月と太陽、ふたたび昇る

つくづく思い知りました。

田村潔司のファンでいるという事は、

次々と裏切られていく楽しさを共有する事だと。

3.25の巌流島で完敗を喫して(参照:タムちゃん、ここからだ!)から僅か23日後、

4.17 日本ガイシホールで開催される『RIZIN.1』に、

まさか!? の参戦が決定しました。

その傍らにはヴァンダレイ・シウバが、
シウバvs田村2

そして対角線には桜庭和志がいるというシチュエーションです。
タムサクアニメ

記者会見の報道を読んでみましょうか。

 eFight より
20160401RIZIN記者会見1
■【RIZIN】田村潔司が出場、シウバとタッグ組み桜庭&所と対戦

■【RIZIN】田村潔司、顔面骨折での強行出場

■【RIZIN】高田延彦、田村潔司の参戦をハグで歓迎

■【RIZIN】田村、再戦する桜庭について「何とも思っていない」

■【RIZIN】ダブルバウトルールは三本勝負の案も


記事中で気になった部分を抜粋するなら、

まずはこの場面でしょう。

高田延彦・RIZIN統括本部長は、隣に座った田村に「そういえばハグしていなかったね」と言うと立ち上がり、田村を「よく来てくれたね」とアツく抱きしめる。これに榊原信行・RIZIN実行委員長も加わり、男性2人にハグされた田村は照れ笑いを浮かべた。


20160401RIZIN記者会見2

四十過ぎたおっさんたちが何やってんの? と思う方がいたら、

ウチのブログは読まない方が良いですよ(笑)。

RIZIN統括本部長を務める高田延彦はこの試合の意義を“実験”と位置付けています。

高田
「本来であれば年末に出てもらいたかったファイターの一人。RIZINのレギュラーイベント(ナンバーシリーズ)の一番目の大会に、怪我を背負った形ですが田村選手のカードをラインナップ出来た、彼が並んでいること自体を幸せに思う」

(今大会には)ひりひりするような若い選手の試合が並んでいる。例えこの4人(桜庭&所vsシウバ&田村)が揃っていても、若い選手たちに負けない戦いが出来るかどうかの実験です、グラップリングのダブルバウト(タッグマッチ)は初の試みですが、一発目はこの4人だから任せられるところはある。トップレベルだからこそ任せられたこのカードをいい作品にして、グラップリングダブルバウトは面白いじゃないか、これなら毎回見たい、と言われるような作品を残してほしい」

「彼には今まで培った経験で、RIZINのリングで若い世代に田村潔司の存在や佇まいを教えていく使命がある。継続してこのリングの上で田村の戦いを見ていきたいし、若い世代に伝えてもらいたい。なかなか田村のような色気を持った選手はいません。ガンガン行くファイターはいますが、田村にしか出せない香り、色気があります。これをまた目の前で見られると思うと、あと10年も見られないわけですから楽しみです。少しでもファンと若いファイターに田村潔司を焼き付けて欲しいと切に願っています」


田村にしか出せない香り、色気…、

それって高田が持っていたものと同質のものなんですよ(参照:“覚悟”の表れ)。

RIZINが永く続いていく為には、

田村の様に圧倒的な存在感を持った選手の育成が必須だ、と。

きっと、榊原信行RIZIN実行委員長にとっても、

それは同じ思いでしょう。
20160401RIZIN記者会見3

しかし、いくらグラップリングルールとはいえ、

懸念されるのは田村の負傷具合。

ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル)とタッグを組み、桜庭和志(フリー)&所英男(リバーサルジム武蔵小杉)とグラップリング(全ての打撃を禁止した組み技限定ルール)のダブルバウト(タッグマッチ)で対戦することになった田村だが、3月25日の『巌流島』での試合で負傷し、試合直後に病院へ直行。レントゲンを撮った結果、鼻骨と頬骨3カ所を骨折していたことが分かった。
(略)グラップリングマッチで打撃がないとはいえ、顔面を押されたり体重が乗ったりすることもあるので、田村はヘッドギアを着用して試合に臨むことも検討されている。


顔面骨折ですからね…、

通常は試合なんて以ての外です。

「いまだに大金積んで無理矢理出場に持っていったのか?」的な見方もあるでしょう。

ここは田村本人のコメントを読むしかないですね。

田村
「1~2日経つにつれて自分の不甲斐なさも含め、RIZIN出場の機会をいただいて僕自身そんなに先が長くないですし、お話をいただけるだけでも光栄だと思い、出場することが自分にとってもいいのかなと思い出場に至りました」

「怪我を公表するつもりはなかった。巌流島以前に榊原さんに出場要請をされていまして、巌流島が終わってからと伝えていました。榊原さんと高田さんは今まで総合格闘技を引っ張ってこられた方ですし、特にPRIDE時代はお世話になっていたので」

「ずっと安静にしていました。しびれはないです。単純に骨が折れたという状況です」

「RIZINに出場させていただくことを自分なりの判断で決断しました。出る以上は来てくださったファンも含めて楽しんでもらえる試合をしたいと思います」

「あまり怪我がどうのこうのを前面に押し出したくないし、そこまでRIZINという舞台は甘くないと肝に銘じて出場させていただきます。自分はもう総合格闘技の選手としては寿命を迎えているので、今回は桜庭選手、シウバ、所選手、そして自分の4人が、いかに昔PRIDE時代に熱狂していたファンの方にもう一度
(会場に)足を運んでもらって、僕の持てるスキルを全て出し、若いほかの選手に負けないようにするのが務めだと思っています」

(桜庭との再戦だが)個人的には何とも思っていない。(関節技や絞め技で)一本を奪う気持ちはないです。僕のテーマはそこじゃない。いかに技術と技術をぶつけ合うかです。一本を奪ったら喜んでもらえる人もいるけれど、自分はそこを中心に見て欲しくない。(シウバとタッグを組むことに関しても、感想は)特にないです」


どうですかね?

頼もしくもあり、

心配でもあり、

やや寂しさもあり…。

巌流島でああいう試合をした以上、

自分に残された時間を確認した上で、

自分を必要とするRIZINのリングに上がる。
20160401RIZIN記者会見4

最後の言葉を深読みすれば、

私はあの日のオトシマエの様な気がしてます。

あの時、あのタイミングで、

手負いの状態にある桜庭和志との対戦(参照:総括の名を借りた極私的願い)を受諾した事。
桜庭から握手に行き

あれからさらに傷ついた桜庭に対し、

自分も大きな怪我を背負って臨むリベンジマッチ。

何に対してのリベンジかは各々の心の中に…。

いずれにせよ、

田村潔司桜庭和志の時計が、

また動き出してしまう様子です。
笑顔で讃え合う

関連記事
スポンサーサイト

tag : 高田延彦 田村潔司 桜庭和志 榊原信行

comment

Secret

No title

ここは素直に桜庭田村組か桜庭田村のグラップリングエキシビジョンで良かったのでは…と感じます
正直RIZINはFEGの頃から露呈していた、ギャランティの未払いなどのメジャープロ格イベントの悪習をそのまま引き継いでしまっている、などの話もあちらこちらから伝え聞くので
非常に信頼性の置けないイベントというか現状ではロシア大会と今年の大晦日を無理やり開催
したらもう消滅してしまうのではないかな、と危惧を持っています。
今回のマッチメイク全般も正直「先」を考えているのか非常に怪しい感じがまた…WOWWOWでのUFC中継の打ち切りといい、日本MMA冬の時代はまだまだ続くのかなあ…

No title

DEEPスポンサーでもあるJ氏への300万円の未払いの件を聞きますが、支払い期日の誤りとの噂もありますよ?
2月にJ氏が暴露して以降、Twitterでの呟きだけで会社への何らかの接触・法的に動く気配なし
この件のツイートを何度も削除したりしてる
DEEP佐伯さんも動く処か榊原さんと一緒に行動を共にしてる
JEWELS11では爆笑しながら談笑する二人を会場で見たよ
最初に発覚したレフリーとリングドクターへの支払 いはツイートの翌日に支払い済
内部のゴタゴタが原因らしいけど関係者に迷惑かけたのは事実だし叩かれても仕方ない
巌流島もパンクラス高木健太の暴露で未払い発覚しるし、宮田の890万円未払い無視もある
REALもだ第1会大会で未払い発覚してる
年末のRlZlNの2大会は数百人を超えるスタッフと、50人近い出場選手とその関係者
大会とは別に格闘技エキスポのスタッフなど人数が多かったですからね
今後は気を付けてほしい
3人の被害者には申し訳ないが選手への未払いがないのがせめてもの救いかな

>マッチメーク全般も正直「先」を~
全般?
先を見越したカードもあるでしょ?
先を考え若い無名の実力者の売り出しに躍起になってる
プロハースカを売り出す為に藤田
若きRlZlN三銃士ネムコフの相手も若き無敗の未知強とのサバイバルマッチ
女子部門は先を見越してJEWELS系選手や、ネムコフ所属ジムの選手をジムごと囲いだしてる
3月に発表した修斗の協力関係だけじゃなくデンマークの団体との関係強化
先を考えてないなら10月に契約した村田を年末にデビューさせてると思うけどな?
横田は大晦日にデビューさせようとしたらしいが、今回のデビューまで先延ばししてるし、TKが名古屋 大会に出場させようとした内田もMMAへの対応がまだ不充分だと思われたのか次の大会に回してる
先を見越してないなら、カード編成に苦しんだ今大会で加藤ve内田を組んでた思うけどな?

No title

こんなことを書くとお叱りを頂戴するかもしれませんが、つい桜庭と田村の関係を清原と桑田に重ねんというか、いや比べてしまうですよね(笑)。ラ
イバル同士の評価なんてその時々で変わってしまうもの、まるでシーソーのように。けれどライバルとは親友にもまさる固い絆の反映ですから、そこにファンの感情を加味したとき、当人たちの実力をこえた価値を生みだすことができます。

よくリングは麻薬などとはいうけれど、実際“クスリ”の快楽がしょせん使用する人間だけのものであるのに対して、第三者であるファンをも陶酔させるリングには底なしの中毒性がある。競技的成熟を志向するUFCとは一線を画して試合の背景にあるドラマを追求する日本的格闘技の源流は、やはりプロレス。桜庭と田村のヒストリーには値千金の重みがあるだけではなく、アスリート気取りの格闘家が学ぶべきプロフェッショナリズムが宿っています。技術論の枠をこえる価値をふたりには知らしめてほしいな。

とまれ、たんなるワークか、はたまたシュートマッチか、いずれにしても総合でタッグマッチなんて、先例はあるにしても、ずいぶん粋なことをしてくれますね。しかもダブルバウトときたもんだ。もうUインター復活じゃないですか!困ったなー(笑)。ついでにバトルロイヤルも実現してほしい♪

さいきん思うのですが、全女の押さえ込みルールを採用したら、総合とプロレスは融合しうるのではないでしょうか。グラップリング版のバトルロイヤルをやれば、ひとりの選手にほかの選手全員が乗っかってガチのカウントスリーがはいる。それってアリじゃね(大真面目w)。


ごめんなさい、今夜も泥酔してますww。なにせ明日……じゃねーや、今日は年休なんですよ。おもいっきり夜更かししてグッスリ寝坊。早起きもサビ残もない一日を満喫してやるよ!平日に休みなんだぜー羨ましいだろ!ザマーみろ世間!……なんて、いきがる真夜中のわたしでした(笑)。

おやすみなさ~い。

>たきさん

桜庭田村組か桜庭田村のグラップリングエキシビジョンで良かったのでは<初めに桜庭とヴァンダレイありきの試合でしたからね。
私はてっきり田村は員数合わせだと思っていましたし。

現状ではロシア大会と今年の大晦日を無理やり開催したらもう消滅してしまうのでは<それでも今回、冠スポンサーは付いていますね。
PRIDE時代ほどのアレではないですが、フジとの関係も継続の様ですし、上がりたい選手がいる以上はまだ大丈夫の様な気がします。

日本MMA冬の時代<あの時代と比較すればまだまだですが、パンクラスもDEEPも修斗も存在してるし、IGFだってMMAやってますから、真冬ではないと思いますよ。

>かなさん

初めまして。
コメントありがとうございます。

大変詳細に教えて下さいまして恐縮です。
PRIDE時代のビッグネームを利用する事で若い選手達がオーバーし、負けじと古豪たちも最後の一搾り…ってのが理想ですよね。
まずはRIZIN.1で内容も集客もお手並み拝見でしょうか。

>し~まさん

桜庭と田村の関係を清原と桑田に重ねんというか<時期が時期だけに清原に位置する方が可哀想な部分もありますね…。

試合の背景にあるドラマを追求する日本的格闘技の源流は、やはりプロレス<これはもう仕方がないですね。日本のMMAの原点がプロレスラーですから。

総合でタッグマッチなんて、先例はあるにしても、ずいぶん粋なことをしてくれます<コンテンダーズやZSTにもタッグマッチはありましたね。
これって打撃がないから成立するんでしょうかね?

全女の押さえ込みルールを採用したら、総合とプロレスは融合しうるのでは<格闘技側の人はプロレスとの境界線は『ワーク』かどうかに置いてる人が多いと思いますが、両方あるからプロレスなんですよね。
全女のシステムは登竜門的な意味合いとしては画期的ですが、男のプロレスにももともと存在していたシステムなんですよね。

おもいっきり夜更かししてグッスリ寝坊。早起きもサビ残もない一日を満喫してやる<貴重なお休み堪能されましたでしょうか?
私も平日が休みにあたる身分です。お互い頑張りましょう!

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

>○○さん

こんばんわ。ご無沙汰してます!!

ありがとうございます。
○○さんもダブルご卒業でしたよね? おめでとうございます!!
私はこれから気が遠くなりますが、○○さんをお手本に何とかやったるJ! っと。

…で!!! うわぁ~凄い展開!!
まさに「闘魂は連鎖するっ!!」ですね!!!

また機を見てサミッっちゃいましょうね!!
紫レガとは?

紫レガ 

Author:紫レガ 
44歳のプロレス話


待て待て待て待て!! 読め!! 俺の記事をこの野郎!! 待て貴様ぁ!!

どーですかぁーーーー!!

最新記事
最新コメント
カテゴリ
来場者数
最新トラックバック
検索フォーム
カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
月別アーカイブ
リンク
QRコード
QRコード