運命の不協和音 WoO.15~氷と炎の3600秒・中編side A~(1986)

WoO.14からの続きです。

燃え上がらんとするアントニオ猪木の闘魂の炎を、

ブルーザー・ブロディは氷水を浴びせて消火して行く様に、

試合は重い雰囲気で進んでいきます。
猪木の顔が苦痛に歪む

ブロディはもう一発、

猪木の頭部を蹴りつけてから、

突如がぶっていきます。
突如がぶって来るブロディ、

しかしこれは逆に猪木の土俵、

すぐさまハンマーロックに切り返します。
すぐ抜け出した猪木は、

離れると左肩へのストンピング連発しておいてから、
ストンピングから、

改めてハンマーロックに取って気合を入れていきます。

猪木
「アシャシャシャシャシャ!!」

ハンマーロックで返して、

そういや、猪木の糖尿病克服は“氷風呂入浴法”でした!!

俄然ここから元気が出て来るのです。

それにしても当時の新日マット、

UWF軍団の占拠によって次々と、

それまで知らなかった新しい関節技が、

どんどん披露されていった時代に、

猪木は敢えて逆行するかの様に60~70年代の関節技である、

ハンマーロックを繰り出すんですからね。

今の時代に置き換えれば、

オカダが突然ゴールデンアームボンバーやる様なもんですよ。

…いや違うな(笑)。
ブロディの動きを封じます

ブロディは何とかロープにエスケープ。

一旦離れると、

ブロディはお得意のパターン…手四つの申し出です。
手四つを要求するブロディ、

珍しく猪木が応じると、

パワーに勝るブロディがグイグイ圧を掛けて行きます。
それに応えた猪木、

しかしここから溢れ出てくるのが、

猪木の格闘パワー(参照:続・格とかパワーの事)なのです。
何とか返していくと、

巻き返しに行ったところで、

ブロディはすぐさまボディへの蹴り。
ボディへのトウキックから、

そしてロープに振ってのICBM弾炸裂!!
地獄のICBM弾!!

カバーの体勢はカウント2。
カバーの体勢は2でキックアウト

ブロディは一転してスリーパーホールドへ、
すぐにブロディはスリーパーに

猪木は起き上がってロープに振りますが、
ロープに振る猪木、

ブロディのショルダータックルに弾かれます。
ブロディの強烈なショルダータックル、

さらにロープワークの中で、

出ました!! 猪木流ローシングル(参照:猪木流ローシングルとは何か?)!!
ここでスライディングレッグシザース、

そのままリバースのインディアン・デスロックに極めて、
そのままリバースのインディアン・デスロックに極め、

バンプを5発!!
バンプを繰り返す

さらにボー・アンド・アローに行きますが、

ここはブロディが必死に阻止。
弓矢固めはブロディが堪えると、

猪木は諦めてデスロックに移行すると、

ブロディは身体を捻っての抵抗。
ダブルレッグロックを挟んで、

猪木は立ち上がってストンピングを入れてから、

足4の字を仕掛けていきますが、

ブロディがキックでカット。
足4の字はブロディが阻止

しかし長時間の足殺しによって、

ブロディは起き上がるのも辛そうです。

猪木はそこを見逃さずに、

コーナーポストに寄りかかるブロディを、

強引に引きずり込んで、
ブロディを引っ張り込んで、

再び足4の字へ行きますが、
もう一回4の字のトライ、

これもブロディはキックで回避。
これもブロディはカット

それでもロープ伝いのブロディに対し、

猪木はアリキックの連打から、
猪木はアリキックから、

もう一度、リング中央に引っ張り込んで、
もう一度ポジションを移して、

三度目の正直を狙いますが、
3度目も極まらず、

ブロディの右脚を伸ばす事が出来ず、

断念してのキウイロール。
猪木はキウイロールへ移行、

そしてアキレス腱固め!!
そしてアキレス腱固め、

ブロディはアキレス腱固めなんて食らった事ないですよ!!

新日本プロレス技BOOK表紙
 新日本プロレス 技 BOOK より

猪木
(一番のフェイバリット・ホールドは)まぁ、今でも一番、得意なんだけど、アキレス腱固めかな。絶対的にそこへ入れば極められるし、逆に言えば絶対に俺自身は相手に取らせないという」


言わば猪木自ら公認の懐刀ですな。

何とかロープに逃れましたが、
何とかロープに逃れたブロディ

これも長時間にわたって極まった為に、

ブロディは左足に大ダメージを負ってしまいました。

場外へエスケープしてストレッチをしていると、
場外で回復を図るブロディ

猪木も追い打ちを掛ける為にブロディの元へ。
猪木が追っていくと、

だがこれがブロディの誘い水、

トウキックから場外フェンスの外に投げつけて、
すかさず場外乱闘へ、

強烈な椅子の一撃。
強烈な椅子の一撃

さらに痛烈な張り手を見舞ってから、

猪木をリングに投げ入れると、
リングに戻して、

雄叫びを上げながらのアバランシュホールド。
まずはアバランシュホールド

追い撃ちのトウキック2発。
強烈なトウキック2発

今度は猪木がたまらずに場外エスケープ。
今度は猪木がエスケープ

カウント10でリングに戻ると、

待ち構えてたブロディは猪木をロープに振り、
ブロディはロープに振って、

いつものショルダースルー、

当然の様に猪木は蹴り上げてから、
いつものショルダースルー→猪木蹴り上げパターン

紫電一閃、延髄斬り!!
そして延髄!!

そのままパターンに沿って、

バックドロップの体勢に入ったところを、

ブロディは速攻エスケープ。
バックドロップまでは許さない

猪木はすぐに離れると、

ブロディをリング中央に誘っておいてから、

ヘッドロックをフェイントに使って片足タックルで寝かせ、
フェイントを使った猪木の片足タックル、

4度目のトライにして遂に足4の字固め成功。
ここで足4の字成功、

ロープ際まで行きますが、

猪木の足のフックはほぼ完璧な形です。

苦痛に歪むブロディの表情。
あまり見せないブロディの表情、

何とかリバースしますが、

猪木も簡単には裏返りません。
返していきますが猪木も簡単には裏返りません、

あわやギブアップという場面もありながら、

仕掛けてる猪木の方からロープアウトしてブレイク。
猪木の方からロープアウト

両者共に足を引きずりながら立ち上がると、

ここで猪木は「よっしゃ!!」と掛け声一発。
猪木の掛け声が出た!

いよいよブロディの氷塊を溶かす糸口が掴めたのか!?

ブロディは呻き声を発しながら、

猪木との距離を測ると、
左足を引きずるブロディに、

ここで突如、猪木が地を這う様な蹴りを繰り出します。
猪木の跌法!?

1発目は空を斬りましたが、

2発目がクリーンヒット。
今度はヒットした!

これぞ“骨法の秘技”跌法ですね? 流星仮面二世さん!?

さらに骨法流、裏蹴りを3連打。
これだ裏蹴り!

そしてアリキックを4発。
さらにはアリキック!

徹底した膝への攻撃に、

ブロディは防戦一方です。

ここが最大のチャンスと見た猪木は、

ブロディをロープに振りますが、
猪木はロープに振ると、

逆に切り返されて、
切り返すブロディ、

ドロップキックを喰らってしまいます!!
ここでドロップキックかーー!!

これだけ攻め込んでも、また振り出しなのか!?

超獣恐るべし…。

WoO.16へ続けましょう。

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tag : アントニオ猪木 ブルーザー・ブロディ

comment

Secret

跌法!!

出ましたですね跌法!!

骨法の技も猪木が使うと形が独特になるというか・・・一見オリジナルのように見えましたよね。実に味わいある技になりましたよね(^^)

この試合はロングバトルになったので、実にいろんな技が繰り出されましたよね~。ブロディは使わないと思われていた親友ハンセンのあの技を、初めて繰り出したのもこの試合でしたかね(ノ´∀`*)?

次回も楽しみにしてます!!アィダィ!!

長編お疲れ様です。

この試合が最後の闘いなのですね!

今までのいろんな経緯を見ていると、ブロディ選手は凄く扱い辛い選手だったんですね。

もしかすとこの試合も最後の最後までブロディ選手との試合が行われるのか分からなかったところもあるのでしょうか?

猪木選手、ブロディ選手の試合は技の掛け合い以上に心理作戦の方でお互いストレス?(ストレスの表現は違うかもしれません)も相当あったように思えました。

流星仮面さんも仰ってますが沢山の技が出てるのも見所の一つなのかな…。

ラストまで頑張って下さい‼︎

>流星さん

骨法の技も猪木が使うと形が独特になる<本元の方を観た事がないのでいささかアレですが、橋本の水面蹴りにも酷似していますね。
猪木の場合はややスローモーですが、逆にリアリティあるんですよね。

ブロディは使わないと思われていた親友ハンセンのあの技を<

何とか書き終えられましたよ!!
最後のアントンスペシャル決まってたから文句なし俺の勝ちでしょう!!

>みーさん

この試合が最後の闘い<そうなんです。闘いのネバーエンディングストーリーも最終章だった訳です。

この試合も最後の最後までブロディ選手との試合が行われるのか分からなかったところもあるのでしょうか?<その様ですね。
新日側としては、ブロディには前年末の後ろめたさもあるだろうから、交渉しやすいはず…と踏んでた節もありますが、そうイージーな相手ではなかった様です。

技の掛け合い以上に心理作戦の方でお互いストレスも相当あったように<そこは猪木側の方が大きかったみたいです。
ブロディはやりたい様にやっていたんじゃないかなぁ??…と。

沢山の技が出てるのも見所の一つ<終盤全く未知なる技が出てきますからね。
つくづく二人とも天才だなぁと思いました。
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Author:紫レガ 
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