18年前、同じ場所で(1996)

少しずつ近付いてきました。

10.13 札幌テイセンホールでの山本喧一20周年記念試合。

そのまま引退試合になってしまった(参照:“Uのはぐれ狼”THE FINAL)のは驚きましたが、

ヤマケンとテイセンホールといえば、この試合が思い出されます。

1996年11.20 札幌テイセンホール
札幌テイセンホール

金原弘光vs山本健一

金原弘光vs山本健一

ちょうど18年前の初冬に北の地で行われた、

この日から開幕した『高田延彦対戦者決定リーグ戦』(参照:ターニングポイントは北の地から)の初戦です。

序盤のスタンドの攻防は金原優勢。
序盤の打ち合いは金原主導、

ヤマケンは打撃を掻い潜ってタックルに行きますが、
ヤマケンはタックルに行く、

下になった金原はすぐにガードポジション。
下になればすぐガードを固める金原

一旦離れると今度はカカト落とし。
一旦離れると金原はカカト落し、

序盤戦は金原ペースで進んでいきます。

ヤマケンも細かいローで返していきます、
ローで返すヤマケン、

小さな蹴りでも重みがありますね。

一方の金原のミドルは、

もちろん本場仕込みの鋭さです。
金原は鋭いミドル、

そこをヤマケンは着実にカウンター狙い、

掌打を脇腹に入れていきます。
ボディへ掌打が入る、

中間距離から金原は飛び膝、
金原の飛び膝をかわすと、

これをかわしたヤマケンはバックを取り、
バックを取り、

ハイブリッジのジャーマン炸裂!!
ハイブリッジのジャーマン炸裂、

頭から落ちた金原にそのままダウンカウントが入ります。
そのままダウンカウントが数えられる

すぐに立て直した金原は、

ミドル、ハイの嵐。
立てば再び金原キックの嵐、

ヤマケンもカウンターの右ストレート。
的確にカウンターを当てるヤマケン、

組み付いた金原は首相撲からテイクダウンし、
首相撲からテイクダウン、

すぐにマウントを取ります。
金原がマウントを取ると、

ここら辺、ポジション重視はエンセン井上の影響でしょうか。

ヤマケンは裏返って足を取っての脱出、
ヤマケンは足を取って脱出しバックへ、

柔術のセオリーではなく、あくまで身体能力を活かした方法論です。

ならば金原すかさず腕を取って“伝家の宝刀”へ、
すると金原は“宝刀”へ、

ガッチリ極まったダブルリストロックに、

ヤマケンがファーストエスケープ。
ガッチリ極まってヤマケンエスケープ

ブレイクから金原は胴タックル、

ヤマケンも反射的にヘッドロックに行きます。
金原胴タックルから、

瞬時に金原はバックドロップ!!
バックドロップ炸裂、

すぐさま腕十字、
すぐさま腕十字、

ヤマケンもすぐに膝十字の切り返し、
切り返して膝十字、

金原もすぐ反応して、簡単に極めさせません。
金原もすぐ反応、

この一連の流れ、いわゆる“回転体”です。

ポジション重視の金原、バックマウントを取ります。
バックマウントを取る、

一度離れて立ち上がってから、
一旦離れて、

2発蹴り上げます。
2発蹴り上げ、

3発目を掻い潜ってヤマケンはタックル、
掻い潜ってタックルに行くヤマケン

金原も簡単にテイクダウンを許さず、

鋭いタックルに行きます。
金原もここでタックル、

この辺の攻防、安達巧さん指導の賜物でしょうか。

そこからの腕十字への仕掛けの速さも、

金原の真骨頂、
堅実に腕十字を取って、

ヤマケンはエスケープするしかありません。
ヤマケンエスケープ

大きなダメージです。
右肘のダメージが大きい

再び激しい打ち合いから、
再度打ち合いから、

金原はバックを奪うと、
金原バックに回って、

足をすくってテイクダウン。
足を取ってテイクダウン

そのまま左足をフックして、

意識をそちらに向けておいて、
左足をフックしてのフェイントから、

急にフェイスロックへ移行…巧い!!
フェイスロックに移行

ヤマケンが脱出すると、

またマウントからボディへパンチを入れておいて、
マウントからボディに一撃、

速攻の腕十字。
そして腕十字、

これに対するヤマケンの反応も速く、
これもヤマケンは切り抜けて、

すぐさま同じ技で切り返します。
逆に腕十字で返す

たまらず金原はエスケープ。

立ち技に戻っての、

金原の左ミドルはヤマケンがブロックして、
金原の左ミドルはブロックして、

速いタックル、

金原もすぐに首を取ります。
ヤマケンのタックル、金原もフロントチョークで迎撃、

寝かせてもガードの堅い金原に、
金原の堅いガードポジションを抜けて、

ヤマケンはジワジワと袈裟固めから、

左肘も極めてエスケープ奪取。
袈裟固めでエスケープポイント奪取

ポイント差が広がります。

こうなると金原は、

最大の武器である打撃で巻き返しにかかります。
金原打撃ラッシュに、

ラッシュを潜り抜けてのタックルにも、
ヤマケンはもう一度タックル、

冷静に対処した金原はバックを取って、
これは予測していた金原バックを取り、

首が開いた瞬間にスリーパー!!
ガッチリとスリーパーを極めて勝利

ヤマケンは即タップしてゴングです。
実に濃い6分間

悔しがるヤマケンに歩み寄ると、

金原は何か語り掛けて、
うなだれるヤマケンに語り掛ける金原

最後はやっぱり礼に終わるんですね。
最後は座礼

以前も書きましたが、

この頃のUインター若手陣は“団体内イデオロギー闘争”。

その中でも最も金原が、

外からの技術を試合に活かしていた様に思います。

自信のある打撃はもちろん、安達さん仕込みのレスリングも、

タックルだけに拘らず実践していた印象です。

さらにエンセン仕込みの柔術…特にガードポジションからの技ですね。

一方のヤマケンはタックル、打撃、グラウンドともに、

やや単調な感じもありますが、

この後の桜庭和志戦(参照:ひとりひとり違うその中で、一番になりたがるのが男)でも見せた様に、

その類稀な身体能力が何よりの武器だったと思います。

柔軟性、瞬発力、蹴りの重さ、パンチの当て勘…団体一だったんじゃないでしょうか。

あれから18年、

最後もこんな試合が観たいなぁ…ってね。

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tag : 金原弘光 山本健一

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