運命の不協和音 WoO.7~神々の黄昏・後編~(1985)

WoO.6からの続きです。

ブルーザー・ブロディは万力の様なチンロック、
強烈なブロディのチンロック

一旦チョークでブレイクがかかると今度はスリーパー、

この一連の締め上げに、

アントニオ猪木は必死のロープエスケープ。

そしてその離れ際、

一瞬の隙を突いて猪木は下からの蹴りで、

ブロディを大きく突き放します。
下から蹴り上げる猪木、

続けてドロップキックをクリーンヒット。
的確なドロップキック

そして恒例となったブロディのショルダースルーに対する、

返しのキックから延髄斬り!!
ショルダースルーをキックでカットして、

続く2発目で、

遂にブロディをなぎ倒した!!
2発目!!、

一気に主導権を奪い返した猪木は、

千載一遇のチャンスと見るや一気にコーナーを駆け上がり、

急降下爆弾!!
一気にコーナートップから急降下爆弾

これをカウント2.5で返されると、

すぐにバックを奪ってバックドロップ!!
ブロディの巨体をヘソで投げる

これもカウント2!!

直後のブロディの動きが、

ちょっとだけ可愛かったりします。

ならば猪木はもう一発、延髄!!
さらに延髄から、

これにはブロディ場外まで吹っ飛びました。

敢えて戻って来るのを待ってから、

今度はブレーンバスター!!
ブレーンバスター

しかし掛けた猪木もスタミナの消耗が激しく、

両者ノックダウンとなってしまいます。

古舘アナ
「想像を絶する魔性の力と言ってもいい。運命の闘争第3ラウンドーーっ!! 果てる事のないメビウスの輪!! 闘いのネバーエンディング・ストーリー。両者共に倒れている! 神々の黄昏を見ている様だ!!」
両者共に深いダメージ

辛うじて先に立ちあがったブロディが、

ショートレンジのドロップキック!!
一発のドロップキックで逆転

そしてブレーンバスターを狙ったところ、

猪木が後方に着地してそのまま、

後方回転エビ固めを狙ってロープに押し込んだところで、

両者共に場外転落。
後方回転エビ狙いで両者場外転落

ここでダメージの浅いブロディは、

場外マットを剥いでのドリルアホール・パイルドライバー!!
場外マットを剥いでのドリルアホール・パイル

固いコンクリートの床にダイレクトに脳天痛打です!!

悲痛な猪木コールが鳴り響く中、

ブロディは猪木をリング内へ放り入れてから、

カバーに行くもカウントは2。

一瞬レフェリーに抗議しかけてから、

猪木にキック、スラムを決めておいて、

この予告は…!!
このポーズは…!!、

キングコング・ニードロップ!! 3戦目にして遂に炸裂!!
キングコング・ニードロップ!!

すかさずカバーに行くも…、

偶発的に猪木の左足がエプロンに出てブレイク!!
無意識に猪木の左足がロープに

絶対的な必殺技でも勝負が決まらない。

さすがのブロディも焦りが出て、レフェリーに猛抗議です。
抗議するブロディ

再び戦場を場外に移すと、

焦りの色を隠せないブロディは、

若き破壊王にICBM弾。
再び場外…食らうのは若き破壊王

そして椅子を持ち出してフルスイングの一発!!
椅子攻撃は藤波が救出

…これは猪木のセコンド藤波が救援!!

あきらかにルール違反です。

それでもブロディは椅子を離さずに、

猪木へ一撃、二撃、三撃…。

するとレフェリーはブロディに対しての警告に入ります。
レフェリーに椅子を取り上げられると、

この隙に椅子を手にしたのは猪木、

ブロディの脳天めがけて一撃。
なぜか猪木の手に、

さらにリングへ追っていき二発、三発、四発、五発、六発…、
猪木またしても暴走の反則負け

ここでゴング!! 大阪に続く猪木の反則負けが告げられました!!

今度はブロディがチェーンで反撃。
ブロディもチェーンを持ち出す

収拾がつかないリング上で、

ブロディは若手を蹴りまくります。
食らうのは…若きアリストトリスト

すると猪木がチェーンを手にして怒りのアピール。
今度はチェーンを奪ってアピール

ブロディもこれに呼応して再びリングへ、

そこで猪木はナックルパートの連打から、

快心の延髄斬り!!
最後に延髄!!

一発で場外に吹っ飛んだブロディは、

腹いせに会場中を大暴れしながら控室へ。
逃げろ逃げろ~!!

苦しい闘いでしたが、今宵は「ダー」無し。
どんな状況でも締めは猪木のポーズ

闘いのネバーエンディング・ストーリーは、

文字通り決着つかずで日本の夏を終えました。

一方、大阪、東京と二度にわたって、

逃げ帰るかの様に控室へ帰って行ったブロディでしたが、

2連戦を終えてのコメントは自信に満ち溢れています。

 週刊プロレス No.106 より

ブロディ
「大阪でチェーン、東京でイスを持ち出して私を殴ったのは、イノキのあせりの表われだ。オレを思惑とは違って倒せないので、彼はイラついたのだろう。弱点というより、神経戦で彼の上をいくことが出来たのは大きい。何しろ、肉体面ではオレが圧倒的に優勢だからな。これで、今後の戦いがグーンと楽になったぜ!」


ブロディとしては百戦錬磨のはずの猪木が、

自分の思惑通りのゲームプランで試合を組み立てられない事が、

痛快で仕方なかった事でしょう。



そして運命の対決はエキストラ・ラウンドに突入、

1985年8.3 ハワイ・アロハスタジアム

アントニオ猪木vsブルーザー・ブロディ
は国境を超えたのです。
運命の対決inハワイ3

過酷な三連戦のファイナルは、
運命の対決inハワイ4

またも決着つかずの両者リングアウト。
運命の対決inハワイ1

互いのプライドを譲らない事から、

何度闘っても結果は同じなのか? と思われ始めた時、

ブロディは新たな自己改革に取り組みます。

次回WoO.8…また時間を下さい。

関連記事
スポンサーサイト

tag : アントニオ猪木 ブルーザー・ブロディ

comment

Secret

No title

一連の猪木vsブロディ戦の異様さは、あたかも日本人大物対決か、あるいは団体対抗戦的趣きのもとで実現した対決であるという点につきるでしょう。

板坂剛の、まぁ、赤ちゃんのつくり方を知ってしまった少年が親の不純を攻めたてるなような暴露本も、対アンドレや対ハンセンでは出てこないはずでね。平成なら、そうですねー、川田vsオブライトに近いのかなー。外人相手でも緊迫した闘いを醸すことのできる、いいかえれば猪木の思うようにならないからこそのストロングスタイル最後の一戦が対ブロディだったのではないかと。

前になんどかコメしようとして、不正なコメントだから云々と受けつけてもらえなかったので、もしかしたらブログ主さまから忌み嫌われてしまったかと震えながら、性懲りもなく落書きにいそしむ、し~までございます(笑)。

>し~まさん

あたかも日本人大物対決か、あるいは団体対抗戦的趣きのもとで実現した対決<長年求められたビッグカードでしたから、それまでの引き抜きの結果実現した顔合わせとは次元が違いましたよね。

赤ちゃんのつくり方を知ってしまった少年が親の不純を攻めたてるなような暴露本<例によって上手い表現技法ですね!!

川田vsオブライトに近いのかなー<ゲーリー絡みは全日ファンとUインターファンで180度解釈の違う評価でしたね。

猪木の思うようにならないからこそのストロングスタイル最後の一戦が対ブロディ<多彩な技を繰り出した名勝負はこのブロディ戦が最後だったかも知れませんね。
UWF相手では自ずとレパートリーも限られますし、さらに晩年はチョークスリーパー一辺倒でしたもんね。

不正なコメントだから云々と受けつけてもらえなかった…忌み嫌われてしまったか<とんでもないですよ~!!(汗)
そうでしたか。大変申し訳ございませんでした。

変なところで“不正”扱いする時もあるんですよ。
以前『タフマン・コンテスト』ってコメント頂いたのが何度もNG扱いされましてね、ええ。

そこを拾うか? と(笑)。
紫レガとは?

紫レガ 

Author:紫レガ 
45歳のプロレス話


長州、これは俺のブログだ。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
UFC (1)
最新トラックバック
検索フォーム
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
月別アーカイブ
リンク
来場者数
QRコード
QRコード