『プライド』読了

昨日、購入してきた『プライド』を読了しました。


人一倍、読むのが遅い私でも、

今日が幸い休日というのもあって、

一気に読み終えました。

書き出しが意外な感じで、

高田延彦でもヒクソン・グレイシーでも、

ましてや榊原信行でもなく、

1996年当時の広島カープ捕手と寺尾関からという、

斬新なアレでしたが、

読み進めていくうちに、

「あ、これやっぱりバラさんのサクセスストーリーなんだな」と思いました。

高田関連の話に関しては、

前作『泣き虫』のリプレイ的要素が大きかったですしね。

でも高田とバラさんの出会いから、

PRIDE.1実現までの、

微妙な距離感における濃いつながりが、

完全に前半の肝ではありますよね。

中盤に安生洋二の重い告白、

大部分は安生の引退本で明かされていますが、

ヒットマンとして数日間の出来事…、

これにヒクソンの証言を重ね合わせると、

道場破りの一部始終がかなり明白にされてきます。

そして、そこからは完全にヒクソンが主人公でした。

こんなにヒクソンって饒舌だったんだ…と、

驚きましたが、

ここまでヒクソンのパーソナルな部分が語られるのって、

初めてなんでしょうかね?

これまで私はそういうのに触れる機会もなかったし、

そもそも知ろうとも思わなかった事ですしね。

でもヒクソンの口から語られていく、

実に人間味溢れる言葉の一つ一つには、

初めて私自身、“尊敬”という感情が生まれていました。

ヒクソンが言う「侍」というのも、

決してギミックじゃなかったという事も。

まぁ日本人としての常識が、

グレイシー一族には通用しないという部分も、

いろんな意味で知ってしまったのもありますし。

最後がSHOW氏というのは、

一気に力が抜けてしまったのですが(笑)、

読後、この一冊は購入して良かったと思いました。

プライド表紙
 プライド より

時を遡ること20年前の1997年10月11日、総合格闘技イベント「プライド.1」で実現した「最強プロレスラー」高田延彦対「400戦無敗の男」ヒクソン・グレイシー。日本の総合格闘技の礎を築いたと言っても過言ではないこの世紀の一戦は、いかにして実現し、その舞台裏では何が起こっていたのか。高田延彦、ヒクソン・グレイシー、榊原信行を筆頭とする関係者への延べ50時間以上に渡るロングインタビューをもとに、ノンフィクション作家の金子達仁氏が、その知られざる物語を書籍化。20年の時を経たいま、初めて明らかにされるその真実とは―。


おすすめ致します。

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tag : 高田延彦 ヒクソン・グレイシー 榊原信行 金子達仁

comment

Secret

私も完読しました。

安生の道場での決闘の部分の生々しさに凄いものを感じました。足関節を狙っていたのは、初公開の話かな。知ってる話が大半ですけど未知の話も載っていて、この高田vsヒクソン絡みの書籍を買いまくり読み漁っていた20年前の今頃に戻されましたね。今回の書籍は。散々「横取りしていった」と物申していた前田からのオファーは無かったとか何ヵ月前かに出た「俺たちのプロレス」に書いていたのですがヒクソン側はミーティングで細かくチェックしたのに高田側は深く考えず「倒すか、一本でしょ」との認識だったとか「今日の負けは終わりではなく、スタートで、第一歩」は安生のセリフだったとか新鮮な話が読めました。船木戦は過去に取り上げられた記憶無いから、この試合は誰が何と言おうとスーパーファイトですよね。私もサッカーの予選、これ終わるまで関心持てなかったですね。

関係無いけど私の2017年ベストバウトはオカダvs柴田がブッチギリです。

No title

単純に、スポーツドキュメンタリーとして優秀だなー、と私は思いました。視点がプロレス村の外側からでありながら、ここまで村の内部に対しても理解も敬意もある書き方はあの時泣き虫を書いたこの人にしかできないものかなぁと。日本のプロレスという文化がはじめてそのアイデンティティーを、ほんとうの意味で特にプロレスファンでもなんでもない人達、つまり対世間に主張したあ日。ヒクソン側から見た"泣き虫"の物語も語られなくてはならなかったはずで。


クロンが今後綴っていくべき、単純な血筋をとかを超えた
ほんとうの"リングネーム"にまつわる物語を背負っての生き様、戦い。これこそが、また、もう一丁!!の物語になるかどうか。桜庭が下の世代を育てててそいつがクロンと!!とかならそれこそがロマンの続きとしては出来過ぎでしょうけど。それに期待は・・どうすかね?

とりあえずヒクソンはMMA界に偶然ではない、ガチガチに狙い撃ちの遺伝子は残していて、現代ののPRIDEそのものであるRIZINでその猛威を震わせて居る。そこには既にして最強神話が、ある。

ドラマは出来過ぎちゃうん?くらい出来上がって沸騰して居る。今、進行形でですよ???

なんかアツイもの、もとめられてないですかね??

>aliveさん

安生の道場での決闘の部分の生々しさ…足関節を狙っていたのは、初公開の話かな<発売数日ですので詳細はアレしますが、互いのコメントを照らし合わせると映像観れなくとも全容が見えてきましたね。

高田vsヒクソン絡みの書籍を買いまくり読み漁っていた20年前の今頃に戻されました<そうですね。結局、あの時代から高田、安生、鈴木健氏の言ってる事はぶれていないんですよね。
そして今回、私は初めてヒクソンの言葉に耳を傾けましたが…これで両方向からの言い分が理解出来ました。ヒクソンはライオンであり、侍であったと。

この試合は誰が何と言おうとスーパーファイト<猪木vsアリと、この試合こそが、その名に相応しいと思います。

2017年ベストバウトはオカダvs柴田がブッチギリ<そうですか。東スポでも次点だった様ですね。

>竹中さん

単純に、スポーツドキュメンタリーとして優秀<確かに!! 件の1984U本が「ノンフィクションの皮を被った創作小説」的な結論に達した様ですが、この一冊こそはスポーツドキュメンタリーの名作だと思います。

日本のプロレスという文化がはじめてそのアイデンティティーを、ほんとうの意味で特にプロレスファンでもなんでもない人達、つまり対世間に主張した<泣き虫は当時の私にとって『踏み絵』でした。なんて事してくれたんだ、この門外漢は、と。
しかし時を重ねるにつけ、高田がなぜこの人に自身の半生記を託したのかがわかりました。プロレス関連のライターに共犯者となってもらう気持ちはなかったのでしょう。その期待も出来なかったというか。
金子氏を選んだ事で、自分の言葉をフラットに文字にしてもらおうという覚悟を決めたのでしょう。

クロンが今後綴っていくべき、単純な血筋をとかを超えたほんとうの"リングネーム"にまつわる物語を背負っての生き様、戦い<本当、カルロスとエリオの話からグレイシー一族秘話のくだり…何度も鳥肌立ちましたね。特に命名の秘密。
クロン…もしかして生きる伝説はまだ現在進行形で続いてるのかも知れませんね。

ドラマは出来過ぎちゃうん?くらい出来上がって沸騰して居る。今、進行形でですよ???<そこについては私の場合、変態…を超えた変質者ですので(笑)、クロンの対角線には赤いパンツ以外が見えてこないんですよ…。困ったもんです。

読んじゃいました

我慢できずあっという間に読んじゃいました。

「泣き虫」も当時はいろいろな感情を抱いたものですが、今では愛読書として何回も読み直してしまう自分にとってはドストライクでしたよ。

そうか〜あの時そうだったのか〜とか、週プロでしか得られない情報からあれこれ妄想していた学生時代の鬱憤が少し晴れた気分です。用賀か〜行ってみたいなあとか。

しかし9月のサミットでレガさんにお会いして以来、すっかり高田びいきの自分がいますよ。そんな自分も嫌いじゃ無いんですけどね!!

>てつさん

コメ返遅くなりまして申し訳ございません。

我慢できずあっという間に読んじゃいました<そうですね。確かにこの作品は一気に読み切ってしまう魅力がありました。高田、ヒクソン、バラさん、安生、あるいはエリオや錣山親方…他、様々な登場人物に思いを重ねて読むと非常に味わい深いですね。

「泣き虫」も当時はいろいろな感情を抱いた…今では愛読書として何回も読み直してしまう自分<サッカーとか、数々のスポーツノンフィクションを書き連ねてきた著者だけにプロレスやMMAにたいしても当たり前にノンフィクションのスタンスなんですよね。
柳澤氏の様に自分の都合に合わせて脚色や添削をしたものじゃなく、実にフラットな内容です。

週プロでしか得られない情報からあれこれ妄想していた学生時代の鬱憤が少し晴れた…用賀か〜行ってみたいなあ<20年以上経って、今なお新しい感動があるって素晴らしい世界ですよね。
市屋苑は私も一度行きましたが、普通に美味しいお店でした。

9月のサミットで…お会いして以来、すっかり高田びいきの自分がいますよ。そんな自分も嫌いじゃ無い<あのぅ~、てつさんね、その節はサミット札幌大会にご来場頂きまして、ありがとざいます…(語尾小さくなる)。え~、あのぅ、『男子三日会わざれば括目して見よ』!! これからも紫レガの進化を見届けて下さいます様、宜しくお願いします…(語尾小さくなる)。本年は誠にありがとざいました!!

>レガさん

字面でも笑える物まねって凄いッス!!!ああ、また生でお聞きしたいですう!

>てつさん

ああ、また生でお聞きしたいですう!<あのぅ~、エライ言ってもらっちゃったんだけどね。こちらこそ、てつさんの佐山もお聞きしたいんだよね。…普通でいいんだよ! 普通で!!

ぜひ、また必ず。
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