さらば愛しき危険たちよ(2015)

あの日から丸一年ですか。

そして今年も今日と明後日に、

RIZINは開催されます。

日本における総合格闘技のレジェンド、

桜庭和志が残した、

現時点において“最後の作品”。
桜庭父子の会話1

4年3か月ぶりにMMAのリングに上がった桜庭は、

死を覚悟したうえで、
桜庭父子の会話2

青木真也の前に立ちました。
“アジア最強の寝技師”青木真也

緊張から来ていたのか、

入場時の表情には精気がなく、

むしろ気だるそうに見えます。

それもそのはず、

青木に合わせてウェイトを77.6キロまで落としていました。
“帰って来たIQレスラー”桜庭和志

あの日を思い出しながら(参照:RIZINを地上波で観た)、

2015年12.29 さいたまスーパーアリーナ

RIZIN~SARABAの宴~

桜庭和志vs青木真也
を振り返ります。
桜庭和志vs青木真也

リングサイドには高田延彦が座り、
見届け人は高田と、

花束贈呈役としてヒクソン・グレイシーも姿を現しました。
ヒクソンだ!

にしても、46歳で10キロ以上の体重を、

短期間に落とす事がいかに過酷な事か。

立場と年齢差から言っても、

条件は逆の様な気もするんですけどね…。

それでも桜庭は真っ直ぐに、

青木の目を見据えて握手を交わしました。
握手を交わしてゴング

そしてゴングが鳴ると、

ミドルレンジから先に仕掛けていったのは、

桜庭の右ハイキック。
先に仕掛けたのは桜庭の左ハイ

青木はスウェーでかわすと、

すぐさま飛び込んでタックルを放ち、
青木はすぐにタックルで飛び込んで、

ロープに押し込みながら深く捕まえておいて、
ロープに押し込んで、

いとも簡単にテイクダウンを取りました。
そのままテイクダウン

桜庭はこのような形で寝かされる事って、

ちょっと記憶にはありませんよね。

さらに青木は素早くサイドポジションを奪ってから、
即座にサイドポジション、

ガラ空きの桜庭の顔面めがけて、

パウンドと鉄槌を交互に打ち込みます。
そしてパウンドと鉄槌

上に意識をいかせておいて、

隙を見つけるや、
隙を見て、

マウントに取りました…試合開始僅か1分!!
マウント奪取、

桜庭は両手でガードを固めますが、

青木は余裕を持ってパンチを入れていきます。
頭部へのパウンド

桜庭はブリッジで青木を跳ね除けにいきますが、
桜庭のブリッジも巧を奏さず、

青木の下半身のロックは全く緩みませんね。

桜庭も大幅な減量によって、

頭の中で描いていた青木との体重差に、

狂いが生じているのかも知れません。

桜庭は瞬時に作戦変更して、

亀の体勢を取りますが、

青木もまた瞬時に対応して、

バックマウントに固めていきながらプレッシャーをかけ、
亀になっても青木は盤石

再び表になった桜庭の右手を掴むと、

改めて非情なパウンドを落としていきます。
右手を掴んで非情なパウンド

何とかして脱したい桜庭、
跳ね除けようにも無理だ

それを許さない青木はパウンドに、
強烈なパウンドと,

鉄槌の打ち方も的確です。
鉄槌が襲う

一方的に殴られる展開を避けたい桜庭は、

もう一度身体を裏返しに掛かりますが、
もう一度亀を試みる桜庭、

逆にアダとなり、

ガラ空きの顔にガンガン打撃を食ってしまいます。
青木はバックマウントでさらにパウンド

何とかして亀になりましたが、

青木の打撃の雨は止む事を知りません。
容赦なく打ち落とす

辛抱折れたか? 桜庭は再び仰向けに。
桜庭もう一度仰向けに

青木は打撃を止めると、

今度はプレッシャーを掛けていきます。
ガンガンプレッシャーを掛ける青木

この嫌な展開に桜庭は、

何とかしてポジションを変えていくだけですが、

黙っているよりは全然マシでしょう。
桜庭再び亀に

青木は桜庭の死角から打ちまくっておいてから、
青木も容赦なくパウンド

「そろそろいいだろう?」とばかりに、

遂にバックチョークを仕掛けてきました!!
チョークを狙うが、

しかしさすがは桜庭、

決して顎を上げずに極めさせません。

青木は意地を張らずに、

もう一度死角からのパウンド連射。
締め切れずにパウンドへ移行

カメラが逆方向からに切り替わると、

白いキャンバスには幾つもの鮮血が…。
白いキャンバスには鮮血が…、

桜庭の身体が横を向いていますが、

青木は長い両足をフック…ボディシザースに極めていますね。
桜庭なす術なしか?

こうなると動けないはずですが、

桜庭は諦めずに意地だけでもう一回裏返ります。
もう一度、展開を求めて亀になる桜庭

それでも青木のパウンドは止まず、

むしろ速射のスピードが上がったところで、

セコンドからのタオルが投入!!
ここでタオル投入!!

桜庭、ほぼ何も出来ない形での完敗です!!
桜庭完敗

一度は両手を掲げた青木でしたが、

一拍置くと「なぜ止めないんだ!?」と猛抗議。
青木完勝も「なぜ止めない!」

何ともやるせない空気が会場を支配する中、

大の字に寝て介抱を受けていた桜庭でしたが、

近寄った青木の顔を見つけた途端に、
青木の顔を見つけると桜庭はこの表情から、

すぐさま起き上がってハグ、

そして耳元で何やら青木に伝えると、
耳元で囁くと青木は号泣

青木も顔をクシャクシャにして号泣。

さらに桜庭は精一杯の笑顔を見せて、

勝者を称えました。
勝者を称える桜庭

そして青木がマイクアピールする中、

桜庭は担架で引き上げたっておかしくない状態でも、

さいたまスーパーアリーナの観客とハイタッチしながら、

ゆっくり花道をあとにしました。
さいたまSAにお別れを…



もう、かつての強い桜庭の姿は観られないのでしょうか?

あのIQレスリングはもう封印されてしまうのでしょうか?

あんな危険な闘いに悲壮感漂わせて向かって行く桜庭は、

私はもう見たく…

Whisper on the ring


桜庭
「今度やる時はぶっ殺すって(ニコニコ)」

「今度やる時はぶっ殺すって(ニコニコ)」

…うん、観たいですね!!

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Secret

No title

新年明けましておめでとうございます。
去年は通勤途中に信号無視の車にはねられて入院するわ会社に事故報告をいれたら問答無用で解雇されるわ なんだかロクでもない一年でした。
でも元気です。なんとかやっていけています。プロレスや格闘技が元気と勇気をくれました。

捨てる神あれば〜の精神でやっと再就職先が決まりました。色々なことがあると思いますがボクも頑張りますんで、紫レガさんも頑張ってください。 bySAKUinPRIDE34

「こんどやる時はぶっ殺す」…ある意味桜庭のプロレスラーとしての狂気を一番醸し出している言葉かもしれませね。冗談でも負け惜しみでもなく本気の言葉でしょうから。
この試合の後の青木のマイクアピールが寒くて寒くて……五味とやりたいのならUFCに行くか魔娑斗に匹敵するポピュラリティを獲得してTBSに組んでもらえばいいのに(無理)

ただやはりこの状態の桜庭に準備期間も環境も何もないのを承知の上で組ませるのはちょっと違うのでは…という試合ですよね。
「お前、男だ」とかいうその前に事故が起きてもなんら不思議ではないわけで。
死ぬまで戦いたいという桜庭に主催者が甘えているのが透けてみえるのがなあ…

個人的にはホイス(理想を言えばヒクソン)あたりと10分間のグラップリングマッチとかでも良かったのではないかなあ、と思いました。興行を31日に一本化してヒョードル復帰試合と桜庭ホイスor
ヒクソン(グラップリング)のダブルメイン。ラストは桜庭MMA引退セレモニーで。

その後はトレーニング環境をRIZIN側が桜庭に提供して、グラップリングのレジェンド対決を組むとか、新生K−1の魔娑斗の立場に収まってもらうとか そういう関係性が作れたら良かったのになあ、と
個人的には大晦日に出るのであれば対中井祐樹(グラップリング)みたいなカードしかないのでは…と思ったり。

>たきさん

このコメント、なぜか埋もれておりました。返しが遅れて申し訳ございません。

改めて、明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。

なんだかロクでもない一年でした<それはそれは大変な年でしたね! たきさん、厄払いとかなされましたか?

でも元気です。なんとかやっていけています。プロレスや格闘技が元気と勇気をくれました<何よりです!! それは何よりです!! 元気があれば何でも出来る!!
私も思うんですよ、プロレス会場以上のパワースポットはないと。

ボクも頑張りますんで、紫レガさんも頑張ってください。 bySAKUinPRIDE34<まずたきさんがこのブログにどういう気持ちでコメントにきたのかを汲んでもらいたいと思います。そして今立場が違う状況ですけれど、いい意味でたきさんと僕にしか出来ないコメの架け橋が出来たらなと思います。…ん?

「こんどやる時はぶっ○す」…ある意味桜庭のプロレスラーとしての狂気を一番醸し出している言葉…冗談でも負け惜しみでもなく本気の言葉でしょうから<そこなんです、そこ。ですからグラップリングで再戦なんていうつもりは本人には微塵もないと思います。

試合の後の青木のマイクアピールが寒くて寒くて…五味とやりたいのならUFCに行くか魔娑斗に匹敵するポピュラリティを獲得してTBSに組んでもらえばいい<結局のところ、メディアに対する信頼感がないと思うんですよ。
で、魔裟斗vs五味でも数字を取れない。青木では大晦日の番組自体が成立しないかも知れません。

この状態の桜庭に準備期間も環境も何もないのを承知の上で組ませるのはちょっと違うのでは…死ぬまで戦いたいという桜庭に主催者が甘えているのが透けてみえる<捨て石にだけはならないで欲しかったですね。
というか繰り返しますが、桜庭が100パー青木に体重合わせに行く意味が理解出来ません。

興行を31日に一本化してヒョードル復帰試合と桜庭ホイスorヒクソン(グラップリング)のダブルメイン。ラストは桜庭MMA引退セレモニー<そこに若い力が加われば最高の舞台が出来上がるんでしょうね。

新生K−1の魔娑斗の立場に収まってもらうとか そういう関係性が作れたら良かった<桜庭の方にその才はないんですよね。ホントにタレント性皆無というか(苦笑)。でもそこが魅了だからしゃあないんですけどね。

大晦日に出るのであれば対中井祐樹(グラップリング)みたいなカードしかないのでは…と思ったり<グラップリングなら一気に枠は広がりますね。しかし桜庭にその気はないでしょうね…。
紫レガとは?

紫レガ 

Author:紫レガ 
44歳のプロレス話


待て待て待て待て!! 読め!! 俺の記事をこの野郎!! 待て貴様ぁ!!

どーですかぁーーーー!!

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