運命の不協和音 WoO.1.5 ~Another KING KONG~

先月末の亀熊さんとのテーブルマッチ(参照:ファイアーバードサミット 2016冬)の際、

ありがたく頂戴した貴重な昭和新日DVDの中に、

“超獣”ブルーザー・ブロディの姿もありました。
20161126ファイアーバードサミット4

それはまさしく私が所有していない映像でして、

一つは新日マット初登場のシーン。
左手のチェーン右手に花束

もう一つはアントニオ猪木との初対決直前に、

山本小鉄さん自ら取材に赴いたサンアントニオ・ロケ。
ブロディ!!

今記事をもって、

一連の猪木vsブロディ記事完結編とさせて頂きます。

初回の記事(参照:運命の不協和音 WoO.1~バーニングスピリット~)と併せてお読み下さると幸いです。

それでは早速、

31年前の春にタイムスリップ致しましょうか!

1985年の紫レガ2号さーん!!



はいっ! こちら1985年3.21 後楽園ホールの紫レガ2号です。

まずはブロディ衝撃の新日マッチ初登場!!

その4分間の視殺戦を改めて検証してみましょう。

まずは私の記憶違いから始まります。

ブロディがホールに最初に姿を現したのは、

猪木入場後ではなく前だったんですね。
遂に超獣新日マット登場

それも究極のチラ見せ…会場を騒然とさせて一旦掃けるという。

古舘伊知郎アナの過激な名セリフが飛び出します。

古舘アナ
「おおーっとぉーっ!! これはブルーザー・ブロディでありましょうかぁっ!? スポットが当たりました!! カメラはブルーザー・ブロディを捉えている!! 左手にチェーン!! 右手に花束!!」
右手に花束、左手にチェーン

一旦ブロディが踵を返した後、

『炎のファイター』に乗って猪木が登場。
おっとり刀で猪木もリングイン

そして『運命』の旋律の中、ブロディが再度登場!!
再度姿を現したブロディ、

大きな花束を放送席に置いて、

新日の会場での初シャウト!!
まずはシャウト

そしてリングインと同時に、

守護神であるチェーンを振り回していきます。
そしてブロディもリングイン

それを見据える猪木の視線は、

恐ろしいくらいに冷静です。
冷静に見据える猪木

ただならぬ空気に急かされたのか、

セミを終えたばかりの藤波辰巳も、

着替えの途中で駆け付けました。
藤波も駆け付けた

じーっとブロディを目で追う猪木。
あくまで冷静な猪木の視線

ブロディは歩を止めると、

猪木の目の前で右手を差し出しました。
右手を差し出すブロディに、

しかしここから猪木の目が異様に鋭いですね。

そして絶対に自分の領域に足を踏み入れさせない。

結界を張っている訳です。
応じない猪木に対して、

そこを瞬時に察したブロディのこの表情。
この表情から、

そこを敢えてもう一度右手を差し出すブロディ。
もう一度右手を、

当然応えない猪木に対して、

ブロディは大きなシャウト連発。
たまらずにシャウト

そして一言二言発すると、
そして挑発

猪木も一言返しながら、この目!!
猪木の目にバーニングスピリット!

まさしく“バーニングスピリット”が宿っていますね!!

そしてガウンの紐を解いた瞬間、

ブロディはすかさずエプロンへ。
ガウンの紐を解いたタイミングでブロディはエプロンへ

ここら辺りが両雄ならでは、

虚々実々の駆け引き合戦!!

猪木はさらにサッとガウンを脱ぎ捨てると、
ガウンを脱いだ猪木に対し、

ブロディもスーツの上着を脱ぎました。
ブロディもスーツの上着を脱いだ

遂には猪木の後方に坂口征二の姿まで!!
猪木の後方には坂口が

このやり取りを最後にしてブロディはリングを降りると、

静かに退いていきました。
ここでリングを後にしたブロディ

この大きな余韻を残したまま、

メインエベントに突入した訳です。
そしてメインに突入

ほんの4分の出来事ですが、

画面を観ていて、

こんなに緊張感を感じた事ありませんでしたね。



続いて両国での初対決直前に、

ワールドプロレスリング解説者の小鉄さんが決行した、

サンアントニオ取材レポート。
サンアントニオ潜入取材

アラモ砦の前でブロディ邸への突入を決意する鬼軍曹。

小鉄
「さて私、テキサスのサンアントニオにやって参りました。私も18年前ここで試合をやりまして、懐かしさがいっぱいであります。ここ、後ろですねアラモ砦、1836年にボウイ大佐がですね、メキシコの大軍と玉砕した所であります。さて、このサンアントニオで何が起こるでしょうか!」

アラモ砦の前で小鉄さん

まずは起伏の激しい坂道を走る、

ブロディのロードワーク風景。
ブロディのロードワーク

小鉄
「このストライド見て下さい、なかなかいい走り方するでしょ? これね、恐らくスタミナあると思うんですよ。走り方巧いからね、スタミナあるって事ないですけど、こんだけの体重背負いながら尚且つその走り方するって事はね、いっつも走り込んでるって事が言えますね」


そのまま自宅ジムでのトレーニング風景に切り替わります。

小鉄
「15坪ぐらいありましたね。全部器具が揃ってまして、器具をどかしますとマットがひけてですね、それであのー寝技も出来る訳ですね。そこら辺のところ、一流選手はジムまで持ってるって事ですね」

ブロディのベンチプレス

後ろからじっと見つめる小鉄レポーター、
ブロディのマシントレ

ダンベル運動の途中で、

ブロディは気付いてしまったのか?
ブロディのダンベル運動

突如、小鉄さんに詰め寄ります。

ブロディ
「お前は猪木の友達だろう! 奴に俺からのメッセージを伝えろ!!」

小鉄さんに詰め寄るブロディ

ブロディ
「いいか4月18日は覚悟しておけ! 猪木、キサマをメチャメチャにぶっ潰してやるとな!!」

猪木への伝言

一転して自宅でキッチンに立つブロディ、

隣りはバーバラ夫人です。
バーバラ夫人とキッチンに立つブロディ

ブロディが作っているのは、

特製のジュース。
タマゴに、

小鉄
「今バナナ入れてますね、リンゴ入れてるでしょ? それからミカンですね、それからタマゴ入れて、ミルク入れて、ハチミツ入れてですね、プロテインを入れまして。ま、そういう風に入れましてね…尚且つオレンジジュースまた入れてる訳ですね!」

オレンジジュースも入れて、

そしてミキサー!!
ミキサー

小鉄
「それでミックスしましてね。彼がね、これですね、何cc入りますかね? 5杯飲みましたよ、これ!! これ5杯飲んでますよっ!! …そこら辺に秘密があんでしょうね!」

これを5杯飲む!

スムージーなんてオシャレな飲み物がまだない時代に、

いくつもの食材をミキサーしていきます。

不謹慎ながら私はかつての『全員集合』における、

シムケンとジュリーの夫婦コントを思い出しましたね。

締めはブロディの食卓風景。
ブロディの食卓

焼き上げた分厚いTボーンステーキを、

手掴みでかぶり付く訳です。
最後は手掴みでTボーンステーキ

この時に古舘アナが言った「Tボーンステーキ」という名称が、

当時、私の胸に突き刺さり、

以来ずーっと「Tボーンステーキ」が頭から離れずも、

そんなメニューにお目にかかる事などなかったのですが、

20年以上前ですかね? 初めて行った海外旅行先で、

メニューに“T BONE STEAK”を発見。

迷わず「てぃーぼーん! ぷりーず!」と(笑)。

骨付きの筋ばったステーキを感動しながら食べましたね~、

さすがにフォークとナイフでしたが。

実はここも一個、記憶違いがありまして…、

この後に小鉄さんはブロディ邸の庭で、

大きなパラボラアンテナを発見して、

「このアンテナで世界中のプロレスの番組を観ている訳です」っていう解説を…。

全く違いましたねぇ、

でも確かにパラボラアンテナはあったはずなんだよなぁ。

あれ週プロのリポートだったのかなぁ???

…さて!! ここから再びWoO.2へ続いていきます。



この記事、亀熊さんなしには書きえませんでした。

心から感謝致します、

本当にありがとうございました!!

関連記事
スポンサーサイト

tag : アントニオ猪木 ブルーザー・ブロディ 山本小鉄 亀熊

comment

Secret

No title

更新お疲れ様です。

レガさんTボーンステーキを食す
る時は「手で鷲掴み」って決まっ
てるんでよ〜(笑)

家族で外食される時は是非‼︎‼︎

それにしても亀熊さん貴重な映像
をもっているんですねぇ〜〜

ブロディ選手スーツがとても似合って
いますし、画像を観るだけでもハラハ
ラドキドキ。
花道から入場し誰も近付けない
あの雰囲気を身に纏う姿を思い出し
ました!

皆さん本当に色々な映像をお持ち
ですね。

No title

この登場シーン、衝撃でしたね。

当時の状況、ブロディのキャラ、服装、曲、アイテム・・・
全てがドンピシャではまった瞬間ではなかったか、と思います。

いまだにこれを超えるインパクトで登場したレスラーは見ていないです。

どういたしまして

レガさんに貢献出来たようで良かったです!
こうしてレガさんのコメントや考察を見ながら改めて振り返りますと、また味わい深く
見返せるんですよ。

小鉄節の忠実な書き起こし、ウケました(笑)。先日お会いした時も、途中からお互いに
どこまで小鉄節でしゃべれるか?みたいなノリになりましたもんね(笑)。
小鉄さんと古舘氏の「ケツ割れ論争」があの時の隠れた話題の中心だったかも(笑)。

私もレガさんからいただいたCDとDVDを堪能していますよ。こちらこそ、有難うございました!

>みーさん

いつも読んで下さり、ありがとうございます。

Tボーンステーキを食する時は「手で鷲掴み」って決まってる<…またディスってますね? 一応フォークとナイフくらい使えますよ~。
手で鷲掴みしていいのは、もぎたてのリンゴとGカップのおっぱ○だけですよ~!

亀熊さん貴重な映像をもっているんですねぇ<いや本当にありがたい限りです。
時間をかけて一個一個ご紹介させて頂きますね。

画像を観るだけでもハラハラドキドキ。花道から入場し誰も近付けない<道で遭っても容易に声なんて掛けられないオーラがありますよね。当時はそんなガイジンレスラーばかりでした。

皆さん本当に色々な映像をお持ちですね<今の時代、気軽に動画を検索すれば大概の試合は観れちゃう訳ですが、やっぱりテレビ映像そのものが一番良いですね。
今回の亀熊さんもそうですが、本当に私の場合、ご縁に恵まれています。

>ひらたさん

この登場シーン、衝撃でした<予備知識なく観たもんですから、超ドキドキしました。現代では到底難しいサプライズですよね。

当時の状況、ブロディのキャラ、服装、曲、アイテム・・・全てがドンピシャではまった瞬間<まさしくこの登場シーンによって、新日での新キャラ(?)である“インテリジェンスモンスター”が確立されましたよね。

いまだにこれを超えるインパクトで登場したレスラーは見ていない<この時までもそうですが、今後この様なインパクトを感じる事はないでしょうね。
こういう存在自体も今では居ない訳ですから。

>亀熊さん

本当にありがとうございました!! もうあれから2週間ですよ~…。

コメントや考察を見ながら改めて振り返りますと、また味わい深く見返せる<恐縮しきりであります。これは永遠に語れる映像ですから。

小鉄節の忠実な書き起こし<口癖ってありますよね。今回文字にしてみて、小鉄さんって「尚且つ」ってよく使っていますよね。
猪木で言えば「ズバリ言って」、三沢で言えば「ぶっちゃけ」、前田氏で言えば「いろんな意味で」…っていう感じありますねっ。

途中からお互いにどこまで小鉄節でしゃべれるか?みたいなノリになりました<楽しかったですね~、ああまた早く行きたいですね!!

小鉄さんと古舘氏の「ケツ割れ論争」<亀熊さんご指摘通りの内容でしたね。でも私、確かに「切れ痔」のくだりは聞いた事あるんですよ。
恐らく土曜夜のラジオ番組『赤坂野郎90分』内の『伊知郎君と小鉄ちゃん』コーナーで交わされた内容だったと記憶していますが…どなたか覚えてる方いませんかね?

本当に当夜は楽しかったです。
また雪が融けた頃にでも、お願いします!!

とにかくタイミングですねぇ。

No title

パラボラアンテナで世界中のプロレスを見ている・・・



この時代ならネットもないので特にツッコミも入らないですが、もしそういうアンテナがあったならばおそらく世界中のプロレス番組を見るためにアンテナを購入するファンは多かったでしょうね (笑)


しかし、小鉄さんに
「お前は猪木の友達だろ」
というのも面白いですね。
猪木の方が年下だけど、キャリアは猪木の方が上。
でもって、立場的には猪木の方が格上で・・・

小鉄さんは
「友達だろ」
と言われてどう返答したのか気になります (笑)

>ナリさん

もしそういうアンテナがあったならばおそらく世界中のプロレス番組を見るためにアンテナを購入するファンは多かったでしょう<今となっては単純に笑い話なのですが、あの映像(写真?)はインパクトあったんですよ~。昨今の家庭用BSCSアンテナを200倍くらいに拡大した様なアンテナでした。

小鉄さんに「お前は猪木の友達だろ」というのも面白いですね<あ、やっぱりそこも気になりましたか?
咄嗟に小鉄さん、「いや、俺は猪木の友達じゃない! リングを降りたら大嫌いなんだ!」と言ったとか言わなかったとか…(笑)。
いやそれは冗談として、初対決の両国ではブロディがあわやドタキャンみたいな流れになって、小鉄さんは決死の説得に乗り出したみたいですもんね。一歩間違えたら刃傷沙汰みたいな。
昭和の現場監督の意地でしょうなぁ。
紫レガとは?

紫レガ 

Author:紫レガ 
44歳のプロレス話


待て待て待て待て!! 読め!! 俺の記事をこの野郎!! 待て貴様ぁ!!

どーですかぁーーーー!!

最新記事
最新コメント
カテゴリ
来場者数
最新トラックバック
検索フォーム
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
月別アーカイブ
リンク
QRコード
QRコード