超獣と仮面貴族の間にアラモ砦(1983)

年末といえば新日も全日もタッグリーグ戦。

今でも続くこの伝統が、

我々プロレスファンに刷り込まれたのは、

1977年のオープンタッグを起源とする全日の『最強タッグ』からですね。

先日のスカパー無料放送日にG+で、

『'83世界最強タッグ決定リーグ戦』を、

観る機会に恵まれたのですが、

私が最も興味深かったのは、

約6年前、目にした『Gスピリッツ』におけるドクトル・ルチャの記事、
ドクトル・ルチャの検証@Gスピリッツ18

“超獣”ブルーザー・ブロディ“仮面貴族”ミル・マスカラスの間で起きた、

“不穏試合”の一部始終です。

Gスピリッツ18表紙
 Gスピリッツ Vol.18 より

ドクトル・ルチャ(清水勉氏)
ブロディには、生前2度ほどインタビューしたことがある。そこで感じたのは、ミル・マスカラスに似ているということ。とにかくやたら頭の回転が早くて博学、人一倍プライドも高く、そして何より決して自分の考えを曲げない「強い思想」を備えているという点だ。もし2人が何かで議論したら、意気投合して親友になるか、あるいは掴み合いになるか―。水と油ならぬ、発火性の強い油同士という印象を持った。


それではこの記事を元に、

1983年12.5 福岡国際センター

83世界最強タッグ決定リーグ公式戦

スタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディvsミル・マスカラス、ドスカラス
を検証してみましょう。
超獣コンビvsマスカラス兄弟

入場時の両チームからは、

特別、気負いとか奇妙な雰囲気は感じません。

公式戦とはいえ、いつもの華やかさと、
華麗にリングインのマスカラス兄弟

いつもの荒々しさです。
荒々しい入場の超獣コンビ

しかしマスカラスをよく知るドクトル・ルチャに言わせれば、

ドクトル・ルチャ
マスカラス兄弟はリングインすると、珍しくコール前にコスチュームを脱いで臨戦態勢に入る。


と、既にいつもと違う空気を察しています。
既に臨戦態勢のマスカラス兄弟

試合序盤は静かな中にも、

互いの持ち味が発揮されています。

ドスカラスのモンキーフリップで、

ブロディの巨体が宙を舞い、
ドスのモンキーフリップでブロディの巨体が舞う

お互い交代すれば、

マスカラスはセオリー通りにスタン・ハンセンの左腕殺し。
マスカラスはセオリー通りハンセンの左腕殺し

超獣コンビは強烈なカウンターエルボーで倍返し。
ツープラトンのカウンターエルボーは強烈

いつも通りの全日らしい試合展開の中、

当然の様にブロディとマスカラスの局面が訪れました。

ドクトル・ルチャ
ブロディは、いきなり手を離して高角度で落とすボディスラム。これは自分の身体を大きく見せるためでもあるが、明らかに「お前なんか片手で十分」とマスカラスを愚弄するような受け身の取りづらいスラムだった。初手からブロディはマスカラスだけを特別に意識しているように映る。


ゴリラスラムでマスカラスを放り投げる

新日マットでも見受けられたゴリラスラムですが、

明らかな体格差から来る威力が窺えます。

ヘッドロックに入ったマスカラスを、

ブロディはそのままロープに振ると、

お互いに真正面から衝突。
リング中央でお見合い気味の激突

立ち上がりはややギクシャクしながらも、

ブロディは深追いせずハンセンに交代です。
ハンセンに交代

ハンセンはお得意のエルボーから入るスリーパー、
ハンセンのスリーパー

すぐに切り返したマスカラスは、

ロープに振ってフライング・クロスチョップ!
マスカラスのフライング・クロスチョップ

勢いに乗って、

兄弟での編隊飛行フライング・クロスチョップ!!
編隊飛行フライング・クロスチョップ

のっけから飛ばしていきますね。

しかし形勢を戻したハンセン、

ボディスラムからブロディにつなぐと、

ロープに振ってのベアハッグへ。
ブロディはベアハッグ、

倉持アナ
「しかもブルーザー・ブロディはどうでしょう、五分の力しか出していませんねえ」

田鶴浜さん
「相手が小さいから(力も)出しにくいですね」

充分に絞り上げておいてから、

交代したハンセンも同じくベアハッグ。
ハンセンも続けてベアハッグ

倉持アナ
「恐らくスタン・ハンセンもどうでしょう、まだ三分くらいの力で締めてるのではないでしょうか」

田鶴浜さん
「とにかく締めるのが小さいから身体の力も入らないです」

ここら辺りは超獣コンビが、

小兵を相手にした時の常とう手段ですね(参照:超獣たちのミラクルパワー)。

一転してブロディは自らロープに走ってのICBM弾!
ICBM弾炸裂

しかしやられっぱなしではありません、

ドスは起死回生のドロップキック、
打点の高いドスのドロップキック

ブロディは相手コーナーまで大きく吹っ飛びます。

このチャンスにマスカラス兄弟は、

二人掛りの攻撃を狙いますが、

ブロディが断固として拒否。
ツープラトンは断固拒否のブロディ

マスカラスは怒りのヘッドロックパンチから、
マスカラス得意のヘッドロックパンチ

ロープに振ってのショルダースルーは、

ブロディが蹴り上げで拒否。
ショルダースルーはカットしたブロディ

さらにもう一発蹴りに行くと、

これをキャッチしたマスカラスは、
蹴り足を捕えたマスカラスは、

そのまま足を持ち上げて倒しにいきます。
後方にブロディを倒していくが、

しかしプライドの高いブロディは、

安易にバンプなど取らずに踏み止まります。
バランスの良いブロディは踏み止まる

そのままロープ際でもつれる2人。
もつれる2人

ドクトル・ルチャ
マスカラスは2発目の蹴り足をキャッチしてブロディをリング中央に引きずり出し、高々と掲げて後ろにひっくり返そうとした。これは明らかに自分より小さな選手を翻弄する手だ。だが、ブロディはボディバランスの良さで凌ぎ、両者はロープ際で長い時間でもつれ合う。「お前の技なんか受けないぞ」と呻き合う声が聞こえてきそうだ。


冒頭に書いた通り、

人一倍プライドの高い二人ならではのやり取りですね。

この場面を膨らませた事で、

後々、“不穏試合”として語り継がれたのかも知れません。

交代したハンセンは、

マスカラスをロープに振ってショルダースルー狙いにいくと、

正面跳びのドロップキックがリング中央で綺麗に炸裂。
ハンセンのショルダースルーにマスカラスはカウンターのドロップキック

ショルダースルーも今度は成功、
さらにショルダースルーから、

距離を測っての2発目のドロップキックは、

さすがにハンセンも食いません。
2発目のドロップキックはスカされる

豪快なボディスラムで叩き付けてから、
豪快なボディスラム

クイックタッチでブロディへ。

マスカラスは躊躇なく、

額めがけてパンチの連打。
ブロディの額にマスカラスはパンチ連打

そのまま自軍コーナーへ持っていこうとしますが、
自軍コーナーへ持っていこうとしたが、

ブロディは正面からマスクを鷲掴みして拒否、
ブロディはマスクを鷲掴みで拒否

ここからまたコーナーでもつれあう二人です。
またももつれる2人

田鶴浜さん
「何て言うのかな…ローリングすんのが(マスカラスは)巧いですもんね」

ドクトル・ルチャ
自分が軽々しく見えるようなことを嫌うブロディはマスクの頭部を掴んで拒否し、ロープ際に押し込んで膝を押し付ける。マスカラスはその足を取って返そうとするが、超獣の巨体は微動だにせず。こうなると技も流れもあったものではない。


この流れを打開せんと(?)ブロディは、

マスカラスを対角線に振りますが、
ブロディが対角線に振ると、

コーナー直前で切り返すマスカラス。
身を入れ替えたマスカラス、

田鶴浜さん
「捕まってもね、ローリングするんですよね」

そこから何をするでもなく、

再びもつれる2人。
何をするでもなく膠着から、

パッと離れて自軍に戻ろうとしたマスカラスに、

ブロディは足をすくって行きます。
離れ際足をすくうブロディ、

当然転倒したマスカラス、
マスカラスは転倒

これはもう技ではなく、

相手に恥をかかせるだけの目的ですね。

田鶴浜さん
「あのローリングが…」

変な雰囲気を察してか両軍ともに交代すると、

マスカラス兄弟はハンセンを抱え上げて、

ツープラトンのアトミックドロップ。
マスカラス兄弟ツープラトンのアトミックドロップ

田鶴浜さん
「ローリングして! 相手のウェイトを利用して! …やらなくちゃいかんですね」

これをものともせずにハンセンは、

デッドリードライブ気味のスラムで叩き付けますが、
デッドリードライブ気味のハンセンのスラム

マスカラスが援護射撃して、

2発目の編隊飛行!!
編隊飛行のフライング・クロスチョップ

さらにドスがロープに走っておいて、

マスカラスが持ち上げるとそのままボディプレス。
さらに兄弟連係のボディプレス

これはカウント2でキックアウトしたハンセン、

ドスの追撃を狙ったクロスチョップは、

カウンターの膝蹴りで撃墜。
追撃の空中弾はハンセンが膝蹴りで撃墜

交代したブロディがドスを抱え上げると、
ドスを抱え上げたブロディに、

マスカラスはリングに飛び込んで、

ドスの背中にドロップキックを放ってのカット。
マスカラスはドロップキックでカット

そしてブロディを羽交い締めに捕えて、

ドスがトップロープに登ったところで、

今度はエプロンのハンセンがカット。
トップロープに登ったドスをハンセンがカット

そのまま分断しておいて、

最後はブロディがアバランシュホールドでドスをピン。
アバランシュホールドでドスをピンしたブロディ

カウント3が入るとほぼ同時に控室へ退いていきました。
勝負が決まるとさっさと退散する超獣コンビ

一方、マスカラスは敗れたドスを労いながら、

ゆっくりとリングを降りました。
ドスの健闘を讃えるマスカラス

田鶴浜さん
「やっぱり、これだけパワーが違っちゃダメですな…。スターウォーズは出来ませんでしたよ。ダメですね」

…スターウォーズ???

とにかく一夜限りの邂逅となった超獣と仮面貴族、

戦前に関係者が心配した通りの、

悪い方向へ行ってしまった様です。

サンアントニオとメキシコとの国境に立つ、

アラモ砦の様なものが両者の間には存在していたんでしょう。

ドクトル・ルチャ
結局、この試合でブロディとマスカラスは互いの得意技を1発も受けなかった。ハンセンとドスの2人が崩れそうになった試合を成立させたと見るべきだろう。


でも改めて観ると、

こういった“いびつな試合”こそが面白いんですよね。

一周回って…まさしくローリングしてね。

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tag : スタン・ハンセン ブルーザー・ブロディ ミル・マスカラス ドスカラス ドクトル・ルチャ

comment

Secret

ひとは~だれでも~ローリング・タヅハマ~

これは覚えてますね~!!

この年は鶴龍コンビが初出場した年でもありますね!で、馬場さんはドリーと組んで、なかなか手強いチームとなって最後まで優勝争ってましたね~(^^)

が、このときはなんと言ってもハンセン、ブロディ!!それが、マスカラスブラザースとやるというのに少年の胸は高鳴りましたよ~(*≧∀≦*)

当時のままの感想を言うと、レスラーの尺度ですね~。その頃はあまり意識してなかったのですが、ハンセン、ブロディと向かい合ったマスカラスがあまりに小さくて驚いた思い出があります。

記事中にはレガさんも書いたようにブロディとマスカラスのプライドのぶつかり合い、ですね。これによりギクシャクしていますが、当時はプライド的なものなんてわかるはずもなく・・・これが体格とパワーの差なんだなぁ~と・・・さすがのマスカラスもハンセン、ブロディにはどうしようもないんだなぁと、子供心に思いましたね~。

しかし、今見ると本当にいろんなものが交錯していますね。試合中のブロディ、マスカラスもそうですが、最後のブロディのフィニッシュのときのエプロンでのハンセンとマスカラスなんてケンカ始まる寸前ですよね。緊張感ありましたね~。

No title

この試合なのか忘れましたけど田鶴浜さんのマスカラス評に受け身は、素晴らしいというのがありました。

連呼しているローリングって何ですかねぇ

No title

マスカラス兄弟対超獣コンビって、試合後にマスカラスがハンセンの腕をダブルリストロックにとって離さなかった試合があったと何かで読んだのですが、この試合以外で対戦歴あったんですかね?
マスカラスいわく、
「奴等が非常に汚い手を使ってきたからだ」
とインタビューで読んだんですが・・・。

しかし、前年のリッキー&ジェイ戦とは大違いですよね。
タイプ的には似ていても全然違うんだなぁ~。


この試合の倉持アナのマスカラス批判はガチですね!

No title

昔はこういう噛み合わない試合が割とありましたね。噛み合わないところに緊張感があってリアリティーがあったと思います。今のプロレスは逆にスイングしすぎていて緊張感があまり感じられません。

ローリング=小鉄さんの「お尻が割れてる」

私も、最近この試合を観ました!多分、レガさんと同じタイミングかもしれませんね。
試合とは裏腹に、田鶴浜氏の「ローリング」へのこだわりは、先日、レガさんとお会いした時に
話題になった、小鉄さんの「お尻が割れてる」発言に匹敵するものでしたね(笑)。

ローリングって・・・劣勢になっている状況から素早く体制を立て直して反撃に移行する事を言ってるのかな?とも思ったんですが、ニュアンス的にどうなんでしょうね?

ドクトルルチャ氏の分析と、レガさんのコメントを読んでからこの試合を見返してみると、トップレスラー同士の激しいプライドがぶつかり合う様が見て取れて、これまた味わい深いですね!このギクシャク感にあふれた試合も、昭和プロレスの醍醐味だったのかもしれません。現在進行形のファンからすれば、無いものねだりかもしれませんが・・・。

この年の最強タッグ、私の田舎でも興行がありまして、凄く印象に残っているのです。ハンセン・ブロディが見れる!と喜んで観戦してたのに、公式戦外の試合でバリー・ウインダムとロン・フラーを3分ちょいで秒殺しちゃいまして・・・。え~~もう終わり!?みたいなガッカリ感が館内に充満してました。会場入りする時の、ダウンジャケットを着たブロディのチェーンをジャラジャラ鳴らしながら入っていく様と、テンガロンハットを被った長身で意外な程ダンディなロン・フラーの様子は今でも脳裏に焼き付いています。

レガさん、また昭和全日の考察もお願いしますねm(_ _)m楽しみにしております。

>流星さん

ひとは~だれでも~ローリング・タヅハマ~<…うっはっっ!!

この年は鶴龍コンビが初出場した年でもあります<そうですね。まだ鶴田の格上感が強いんですよね。
で、入場曲がローリング・ドリーマーとサンダーストームのミックスという…いいですね~!

馬場さんはドリーと組んで、なかなか手強いチームとなって最後まで優勝争って<テリーがマネージャーなんですよね~。で、例によって選手以上に目立ってるという(笑)。

当時のままの感想を言うと、レスラーの尺度ですね~…ハンセン、ブロディと向かい合ったマスカラスがあまりに小さくて驚いた思い出が<そこら辺は少年期に観たものを脚色せずに真空パックしている流星さんの事ですから、偽らざる感想でしょうね。
確かに今映像で見てもはっきりわかります。そして現代のレスラーたちの体格は当時のマスカラス寄りですから…今タイムスリップして超獣コンビが現れたら物凄い迫力でしょうね。

当時はプライド的なものなんてわかるはずもなく・・・これが体格とパワーの差なんだなぁ~と<そこもまた然りですよね。
ただしドクトル・ルチャの見解では、先に仕掛けたのがマスカラスっぽいですね。

最後のブロディのフィニッシュのときのエプロンでのハンセンとマスカラスなんてケンカ始まる寸前ですよね<喧嘩が始まる時の揉み合いに近い形ですよね。
マスカラスがヘッドロック気味に組み付いていくのなんかMMAみたいな競技では見られない喧嘩の匂いが充満しています。

>aliveさん

田鶴浜さんのマスカラス評に受け身は、素晴らしいというのが<いかにもこの試合ですよ! 本当に映像部長の記憶たるや素晴らしい!!

連呼しているローリングって<何だかよくわからんのですが、とにかく強調することしきりでして。試合中、「受け身」と「返し技」と「ローリング」を高評価しています。

>HBKさん

試合後にマスカラスがハンセンの腕をダブルリストロックにとって離さなかった試合があったと…この試合以外で対戦歴あったんですかね?<これも記事中に引用したGスピリッツからなのですが、後にも先にもブロディとマスカラスの絡みはこの一回こっきりだそうです。
一方のハンセンはこの前年にマスカラス兄弟とは2度タッグで対戦していて全く問題なし、さらに85年にはエル・トレオでハンセンとドスは名勝負を残したそうです。

前年のリッキー&ジェイ戦とは大違い<どういうアレなんでしょうかね?
超獣コンビの攻撃パターンは似ていますが、明らかにマスカラスだけはそこを良しとしていませんよね。

この試合の倉持アナのマスカラス批判はガチ<嫌いだったんですかね?
ハンセンに至っては三分の力ですからね…プライドの高いマスカラスが知ったらブチ切れるでしょうね。

>BPHさん

噛み合わないところに緊張感があってリアリティーがあった<まさしく、その言葉通りですね。

今のプロレスは逆にスイングしすぎていて緊張感があまり感じられません<そこも肯定派と否定派が存在すると思いますが、とにかく今はイレギュラーがほとんどないですからね。

>亀熊さん

私も、最近この試合を観ました<おお!! 連鎖していますね~、以心伝心ですね。

田鶴浜氏の「ローリング」へのこだわり…小鉄さんの「お尻が割れてる」発言に匹敵<そうでしたか!(笑) むしろ私は櫻井さんの「タイミング」に対する対抗馬に感じえました。

劣勢になっている状況から素早く体制を立て直して反撃に移行する事を言ってるのかな?<返し技に関した技術的な表現だとも思われますが…何はなくともとにかくローリングなんでしょうね(汗)。

このギクシャク感にあふれた試合も、昭和プロレスの醍醐味だったのかもしれません<明らかに今のプロレスではブーイングとなりかねないいびつさですね。
近年で言えば、やはり天龍引退興行の藤田と諏訪魔がそれに当たるのでしょうか。

この年の最強タッグ、私の田舎でも興行がありまして…公式戦外の試合でバリー・ウインダムとロン・フラーを3分ちょいで秒殺<それ開幕戦一発目の公式戦と同一カードじゃないですか? 逆に言えば、テレビマッチと同じマッチメイクが見られたという事で豪華だったのかも知れません。…って苦しいすかね??

ダウンジャケットを着たブロディのチェーンをジャラジャラ鳴らしながら入っていく様と、テンガロンハットを被った長身で意外な程ダンディなロン・フラーの様子<生観戦ならではのオフ・ザ・リング風景ですね。
ブロディって結構オシャレだったという印象がありますけど、ロン・フラーもあの体型だとかっこいいでしょうね。

また昭和全日の考察もお願いします<了解致しました。
全日についての知識は極薄なのですが、輪島デビュー戦なんかはやっぱりやりたいです。ご指導の程、宜しくお願い致します!!

No title

ブロディとマスカラスは、マット界にあってミュージシャン的というか、アーティスト気質が際立っていた二人なのでしょうね。
だからこそ、強さのイメージにたいする執着も並々ならないものがあったのだろうと思います。

マスカラスが護身用にルチャ伝来のシュート技術とブラジリアン柔術を修めていたらしいという秘話に比べて、格闘技を必要としないほどに自我とフィジカルに秀でたブロディは、しばしばマットワークをつうじて我が物顔で相手を叩き潰す、長州どころではない唯我独尊のファイトスタイル(それが祟ってナガサキに制裁されちゃったらしいww)。あくまで憶測ですが、長州は鶴田戦よりブロディから受けた“恥辱"にこそインスパイアされたのではないか?

アーティスト同士が接触するときの不穏さというのは平成ではすっかり見られなくなった光景で、猪木との邂逅をもって昭和プロレスの掉尾を飾るという歴史観にも頷けますね。

全日本のタッグリーグ戦は昭和の紅白にも似て、たんなる風物詩ではなく、参加選手、とくに外国人からすれば、そこに向けてコンディションとスケジュールを整えなければならないキツさがあったんでしょうな。今度は90年代の最強タッグも取り上げてくだせー。



本記事とは関係ないけど、いや、あるか!以前にレガさんは、AWAのレッスルガニアについて記事をアップされていましたよね。馬場が鶴龍を伴って参戦した大会です。
あれね、貴ブログと併せてフミ斎藤氏のSPA!コラムを読むと、極めて策謀うずまくビッグマッチだったんだなーって感心しますよ。やっぱプロレスは裏表どちらも面白い。


最近なんかしんないけど、天龍を意識して、彼が愛飲するアサヒスーパードライをよく飲むんですよ。あれは本当に飲みやすくて、もともと酒が弱いわたしでも350mlくらいなら10缶程度はあっとゆー間!
まさに老若男女すべてが楽しめる国民的清涼飲料ですね!
ご壮健なレガさんならハンパない飲み方されるんでしょうね。今後ともムチャ・リブレしてください。

>し~まさん

ブロディとマスカラスは、マット界にあってミュージシャン的というか、アーティスト気質が際立っていた二人<これまたし~まさんならではのお見立てですね。アーティストという表現は非常にしっくりきます。

ブロディは、しばしばマットワークをつうじて我が物顔で相手を叩き潰す、長州どころではない唯我独尊のファイトスタイル(それが祟ってナガサキに制裁されちゃった<そういう話もあるんですか? ブロディの場合はフィジカル最強説ですよね。ナガサキという事は全日時代の事ですか?

猪木との邂逅をもって昭和プロレスの掉尾を飾るという歴史観<昭和最後の大物対決だったんですかね、あの闘いは。

全日本のタッグリーグ戦は昭和の紅白にも似て…今度は90年代の最強タッグも取り上げて<そこは完全にポッカリ抜けておりますね。
私が観戦した最強タッグはゲーリーがいた時代ですから、四天王の後期なんですよ。

AWAのレッスルガニア<???…タッグ五輪ですか? あれは流星さんのブログこそが詳しいですよ。

天龍を意識して、彼が愛飲するアサヒスーパードライをよく飲むんですよ…酒が弱いわたしでも350mlくらいなら10缶程度はあっとゆー間!<いや充分強いでしょ(笑)。3.5リットル空けてる訳ですから。

老若男女すべてが楽しめる国民的清涼飲料ですね!<シャープですよね。
し~まさんもほどほどに楽しいお酒をご愛飲下さい!!

No title

一回こっきりでしたか…。う〜ん、勘違いかな?

記事とはまるで関係ないのですが、サンアントニオとアラモと言えば、97年のロイヤルランブル
WWE世界戦サイコシッドVSショーンマイケルズをどうしても思い出してしまいます。

アラモドームに6万人の観客を集めた地元の英雄ショーンが、シッドから王座を奪回した試合。
ショーンにそれだけの動員力があったのかと、関係者も驚いた大会でした。


全く関係ないコメント、失礼しました!

観ました!

レガさん更新お疲れさまです。

コメントする前に試合を観ました。

なんでしょう。

想像していたバチバチ、ハラハラ、暴れまく
るみたいな感じではなかったのが少し意外な
感じがしました。

ハンセン選手、ブロディー選手の試合にこうい
う試合もあったんですね。

>HBKさん

一回こっきりでしたか<その様です。

97年のロイヤルランブルWWE世界戦サイコシッドVSショーンマイケルズ<97年…日本は激動の年ですね。アメリカマットもWCWが優勢の頃でしょうか?

ショーンにそれだけの動員力があったのかと、関係者も驚いた大会<興行人気と会場人気という奴でしょうか。90年代後半、日本では前者が小川で後者が蝶野だったと思います。
ショーンにはそのどちらもあったんでしょうね。

>みーさん

こちらこそ、コメントありがとうございます。

想像していたバチバチ、ハラハラ、暴れまくるみたいな感じではなかった<ギクシャクした空気もあって、好き放題暴れるだけの試合ではなかったかもしれません。
何よりマスカラスがその展開を許さないでしょうしね。

フィニッシュがウェスタン・ラリアートじゃなかったのも関係してるのかも知れませんね。

No title

当時は単純に期待はずれって感じであまり記憶になくて、去年位にYOUTUBEで見直した時、ああ今なら不穏試合って言われるかもしれないなって思いと、一方でマスカラスのプライドと気の強さを再確認できた試合でした。

一方でハンセンとドスカラスが何とか試合にしようと苦慮してる感じが垣間見えて、その意図が伝わったのかドスカラスにはあまりブロディカタくいってないですよね。

どうしたってマスカラスってトップ選手なんですけど賛否両論というか。この試合の実況陣も肯定的じゃないし、馬場さんも悪い見本でちょくちょくマスカラスの立ち振る舞いを例に挙げてたのはありますね。

たしか当時ってアメリカにルチャ系の団体が進出しててそこそこ好評で各地のプロモーターが神経をとがらせてたって話を聞いたことがあって、その反動かメキシカンが小馬鹿にされてたって(移動中でもマスクを脱がないなどが標的になってた)。その最たる象徴がマスカラスだったのかなって。もしかするとブロディはある種差別意識でメキシカンが調子に乗るなと、って意識でこの試合に臨んでたんじゃないかなって。それが事前にロッカールームに伝わってのマスカラスの試合前の反応だったのかなって。

そういうの考えると未だにマスカラスが保持し続ける”あの”ベルトは彼なりのアメリカに対する意地なのかなって。お前らが何を言おうとこのベルトはあのルー・テーズが私を世界チャンピオンだと認めた証だぞと。

し~まさんが触れたナガサキ選手の下りは確か、予備知識が無かったブロディが三流の日本人選手だとなめてかかったらものすごくベースがしっかりしてて尚且つラフも強かったので詫びを入れたって話だったかな。

前の記事の話ですが、ブロディの家にあったパラボラアンテナはワープロスタッフ向けには世界中の試合を見るためとしてましたが、実際は奥さん曰く趣味の範疇を超えてた株の取り引きのためにニューヨーク市場を見るためのモノだったんじゃないかなと思います(笑)

>ささのっちさん

今なら不穏試合って言われるかもしれないなって思いと、一方でマスカラスのプライドと気の強さを再確認できた試合<ある意味、もっともっと差別の強い時代にマスカラスがロスでトップを張れた理由がわかった様な…いや違うかな?

ハンセンとドスカラスが何とか試合にしようと苦慮してる感じ<ドクトルルチャもそこに触れていましたが、ハンセンは特に何も思ってはいなかった様です。
ブロディとドスにしたって後年、新日で当たっていますけど何もないですしね。

マスカラスってトップ選手なんですけど賛否両論…馬場さんも悪い見本でちょくちょくマスカラスの立ち振る舞いを例に挙げてた<この試合内容に一番頭を抱えていたのがプロモーターの馬場さんらしく、個別に話をしてもマスカラスは何時間もゴネたそうです。一方のブロディは微笑んで「OK」の一言だったとか。

メキシカンが小馬鹿にされてたって(移動中でもマスクを脱がないなどが標的になってた)。その最たる象徴がマスカラスだったのかな<そこまでブロディが意識するのかなぁ…という気もするんですよ。私は試合中に火が点いたんではないかと。
むしろ先日、亀熊さんから頂戴したDVDに入ってたヒギンズ戦なんかは最初っから格の違いを教えてやろうという気概をひしひし感じます。

未だにマスカラスが保持し続ける”あの”ベルトは彼なりのアメリカに対する意地…お前らが何を言おうとこのベルトはあのルー・テーズが私を世界チャンピオンだと認めた証だぞ<ん? IWAでしたっけ? WWAでしたっけ?
そう考えると、既に無価値に等しい勲章を心の拠り所にしてるマスカラスってむしろかっこいいですね。

ナガサキ選手の下りは確か、予備知識が無かったブロディが三流の日本人選手だとなめてかかったらものすごくベースがしっかりしてて尚且つラフも強かったので詫びを入れた<そんな話もあるんですか? 知りませんでした。ナガサキの喧嘩最強説を裏付けるエピソードですね。

パラボラアンテナはワープロスタッフ向けには世界中の試合を見るためとしてましたが、実際は奥さん曰く趣味の範疇を超えてた株の取り引きのため<ブロディって引退後の事を誰よりも真剣に考えていたんですよね。趣味の範疇というよりも、そこは本気の投資だったんでしょう。
それもこれもバーバラ夫人やジェフリー君の為だったと思います。

>ささのっちさん

追記です。

その後、気になって記事中のGスピリッツ読み返したんですけど、HBKの師匠にあたるホセ・ロザリオ曰く、ブロディとドスも試合前に大喧嘩した事があったそうです。
やはりブロディはメキシカンに対する差別があったんでしょうかね?

>レガさん

そのようですね。ドスも兄のようにプライドが高いとまではいきませんが、向こう気の強さは相当と聞いてます。

改めて、この試合はネット界隈でも様々な方が考察していますが、中には人の話を又聞きする様な形のモノを視点の中心に捉えてる方も結構いて、今のご時世ちょっと探せば映像観られるのに、レガさんのように考察してる方ってそういないものなんだなと。ここはやはり他にコメントを寄せる諸先輩方の意見も僕なんか気付かされる事も多いので。

まだまだ研鑽の日々です(笑)
紫レガとは?

紫レガ 

Author:紫レガ 
44歳のプロレス話


待て待て待て待て!! 読め!! 俺の記事をこの野郎!! 待て貴様ぁ!!

どーですかぁーーーー!!

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