破壊王まかりとおる!~前編~(1993)

さあて、“雪の札幌”回顧録もこれが最後。

会場で観て血中濃度が急上昇した試合、

1993年2.5 札幌中島体育センター

武藤敬司、橋本真也、野上彰vs天龍源一郎、阿修羅・原、石川敬士
です。
雪の札幌橋本天龍初遭遇1

前年秋からWARを率いて、
雪の札幌橋本天龍初遭遇2

天龍源一郎が新日に殴り込み敢行。
雪の札幌橋本天龍初遭遇3

1.4ドームで宿敵の長州力を撃破し、

さらにアントニオ猪木との頂上決戦(参照:つないでいくもの~前編~同~中編~同~後編~)も確約しました。

この流れを面白く思わないのが、

団体のトップを固めつつあった闘魂三銃士の三人、

特に“破壊王”橋本真也は、
雪の札幌橋本天龍初遭遇4

長年掲げて来た『打倒鶴田』『打倒天龍』『打倒前田』の一角である天龍の出現に、

コンディションの悪さをものともせず、

一直線に向かっていった訳です。

私自身ももう一度、

あの日の客席に座ってみます。

実はこの日、橋本だけではなく、

武藤敬司も天龍との初遭遇でした。
雪の札幌橋本天龍初遭遇5武藤

しかもこの時期の武藤は、

グレート・ムタとしてIWGP王者に君臨していましたので、

スランプ気味の橋本よりも注目されてしかるべきでした。

しかしながらハイテンションの橋本を前にしては、
雪の札幌橋本天龍初遭遇6

先発も譲らざるを得ません。

これに応える天龍の男意気も素晴らしい。
雪の札幌橋本天龍初遭遇7

橋本はいきなりの右ハイキック。
雪の札幌橋本天龍初遭遇8

これをステップバックしてかわした天龍、

2度ロックアップに入らんとしますが、

橋本は付き合いません。
雪の札幌橋本天龍初遭遇9

ここら辺が猪木の直系たるゆえんか。

逆に左ミドルキックの連打から、
雪の札幌橋本天龍初遭遇10

ロープに走ってのラウンディング・ニールキック!!
雪の札幌橋本天龍初遭遇11

さらに起き上がりざま右ハイキック炸裂!!
雪の札幌橋本天龍初遭遇12

このいきなりのラッシュに天龍ダウン!

それと同時に両軍リングインで一触即発!!
雪の札幌橋本天龍初遭遇13

それでも橋本の視線はあくまで天龍一直線です。
雪の札幌橋本天龍初遭遇14

ゆっくり起き上がる天龍を、

控えの石川敬士が制していきますが、
雪の札幌橋本天龍初遭遇15

猛然と橋本が前蹴りで突っ込んで行きます。
雪の札幌橋本天龍初遭遇16

結局ダメージが大きい天龍は、

石川に交代しました。
雪の札幌橋本天龍初遭遇17

橋本も憮然としながら野上彰にスイッチ。
雪の札幌橋本天龍初遭遇18

石川のショルダータックルは迫力満点です。
雪の札幌橋本天龍初遭遇19

クイックタッチで阿修羅・原へつなぎますが、

野上だって負けていません、

コーナーへの串刺しドロップキック。
雪の札幌橋本天龍初遭遇20

そして大声援の中で武藤がリングイン、
雪の札幌橋本天龍初遭遇21

コブラツイストに行きますが、

阿修羅は難なく腰投げでクリア。
雪の札幌橋本天龍初遭遇22

投げられた武藤はスクッと立ち上がると同時に、

相手側コーナーの天龍にエルボーアタック!
雪の札幌橋本天龍初遭遇23

虚を突かれた天龍はこの表情です。
雪の札幌橋本天龍初遭遇24

一方の武藤は「してやったり」か?
雪の札幌橋本天龍初遭遇25

「アンタの首狙ってんのは橋本だけじゃないんだぜ」といったところでしょうか。

これで天龍にも火が点きました。

龍原砲連係によるサンドイッチ・ラリアート!!
雪の札幌橋本天龍初遭遇26

矢継ぎ早に延髄斬り!!
雪の札幌橋本天龍初遭遇27

一気にブレーンバスター! …は武藤が空中で切り返して、
雪の札幌橋本天龍初遭遇28

意表を突いたスクールボーイでカウント2。
雪の札幌橋本天龍初遭遇29

天龍はキックアウトしましたが動揺も窺えます。

そこを見越したうえで武藤は橋本にタッチ。
雪の札幌橋本天龍初遭遇30

橋本は一直線に向かうと、

再びミドルキックの連打でロープ際に詰め、
雪の札幌橋本天龍初遭遇31

反対側ロープに全速力で走ると、

ラウンディング・ニールキック! …はダッキングされ自爆。
雪の札幌橋本天龍初遭遇32

だが間髪入れず後方から武藤が、

豪快なフェースクラッシャーで天龍の顔面を叩き付け、
雪の札幌橋本天龍初遭遇33

フラッシング・エルボーをぶち込むと、
雪の札幌橋本天龍初遭遇34

野上もリングインして、

三人でかわるがわるエルボードロップ連続投下。
雪の札幌橋本天龍初遭遇35

さらにストンピングも三人掛かりで見舞って行きます。

橋本の勢いに負けじと武藤も野上も、

天龍の分厚い胸板にガンガンぶち込むのです。

会場も9割以上が新日ファン!!

体育館の古い天井が、

割れてしまうんじゃないかという程の大歓声の中、

後編へ続けましょう。

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tag : 武藤敬司 橋本真也 野上彰 天龍源一郎 阿修羅・原 石川敬士 WAR

comment

Secret

こんばんは!

いましたいました僕も中島に(≧∇≦)

野上彰がドロップキックか何かを決めて

オーバーアクションでの指を指すポーズで

会場が割れんばかりの大爆発でしたよね!!

当時は何枚も落ちると思われていた野上彰が

あの一発でまさかの主役を掻っさらいましたよね

あの時の会場の一体感忘れられないです

UWF新日Uターン時の上田大会での

6人タッグの越中詩郎の時と同じ

伏兵が主役を喰うってこの試合が代表例ですよね

プロレスは油断しているとコレがあるんで

面白いんですよね〜

後編も楽しみにしております!!

No title

これ、橋本いいとこ全部かっさらいましたよね。

大方は、武藤VS天龍の絡みに目が向き選手紹介の時も反応が鈍かったのに「天龍、出て来い!!」と指差したら空気が変わり大橋本コールが起きて直前で主役交代みたいな。

珍しく右ハイまで出していて。ここまで「俺が、俺が」とやる位が一般人なら迷惑ですけどプロレスラーは、魅力的ですよね。

この試合は、新日本側の選手のセンスが良かったと思います。今思うと。もしジョージがいたら、ぐちゃぐちゃで、なんだかなぁとなっていた気がしますね。

>ヨンペイさん

こんばんわ。
オペ、お疲れ様でした!

いましたいました僕も中島に<ここでも同じ空間にいたんですね~。

会場が割れんばかりの大爆発…当時は何枚も落ちると思われていた野上彰が…まさかの主役を掻っさらいました<あぁ、ヨンペイさんのコメント読ませて頂き、プロレスって本当に奥深いなぁと思いました。
あの試合、確かに野上が弾けたんですけど、主役を持って行ったまでの記憶はなかったんですよ。でも違う角度から観てた方には、あの野上の姿がハイライトだったと。
今の配役がしっかり整ったプロレスも良いんでしょうけど、隙あらば美味しい所をかっさらうというプロレスの醍醐味も忘れられませんね。

UWF新日Uターン時の上田大会での6人タッグの越中詩郎<意外性ってにもプロレスラーにとっちゃ大きな武器ですよね。
勝ち負け以上にインパクトってのが重要なのは猪木も長州も異口同音に語っていましたよね。

プロレスは油断しているとコレがあるんで面白い<明日もそれが観られると良いんですけど。

そしてアフター宜しくお願いします!!

あ、まずはお大事になさって下さいね。

>aliveさん

橋本いいとこ全部かっさらいました<これ狙っていたんでしょうけど、思っていた以上にぶち込んでいったんですよね。

「天龍、出て来い!!」と指差したら空気が変わり大橋本コールが起きて直前で主役交代<そこがライブ感でしょうね。橋本がいくら騒いだところで会場の声が「武藤出せ!」だったら成立しないんですから。

ここまで「俺が、俺が」とやる位が一般人なら迷惑ですけどプロレスラーは、魅力的<橋本のジャイアン性は今思うと貴重でした。
それが自然に成立したというのが他のレスラーとは異なる橋本の魅力だったんでしょうね。

もしジョージがいたら、ぐちゃぐちゃで、なんだかなぁと<それはそれでいいんでしょうけどね(笑)。

aliveさん、メールのご返事…いかがでしょうか?
紫レガとは?

紫レガ 

Author:紫レガ 
44歳のプロレス話


待て待て待て待て!! 読め!! 俺の記事をこの野郎!! 待て貴様ぁ!!

どーですかぁーーーー!!

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