YAIA 200→YAID 0(2015)~前編~

安生洋二の引退は、

プロレスと長いスパンで付き合ってきたファンにとって、

大きな出来事だったと思います。
蘇るUインター伝説!4

旧UWFから始まった安生の格闘技人生は、

新日との提携時代、新生UWF、Uインター、キングダム、UFC、K-1、全日、WJ、PRIDE、ハッスル…、

その他幾多のスポット参戦も含めると、

数え切れない程の山と谷がありました。

山は非常に少ないんですけど、

谷は本当の谷底まで経験しました。
安生、道場破り5

その安生が最後に叫んだ団体名は、

…やっぱりUインターだった訳です。

2015年3.19 後楽園ホール

安生洋二引退試合

安生洋二、高山善廣、山本健一vs船木誠勝、鈴木みのる、菊田早苗

ゴールデンカップスvs船木、鈴木、菊田

安生の格闘技人生が凝縮されていた、

この試合を振り返りましょう。

まず菊田早苗鈴木みのる船木誠勝が個別に、

それぞれのテーマ曲で入場を終えると、

場内のビジョンに高田延彦が映し出されました。

高田
「安ちゃん、30年間お疲れ様」

高田はVTRで登場

高田
「じゃあ行くか!…男の中の男、安生洋二! 出て来いや!!」

「出て来いや!」

すると館内に響き渡る『James Brown Is Dead』の中、

南側客席を通ってゴールデンカップスの三人が入場です。

安生はゆっくりとリングサイドを煽りながら一周し、
安生はゆっくりとリング周りを歩いて入場

リングインすると高山善廣山本健一と共に、

19年ぶりのポーズ完成!!
最後のゴールデンカップス揃い踏み

対角線では柔術のギをまとった菊田と、

GHCヘビーのベルトを無造作に扱う鈴木のコントラストが面白い。
パンクラス・エーストリオ

先発は安生と船木、
25年ぶりの顔合わせ

まずは船木のローキックが飛んできます。
立ち上がりは打撃の攻防

お互いの間合いの奪い合いで、

早くも緊張感が漲ります。
船木のローをカットする安生

組んで安生がダブルリストロックの形に入ったところで、

船木は鈴木にスイッチ。
早くも鈴木に交代

この表情…いつもの2割増しで鈴木がニヤリ。
鈴木はこの表情

安生が手四つを要求すると、

反対の手を差し出す鈴木。
いつか見た光景に、

これいつか見た光景ですね(参照:Yoji Anjo Is Alive vol.26~ゴールデンカップスの原点~)。

思わず安生もイチャモンを付けていきます。
安生がクレーム

鈴木が片足タックルに行くと、

安生は難なく切っていきますね。
鈴木のタックルは安生が切る

そしてコーナーに詰めたところで、

離れ際…、
コーナーでの離れ際、

安生は鈴木の掌底によるロングフックをかわし、
鈴木のパンチは安生がダッキング

コーナーを抜け出ると、

お互いに挑発合戦。
安生「来いよ!」

鈴木はマットに片膝付いてのふてぶてしさです。
鈴木「お前が来いよ!」

そこへ安生が歩を進めると、

すぐに鈴木は菊田と交代。
ここで菊田に交代

”寝技世界一”としてMMAの世界では、

レジェンド的存在の菊田ですが、

文字通りこれがプロレスデビュー戦です。

安生は組み付く前からロープエスケープ。
安生早くもエスケープ

何発か打撃を入れ合ってから、

安生はヤマケンにつなぎます。
ここでヤマケン登場

因縁深い二人(参照:Uインターの2011年秋…サプライズ!!)は首相撲から、

互いに膝を入れていきます。
首相撲から膝を入れ合って、

寝技に移行していくと、

菊田はヤマケンの左足をヒールホールド気味に極め、
菊田テイクダウンからヒールホールド

思わずヤマケンは早目のエスケープ。

ここでコーナーに待機する鈴木は、

ヤマケンの頭を踏みつけていきます。
エスケープしたヤマケンを踏みつける鈴木

一旦ブレイクすると、

ヤマケンは豪快にボディスラム。
ヤマケンはボディスラム

お互いに裸締めを狙ったところで、

ヤマケンは高山にスイッチ。
しんがりに高山登場

例によってリング中央を陣取った高山に、

菊田は敢然とタックルに入ります。
菊田のタックルには動じず、

高山の巨体は微動だにしないと見るや、

菊田は一本背負いでテイクダウン成功。
ならば投げでテイクダウンを取って、

腕十字から、
腕十字から、

下からの三角締めの連携を見せると、
さらに下からの三角を、

高山はそのまま持ち上げて行き、
高山は高々と抱え上げて、

ハイアングルのボムで、

菊田の後頭部を叩き付けました。
そのままハイアングルのボム!

さらにバックを取ると、
さらにバックに回ると、

これまた高々と抱え上げての、

バックドロップ炸裂。
これまたハイアングルのバックドロップ

エビに丸めていくと、

見かねた鈴木がカットに入ります。

そして仲間である菊田にもストンピング。
カットに入った鈴木はパートナー菊田にもストンピング

「しっかりしろよ!」と。

これには菊田もカァッとなり、

船木と交代したところで、

コーナーでの小競り合い。
船木と高山のグラウンドの攻防中、いがみ合う鈴木と菊田

主役の安生は2度目のリングインで、

船木にガッチリとスリーパーを極めますが、
安生2度目のリングインでガッチリとスリーパー

敵陣コーナーに持っていかれたところで、

なぜか安生は鈴木とタッチ。
敵陣コーナーで思わず鈴木にタッチ

ふと我に帰り、「敵じゃねーか!」と(笑)。
「敵じゃねえか!?」

その隙を逃さず、船木は強烈な左ミドル。
ここを逃さず船木は強烈なミドル

代わった鈴木は、

マードックばりに顔面へのエルボースタンプ2連発。
鈴木はマードックばりのエルボースタンプ

さらにいがみ合ってた菊田を呼び込んで、

二人掛りのアキレス腱固め。
鈴木と菊田のツープラトン・アキレス腱固めは、

これをピンチと見た高山とヤマケンは、

すぐにカットに入ります。
高山、ヤマケンがカット

この時点で既に安生のダメージは大きいです。
集中攻撃に安生の顔が歪む

苦痛に顔が歪む中、後編へ続けましょう。

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tag : 安生洋二 高山善廣 山本健一 船木誠勝 鈴木みのる 菊田早苗

comment

Secret

これも安生

こんばんは。

引退試合の入場なのに、全くセンチメンタルさを感じさせずに「さぁ、ショータイム始めるぜ。」とばかりに入場してきたのは、この男だけじゃないでしょうか?

試合は技術戦を期待したらブランクで一昔前でいうところの痛みの伝わるプロレスになったのが少し残念だったけどやはり、これはプロレスは甘くないということなんでしょうね。

また、GスピでU勢が「キムケンは全く練習しない。」と悪口を言われていたようですが新日参戦時の前田よりは締まった体してたように思います。これってスパーというかセメントの練習という意味なんですかね?

>aliveさん

おはようございます。

全くセンチメンタルさを感じさせずに「さぁ、ショータイム始めるぜ。」とばかりに入場<煽るだけ煽って、入場シーンから全開でしたもんね。
何より顔つきが違ってました。これオープニングのハッスル劇場から。

技術戦を期待したらブランクで一昔前でいうところの痛みの伝わるプロレスになった…プロレスは甘くないということなんでしょうね<船木も鈴木も昔を回顧するスタイルではなく、“今”で臨みましたね。
結果、安生とヤマケンは付いて行くのが精一杯でしたが、これが逆にリアリティあったと思いますね。

GスピでU勢が「キムケンは全く練習しない。」と悪口を言われていたようですが新日参戦時の前田よりは締まった体してた<結構個人的な好き嫌いで言ってた部分もあるみたいですね。坂口なんかはその最たる例でしょう。
安生本読むと、むしろ安生は坂口に感謝していますもんね。
キムケンは…確かにスパーリングというか、極めっこは嫌いだったでしょうね。
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