冷静かつ冷酷に。

久々の技トーークです。

昨日の記事(参照:最強の名の下に)の中で紹介した高田vsゲーリーのフィニッシュ前の一撃。

躊躇なく顔面へも

直撃ではないですが、膝立ちの“2点ポジション”の相手に対してUインタールールで認められている顔面への打撃を敢行しています。

結果、ゲーリーにダメージを負わせて最後の腕ひしぎ逆十字へつなぎました。

この蹴りに行く際、高田には寸分の躊躇もありません。

勝利に対するひたむきさが、冷酷なまでの攻撃となって表れてます。

この蹴り。

もしも、あの時に同じ気持ちで繰り出されていれば…

このゲーリー戦から3年以上の歳月を経て実現したPRIDE.1における高田vsヒクソンです。

ゴング!!…高田、秘密特訓の構え!!??

以前、記したように(参照:第一歩 )この試合での高田の最大の勝機は1R終盤にもつれた際に一瞬訪れた膝蹴りのチャンス。

もつれる…

チャ~ンス!!

膝蹴り不発!!

これは最悪だったコンディションのせいもありますが、何よりも10ヶ月実戦から遠ざかっていた高田の試合勘の鈍りが、この膝蹴りにコンマ何秒かの躊躇をもたらせてしまいました。

もしも…この時の高田にあの一瞬だけでも1994年の高田が憑依していたなら…

勝利のアピール

のちに同じ場面を見た記憶があります。

それは2003年PRIDEミドル級GP1回戦の田村vs吉田です。

田村キレ気味の

膝蹴りは

当たらず!!

この膝蹴りは執拗にグローブを掴んで離さない吉田に対してキレた田村が放ったものです。

この時は冷静さを欠いてました。

結果、田村も敗れましたが、この場面も試合のカギとなりました。

とにかく高田田村

こういう場面での技の失敗と言う部分も似てますね。(参照:“覚悟”の表れ)

高田、田村組③

相手に対する冷静さと冷酷さ。

勝負とは難しいものです。
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tag : 高田延彦 田村潔司 ヒクソン・グレイシー 吉田秀彦 PRIDE

comment

Secret

No title

実際高田、田村ともに・・
この時放った膝はかなり鋭いですよね!
当たってませんけど(汗
あの膝が直撃すれば一発で終わったと思います
田村も同様に・・。
やっぱヒクソンに勝ってコーナーポストに昇る高田を見たかったですね!

>Fさん

あの膝…入ってりゃねぇ。

でもどっちも入らなかったことが宿命なんですよね。
結果、二人の敗北は重い重~いものとなりました。
我々の落ち込み方…これもし勝ってれば、これほど記憶に残らなかったかも知れませんね。

No title

パンクラス勢が高田VSヒクソン戦を分析してるビデオ観たことあるんですが・・・・
「この場合、膝には行かない」
って言ってました。(10年以上前なので記憶違いだったらすいません)

その選択が良いか悪いかは別として、ハッキリとした差を感じました。

No title

確かに船木と高橋が言ってましたね
ちゃんとタックルを切ってから膝と・・。
高田本人は本能で動くと自分で語ってたんで・・。
顔があれば膝でってあったと思いますが・・。
でも普通に当てれるチャンスでもあったとは思いますけどね
やはり、この試合はなんて言っていいやら・・

>ケツさん

お久しぶりです。

はい思い出しました思い出しました!!
「既にヒクソンの顔が高田のサイドにくっついてるんで、膝蹴りは当たらない」みたいなコメントでしたよね? 違ったかな?
でもその位置でもベストの高田なら膝でヒクソンの顔面をカッポ~ンと吹っ飛ばしたと思うんですよ。
技術的にはパンクラス論がまったくもって正解なんですが、全盛期の高田の蹴りの印象が強い私はやっぱりこの場面が勝機だったと今でも思います。

>Fさん

ああ、船木と高橋でしたか。
ということは船木vsヒクソンの頃でしたか?
高田が活路を開くにはやっぱり蹴りしかなかったでしょうね。
あとやっぱりあの時点ではシューズを履いてた方が良かったですよね。
裸足で試合するの自体が初めてでしたから。

おひさしぶりです

『格闘技』と『人』、どちらに焦点を合わせるかですね。
私も勝機だったと思います。

>ケツさん

これも宮戸語録なんですが、

「あのレベルになると、勝敗は強い弱いじゃない。神に選ばれたどちらかが勝つ宿命にある」(ちょっとアレンジしてます)

らしいです。
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