格という壁(1994)~前編~

“現存するU”ハードヒット札幌大会(参照:北海道にUWFが帰ってきました!!~ハードヒット観戦・前編~~後編~)から一週間が経過しました。

ヤマケン引退試合を思い返して、

記憶の片隅にあった試合が観たくなりました。

Uインターにおける先輩後輩の名勝負、

1994年11.30 日本武道館

山崎一夫vs垣原賢人
です。
19941130山崎vs垣原1

これも、かつて紹介した安生vs佐野(参照:Yoji Anjo Is Alive vol.7~至高の闘い・前編~~後編~)の様に、

Uインター史の中の隠れた名勝負です。

じっくり行きましょう。

垣原賢人の持ち味といえば、

ゴングと同時にかける掌底ラッシュ。
19941130山崎vs垣原2

試合前から警戒していた山崎一夫ですが、

どうやら一発が右目をかすめたらしく早々にダウン。
19941130山崎vs垣原3

すぐに起き上がり、怒りの表情で仕切り直しします。
19941130山崎vs垣原4

構わず垣原は左ミドルから、
19941130山崎vs垣原5

懐に入って膝蹴りで2度目のダウンを奪い、
19941130山崎vs垣原6

サッカーボールキックの追撃。
19941130山崎vs垣原7

たまらず山崎はリング下へエスケープ。

場外でダウンカウントを聞きながら立ち上がると、
19941130山崎vs垣原8

和田レフェリーに促されてリングへ。

すぐに臨戦態勢に入る垣原に、
19941130山崎vs垣原9

山崎は「下がれ」のジェスチャー。
19941130山崎vs垣原10

それもお構いなしに右フック炸裂、
19941130山崎vs垣原11

山崎は胴タックルに入り、

ロープへ押し込んでいくと、
19941130山崎vs垣原12

ブレイクが掛かります。
19941130山崎vs垣原13

垣原は休まずローキック、

山崎全てカット。
19941130山崎vs垣原14

タックルで飛び込んだところ、

山崎は受け止めて、
19941130山崎vs垣原15

フェイスロックでの切り返しから、
19941130山崎vs垣原16

足を取るフェイントを挟んで、
19941130山崎vs垣原17

腕十字に行ったところで、
19941130山崎vs垣原18

垣原が切り返して肩固めから、
19941130山崎vs垣原19

袈裟固めに移行し、
19941130山崎vs垣原20

さらに腕十字を狙った瞬間、
19941130山崎vs垣原21

今度は山崎が切り返して、
19941130山崎vs垣原22

起き上がり両足を取ると、

ボストンクラブ狙いから、
19941130山崎vs垣原23

左足をスタンディングのヒールホールド。
19941130山崎vs垣原24

これは取り切れず、今度は右足を抱えると、
19941130山崎vs垣原25

アキレス腱固め。
19941130山崎vs垣原26

垣原は上から顔を張っていきますが、
19941130山崎vs垣原27

山崎がグイグイ絞り上げると、

たまらず悲鳴が上がります。
19941130山崎vs垣原28

何とかロープエスケープして、この試合初の失点。
19941130山崎vs垣原29

少しだけ失速した垣原のミドルをキャッチした山崎は、
19941130山崎vs垣原30

そのままレッグロックに入ります。
19941130山崎vs垣原31

垣原は空いてる首にスリーパー、

すると今度は右足を極めに行く山崎。
19941130山崎vs垣原32

垣原は苦悶の表情を浮かべます。
19941130山崎vs垣原33

何とかフェイスロックで形勢を変えると、
19941130山崎vs垣原34

そのままスリーパーから片羽締めを狙いますが、
19941130山崎vs垣原35

山崎が脱出。

続けて垣原は下から三角を狙いますが、
19941130山崎vs垣原36

これは浅く、立ちあがった山崎。
19941130山崎vs垣原37

離れると同時に「立て」と。
19941130山崎vs垣原38

いわゆる猪木アリ状態ですが、

山崎は回り込んでの顔面蹴り。
19941130山崎vs垣原39

当たりは浅かったのですが、

これはのちの桜庭vsホイラー(参照:必ず最後に正義は勝つ~前編~~後編~)で絶賛された技術ですね。

「“猪木アリ”を打破するのにそういう方法があったか」って。

90年代前半、既に山ちゃんがやっていた訳です。

垣原は起き上がり一喝すると、
19941130山崎vs垣原40

膝蹴りから、
19941130山崎vs垣原41

バックに回りますが、
19941130山崎vs垣原42

すぐに山崎は前転式膝十字へ、
19941130山崎vs垣原43

これは読んでた垣原、上になります。
19941130山崎vs垣原44

しかしすり抜けた山崎は、
19941130山崎vs垣原45

ガッチリとスリーパーホールド。
19941130山崎vs垣原46

垣原は2度目のエスケープ。
19941130山崎vs垣原47

ペースを掴んだか、

山崎は手四つに誘っておいて、
19941130山崎vs垣原48

強烈な左ミドルをヒット!!
19941130山崎vs垣原49

脇腹を押さえて崩れ落ちる垣原は、

この試合初めてのダウンとなります。
19941130山崎vs垣原50

持ち点もほぼ並んだところで、

後編へ続けましょう。

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tag : 山崎一夫 垣原賢人

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No title

格が崩れる時・・・・
ってのが、プロレスの中では面白い転換期ですよね。
このあたりが格闘技には無い醍醐味というか?
次世代を担わない、担うにふさわしくない選手ですら勝敗だけで入れ替わってしまうという。
一時期、K-1MAXにおいて魔裟斗に肉薄した佐藤嘉洋がいまして
「判定は魔裟斗寄り!」
「明らかに佐藤の勝ち!」
「魔裟斗の時代は終わり」
というネットの声が多かったものの、プロレスファン畑の私からすると

「魔裟斗が勝たないと佐藤じゃ、持たない」
という感覚でした。
当然、ちゃんとした勝敗というのも見たいところですが、悲しいかな魔裟斗が引退すると同時にK-1MAX自体が終わってしまいました。
佐藤嘉洋がじゃあ、どこかでキックの主役になったかという話も聞かないし
あれだけ「佐藤」を連呼していた人たちはどこへやら。

同じことが朝青龍バッシングの頃にもあったり、亀田バッシングにもあったりしましたが・・・

結局大相撲もボクシングも大記録がたくさんあるのに、大きな盛り上がりは見せていません。
すみません、脱線しまくりました。



特に、山崎は”勝てそうな先輩”という雰囲気を醸し出していましたからこのあたりの対戦は特に白熱しましたね。

>○○○○○さん

ここで失礼します。

ずっと考えたんですけど、それを受け取る訳にはいきませんよ。
そこにある思い出まで背負えないですから。

大切にした方が良いです、絶対。

>ナリさん

格が崩れる時…プロレスの中では面白い転換期<これ日本でもアメリカでも、どんなスタイルにおいても共通する部分ですよね。確かに格闘技にはあまりない醍醐味です。

K-1MAXにおいて魔裟斗に肉薄した佐藤嘉洋<まあ身体を活かして上手に闘う選手でしたが、それを観て何も面白さを感じないという。
CSのキック中継においては全然ありなんでしょうけど、TBSゴールデンの特番においては悪ですよね。

悲しいかな魔裟斗が引退すると同時にK-1MAX自体が終わってしまいました<自演乙ではそれまで作ってきたファン層を総入れ替えしちゃう訳ですからね。

「佐藤」を連呼していた人たちはどこへやら<サダハルンバに関根勤…他にもいましたね。

結局大相撲もボクシングも大記録がたくさんあるのに、大きな盛り上がりは見せていません<結局、日本人が好きなのはスキャンダルと大ヒールにそれをぶちのめすヒーローですよね。
力道山、猪木…プロレスはそこのど真ん中だったと思います。

山崎は”勝てそうな先輩”という雰囲気を醸し出していましたから<新生Uの船木も山崎きっかけでのブレークでしたね。Uインターでは田村がそれでした。
山崎自身はどういった心境だったんでしょうね。

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>御大

こんにちわ。
返信が遅れてすみません。

のち程メールさせて頂きます。
紫レガとは?

紫レガ 

Author:紫レガ 
44歳のプロレス話


待て待て待て待て!! 読め!! 俺の記事をこの野郎!! 待て貴様ぁ!!

どーですかぁーーーー!!

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