Yoji Anjo Is Alive vol.28【青空の下のハードヒット(1996)~前編~】

さあ、いよいよ安生洋二現役最後のYAIAですよ。

もう、これしかないでしょう。

安生にとっての最重要人物、

高田延彦とのシングルバウトです。

1996年8.17 神宮球場 “神宮花火ジャック”
神宮花火ジャック

高田延彦vs安生洋二

高田延彦vs安生洋二

新生UWF時代の2度に亘る対戦とは別次元、
高田vs安生(新生U初戦)

高田vs安生(新生U2戦目)

まさにUインター頂上対決です。

真冬の夜の神宮も無茶でしたが、

この真夏の真昼の神宮も大変なものでした。

そもそもこの大会は、

夜に行われる神宮外苑花火の協賛大会だったんですよね。

炎天下の下で握手から試合は始まりました。
握手で試合開始

手の内を知り過ぎてるくらいの二人、

立ち上がりは細かいフェイントを掛け合います。
フェイントの掛け合いから、

安生が牽制のソバットを放つと、
安生のソバットは高田がかわし、

すぐに高田も左ハイを打っていきます。
高田のハイキックを安生もかわす

一転して組みに行った安生は、

バックからスリーパー。
一転して組み付くと安生はバックからスリーパー、

思いのほかガッチリ入った締めに、

高田は早々にファーストエスケープ。
最初のエスケープは高田…しかしこの試合フリーエスケープ制

しかしこの試合Uインター特別ルールの為、

ロストポイントはありません。

高田は腰の入った右ローキックを入れると、
腰の入った高田のローに、

安生は涼しい顔で「効かねえよ」と、

このふてぶてしさには高田も一瞬フリーズです。
安生は「効かねえよ」と、

ならば、と放った前蹴りは、

安生が難なく掴んでテイクダウンに来ます。
前蹴りを掴んで安生が逆にテイクダウン、

キレのあるミドルもキャッチされて、
ミドルを捕えて、

膝に強烈なエルボー。
膝にエルボー

思わずダウンしたところに、

お構いなしのエルボー連打。
ガンガンエルボーを打ち込んで、

スタンドに戻ると強烈な右のローキック。
さらにローキックで、

たまらず高田はこの試合最初のダウンを喫します。
先制ダウン奪取…しかしこの試合フリーノックダウン

先に書きました通り、

特別ルールによってダウンポイントもありませんが、

エスケープのみならずダウンも安生が先に奪取。

この当時、心技体の充実ぶりが窺えます。

さあ表情が変わった、

スロースターターの高田にも火が点いたか?
表情が変わった高田に、

…と、このタイミングで安生は踵を返してリング下へ。
安生はクルッと踵を返して場外へ

すると高田に向かって水の入ったペットボトルを投げつけました。
リングにペットボトルを投げ入れ、

「とりあえず、それで頭でも冷やせ」と。
「頭冷やせ!」

これには高田も素直に応じて、

頭から水をかぶります。
それに応える高田

さあ仕切り直し、

同じタイミングで互いのミドルキックが交錯。
互いのミドルが交錯

高田が打った2発目は安生がキャッチして、

膝を極めながらのテイクダウン。
安生は高田の蹴り足をキャッチして、

そして逆片エビ固めへ。
逆片エビ固めへ、

体勢を入れ替え、

連続でトウホールドを極めていきます。
トウホールドの連発から、

さらに上半身に移行すると、

今度は肩口に膝を落としていきます。
肩口にニーを落として、

そこから裏返して、

高田のお株を奪う腕ひしぎ逆十字。
腕ひしぎ逆十字へ、

虚を衝かれた高田は一瞬、

腕が伸び切りますが、すぐにエスケープ。
肘が伸び切ったところでエスケープ

誰よりもこの技の怖さを知っている高田、

当然食う訳にはいきません。

スタンドからのリスタートで、

強烈な左ミドルを打っていきますが、
今度は高田の左ミドル、

これもキャッチした安生は、

再び肘を落としてきます。
これもキャッチして肘を落とす、

そのまま離さずにレッグロックへ。
そのままレッグロックに入る安生、

だがこれは高田にとって万全のポジション、

速攻、腕ひしぎ逆十字へ。
ここで高田の切り返しは逆十字!!

安生も必死に暴れながらロープへ。
安生最初のエスケープ

実にこれがこの試合において、

安生最初のエスケープでした。

新日との対抗戦以降、一つの弊害として、

UWFルールの規制緩和があった事も事実ですが、

この試合に至っては、それが良い方向に出てるんですよ。

ロストポイントが関係なくなった事で、

実に伸び伸びと打撃を繰り出し、

お互い極めに行ってるんですよね。

緊張感には欠けるかも知れませんが、

青空の下という事もあって、

実に“気持ちの良いハードヒットプロレス”なんです。

…あ、後編に続きます。

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tag : 高田延彦 安生洋二

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待て待て待て待て!! 読め!! 俺の記事をこの野郎!! 待て貴様ぁ!!

どーですかぁーーーー!!

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