至近距離からの証言を元に

未だに総括出来ずにいる田村vs桜庭の検証作業。

いよいよもって佳境(?)に入ってきました。

再度、格通からです。

格闘技通信 2009年 03月号 [雑誌]格闘技通信 2009年 03月号 [雑誌]
(2009/01/23)



田村快勝劇の最大の功労者といってもいい、立嶋篤史氏の手記にいろいろと複雑な思いを持ちました。

 格闘技通信 3月号 より
特別手記 立嶋篤史が綴る「控室の田村潔司」

やることがなくなって暇な時間帯に入った。田村潔司も似たような感覚だったのだろう。緊張を高めるにはまだ早いその時間、リラックスをする時間を持て余す。彼はテレビに近づいて、局関係者が周囲にいないかどうか見渡して確認をする。そして、テレビのチャンネルを場内のモニターから裏番組に換えた。その際、彼はやってはいけないことをわかっているのに、耐えられなくて、ついイタズラしてしまう中学生のようだった。


武さんはすでに書かれてましたが、『ガキ使』ですね(笑)

田村らしいといえば田村らしい場面です。

そしてバンデージを巻いた。彼は今まで拳にバンデージを巻かなかった。練習の際も、試合の際も巻かない。掴みづらいからという、そこに首は突っこまなかった。でも今回、11月から練習前にバンデージとテーピングを拳に巻いた。(略)これで、より強く、より思いきり殴れる。


ちょっとだけ寂しい気持ちもありますが、せっかくの持ち味であるパンチ…特に左フックの威力は元々凄まじいものがありますんで、宝の持ち腐れとならぬようしっかりバンデージを巻いて臨んでもらいたいです。

田村の左ストレート

クラッチをしっかり握れる程度には遊びを入れて欲しいですけど、

その辺はこれから試行錯誤して、理想的な巻き方を見つけてくれるのでしょう。

桜庭選手が駄目だったのではない。もちろん、怪我による準備不足もあったのかもしれない。でも、全ての疲労は田村潔司の蹴りを意識しすぎて後手になってしまったところにある気がする。もしかしたらスロースターターの田村潔司が立ち上がりから仕掛けてくるとは思っていなかったかもしれない。後手に回ると打ち疲れ、打たれ疲れの他にプレッシャーによる精神的な疲れが重なる。そうなると、必要以上に疲れてしまう。それだけ今回の田村潔司がよかったということではないだろうか。


みっちりと打撃特訓積んできて、その成果が丸ごと表れたんですね。

こうなる事が遅かったのかも知れませんが、逆に言えば、まだまだこれから田村は進化していくということの裏返しです。

まだまだいい試合を見せてもらいましょう。

本来持っている“強さ”を見せてもらいましょう。

もう少しローにこだわれば倒せただろうし、レガースをつけていなければ2R中盤に倒せただろう。けれど、僕は満足だった。


キックの専門家から見れば勿体ない部分だったのでしょう。

でも“プロフェッショナル・レスラー”の田村にはそれ以上に大切なこだわりがあった。

そして、そのこだわりを理解する立嶋氏。

今後の二人に必要以上の期待を込めずにいられません。

田村はここまでして練習を積み、セコンドを固めて大一番に臨みました。

一方の桜庭

秋山戦の当時にも書き綴りましたが、このセコンド陣をずっと継続していくのでしょうか。

試合直前の桜庭は自然体?それとも…

下柳じゃ駄目だということではありません。

桜庭がリラックスして試合に臨む手段としては。

でも、桜庭に的確な指示を瞬時に出せて、一緒に闘える人間が傍に付いてるとは今の状況では思えません。
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tag : 田村潔司 桜庭和志 立嶋篤史 格闘技通信

comment

Secret

No title

おはようございます。
立嶋さんは、息子さんを養う為に仕事をいくつも掛け持ちしてキックのジムまで開いて、それだけでも凄く大変だなぁと思うのに、自分と息子の時間を割いてまで田村の指導に当たってくれて・・・。
桜庭戦は、私も立嶋さんが最大の功労者だと思います。立嶋さんには感謝しています。
今回の手記を本屋で立ち読みしていて、今にも涙が溢れ出そうになりました。この手記を残しておきたいと、何年かぶりに格通を購入してしまいました(汗)。
勢いでゴン格も何年かぶりに購入したのですが、中村大介のインタビューで、紫レガさんのブログタイトルにもあります“腕ひしぎ逆”ってところの拘りが面白かったです!!!

No title

レガさん
私のブログに鈴木健と名乗る男から挑戦がきました
46,187人

41,087人
なんですけどね
これ46187は神宮のベイダー戦なんですよ。確か
41087って何ですか??

>武さん

こんばんわ。お疲れ様です。

本当に田村が勝つ最短距離への指導をしたわけですよね。
間違いなく最大の功労者…というか立役者ですね。
キックジムはまだやってるんですか? 前号の格通読んで知りましたけど、アリエフ・マックモドのジムらしいですね。
というよりもマックモドって日本に永住してるんでしょうか?????

立嶋って90年代の全日本キックの不動のエースですよね。
日本初の年俸契約とか、村濱や前田を尻目に現在のK-1MAXの前身であるフェザー級トーナメントの出場を拒否したり(確か「肘のない競技はキックボクシングじゃない」みたいなコメントしてましたね)
本当にカリスマでしたよ。頑固な。

武さんのコメント読んで、中村インタビューも読んできました。
「腕ひしぎ“逆”十字」とか「レガース付けたら無敗」とか、余計なことにこだわる姿勢がいいですよね。
昨今のスパッツ問題だって、バックボーンである競技の試合着であれば、極力認可されるべきですよ。
そこは“総合”格闘技なんですから。

>Fさん

鈴木健氏…どっちのほうですか?

市屋苑マスターですか? 週プロの方ですか?

ちなみに神宮球場の観客動員数。

1993年12.5 高田vsベイダーが 4万6187人

1996年9.11 高田vs天龍が 4万1087人

です。

立嶋さんのファンとしては、他から批判されても貫くこだわり方とか、田村さんもそうですが、桜庭さん寄りな気がするんですよね…なんとなく。
田村さんへの不満も立嶋さんは、理解出来る様に感じるんで…立嶋・桜庭選手対談企画やらないかなぁ、なんて思います。

>やっちゃんさん

立嶋さんのファンとして<そうでしたか。
K-1しか注目されなかった時代に思いっきり背を向けてましたもんね。

立嶋・桜庭選手対談企画<立嶋氏自身は桜庭にも敬意を表わしてる感じもします。
面白そうですね。
それとは別なんですが、せっかくK-1と深い付き合いしてるんだから、桜庭も打撃コーチ迎えたらどうでしょうね。今更と言う事はないと思いますが。
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