宮戸語録 vol.3~宮戸味徳編~

久しぶりの企画 宮戸語録 です。

vol.1vol.2 につづいて宮戸のプロレス論、格闘技論の一端を書き綴ってみます。

但し今回はちょっとだけ趣向を変えて、宮戸独自の“料理に例えた表現法”での語録です。

宮戸味徳1

宮戸味徳2

まず私の好きな表現法として、非常にわかりやすい総合格闘技=料理の鉄人理論を紹介します。

T 多重ウェィブT 多重ウェィブ
(1998/10)



 T 多重ウェィブ より
宮戸優光氏インタビュー

宮戸
「たとえば、『料理の鉄人』っていうテレビ番組がありますよね。あの番組は料理のバーリ・トゥードだと思うんだけど、和食、洋食、中華…それぞれの鉄人が出て競いますよね。確かに、料理人のなかにも無国籍料理をつくる人だとか多国籍料理だとか名乗る人はいますよ、『格闘家』みたいにね。でも、そういう人は勝てませんよ。道場六三郎は、総合料理のチャンピオンかもしれないけど、あくまで『“和食の鉄人”道場六三郎』であって、『“総合料理”の道場六三郎』なんていうわけないですよ」



要するに『総合格闘技の場に出て行く時にプロレスラーが“総合格闘家”なんて名乗るのは、“街の喧嘩屋”って名乗るのと一緒で、恥ずかしい事なんだ』という意味。

『総合的な料理を競う場にあっても、和食の料理人は“和食の料理人”であって、中華の料理人は“中華の料理人”、フレンチはフレンチ、イタリアンはイタリアンとして出て行くんだ』ということです。

現在では“総合格闘家”とか“MMAファイター”というのが当たり前になってるご時勢ですが、『本来の総合のリングと言うにはそれぞれのバックボーンを背負ったものが競い合う場じゃないか』と。

宮戸味徳3

kamipro No.122 (エンターブレインムック)kamipro No.122 (エンターブレインムック)
(2008/04/22)



 kamipro №122 より
プロレス シュート 真剣勝負

宮戸
「僕はどうしても料理のたとえになっちゃうんだけどね(笑)。たとえば、国賓級の人を招いて行うパーティーで料理長として仕切らされたとき、そこでヘタな料理を出したり、ヘタなことをやってしまったら、もうそれで料理人としての評価は一生決まってしまう。これはもう真剣勝負じゃないですか


これも実に深い。

『世間が言うシュートワーク論の“シュート”というのは、単に勝敗を競うだけの“コンテスト”にすぎない』と。

『本当の意味での“真剣勝負”は文字通りの真剣での斬り合い…自らのジャンルや立場を賭けてのものである』と。

すなわち『“ワーク”の中にさえも“真剣勝負”は存在するんだ』と。

宮戸味徳4

私自身“ワーク”や“シュート”、はたまた“フェイク”についての見解はそれこそ宮戸語録で勉強させてもらいました。

結果、私ら素人が言っていたそれらのキーワードは上っ面だけの部分にすぎないことがわかりました。

宮戸語録…まだまだ出てきますよ。

宮戸味徳5
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tag : 宮戸優光 宮戸味徳 kamipro

comment

Secret

はじめまして

はじめまして!ブログを発見し、隅々と読ませていただきました(^^)
すごく楽しく読ませていただきました!

ボクもプロレスのブログをやっていてます。しかし古い趣向なのでなかなか・・・といった感じでしたが、ここを読んで“無人島に仲間がいた”と思わず発してしまった次第です(^^;

紫レガさんはお歳もタメで、柔道経験もあり、レスリングの強豪校出身ということで・・・中学時代のお話なんかも含め、なんかボクに似てると思いました。

実はボクも、中学時代に柔道、高校時代レスリングやっていまして(^^;
やはりボクもプロレスラーになるんだと、やったんですけどね、キツくてやらなきゃよかったと思いましたよ(^^;

余談ですが北海道で高校レスリングの全国レベルといえば・・・岩○沢○業でしょうか?だとしたらボク合宿をやったことがありますよ。試合も(^^)

それでは今後も更新楽しみにしております♪
またオジャマします(^o^)/

No title

紫レガさんこんにちは!
宮戸さんの考え・・勉強になります!
また続き、楽しみにしています。
そしていつかスネークピットジャパンの
キャラバンに参加できればなあと思っている
今日この頃です!

ワークの中にも真剣勝負がある、それこそシュートなんでしょうね。
シュートでなくても、いわばハードワークと表現したら良さそうなのもありますし、職人芸とも言えそうなチェーンレスリングもありますね。
ワークと一言で言っても奥が深いなと再確認しました。

一番プロレスに必要なのは言葉よりも目の前のことをありのまま受け取ることかも知れませんけれど…(^^ゞ

ああ、「対世間という真剣勝負」という意味ですかね。
それも一理ありますね。
なるほど。
勉強になります。

No title

宮戸さんの理想と全く同じなので、IGFを仕切ることになってくれて、
これほど喜ばしいことはないですね。

>すなわち『“ワーク”の中にさえも“真剣勝負”は存在するんだ』と。

僕もそう見ています。

No title

こんばんは!宮戸は自分の意見を持っているというか、コメントに説得力ありますよね。料理に当てはめるのも、なるほどと思わせるコメントばかりです。
 宮戸の言うとおり、本来総合は、それぞれのバックボーンを背負ったものが競い合う場だったはずですよね。今はそれが薄れ・・・時の流れと言ってしまえばそれまでかもしれませんが、違う競技がぶつかる瞬間は緊張感ありますよね。宮戸語録恐るべしです。

>流星仮面二世さん

初めまして。御来訪ありがとうございます。

さっそく貴殿ブログお邪魔させて頂き、コメントさせて頂き、勝手ながらリンク貼らせて頂きました。
もし御迷惑でしたらご一報下さい。

お歳もタメで、柔道経験もあり、レスリングの強豪校出身ということで・・・中学時代のお話なんかも含め、なんかボクに似てると思いました。<私も流星さんの記事を読ませていただいて強く思いました。グレーテスト1972万歳であります。

余談ですが北海道で高校レスリングの全国レベルといえば・・・岩○沢○業<正解です!! それ以上は素性バレしますんで、アレですが(笑)

今後ともよろしくお願い致します。

>YYさん

宮戸さんの考え<これが、そのまんま私のプロレスに対する考え方なんです。
続きはまだまだ出てきますんで、ご期待いただければ嬉しいです。

そしていつかスネークピットジャパンのキャラバンに参加できれば<ああ!! 行きたいです。
Uインターの裏話…いろんなところで出尽くした感ありますけど、宮戸本人とかの口から聞けるんであれば、聞き入りたいですよ。
でも、あれちょっと高いんですよね(笑)

>ROSESさん

この辺の論旨は私なんざROSESさんの足元にも及びませんからアレですけど、結局は当事者にしかわからない部分でのシュート的部分は日常茶飯事なんですよね。
それが新日でもUWFでもWWEでも。
世間に対してと言うのかわかりませんけど、私らの仕事だって結果が決まっててもプロセスが重要な局面ってありますよね。
それが今回の料理論だと思います。
ま、大事なのはその人それぞれの楽しみ方なんでしょうけどね。

>123daさん

すなわち『“ワーク”の中にさえも“真剣勝負”は存在するんだ』<これの例として宮戸が挙げてたのが猪木vsS・小林なんですよ。
IGFは小川の立ち位置一つで緊張感あるプロレスが完成すると思うんですけどね。

>H.Tさん

こんばんは。

コメントに説得力<これ簡単そうですが、今なかなかそういう言葉を吐ける人間いませんよね。
料理に当てはめるのも、なるほどと思わせるコメントばかり<良かったです(笑)、結構「意味わかんない」というコメント来るかと思ってましたが、皆さん好意的で。
本来総合は、それぞれのバックボーンを背負ったものが競い合う場<結局、技術以前の部分として日本のファンが見たいのはそこだと思うんですよね。

プロレス界の宝

プロレス界が再浮上するための鍵は、宮戸さんが握っていると言っても過言ではないのでは。それぐらい貴重な人材だと思っています。IGFの現場監督として、小川をスーパースターに育てあげてほしい。そして願わくばもっと表に出て発言をしてほしいけれど、今や喧嘩を買ってくれるようなライバル団体が見当たらないのが悲しいところですね。ただ、実際に戦わなくてもいいんです。興行戦争や言葉のプロレスを通じて、それぞれの団体が心の底からのライバル意識を取り戻さないと、プロレス界に明日はないと思います。

補足

補足になりますが、今って団体間でビッグマッチの場所や日にちをずらしたり、なんでライバル企業同士でそんなことをやってんの?って思いますよね。カブってるファンもいるんだろうし、目先のことを考えたら動員に影響があるのかもしれないですけど、長い目で見れば絶対にそういう競争って不可欠ですよね。なんかホントぬるい業界になったなぁと思うし、宮戸IGFにはそういう部分でもどんどん喧嘩を売ってほしいです。

>hideaさん

競争することをやめて、交流戦という名の延命策を始めてからプロレス界は逆にどんどん命を削っていったんでしょうね。
小川がスーパースターになるには時期を逸してしまった感もありますが、間違いなくスーパースターの器ではあるんですよね。
もっともっと他団体に嫌がらせしていくことがIGFの使命かも知れませんね。
「あいつがくたばったら、墓に糞ぶっかけてやる」という長州の名言まで引き出した宮戸の覚悟っていうのは、これまでのプロレス界に数人しか見られなかったものですよ。
しかも噛み付いて荒らすだけじゃなく、ちゃんと育ててたんですからね…並の人間じゃ無理ですよ。
小川も絡むんなら、覚悟して絡むことですよね。

1972万歳


この時が流星仮面さんとの初対談なんですね。

お付き合いも長いはずです。


料理に例えるという発想、変わった目線ですよね?
少し驚きました。

>みーさん

流星仮面さんとの初対談<みーさんによってどんどん私と流星さんの素性が脱がされていきますね~。

料理に例えるという発想<宮戸語録が私のプロレス視点の原点です。

あ、次の記事辺りに宮戸と料理の面白い話書きますね。

そうですね〜


一つ一つ脱がせて、、、

脱いでいただこうかと(笑)


履いてますよね(笑)



面白い話・.・・
楽しみです♪♪

>みーさん

一つ一つ脱がせて、、、脱いでいただこうかと<いや~ん! 恥ずかしい~ん!…いやいや違う違う!!
お互いに脱ぎましょう、ここは。

楽しみです♪♪<どうでしたか? ダメでした?

こんにちは。

お腹空いた〜〜〜よね?レガさんも。(笑)




もう〜〜困っちゃう。

「過去のブログから読む!」

と言ったのに、” 〜面白い話を書く。”
とのお返事があり見てしまったという…
結果は……うーーーーん (°_°)
夜になりますが、そこの記事に書きますね。


昨夜も過去ブログ読んでいたんですが、読んでた中の8つ程の記事にコメントしそうになり、たいしたコメントでも無いのにレガさんに申し訳ないと一旦 保留。
もう一度 読んでからにします(笑)

レガさんのブログ内容のタイトルって、また興味を引くんですよね〜〜〜
その時によって、捻ってあって。
よく考えるな〜〜〜〜といつも思います。

>みーさん

こんにちわ。

「過去のブログから読む!」と言ったのに、”〜面白い話を書く。”とのお返事があり見てしまった<いや、あの、ハードル上げたつもりはなかったんですけど…ダメっすか?

8つ程の記事にコメントしそうになり<嬉しいですねぇ。どの記事か気になるところです。

ブログ内容のタイトル…その時によって、捻ってあって<捻りというか…言い換えれば「ひねくれてる」…って言いたいんだろ! こらー! 待てー!!
紫レガとは?

紫レガ 

Author:紫レガ 
45歳のプロレス話


長州、これは俺のブログだ。

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