優光の登場なのです。

前号の垣原金原高山のコメントについては、こちらを→(参照:周囲の証言を元に)。

 格闘技通信 4月号 より
宮戸優光「田村vs桜庭はすごい試合だった」

宮戸
「ぼくは正直、すごい試合だったと思いました。あれだけ食い入るように見入った試合は久しぶりだった。一瞬足りとも目を離せない緊張感、どちらかが隙をみせればそこで勝負が決まってしまうような緊迫感がありましたね。試合というのは、おたがいに動いているから凄い試合であるとか、そんな単純なものではないと思います。15分間があっという間でした。ただ、ぼくは“身内”なので、(略)田村にも桜庭にも踏ん張ってもらいたかった。決着がついてほしくないという複雑な気持ちがぼくのなかにあったのは確かです」

「ただ、あの試合はDynamite!!というテレビ番組の枠のなかで、Dynamite!!のルールにしたがって決着をつけたわけです。あの“テレビのなかの格闘技”では、勝者をつくらざるをえないんでしょう。でも、状況が変われば、試合内容なども変わってきます。もしラウンド制じゃなかったらどうなっていたか。あるいは観客のいない道場のなかで時間無制限で闘ったらどうなったのか」

「武道家、格闘技者としての桜庭はまだまだ恐ろしい選手です。(略)武道の達人が“競技”という枠のなかで、さらにはテレビ番組のなかで結果を出すのは、なかなか難しいかもしれない。でも、普通の競技選手にはない恐ろしさを持っていると思う。現在の桜庭の力は、“競技”という物差しだけではわからない部分の恐ろしさを、これまでのキャリアのなかで身につけていると思う」

「あのような煽り方をされて、田村はヒールに仕立て上げられた。しかも、同い年の先輩であることも強調されていた。その状況では、負けられないでしょう。ああいう煽り方をされると、まずは試合のなかで、勝負として負けないポジションを確保するのが当然でしょう。ただそれは“勝負”という意味では、間違ったことではないと思う。ファンにとっては、そこが微妙だったんでしょう」

(試合後のインタビューでは両者が正反対の意見だが=参照:本人の証言を元に 続・本人の証言を元に続々・本人の証言を元に)だから、おもしろいんでしょう(笑)、噛み合わないところが…。手をつないで『これからは仲よくしよう』っていっていたら、もうだれも(二人の対決に)興味を持ちませんよ。いまだに意見のずれがあるからこそ、再戦したらどうなるかという興味も生まれてくるんです」


深い…実に深い言葉の数々です。

しかし全部を拾うと、本誌の意味がないので…ぜひ皆さん読んで下さい。

いつもどおりの格闘技論、キャッチ論、さらに柔術論からエリオ・グレイシーまで語ってます。

実に深い内容ですよ。

一方、今回はヤマケンのインタビューも掲載されてるのですが、

彼の場合は試合に関してよりも、個人的な田村への思いを語ってますので、内容は面白いのですがここでは省略いたします。

そして例の煽りVについての両者の意見は以下の通り。

宮戸
「ぼくはみていないんですけど、聞くところによると、煽りVTRもそういう内容だったんでしょう? プロレスにしても、ショーだとか八百長だとか、そんな単純なものだけで成立しているわけではないんです。力道山、猪木さん、前田さんにしても高田さんにしても、本当に命懸けの闘いをやってきた。会社の命運を背負ってリングに上がっていたんです。ここで負けたら会社が、業界全体がこけてしまう。そういう状況のなかで、リングに上がってきたんです。いまはメインイベンターが負けても、選手、スタッフが生活に困ることはない。そういう環境のなかでやっている人たちが、プロレスの歴史、さらには本質も知らないのに、ああいう煽り方をして。(略)無理やりピント外れに盛り上げて、ファンの興味を強引に引きつけようとしていた部分は感じていました」

ヤマケン
「あんな発言をしていたのに、試合ではあのような結果で終わってしまった。桜庭さんにとっては、百害あって一利なしの試合だったと思います。(田村に対する発言は)半分は本心だと思いますよ。でも、桜庭さんのリップサービスもあったと思うんです。いつまでも根に持つ必要はまったくないわけです。総合側の人間は、桜庭さんのほうがすごいことをやってきたと、だれもがわかっているわけだから」


現在はリングから遠ざかっているヤマケンですが、彼もやはりUインター出身者の誇りを強く持っているようです。

最後には現役宣言も出ました!! あい~や。

ロゴ

これでUインター戦士からのコメントは終わりでしょうか…

こうなったら藤本氏には、山ちゃんにも、中野にも、安生にも…そして高田にも!!

行って欲しいなぁ…

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tag : 田村潔司 桜庭和志 宮戸優光 山本喧一 格闘技通信 藤本かずまさ

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No title

以前こちらで書いてあったような気がしますが、プロレス界に宮戸優光が足りないっていうのは、本当にそうですね。実はUWFが好きで分裂した時は僕はリングスと藤原組を追いかけちゃったんですよね。単純にTVがある方に行っちゃったんですね。

>123daさん

宮戸の存在の大きさは本当に昔から思ってました。

UWFが好きだったら当然リングス(前田)と藤原組(船木)に行くと思います。
私がUインターに行ったのは、旗揚げ会見で高田が言った「プロレスはキング・オブ・スポーツ」が大きいです。
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