元祖・鼻血ブー伝説(1992)

中野龍雄

旧UWFから新生U、そしてUインターと“U一筋”に生き、Uの名を冠した団体のない現在でもレガースにはUWFの3文字をしっかりと残してリングに上がり続けて(?)いるタマラナイ男。

まずはメンチ切り

中野vs垣原

中野といえば、博多男であり、

中野といえば、茨城訛りであり、

中野といえば…鼻血であるわけです。

握手はしない

その中野の鼻血史上頂点を極めた闘いが、

1992年9.21 大阪府立体育会館

中野龍雄vs垣原賢人
です。

昨年末に出たkamiproの対談において、この試合を語った興味深いエピソードがあります。

kamipro 130 (2009)―紙のプロレス (130) (エンターブレインムック)kamipro 130 (2009)―紙のプロレス (130) (エンターブレインムック)
(2008/12)


 kamipro №130 より
よみがえれ!UWFインター伝説 高山善廣×ミヤマ☆仮面×金原弘光

― 中野さんはとくに上下関係に厳しい人だったみたいですね?

ミヤマ「そうですね…。僕も中野さんとはいろいろありまして…」

金原「来た! いきなり中野さんの話いっちゃいますか?(笑)」

高山「垣原さんと中野さんが、Uインターの大阪で凄い試合をしたんですよね

― どんな試合だったんですか?

金原「中野さんを掌底でボコボコにして、顔中血だらけにしちゃったのよ(笑)」

ミヤマ「中野さんってけっこう鼻血が出やすい人で、試合前から鼻血が出てるような人じゃないですか?」

― そうですね(笑)

ミヤマ「でも、そんな鼻血が出やすい中野さんにしても、えらい血が出てるなと思ってたんですよ。僕の身体にも返り血がベッタリついてて、試合後に聞いたら顔面骨折されてたんですよね

高山入院して手術したんですよ

― そんなにボコボコにしちゃったんですか。

金原「あの試合はみんなビデオで観た方がいいよ。ベイダーもその試合のビデオを観て『中野は根性がある』って認めてたんだから」

ミヤマ「でも、やっぱり上下関係は新生の頃からありますから、そんな状態で後輩がそんなことやっちゃって、大変なことじゃないですか。だから試合後、いくら試合で正々堂々とやったこととはいえ、先輩にケガさせたのはマズいと思って一応病院に見舞いに行ったんですよ。そしたらまったく口利いてくれないんですよ」

― ズバリ言ってカンカンだったわけですね(笑)。

ミヤマ「どうしようと思って。それから退院されて何カ月か経ったら、突然、中野さんから電話がかかってきて『いますぐ来い!』って言われたんですよ」

金原「垣原さんが呼び出しくらって『いまから中野さんのところに行ってくるよ』って暗い顔で言ってたの覚えてますよ(笑)」

ミヤマ「それで中野さんの家のインターホンをピンポーンって押して、ドアが開いた瞬間にいきなりパンチの嵐ですよ! もうボッコボコに殴られました」


今では笑い話ですが、当時の中野の威圧感は凄かったです。

左ストレートに始まり

試合の方は、垣原が得意の掌底マシンガンを駆使して中野の顔面を文字通り“壊して”しまいます。

猛ラッシュ

早くもダウン

しかし中野の違うところは鼻血が出てからが本領発揮という不思議な面。

早速鼻血、エンジンかかったぞ!!

それでも垣原の猛攻は止まりません。

なおもラッシュ

何とか掴まえてグラウンドに行く中野ですが、

何とか掴まえて

グラウンドへ

多量の流血に一旦ストップ、ドクターチェックを受けます。

ドクターチェック

しかし中野の場合はドクターが判断する前に、勝手に「やるっス」と踵を返します。

血を拭って

血しぶきを上げて…

やるぞ!!鼻血っブーーーーー!!

それでも垣原のラッシュは止まりません。

さらにラッシュ

でもエンジンのかかった中野は逆にエスケープ奪取!!

何とか捕えて膝十字でエスケープ奪取

もう大変な事に…

打撃の間合いも掴んできました。

軸足蹴り

そして…

膝連打で、

ダウンを取ります!!

ダウンを奪った!!

強引なスープレックスから、

強引なハーフハッチから、

マウントも取ります!!

マウント掌打

しかし垣原も勝負に行きます。

それでもラッシュ

“切り札”ニールキックは空振り!!

ダメ押しのニールキックは空振り

ここを見逃す中野じゃありません。

足とって張り手から、

踏みつけて、

シャチホコ!!

最後のコンビネーションは、中野ならでは。

中野傷だらけの勝利!!

高田曰く「あいつは野武士だよ」と。

無骨な中野の試合をもう一度“U”の名のリングで観たいものです。
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tag : 中野龍雄 垣原賢人 kamipro

comment

Secret

No title

こんばんは!あのインタビューは面白くてよく覚えています。試合のほうは見たことなかったので、とても興味深くみさせてもらいました。
 鼻血凄いですね~。中野がカンカンになるのもわるんですけど、ちょっと垣原も可哀そうですねえ。鼻血では橋本超えですね!

>H.Tさん

こんばんわ。

kamiproの対談は当時を知らない方でも面白かったと思います。
そう、中野といえば“鼻血”です(笑)
なにせ新生時代は試合じゃなく全選手入場式で鼻血流してたらしいですから(笑)
カッキー、わかりやすすぎです。当時は2戦目3戦目でなぜ掌底出さないのか不思議でした。
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