回帰戦~前編~(1996)

8月、遂にリング復帰を果たす垣原賢人(参照:必聴&必読)。

その対角線には“関節技の鬼”藤原喜明が立つ訳ですが、

スパーリング形式のルールとはいえ、

実に21年越しのリマッチでもあります。

初対決は藤原は藤波辰爾をパートナーに、
藤波辰爾、藤原喜明組

垣原は高田延彦と組んでのタッグマッチ。
高田延彦、垣原賢人組

1996年6.26 名古屋レインボーホール

高田延彦、垣原賢人vs藤波辰爾、藤原喜明
を振り返りましょう。
高田、垣原vs藤波、藤原

当初、この試合のメインテーマは高田と藤波、

8年ぶりの遭遇という事で先発もその二人。

牽制程度の高田の右ローキックを、
高田のローを、

キャッチした藤波がいきなりのドラゴンスクリュー。
いきなりドラゴンスクリュー

そこからやや強引ながらも足4の字とつなぎ、

高田は即座にロープエスケープ。
やや強引な足4の字に高田はロープへ

開始早々、心理的な揺さぶりを食らった高田は、

ブレークと同時に垣原と交代しました。
垣原へ交代

垣原は飛び込みざまに左ハイキック。
思い切って蹴っていく垣原

そこからコンビネーションを使っていきますが、

かつて前田日明の重爆キックを受け切った藤波は、

すんなりと受け止めてテイクダウン、

藤原へつなぎます。
蹴り足を捕えてテイクダウンから藤原につなぐ

垣原は仕切り直して蹴りに行きますが、

藤原の場合はしっかりと技術で防御、
藤原はしっかりカット

組みつくとバックドロップ…これは珍しいですね。
珍しい藤原のバックドロップ

そのまま袈裟固めからアームロックに入りますが、

垣原は体を入れ替えて腕十字へ。
垣原は腕十字で切り返し、

藤原も簡単に極めさせず、

逆に切り返してのアキレス腱固め、それもスタンディング式。
藤原がアキレスで返す、

足関節なら垣原も負けておりません、

得意の膝十字に入りますが、
垣原が膝十字の仕掛け、

そのまま互いに取り合いとなり、

結局は藤原がトウホールドで極め勝ち。
藤原のトウホールドに垣原はエスケープ

ここら辺りは一日の長、寝技に費やしてきた時間の差でしょうか。

勢いついた藤原は一転してローキックを放つと、
藤原のローに、

垣原も即座に鋭い左ハイキック!

しかし藤原これもしっかりブロックです。
垣原は左ハイもブロック

ここで垣原は高田に交代、

ロープを潜るとすぐに右ローキック!
代わった高田のローはクリーンヒット

これはガードが間に合わずクリーンヒット。

藤原はすぐに胴タックルからコーナーに押し込むと、

得意のオープンナックル一発!
コーナーに詰めて藤原のオープンナックルに、

これには一瞬にして高田の表情が変わります。
高田はこの表情、

一方の藤原はニヤリと笑いながら、

スカす様に藤波に交代。
藤原はニヤリと笑って藤波にスイッチ

野毛の道場におけるスパーリングの様な展開から、

鋭い高田のインロー、
高田のインロー

立て続けにローが入りますが、

3発目をキャッチした藤波がもう一度グラウンドへ、
右の蹴りは藤波がキャッチ

そこを脱した高田はもう一度、強烈なローから入りますが、
かまわず高田は右ロー

藤波は首を取るとブレーンバスター敢行。
藤波はブレーンバスター

続いてタッチした藤原はダブルアーム・スープレックス。
代わった藤原は人間風車

大技の競演に歓声が上がりますが、

高田はサッと背を向けてタッチ。

垣原が出端に放ったカカト落としは、

藤原の右顔面に直撃!!
垣原のカカト落としがモロ顔面に!!

そのままダウンすると、

右目付近をしきりに気にします。
右目付近を押さえる藤原

そしてスクッと起き上がったところへ、

構わず垣原の追撃が始まります。
かまわず蹴りに行く垣原

藤原の顔面がみるみる腫れ上がっていく中、
右目下が腫れ上がる藤原

バランスを崩した垣原が倒れ込むと、

そのまま上になった藤原は拳を固め、
ブチ切れたか藤原、

躊躇なく垣原の顔面に鉄拳一発! 二発!! 三発!!…、
顎目掛けてパウンド!!

 真夜中のハーリー&レイス より
6/11vs垣原賢人(延長戦) ※ Podcastです。

垣原
「組長にカカト落としやったら、それが見事に顔面に入って、組長の顔が“お岩さん”みたいになった訳ですよ。『あちゃー』と思って、そのあとマウント状態になったら、まさかまさかの鉄拳が。上からパンチが、あのー…顎にグーで。(略)だからそのー、その試合後の打ち上げの焼肉屋で焼肉食べれなかったですもん、本当に。柔らかい物しか…レバ刺しくらいしか(笑)」


偶然のアクシデントとはいえ、

一線超えてきたら即座に制裁を食らわす。

それが昭和のレスラーの凄みであり、

まして藤原となれば7割増しくらいのインパクトなのでしょう。

逆片エビ固めの角度も厳しい。
久々の逆片エビ固め

スイッチした藤波も“なめんじゃねーぞ”と言わんばかりに、

ガッチリとスリーパーに捕えたまま引きずり起こします。
藤波も厳しいスリーパー

もう一度交代した藤原のオープンナックル気味の一発に、
ひたすら殴る藤原

そのままチョーク攻撃を受けた垣原は、

たまらず場外に降りて一呼吸。
垣原たまらず場外エスケープ

しかしこれで藤原の気持ちが治まるはずもありません。

後編につづけます。

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tag : 高田延彦 垣原賢人 藤波辰爾 藤原喜明

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No title

続き楽しみです!
結果を知ってても次の展開がゾクゾクするような試合‥‥。
読ませる文章が上手いのもありますが、やはり昭和新日道場で仕込まれた選手が3人も集まればこういったスゲェ闘いがそこに見られますね。

>風天のヒロさん

結果を知ってても次の展開がゾクゾクするような試合<確かに。そういった試合が年々減っている寂しさもありつつ。

読ませる文章<本当に文才がなくってお恥ずかしい限りですが、つたない文章だけに画像が引き立つという事でご容赦願います。

昭和新日道場で仕込まれた選手が3人も集まれば<とにかくなめられないというのが猪木イズムであり、ひいてはゴッチイズムという事なのでしょう。
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