月日が師と弟子を変える~前編~(1989)

1985年末、旧UWFは、

経営難から新日との業務提携に踏切り、

藤原喜明はエース・前田日明と共にヘビー級、
藤原の脇固め

高田伸彦延彦に改名してジュニアヘビーでトップの一角を担いました。
高田と越中

そこから紆余曲折を経て1988年春、

新生としてUWFは再興しましたが、

その中に藤原の姿はありませんでした。
新生UWF旗揚げ

その後、旗揚げから一年の月日を重ね、

藤原は新生Uに合流したのですが、

その時点で師弟の関係(参照:遠慮知らずのリスペクト)は、

大きく変化していたのです。

1989年10.25 札幌中島体育センター

高田延彦vs藤原喜明
の再会は、
高田延彦vs藤原喜明

それを確認した一戦でした。

シングルマッチでは3年半以上ぶりですが、

その間に高田の打撃技術は大幅にレベルアップ。
4年間で数段上達した高田の蹴り

そして何よりも体格差で逆転している事が、

組み合ってハッキリとわかりました。
手繰り合いから首の取り合い、

スタンドの攻防において、

藤原は巧みに高田の右足を刈ってテイクダウン。
藤原が最初にテイクダウン

高田はすぐに起き上がって、

再び手四つから組むと、
手四つから距離を図る両者

懐に入って首投げ一閃。
高田が豪快な首投げ

そのままグラウンドに入り、

高田は腕ひしぎ逆十字狙い、
腕ひしぎ逆十字は、

しかし藤原はガッチリと両手を結んで、

上体を起こすと早くもアキレス腱固め!
藤原がアキレス腱で返す

4年前の高田を苦しめ抜いた技ですが、

高田も上体を起こしてディフェンス。
上体を起こして牽制してから、

藤原は改めて入り直しますが、

高田も同じ技で返して極め合いに。
もう一度入るが高田も極め返す、

そのまま互いに極めきれず、

ロープ際で高田は身体を起こすと、
高田が起き上がって、

離れ際、蹴りに行く牽制をしておいて、
離れ際、

クリーンブレイク。
クリーンブレイク

このやり取りを見て、

私は4年前の関係とは違う事を知らされた思いです。

両足タックルから軽々と持ち上げていくのも高田の方、
高田がタックルから持ち上げるが、

しかし下になりながら、

チキンウィングアームロックを極めていったのは藤原です。
そのまま下になって藤原がチキンウィングアームロックに

高田は回転して脱出を試みますが、

先読みした藤原は足をフックして阻止。
回転しての脱出を試みるも藤原が足をフックして阻止、

ここら辺はさすがですね。

改めてサイドポジションから極めに行きますが、

高田は極めさせません。

というか表情に余裕がうかがえますね。
上になって取り直すが、高田は極めさせず、

結局、高田の方から身体を抜いて、

起き上がって行きますが、
パワーの差で起き上がって脱出

藤原は密着したまま、

サイドからバックに回っていきます。
藤原がバックに回ると、

逆に腕を取る高田、
高田が腕を極めに行く、

そのまま逆転したところで、

さらに藤原が腕を取り返して行きますが、
藤原が極め返すが、

ここも体重差を利して高田がディフェンス。

左足でロックを解除して、
高田がディフェンスして、

サイドポジションから腕を極めに行きます。

これを藤原は下から跳ね除けようとしますが、

やはり体重差か? 高田は微動だにしません。
腕を取り返す、藤原の跳ね除けには微動だにせず、

そのまま腕ひしぎ逆十字に移行、
腕ひしぎ逆十字の仕掛け、

これが藤原には功を奏して、

脱出と同時に膝十字固め。
藤原が膝十字の切り返し

これがガッチリ極まって、

高田がこの試合最初のロープエスケープ。
ファーストエスケープは高田

一瞬の隙を逃さず極めていく、

“関節技の鬼”の面目躍如です。

そして高田はここから戦法を変えていきます。

何発かローキックを打ち、
ローで追い込む、

インローも織り交ぜて藤原の左膝に照準。
さらにインロー

すると藤原はピョンピョンと軽快に跳ね、

「全然効いてないぜ」とアピール。
「効いてないぜ」と藤原は軽いフットワーク

「ならば効くまで蹴ってやる」とばかり、

手四つから強烈な高田のロー。
手四つから強烈なロー

この展開を嫌った藤原は腰投げから、
藤原の腰投げ、

再び腕を狙いに行きますが、

かいな力で高田は絶対に取らせません。
かいな力で極めさせない高田、

藤原はポジションを変えて、

袈裟固めで一拍置きます。
藤原は袈裟固めで一拍置き、

高田が返したところで、
高田が返しに行った瞬間、

これを待っていた藤原は下からのアームバー。
腕を極めに行く

そこを焦らず高田は、

腕ひしぎ逆十字に切り返すと、
高田が腕ひしぎ逆十字で切り返すと、

藤原がエスケープ!!
藤原がエスケープ!

当ブログご常連のBPHさんのコメントで以前、

高田がグランドで藤原さんを圧倒しているように見えました。高田が逆十字取りかけて藤原さんがロープエスケープする珍しいシーンもありました。私は大の藤原組長ファンなので藤原さんの方が強いと思いたかったのですが無理でした。


というのがありましたが、この場面でしょうかね?

実際に私はこの試合、会場で観ていましたが、

全くそんな記憶がなかったんですよ。

当時は“藤原の関節地獄を高田が何とか凌いで”…みたいな。

でもBPHさんのコメント読んでから改めて観ると、

この時点で立ち技も寝技も高田が押してる印象なんです。

むしろ余裕すら感じます。

私の場合、高田寄りの部分はありますけどね。

徐々に高田のローを嫌がり始めた藤原は、
手四つからローキック、

思わずミドルキックで打ち返しますが、
藤原もミドルで返すが、

レガース無装着の為、レフェリーから注意が入ります。
ここはレフェリーの注意が入る

再び手繰り合いから、

手四つになったところで前編を閉じますが、
再び手繰り合いから、

とにかくこの試合の展開、

後編も面白いですよ。

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tag : 高田延彦 藤原喜明

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No title

新生UWF時代の高田は凄い体してますよね。小橋みたいにゴツイです。

>BPHさん

新生UWF時代の高田は凄い体…小橋みたいにゴツイ<よく「ジャミラ」って言われてましたね(笑)。最盛期で110キロ以上はあったでしょうね。
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