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闘魂は連鎖している~中編~(2017)

前編からの続きです。

斬り裂く様な一撃で、

エルボー合戦を制した柴田勝頼は、
打ち勝つ!

続けざまオカダ・カズチカの背中へキック。

それも蹴り当てるのではなく、

強烈に打ち抜く蹴り方です。
蹴り抜くサッカーボールキックから、

とにかく柴田…表情がいいですね。

そこから繰り出す技の数々はまた違った側面、

別の引き出しを開けていく訳です。

まずはオカダの長い脚を畳んでの足4の字固め。
柴田は足4の字固め

仕掛けてから微調整を重ねて、

オカダの膝頭が真上を向く様に持っていくという、

説得力十二分の足殺しです。

オカダはここも忍耐強く耐えてからエスケープ。
オカダが何とかエスケープすると、

お次は足を小さく畳んで交差すると、

リバース・インディアンデスロックから後方受け身。
今度はリバース・インディアンデスロック、

オカダの苦悶の声が鳴り響く中、

足を抜かずにそのまま弓矢固め。
さらに弓矢固め

ここで柴田が開けてきた引き出しの名は、

“ストロングスタイル”の中にある“闘魂”という、

最も奥行きの深い引き出しだったのです。

一気にペースを引き寄せた柴田は、

コーナーに追い込んでフロントキックに行きますが、

これを受け止めたオカダは、
串刺しのビッグブーツを受け止めて、

一瞬にして抱え上げると、

踵を返してコーナーポストに柴田を座らせて、
コーナーポストに乗せると、

驚異のドロップキック!!
驚異のバネでドロップキック!!

下から打ち上げるのではなく、

ほぼマットと水平になって放っているんですからね!!

場外転落した柴田を追ったオカダは、

場外フェンスに叩き付けてから、
フェンスに叩き付けて、

走り込んでのビッグブーツでフェンス外に蹴り出し、
走り込んでのビッグブーツ

さらにはフェンスに柴田の両足を乗せたうえで、

荒技DDTを敢行すると、

柴田は前頭部を場外マットに痛打。
フェンスを利したDDTで柴田前頭部痛打!

一足先にリングに戻ったオカダが、

充分に息を整えた頃合で柴田がリングに帰還。
何とかリングに帰還

前頭部を打ちながらも、

後頭部を押さえていますね。

そこに容赦なくオカダはスィンギング・ネックブリーカーから、
オカダはスインギング・ネックブリーカーからの、

そのままDIDで締め上げていきます。

柴田のキャッチスタイルに対し、

敢えてメキシコ流のジャベで対抗する訳ですね。
DIDで柴田たまらずエスケープ

柴田がロープエスケープすれば、

すぐにロープへ走って高速のスライディングキック。
高速の低空ドロップキック炸裂

これもスピードと体重が乗っています。

…とここで館内からはオカダへのブーイング!

オカダはこの表情で何を想う?
ここでオカダにブーイング

特段動じる様子もなく、

オカダは柴田をコーナーに釘付けにしておいて、

頭部にエルボーの連打を見舞っていきます。
オカダのエルボー連打に、

すると猛然と前に出てきたのは柴田の方、

「もっと打ってこい! ここにだよ!」と言わんばかりに、

リングの中央まで場所を移してきます。
柴田は「もっと来い」

オカダのエルボーバットを、

ガン見で受け切っておいて、
柴田は受けておいて、

再び鋭い一発で形勢逆転。
柴田の一発で、

オカダは序盤のリプレイの如く、

膝から崩れ落ちてしまいます。
崩れるオカダ

ここからは柴田独自のムーブが徐々に。

まずはコーナーに叩き付けながらフロントキックをブチ込む、

文字では説明に限界がある技、

“串刺し式クリンチキック”とも形容したくなる攻撃です。
串刺し式クリンチキックから、

さらにエルボーバットとナックルを、

交互にラッシュしていく打撃で尻もちをつかせると、
エルボーとパンチを交互に繰り出して、

対角線一杯に助走距離を取っての、

串刺し式ドロップキック!!
ここで串刺し式のドロップキック敢行!!

これが出れば柴田が主導権を奪ったという証拠です。

さらに場外ではフェンスに叩き付けておいて、

ここでも串刺し式ドロップキック!!
さらに場外でもフェンスに串刺しのドロップキック!!

クッションの利かないフェンスを背に食ったオカダ、

ダメージはこっちの方が深いでしょう。
オカダの目がうつろに

リングに戻ると柴田はカバーの体勢に、

これをオカダはカウント2でキックアウト!
リングに戻ってカバーの体勢はカウント2

一瞬、柴田は「お!?」という表情を見せますが、

すぐに気を引き締めると、

ここで出してきましたコブラツイスト!!
柴田のコブラツイスト!!

私が新日本プロレスを観てきた歴史の中で、

ストロングスタイルの象徴といえばこの技以外ないです。

それはかつて全日系の選手が使った時に、

怒りの感情が湧き出てくる程の絶対的な技でした。

左足のグレープバイン、上半身の捻り具合、

柴田のコブラツイストも素晴らしいですよね。

オカダが何とかロープへエスケープすると、

柴田はボディを膝で蹴り上げます。
ロープブレイクから柴田はボディにニーリフト

そしてロープへ走ると、

オカダは一瞬で体勢を整えて、
ロープに走る柴田を、

ビッグブーツで突進を堰き止めます。
オカダはビッグブーツでせき止めて、

ここからはいつものDDTを軸とした連続技から、
DDTを軸とした一連の連携技

ヘッドスプリングで起き上がってのエルボースマッシュを挟み、

トップロープへ登ると、

すかさず追走してきた柴田。

そこも余裕を持って飛び越えたオカダは、
トップロープに登るオカダめがけ柴田突進も、

さらに突進してきた柴田を受け止めると、

ツームストン・ドライバーの体勢に持っていくも、
着地したオカダは柴田を受け止めてツームストン狙い

柴田はこれを阻止してロープに走る。

この局面をも瞬時に見極めたオカダは、

柴田のタイミングをずらし、抱え上げてのフラップジャック。
カウンターのフラップジャック、

高角度から落とされた柴田を尻目に、

もう一度コーナー最上段へ登っての、

ダイビングエルボードロップ敢行!!
ダイビングエルボードロップからの、

そしてレインメーカーポーズが出ました!!
レインメーカーポーズを決め、

一気に勝負に出るのか?

オカダはバックを取ってのレインメーカー!

これを柴田がダッキングで潜り抜けると、
レインメーカー! は柴田がダッキングから組付き、

オカダの上半身をガッチリ固定して、

武者返し!!
武者返し炸裂!!

これまた体重の乗った強烈な叩き付け方です。

柴田は追撃のエルボーバット、
柴田は鋭角ギリギリのエルボーバット

ならばオカダはエルボースマッシュでカチ上げます。
オカダもエルボースマッシュで返す

対極ながらどっちも強烈なエルボー二態ですね。

ここはオカダに分があったか、

立て続けにリバース・ネックブリーカー。
リバース・ネックブリーカーから、

柴田の全体重が首に乗ってますね。

オカダはもう一度トップロープに登ると、

座り込む柴田に超高角度のミサイルキック!!
高角度のミサイルキックを放ち、

自ら腰をキャンバスに痛打しながらも、

痛烈にヒットさせましたが、

覆い被さらんとしたところで、

柴田は藪の中から飛び出した毒者の如く、

下からのアームロック!!
上になったところで柴田は下からのアームロック!

右肘をジリジリと絞り上げ、

オカダのロープエスケープを誘うと、

先に起き上がった柴田が手招きで、

オカダが立ち上がってくる事を促します。
柴田に闘魂が宿り、

これもかつての金曜8時に観ていた光景ですね。

膝立ちのオカダの右腕に対し、

柴田はフルスイングで蹴りをブチ込みます。
右腕をガンガン蹴り抜くと、

オカダが右腕を押さえながら、

首を垂れて耐え忍んでいると、

柴田は右手に「ハァーッ」と息を吐きかけ、
右手に息を吹きかけて、

真上からオカダの後頭部に一発。
昭和テイスト漂う叩き!

私ら世代が先人から叱られる際、

よくこういう形で拳骨を落とされたもんです。

逆に言うならこれが、

さんざん前哨戦で論争を呼んだ、

“ゆとりいじり(参照:素面のマスカラ・コントラ・マスカラ)”の体現かも知れません。

そうなると黙ってられないのがオカダの気性です。

座り直して胡坐になると、

「そこじゃなくって、ここに打ち込んで来い」と逆挑発。
オカダの怒りにも火がついた

オカダからも少しずつ闘魂が見え始めてきたタイミングで、

いよいよ後編へ続きます。

…以上!!

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tag : オカダ・カズチカ 柴田勝頼 IWGP

comment

Secret

No title

"文字では説明に限界がある技、
“串刺し式クリンチキック”とも形容したくなる攻撃です。">これぞレガ節!!こういう表現力を私も装備したいんですよね。ムツカシイ!

シバティスト界隈にあらためてコチラを紹介しようとしたら既に浸透してるわしてるわで(笑)。
当たり前田のキャプチュードではありますが。

最終章も楽しみにしております♪

No title

オカダが胡座をかいた時は、挑発だと思い「おぉ!」となっていたら蝶野が「オカダは休んで回復する気だから柴田は行かなきゃダメだ」と解説した時は「そうなの〜?」と驚きました。プロには解るんですね。

ライガーのファンの感想みたいな解説もいいですけど蝶野の解説の方がスマートで私には親切でした。

>駒シバさん

これぞレガ節!!<良い方に理解して下さいましてありがとうございます(笑)。
わかり辛さは昭和新日本仕込みという事で仕方ないんです。

シバティスト界隈にあらためてコチラを紹介しようとしたら既に浸透<重ね重ね感謝致します。
理由は多岐につけ、試合出来ない選手や、試合から遠ざかってしまった選手を語り継いでいく事がプロレスファンの務めだと思ったりします。

なんつって偉そうに言ってる場合じゃないですけど(笑)、今日の午後3時過ぎ、NHKラジオに鈴木みのるが出るんですよ。話す内容は盟友の事です。
聴ける方には、ぜひ聴いて頂きたいです。

>aliveさん

オカダが胡座をかいた時は、挑発だと思い「おぉ!」となっていたら蝶野が「オカダは休んで回復する気だから柴田は行かなきゃダメだ」と解説<蝶野の解説は言葉少なに超一流らしい鋭いものがありますよね。
山ちゃんのは周りに気を使い過ぎてる感じがあったり。ミラノは鋭さありますが、たまにチャラける事もあったりして。

やっぱり私らの場合は小鉄さんがベースにありますからね。村松氏の教えじゃないですけど、小鉄さんの解説は『クソ真面目』でしたから。
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紫レガ 

Author:紫レガ 
46歳のプロレス話


「紫レガのブログは少し滑る感じになってるんです。ですから今、スライディングしながらね。下ネタも使ってですね、巧く腕極めましたね」

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