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未知の領域か? 或いは伝説となるのか?

いよいよ明日ですね。

『保険見直し本舗 Presents DOMINION 6.9 in OSAKA-JO HALL』

6.9 大阪城ホールでの、

IWGPヘビー級選手権試合

オカダ・カズチカvsケニー・オメガ
の完全決着戦。

今回一番のテーマは“時間無制限三本勝負”という、

近年にない試合形式ですが、

闘う当事者である両者は、

この予測出来ない試合の戦術を、

どの様に描いているのか?

コメントから紐解いてみましょうか。
一年前の60分フルタイム2

まずは昨日行なわれた調印式で、

オカダ・カズチカケニー・オメガがそれぞれ語った、

この試合ルールに対する考え方ですね。

 新日公式 より
「俺が新日本の“顔”になる!」ケニーがIWGP王座奪取を宣言! 王者・オカダは「いまが一番強い」と自信マンマン!【6.9大阪城調印式】
2018.6.9調印式のオカダとケニー

― 今回、時間無制限で3本勝負ということで、「どのぐらいのロングマッチになるのか?」と議論になっています。ちなみに新日本プロレスの過去最長マッチは、1987年(10月4日)に行われた巌流島でのアントニオ猪木vsマサ斎藤戦の2時間5分14秒だと思います。お二人はどのぐらいの試合時間を想定されているんでしょうか?


やはり新日の歴史を語る上で決して外せない、

“伝説の死闘”を例に出されましたね。
巌流島15

この質問を機に二人は口を開きました。

ケニー
「この時間無制限3本勝負は、無制限という名前は付いてるけど、“長さ”が問題じゃないんだ。大切なのは、フォールコントロールをすること。いま、質問にあったような2時間を超える試合は、俺たちがするようなペースの試合じゃなかったと思う。一番大切なのは、『最初のフォールをいつ、どちらが獲れるか?』ということだ。俺たちの試合を記憶していればわかると思うけど、俺たちが過去の試合のようなペースで1時間も動いていれば、もう動くこともままならないくらい疲労困憊してしまうはずだ」

「ここまで、オカダがどれほどのトレーニングをやってきたかわからないが、この1時間という時間がブレーキングポイントになるとは思う。だから、それまでにどれだけフォールを奪えるか。まず、最初にフォールを獲るのが大事だと思うが、なるべく早いペースで、早い段階でフォールを獲ることが重要になってくるだろう」


「質問にあったような2時間を超える試合は、俺たちがするようなペースの試合じゃなかったと思う」…?

ふざけんなコノヤロウ!!

…なんて書きませんよ。

実際にオカダvsケニーの過去の試合内容は、

これまでの誰にも真似の出来ないものですから。
一年前の60分フルタイム1

しかしケニーにとっては、

今回の試合に関しては“長さ”が大切ではなく、

あくまでもこのルールによって、

「最初のフォールをいつ、どちらが獲れるか?」と。

記録や伝説を塗り替えるためのルールではなく、

決着が着き辛くなっている現状に対する、

当事者なりの打開策である、と。

その上でコンディションを作って来た自分が、

もちろん勝ちに行くという事ですね。

一方、記録に関しては連続防衛(参照:2018.5.4『レスリングどんたく2018』を録画観戦したのだ)という形で、

また一つ塗り替えたばかりのオカダにとっては?

オカダ
「ボクはまったくないですね。今回、時間無制限にしたというのは、ただ引き分けがイヤなだけなので。それで時間無制限にした、してもらっただけですね。だから、ホントにボクも1本目を獲ることが凄い大事なことだと思いますし。そこで1本を獲るまでに60分かかってしまったら、去年の試合を観てもらえたらわかるようにどちらもフラフラの状態で。その状態で2本目、3本目と闘わないといけないと考えると、凄く不利なので。やっぱ1本目、2本目を早いうちで獲りたいな、と。そういうことはシッカリ考えてやっていきたいなとは思います」


同じ様な思いのもとに、

時間無制限を提案したに過ぎない、と。

あくまでも早い時間帯に一本先取することで、

二本目、三本目を優位に運んで行きたいという、

王者としての戦術は描いている様です。

逆に言えば両者共に、

『今までの俺たちの試合を覚えていないのか? あの闘い方で2時間もやれる訳ないだろ!』という、

“巌流島”やら“桜庭ホイス”を重ねている、

我々オールドファンに対する果たし状ですね、これは。
オカダとケニー

さらにオカダは個別のインタビューにおいて、

今回の防衛戦の戦術を、

より具体的に語っていますね。

「いまの新日本の黄金カードはオカダvsケニー」時間無制限3本勝負でケニー・オメガを迎撃! IWGPヘビー級王者オカダインタビュー!!【6.9大阪城】

オカダ
「いまは楽しみしかないですよ。頭を非常に使うことになると思うんですよね。たとえば1本目に100出し切ってしまったら、2本目と3本目は0になってしまうので。じゃあ、50と50で1~2本目を取りにいくのか。それとも3本目にもつれ込むのを見越して40、30、30で振り分けるのか。ペース配分が大事になってくると思いますね」

「もしかしたら1本目を取っても、2本目でここはきついと思ったら、粘ってスタミナロスした挙句に負けるよりも、そこは捨てて3本目で勝負を賭けるっていうのもあるかもしれないですし。ケニーとも王座戦で当たるは3回目ですけど、試合形式に変化をつけることで、お客さんにも興味深く観てもらえるんじゃないかなって思いますね」


まるで初めての遠足に臨む小学一年生の如く、

或いはやっと落とした彼女との初デートの如く、

初めての体験にワクワクを隠せない模様です。

他の選手なら単なる浮足立った状態であっても、

V12を重ねて来たオカダなら、

却って盤石に見えてくるから凄いです。

オカダ
「1本目も2本目も3本目も60分かかったらどうなっちゃうんだろうっていう(笑)。僕自身、これを乗り越えればまたプロレスラーとして成長できるかなって思いますね」

「僕とケニーの試合は一本取ったら終わりじゃないですから、お客さんにもドキドキしながら楽しんでほしいですね。いまの新日本の黄金カードは、オカダVSケニーなのかなとも思うので、ここでまたレベルの違うドえらい戦いをしてみせます」


このカードに関しては絶対の自信を持っていますね。

現在進行形のファンも、

うるさ型のオールドファンも、

初めてプロレスを目にする方も、

明日のメインは絶対に観た方が良いでしょうね。

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tag : オカダ・カズチカ ケニー・オメガ IWGP

comment

Secret

No title

単純な予想ですが、おそらく一本目はあっという間にどちらかが取る・・・という展開。


は、これまでのプロレス観によるあるある予想です。



正直ここ数年の四天王プロレスを思わせる試合時間長ければ長いほどいいという感覚にもウンザリ感はあります。
全然、試合なんて勝ち負けなんだから、いつ終わってもいいんだよ?という感覚です。
それが古いのかもしれませんが 笑

最初、HBKvsブレットのような試合をするのかなと想像してました(60分時間制限でのフォールをきそう試合)
でも、それをやっちゃうと丸パクリに思われちゃうのかなぁと。

ちなみに僕は明日は仕事です・・・

No title

予想つかないけど、放送時間は決まっているんですよね~。どうするんだろう。札幌の鈴木VS棚橋の時みたいにメイン意外は妙に短くなるんだろうか?かなりの謎かけされてます。

関係ないけど、87年名勝負DVDを買ったら猪木、巌流島の事を「がんりゅうとう」と記者会見で言っていました。またしても、やっちゃってます。

放送席、古舘さん

今週はですね、ワタクシ三世とこの件で話し込んでおりますが、三世予想ではですね、オカダのストレート勝ちか、ケニー先取、残り2本オカダではないかと、こう言うんですね。ケニー勢いありますが、長期戦になった場合、持久力、スタミナが上回るオカダに分があると、こう予想しているようです。

またですね、3本勝負は丸め込む技が有効に働くことがあるとワタクシ申したんですが、オカダ、ケニーにはそういう技がないので、オーソドックスな展開になるのではとも言っておりました。

今日は平成のレネ・グレイこと三世の親友さんも来て我が家でみんなでテレビ観戦ということで盛り上がりそうです。こちらからは以上です!!

>ナリさん

おそらく一本目はあっという間にどちらかが取る<87年の藤波vs長州方式ですね?

ここ数年の四天王プロレスを思わせる試合時間長ければ長いほどいいという感覚にもウンザリ感<かつては長期戦だと必ず中弛みの時間帯がありましたが、今の新日ビッグマッチにはそういうのがないですもんね。これ続けていって壊れない方が不思議というか。

試合なんて勝ち負けなんだから、いつ終わってもいいんだよ?<今回のケニーのコメントなんかを読むと、そういう風に持っていく予兆なのかな? という気配もありますが、きっと60分は超えてくるでしょうね。

最初、HBKvsブレットのような試合をするのかなと想像<確実に90年代のWWE化はあり得ると思います。新日流のアレンジにはなるでしょうけど。

明日は仕事<me too…

>aliveさん

予想つかないけど、放送時間は決まっている<今回はHDDの録画終了時間を23時59分に設定しましたよ(笑)。

かなりの謎かけ<そこを楽しむのもビッグマッチならではですね。

猪木、巌流島の事を「がんりゅうとう」<「がんりゅうとうは合意に達した」でしたっけ? あれはあれで言い方としてかっこいいなぁと思いました。
一方、マサさんも長州との新日道場での練習中インタビューで「主にジョッキング中心に下半身の強化を」って言ってましたね。

>保坂仮面二世さん

控え室からのレポートありがとうございます。

三世予想では…オカダのストレート勝ちか、ケニー先取、残り2本オカダ…ケニー勢いありますが、長期戦になった場合、持久力、スタミナが上回るオカダに分がある<さすが外道以上にオカダを知り尽くしている三世くんならではの予想です。
実はオカダの無尽蔵のスタミナは技以上に最大の武器かも知れませんね。

3本勝負は丸め込む技が有効に働くことがあるとワタクシ申したんですが、オカダ、ケニーにはそういう技がないので、オーソドックスな展開になる<まるで古舘小鉄の掛け合いの如く真っ向否定!(笑)

平成のレネ・グレイこと三世の親友さんも来て我が家でみんなでテレビ観戦ということで盛り上がりそう<まさにぃ現代に蘇った街頭テレビの風情か! はたまたUWFブームに見たクローズドサーキットの趣かぁ! 流星一家の温もりが伝わってくる様だ!!
そろそろわたくし出勤の時間の様です。それではご機嫌よう、さようならっ!

ファンの鑑

何気なく書いてらっしゃいますが私この蒸し暑い梅雨の朝に背筋が凍る思いです。

三世くんの予想、「オカダのストレート勝ちか、ケニー先取、残り2本オカダではないか」という見方、特に後半は昭和プロレスファンそれも50年代から80年代の方の見方です。
ちなみに私も三世くんと同じ見方をしています。
あえて付け加えるなら四天王時代にもあった大森・秋山のようなアメリカンテイストな一本がどこかの時点で出るのではないかと。

それにしてもついつい裏側まで慮ってしまいたくなる世知辛い現代のプロレスファンの中で、一周回って純粋な戦力分析のみの達観したこんな戦前予想ができる新人がいたとは。。。。恐るべし三世くん。

プロレス&ボクシングの決戦直前大予想一流プロレス記者座談会のような会話が流星仮面さんちで行われているんですねぇ~

No title

四天王の文字を見て思い出した事がありました。94年頃の最強タッグで三沢.小橋VS川田.田上で公式戦では30分フルタイムだったのに優勝決定戦を60分一本勝負にしたら30分未満で決着がついた事があった様な気がしました。意外と、こういった感じで長期戦にならないかもです。

>アスク御大

この蒸し暑い梅雨の朝に背筋が凍る思い<御大のところは梅雨入り真っ最中ですか。

オカダのストレート勝ちか、ケニー先取、残り2本オカダではないか…ちなみに私も三世くんと同じ見方をしています<御大の世代とは観てきたものや繰り広げられているものが大違いなのでしょうが、仰る通り一周回って同じ目線になってしまうんでしょうかね。
結果はいずれも異なってしまいましたが、想像する、空想する楽しみを久しぶりに味わえたチャンピオンシップでした。

恐るべし三世くん<まさに血は水より濃いということですね。

プロレス&ボクシングの決戦直前大予想一流プロレス記者座談会のような会話が流星仮面さんちで行われている<プロレスファンとしてのエリート街道を闊歩していますからね。毎日がサミット開催というか。

私もいつかは御大も交えてそんな宴をやってみたいもんですなぁ。

御大からコメント頂かない間にサンマルチノも元子さんも旅立ってしまいましたね…。

>aliveさん

94年頃の最強タッグで三沢.小橋VS川田.田上で公式戦では30分フルタイムだったのに優勝決定戦を60分一本勝負にしたら30分未満で決着がついた<その歴史は存じ上げませんが、そういう事もあるんでしょうね。実際に昨夜も60分以内で2フォールあった訳ですから。

増殖していく意味

携帯で確認すれば雨間がわかる便利な時代。
サンマルチノの葬式さえYouTubeで見ることができる幸せな時代ですねぇ。
ドンデヌーチもあんなに老けたんだと思いながらアメリカ国旗を掲げた車の葬列、若い歌手の名前と同様に多くの人々の記憶に残していったんだなとホッとすることができました。
反則しない正々堂々とした試合運びのため馬場もかえってやりにくいと言っていたくらい高潔な人柄がにじみ出て気品のあるチャンピオンでした。

子供のころ親父アスクが私に好きな外人は誰だと問いました。
私は「ブラジル」と答えた。
親父は「そうか、お父さんはキニスキーだ」と言いました。
サンマルチノが出てこないのは高潔過ぎて、スポーツライク過ぎてだったからかな。
でもその時のことは今でもはっきり覚えていて、ふっと思い出すんです。

三世くんもいつか遠い日にお父さんと交わした言葉をふとした時に思い出します。
密林という意味の単語が今やネット通販会社の意味を含んでしまったように、いつか一流記者座談会のご家庭でプロレスという単語に永遠という意味が加わる日がやってきます。

>アスク御大

あぁ…午前のこういう時間に御大からコメントが書き込まれるのって懐かしいですね。あの時代の記憶が蘇ります。

サンマルチノの葬式さえYouTubeで見ることができる幸せな時代<刹那的ではありつつ過去も現在も未来もあの動画サイトには網羅されていますからね。こんな時代が来るなんて大阪球場で馬場vsキニスキーに熱狂したファンも、前田vsドールマンに興奮したファンも想像すらしていなかったでしょう。

馬場もかえってやりにくいと言っていたくらい高潔な人柄がにじみ出て気品のあるチャンピオン<力道山時代から続くガイジンレスラーのイメージを変えたうちの一人だったんでしょうね。
地元で英雄扱いだったキャラをどこでもそのまま貫き通した…ある意味プロとしては不器用なアレかも知れませんが、プライドの高さは血によるものだったんですかね。

子供のころ親父アスクが私に好きな外人は誰だと問いました。
私は「ブラジル」…親父は「そうか、お父さんはキニスキーだ」<私にとっては夢の様な父子の会話です。それって同じ時代の同じものを共有出来る短い時間の風景かも知れませんね。

サンマルチノが出てこないのは高潔過ぎて、スポーツライク過ぎて…その時のことは今でもはっきり覚えていて<日本人的には清廉潔白なキャラこそが理想でありながら、プロレスファンとしてはやや胡散臭いぐらいが丁度良かったりしますもんね。
それにしても、誰にだって忘れられない家族のシーンがありながら、御大にとってプロレスにまつわる話が含まれていることがが素晴らしいですね。

三世くんもいつか遠い日にお父さんと交わした言葉をふとした時に思い出します<それを体現してる御大でしたもんね。三世くんはこれから青春を迎えます…若さが羨ましい限り(笑)。

密林という意味の単語が今やネット通販会社の意味…いつか一流記者座談会のご家庭でプロレスという単語に永遠という意味が加わる日がやってきます<形を変えていきながらもプロレスそのものがいつまでも続いていけば、それもまた夢物語にはならないでしょうね。
密林という単語が何を意味するものか誰一人として忘れ去ってしまったとしても。

そういや御大のお嬢様も既にレディーじゃないでしょうか?
紫レガとは?

紫レガ 

Author:紫レガ 
46歳のプロレス話


「紫レガのブログは少し滑る感じになってるんです。ですから今、スライディングしながらね。下ネタも使ってですね、巧く腕極めましたね」

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