BSスカパーで『PRIDE ヘリテージ#1』を観た

今日からスタートしたBSスカパーの新番組、

『SPORTS LEGEND』を観ました。

初回は『PRIDE ヘリテージ ディレクターズカット』と題して、

1997年10.11 東京ドームの、

『PRIDE.1』が放送されました。
高田ヒクソン初戦

これがまたギリギリの部分でマニアックになり過ぎず、

高田延彦がいかにヒクソン・グレイシーと向い合う事になったのか、

“PRIDEを知らない世代”にも理解しやすい構成で、

時系列を追って振り返られているんですね。

監修は佐藤大輔、ナレーションはもちろん立木文彦の最強コンビ。

コメントを挟むのはヒクソンの歴史には決して欠かせない二人、

安生洋二中井祐樹

さらに観る側の検証者として水道橋博士

そして番組のストーリーテラーは高田自身、

そう、高田が振り返るPRIDE.1までの物語なのです。
み…宮戸!!??

まずオープニングが『GUERRILLA RADIO』のロングバージョンだったんですよね、

当時のOP映像(フジテレビショック後含む)に試合名場面も散りばめて。

これだけでも永久保存版ですよ。

番組の前半部は、

高田、安生、中井の三氏がそれぞれ語る、

90年代の総合格闘技黎明期。

特にVTJでのあの事を中井自ら語る部分には、

非常に重いものを感じました。

高田と安生はUインター側からのヒクソンとの歴史、

安生も思わず長年沈黙していた本音をポロリと。

これも重かったなぁ。
安生との抱擁(実は単に松ヤニ塗ってただけ)

重いんだけど絶望的な重さじゃなく、

そこを礎に日本に総合格闘技文化が根付いたんだという、

誇りみたいなものを感じましたね。

で、当事者である高田自身の回顧…。

あ、ギリギリのアレだったとは思うんですけど、

映像もう少し欲しかったな、とは思います。

高田に関してはバービックもここにつながる試合だったと思いますし、

ヒクソンはヤマヨシ戦もそれにあたると思います。



PRIDE.1…当時は会場にいたんですけど、

第1試合から観ていくと今でも思い出しますね。

タクタロフが伸びた時、正直怖いと思いましたし、

小路がヘンゾと引き分けた時は「小路とやらでここまでやれるなら…高田勝てる!」と思いました。

今でも思うのは、

小路とか何回もロープ掴んでたのに、

なぜ高田は一回抱えただけでコーション=罰金なんだ? と。

空手家の黒澤の試合はフリーロープエスケープなのに、

なぜプロレスラー高田はロープエスケープなしのルールなんだ? と。
ヒクソンの猛抗議に「コーション!」

そしてやっぱり高田があの試合で、

もっともっと自信持って上へ下へと蹴りまくってたら、

結果は別として内容は全く違ったんじゃないかな、とか。



最後に言ってましたね。

高田
「自分が今までやって来た事を信じてね、練習方法も信じて、足んないものも一杯あったとしてもさ。今までやって来た事を信じて。そのままで作り上げていれば、恐らくもう少し違った作品がね、出来たんじゃないかと」


PRIDEが存在していた時代には、

必要以上に自身のバックボーンを否定していたのですが、

現役から遠く離れて、リングとも関わりが薄れた今、

高田はフラットな気持ちで自らの反省点を語る事が出来るんじゃないでしょうか。
高田の涙3

次回の#2では、いよいよ桜庭和志の登場です。

果たして高田は何かを語るのか…?

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tag : 高田延彦 安生洋二 UWFインターナショナル 中井祐樹

comment

Secret

せめて全試合統一ルールでやって欲しかったですね
今見るとやっぱり試合以前に高田がタックルを恐れるあまり腰が引けててなこれじゃあなあと。
エンセン井上経由でサクと一緒にB柔術のいろはを学んで緊張も解れてたら、もう少し内容も違ってたかもしれません
実際再戦で立ちレスリングではそれなりに渡り会えてたわけですし

>たきさん

初めまして。
コメントありがとうございます。

せめて全試合統一ルールでやって欲しかった<あの時代、MMAが競技となる以前においては、それも無理な部分があったでしょうね。
私は今でも統一ルールじゃなしに、そのバックボーンがお互い最大限に生かせるルールをその試合毎に決めて欲しいくらいです。

やっぱり試合以前に高田がタックルを恐れるあまり腰が引けてて<精神状態は最悪でしたしね。

エンセン井上経由でサクと一緒にB柔術のいろはを学んで緊張も解れてたら<エンセンであるかどうかは別として、敵を知る練習はやってて欲しかったですね。

No title

こんにちは!
なんという番組でしょうか・・。見たい・・。
私も会場組でしたが・・。今思うとシューズはいてガンガン蹴れれば・・。
その後のPRIDEの戦績自体かなり違ってたかと・・。
しかし見たいですね~

>Fさん

こんばんわ。

私も会場組でしたが・・。今思うとシューズはいてガンガン蹴れれば・・<ルールの90パーセントはヒクソンの土俵でしたからね。
高田は最後まで裸足で闘い抜きましたが、桜庭は特別として、他のUインター出身者はほぼシューズ履いてたんですよね。
あ、ヤマケンも裸足だったかな?

しかし見たいですね~<恐らく見れると思いますよ。BSスカパーって無料のはずです。
来週の金曜、再放送があります。

これは、いい番組ですね。

自分はスカパーどころか、BSアンテナも立てて無いのですが、ソロソロ設置を考えなければ行けませんね。


今月のKAMINOGEで、玉ちゃんの言っている高田の新しい番組ってのが、これですね。


今では、MMAとして1つのジャンルとして確立してしまいましたが、この頃の総合格闘技は様々なジャンルの格闘家が戦う、異種格闘技戦の様相があり面白かったですね。


そして、プロレスだけでなく、様々な格闘技の幻想が崩壊していった時期でもありました。

>アステさん

ソロソロ設置を考えなければ<実は良質な番組はBS、CSの方にたくさん転がってるんですね。今の地上波は規制が多過ぎて、質を上げる以前の部分があると思います。

今月のKAMINOGEで、玉ちゃんの言っている高田の新しい番組<そうですね。この番組の何が凄いかっていうと、高田自身が振り返ってる事なんですよね。
正直言って、もう格闘技関連の仕事は受けないと思っていましたから。

この頃の総合格闘技は様々なジャンルの格闘家が戦う、異種格闘技戦の様相があり面白かった<そうなんですよね。MMAという統一ルールに則ったオフィシャルなものとは程遠い、他流試合の要素が強い世界でしたね。
70年代、梶原的世界観から続いてきてる感があります。

プロレスだけでなく、様々な格闘技の幻想が崩壊していった時期でもありました<この日、UWF、極真という二大最強論が同時に崩れた訳ですね。

フラッシュバック

こんばんは。

再放送を見たのですが、オープニングを見て、一瞬にして、あの日に戻りました。

私も今の高田がプロレスラー時代を振り返る番組に出た事には驚きました。

さほど、真新しい事実は、なかったと感じましたけど、テレビ観戦でしたが高田入場シーンは今見ても、胸が熱くなりますね。当時、思ったのがガウンの前をはだけ徘徊したり冷静に照明の演出を見るヒクソンが時折、映った時「こりゃ、噂通り、とんでもない奴だ。」と私も呑まれました。

あと、凄く退屈に感じたスバーンVSキモが、猪木アリ効果なのか、不思議と今の視点なら、容易に間合いに踏み込められないから、仕方ないと受け入れられました。

>aliveさん

こんばんわ。

オープニングを見て、一瞬にして、あの日に戻りました<そうですね、あのOPは反則ですよね。しかもロングバージョンだし。

私も今の高田がプロレスラー時代を振り返る番組に出た事には驚きました<これまで著作本で一回、KAMINOGEで一回でしたか。でも活字で読むのとはやっぱり違った印象ですよね。

高田入場シーンは今見ても、胸が熱くなります<私は会場だったんですけど、ゴングの宮戸インタビュー読んで、実際にビジョンで大映しになった瞬間、泣き崩れたんですよ。あの瞬間が蘇りますね。

ヒクソンが時折、映った時「こりゃ、噂通り、とんでもない奴だ。」と私も呑まれました<私は出発の一週間くらい前でしたかね…ビデオ屋でVTJのテープ借りて観て、既にヒクソンを4メートルくらいに観てしまいましたね。
「これは●すつもりで蹴らないと絶対に勝てないなぁ」って。

スバーンVSキモが、猪木アリ効果なのか、不思議と今の視点なら、容易に間合いに踏み込められないから、仕方ないと受け入れられました<緊張感はあったのかも知れませんね。逆に北尾vsネイサンとか黒澤vsメインダートなんかは今だったら「金返せ」でしょうね。

あとマスターテープじゃなく、当時の放送映像をそのまま編集してましたよね。
パーフェクTVの一周年特番でしたっけ? のちのPRIDEのOPと比べるとチープなんですが、非常に時代感出てて良かったです。
というか一年後にブレイクするアレクじゃないですか!(笑)
紫レガとは?

紫レガ 

Author:紫レガ 
44歳のプロレス話


待て待て待て待て!! 読め!! 俺の記事をこの野郎!! 待て貴様ぁ!!

どーですかぁーーーー!!

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