スキャンダルと男のけじめ(1986)

あれは突然の出来事でした。

“燃える闘魂”アントニオ猪木が突然の丸坊主!!

曰く「男のけじめ」
1986年の猪木スキャンダル1

何に対する「けじめ」かと言うと、

答えは当時の有名写真週刊誌『FOCUS』の、
1986年の猪木スキャンダル2

トップ記事となったこのスキャンダル。

アントニオ猪木「密会」の夜—六本木ホステスと“熱愛タッグ・マッチ”!?
1986年の猪木スキャンダル3

この当時、猪木は倍賞美津子夫人との関係が、

いろいろと取り沙汰されていた頃でした。

さらに時期は『86IWGP』開幕直後、

今で言うところの『G1クライマックス』ですね。
1986年の猪木スキャンダル6

この記事が出た直後、

猪木はすぐに頭を丸めた訳ですが、

そこに屁理屈はございません。
1986年の猪木スキャンダル5

 週刊プロレス No.147 より

猪木
「いや、夜遊びが過ぎてね(笑)。実は、フォーカスにやられてね。それで男のけじめをつけたわけ。やましいところはないんだけど、周りの人に迷惑をかけることになるからね。
(略)これを機に、心機一転ですよ。IWGPは必ず勝ちます。男のけじめ、です」


気持ちいいですね、はい。

男として恥じかいたのを逆利用して、

リーグ戦に臨むエネルギーに変えてしまえ、という。

すかさず追随する破壊王も最高ですが、
1986年の猪木スキャンダル4

こっちは違う理由でけじめつけさせられた説もありますね(笑)。

しかし、“けじめ”の後には“禊ぎ”も待っていました。

1986年5.30 広島県立体育館

86IWGP Aリーグ公式戦

アントニオ猪木vs坂口征二

1986.5.30猪木vs坂口1

猪木はこの日が、

テレビにおける坊主頭初披露でした。
1986.5.30猪木vs坂口2

1974年から始まった実に10度目のシングル対決も、

一進一退の攻防から、
1986.5.30猪木vs坂口7

最後はヘッドロックに来た猪木を、

坂口征二は高々と抱え上げて、
1986.5.30猪木vs坂口3

得意のアトミックドロップに行くか? と思わせておいての、

トップロープへの股間痛打!!
1986.5.30猪木vs坂口4

これには猪木も場外に転落したまま、

ただただ悶絶。
1986.5.30猪木vs坂口5

そのまま場外カウント20が数えられて、

遂に坂口が12年越しの初勝利を挙げました。
1986.5.30猪木vs坂口6

スキャンダル直後、股間に制裁を加えるという…実に深いですね。

しかしながら、これで憑き物が落ちたか、

そこから猪木の快進撃が始まります。

6.12 大阪城ホールでのvs藤原喜明では、

久々に完璧なジャーマンを決めて完勝。
1986.6.12猪木vs藤原

そして迎えた天王山、

6.17 愛知県体育館vsアンドレ・ザ・ジャイアントで、
1986.6.17猪木vsアンドレ1

苦戦を強いられながらも、
1986.6.17猪木vsアンドレ2

攻撃の的を左腕一本に絞り、
1986.6.17猪木vsアンドレ3

最後は腕固めで“世界初”のギブアップ勝ち!!
1986.6.17猪木vsアンドレ4

Aリーグ独走で優勝戦に進出しました。

最後に待っていたのが“狂犬”ディック・マードック
1986.6.19猪木vsマードック1

藤波辰巳前田日明を蹴落としてBリーグ代表を掴みました。

猪木は“修行僧”よろしくリングイン、
1986.6.19猪木vsマードック2

1986年6.19 両国国技館

86IWGP優勝決定戦

アントニオ猪木vsディック・マードック
です。
1986.6.19猪木vsマードック3

この試合、いつになくシリアスなマードックが主導権を握りますが、

最後は傷つきながら決死の人間橋!!
1986.6.19猪木vsマードック4

…は大きく崩れてマードックの全体重が猪木の顔面に!!

さらにはヘタクソなレフェリーのカウントに場内は騒然。

結局、仕切り直しの様な形で決まった猪木の延髄斬りで、
1986.6.19猪木vsマードック5

改めてカウント3が入ると、

猪木はボロボロの身体で呆然と勝ち名乗りを受け、
1986.6.19猪木vsマードック6

最後はIWGPのベルトを腰に巻きました。
1986.6.19猪木vsマードック7

颯爽と、などとても言えない泥臭い勝利でしたが、

猪木は試合内容に関しても、スキャンダルについても、

絶対にファンに謝罪する様な安売りはしませんでした。

そこに一つの美学があるからです。

 FOCUS 1986年5月30日号 より

猪木
「俺は俺の顔があるんだ。俺もかっこいい人間じゃない、汚いとこもある。だけど、今夜のことは自分の線の中で俺は、自分で恥じることは何もないんだよ」


…いやね、猪木信者の諸先輩方からしてみれば、

「一緒にすんな!」って叱られるかも知れませんけどね。



しっかし、

バクロって怖いですな。

たしかに硬派なイメージと真逆のアレには驚きましたけど。

かつてこんな事あったかな? メインエベンターという意味でね。

…つーか謝罪すべきは相手は、

ヨメさんだけでしょ!!

りゆうはどうあれ一番傷ついてるのはご家族です。

これから本人にペナルティはあると思います。

ん~…仕方ないでしょ、そりゃ人気商売だけに。

なんかつくづく嫌な時代ですね、

こういうアレって昔は秘するのが華だった訳で。

というか今、37歳?

“にじゅうだい”の頃とは違う形で“さんじゅうだい後半”って、

まものが憑いた様に精力が湧くんですよね(笑)。

けれど大概、我々一般人は簡単にオネーチャンが寄って来る訳もなく、

ルルルルゥ~♪って自己処理で済ます訳で…って、

なぁーにを言わせるんですかーー! 恥ずかしいーー!!(赤面)



猪木詩集「馬鹿になれ」表紙
 猪木詩集「馬鹿になれ」 より

馬鹿になれ

とことん馬鹿になれ

恥をかけ

とことん恥をかけ

かいてかいて恥かいて

裸になったら

見えてくる

本当の自分が

見えてくる

本当の自分も

笑ってた……

それくらい

馬鹿になれ



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tag : アントニオ猪木 アンドレ・ザ・ジャイアント ディック・マードック 坂口征二 藤原喜明 橋本真也 柴田勝頼

comment

Secret

No title

リング上での熱く硬派な戦いをしてると、どうしても、リング外でも同じ姿を投影してしまうんでしょうね〜。不倫はともかく、ファンの思いに対して不誠実な態度をとられると、応援する方も気持ちが萎えてしまいますよね。
やはり、なんらかのペナルティキックが、あ、ペナルティが課されるのでしょうか?

正直、スケールがね…(๑-﹏-๑)

一緒にすんなよ!
(ノ`Д´)ノ彡┻━┻ ゴラァ〜

ま〜諸先輩方からは、そうお叱りを受けてもしょうが無いですかね?


狂犬のブロガーの方も猪木の丸坊主写真載せてたりしてたので、何が有ったのかしら? なんて思ってたら、またタイチみたいな事になってたんですね。

時代が変わった。世知辛い世の中になった。昔のレスラーはこんな事は大した事なかったのなんのと言ってね、猪木の丸坊主の写真載せて、ま〜比較しますけど…


今回一番残念に思ったのは、随分と安っぽい女に入れ上げてんな〜と…


ま〜時代が違うのでしょうが無いでしょうが、今どきのレスラーは女遊びのスケールもショボいなってのがね。



新日も慌ててオカダの熱愛報道出して、話題を逸らそうとする所が笑えますが、こっちは美人女子アナで、少し夢のある話になってるのが救われますね。


アッチの女性のツイッターは消されていたので、金で黙らせたんでしょうね。会社的には、このまま無かったことにするのかな?


昔柴田が、おもちゃのナイフで背中を刺して、重苦しい雰囲気を笑いのネタに転換しようとしてましたが、今度はあの時のお返しで棚橋が顔面騎乗で攻め立てる。ってオチで如何でしょうかね?




そんな事より気になったのは、KAMINOGEの井上編集長に裏切られ、今度は私に裏切られるみたいなつぶやきの部分なんですよ、山本君も歴代のプロレス雑誌編集長のように相当ブラックな人だったんですかね?

柴田との間に何が有ったのか?

お姉ちゃんとのプレーなんかより、そっちの方が気になってしょうが無いです。




男のけじめヘアー、戦う修行僧か!?

どーもレガさん(^^)

猪木の坊主姿、お初は茨城県の日立池の川中央体育館なんですね~。ここは日立市民運動公園内にある体育館なのですが、現在は日立池の川という名称ではありません。東日本大震災では相当な被害を受け長い間補修工事(ほぼ建て直し)をしておりましたが、今月21日より日立市池の川さくらアリーナとして新たに始まるそうです。このあたりはボクが新卒で入社したときの会社の本社の近くだったので自分的にはいろいろ思い出しますね~。フレッシュだったよなぁ・・・

って無関係!!

猪木の坊主、なつかしいですね!このときはフォーカスにやられて・・・実際は避難されちゃうような問題ですが、猪木のカリスマも手伝って気にされないどころか、逆に猪木は若返って見えてよかったですよね(^^)

世間的には避難されちゃうような問題ですが、かつてのレスラーのバロメーターといえば女性でしたもんね。あのレスラーも今後がどうかですよね(^^)

何が一番悲しいかと言うと……

柴田勝頼を信じている人間があまりにも少ないということです。
昨年、粉骨砕身で獅子奮迅の活躍をしたと思ったのですが、まだまだ伝わってなかった、まだまだ足りなかったということなのでしょう。
IWGPは遠いぞ……、と。

もちろん火の無い所に煙は立たないということもわかります。
ですが、なぜあんなツイートの方をみな信じてしまうのか?
あまりにも脳が「現代」に毒されてんじゃないの?とさらに悲しくなります。
センテンススプリングピーポー!

「そんなことがあっても柴田が熱い試合をすることに変わりはないぞ!」とか言うファンも悲しいですよ。
結局、信じてないわけですからね。

まあ、アントンの坊主頭含めネタブログ書いた私も大概ですが、「ムッフフフ」でいいんじゃないのというメッセージということで。

とにかく悲しいですね。
まあ、シロだったら大笑いしてやるつもりです。

>katsumさん

不倫はともかく、ファンの思いに対して不誠実な態度をとられると、応援する方も気持ちが萎えてしまいます<むしろそっちですよね。私も問題はそっちだと思うんです。
本当かどうかは別として、ファンを欺く態度を公表されたのは一番のペナルティでしょう。嘘だとしても、照れ隠しだとしても、人気商売である以上、あれこそが一番の問題です。この場合、キャラは関係なく。

なんらかのペナルティキックが、あ、ペナルティが課されるのでしょうか?<SNSやネット環境を多いに扱う社風ゆえに今回の一連の流れは無視出来るはずもないし、削除(閉鎖?)までは行きましたが、これで解決しました…というのはちょっと違和感ありますね。

>アステさん

(ノ`Д´)ノ彡┻━┻ ゴラァ〜<ひぇー!ごめんなさ~い!(;´Д`)

何が有ったのかしら? なんて思ってたら、またタイチみたいな事になってた<あの時はどういう形で終息したんでしたっけ? 謹慎処分でしたか?

今回一番残念に思ったのは、随分と安っぽい女に入れ上げてんな〜と<そこも確かに…プ女子って言葉が作られましたけど、彼女らは大概、演者としてのプロレスラーを応援したり、自身を反映したり、健全な観方がほとんどなんですね。グルービーみたいな層は減ったのかも知れません。
だからかどうか知りませんが、レスラー側もそういう免疫が消えてうかつになっちゃってるんですかね?
だって記事の猪木だってFOCUSには『六本木某店ナンバー1ホステス』って書かれてるし、破壊王だってのちに銀座のナンバー1(?)をゲットしてますからね。

新日も慌ててオカダの熱愛報道出して、話題を逸らそうと<たまたまなのか? 意図的なのか? はアレですが、火消しの一端にはなったかも知れませんね。ハッキリ言ってお似合いですし。

昔柴田が、おもちゃのナイフで背中を刺して、重苦しい雰囲気を笑いのネタに転換しようとしてましたが<棚橋がやるかどうかは別として、これを誰かがリングに持ち込まないとダメでしょう。ファンの前できちんと禊ぎが行われないと次に進めませんし、それを見届けて(晒されて)こそ終結でしょうから。

そんな事より気になったのは、KAMINOGEの井上編集長に裏切られ、今度は私に裏切られるみたいなつぶやき<私も気になってですね、ちょっと調べてみるとあれだけ親密だった両者だったのに、ゴングでのインタビューが10号(1月29日発売)を最後に以降ないんですよね。連載コラムも16号(8月26日発売)で終わってるんです。
しばらくKAMINOGEも買っていないんですけど、井上編集長自身全く柴田に触れていない! という事がわかりました。
お金…なんですかね?

>流星さん

その後、お具合いかがでしょうか?

猪木の坊主姿、お初は茨城県の日立池の川中央体育館…東日本大震災では相当な被害を受け長い間補修工事(ほぼ建て直し)…今月21日より日立市池の川さくらアリーナとして新たに始まるそうです<以前教えて頂きましたが、こう聞くとつくづく茨城っていろんなプロレスの名場面が綴られてきた地なんですね。クラウス・ワラス戦ですよね。
あれから間もなく6年ですか。今でも復興への歩みは続いているんですね。そして新たな会場で再びプロレスの灯がともって欲しいです!!

ボクが新卒で入社したときの会社の本社の近くだった…フレッシュだったよなぁ<今でも流星さんはフレッシュですよ。アクティブですしね。

実際は避難されちゃうような問題ですが、猪木のカリスマも手伝って気にされないどころか、逆に猪木は若返って見えてよかった<まんまリングに反映しちゃうんだから、猪木は本物のスーパースターだと思いますね。
坊主頭自体もそれを楽しむかの様に捻りハチマキとか色んな画を提供してくれました。

かつてのレスラーのバロメーターといえば女性でした…あのレスラーも今後がどうかです<どんなに体が壊れていても休まないマインドを持っていますからね。いっそ謹慎処分の名目で数か月オーバーホールした方がいいと思いますね。

…札幌大会以降に。

>駒シバさん

柴田勝頼を信じている人間があまりにも少ない…粉骨砕身で獅子奮迅の活躍をしたと思ったのですが、まだまだ伝わってなかった、まだまだ足りなかった<いや、別問題でしょう。粉骨砕身だったからこそ、この様な大事になってしまった訳で。

なぜあんなツイートの方をみな信じてしまうのか?あまりにも脳が「現代」に毒されてんじゃないの?…センテンススプリングピーポー!<信じるか信じないか…あれ全てがでっち上げだったとしたら凄い才女ですよ。あ、いや、懲役もんですよ。

「そんなことがあっても柴田が熱い試合をすることに変わりはないぞ!」とか言うファンも悲しい…結局、信じてないわけ<う~ん、信じるかどうかは一回置いといて、昨年の獅子奮迅の闘いもあの女性がいたから駆け抜けられた…とか言う捉え方ってダメですかね? 記事にも書いた様に、この年頃で仕事が順調以上に上手く行ってる時ってアッチの方も底なし沼になりません? 終わらない歌を歌いたくなりません???

とにかく悲しい…まあ、シロだったら大笑いしてやるつもりです<柴田応援団長を掲げた以上はスキャンダルも決して無視しない駒シバさんの姿勢は立派ですよね。これもまたプロレス…全てがつながってる訳ですから。

まぁ、お互い甘いものでも食べて、プロレスを観て、新日の発表を待ちましょうね。

No title

いやぁ、大先輩方に対してテンションのままに大口を叩いてしまい申し訳ありませんでした。
レガさんのオトナの切り返しに「あ、やべぇな」と。

実は発覚当日にとある信頼できる情報筋から柴田シロの情報(少なくとも女関係)を掴んでおりまして、それゆえの大きな態度でした。
さすがにイチファンのイチブログでそれを記事にしたところでどうにもならないのは明らかですので、あのようなネタブログで抵抗していた次第です。
人様の、しかも師であるレガさんのリングで感情のままにマイクアピールをしてしまったこと、あらためてお詫び申し上げます。

その方および新日本が発表するのかしないのか、発表するならどのような形なのかはわかりませんが、なんにせよ柴田勝頼本人の口から言葉を聞きたいというのは当然ですよね。

どのタイミングになるかはわかりませんが、スイーツ食べてガッチリ待ちたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。

>駒シバさん

大先輩方に対してテンションのままに大口を叩いてしまい<とんでもないですよ。遠慮する事ぁねーや、コメント欄は闘いなんだからよ。遠慮されたら困るよ、何で遠慮するんだ、お前。

発覚当日にとある信頼できる情報筋から柴田シロの情報(少なくとも女関係)…イチファンのイチブログでそれを記事にしたところでどうにもならないのは明らか<いやいやいやいや裏取りしてるんだったら柴田弁護したっていいんじゃないですか!? ええ!? そうじゃないですか!!
単純に柴田が何か動けばネット界隈のプロレスファンはみんな駒シバさんの所覗いてますよ。その位影響力ありますからね。

その方および新日本が発表するのかしないのか…なんにせよ柴田勝頼本人の口から言葉を聞きたい<もし、でっち上げなら名誉棄損ですよね? 100パーセントじゃなくてもあれだけのものが世界に流布されたらかなり重い罪ですよね。柴田が言う必要あるのかどうかわかりませんが、会社はないかしら発表すべきですよね。

スイーツ食べてガッチリ待ちたい<まーた美味そうなもんばっかり紹介してくれますよねーー!! 涎がジュルジュルでございますよ。

こちらこそ、今後ともお付き合いの程お願い致します!!
紫レガとは?

紫レガ 

Author:紫レガ 
44歳のプロレス話


待て待て待て待て!! 読め!! 俺の記事をこの野郎!! 待て貴様ぁ!!

どーですかぁーーーー!!

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