カッコつけてられない試合(1996)

杜の都、仙台。

青葉城

伊達政宗

今は無き東北のメッカで、その試合はひっそりと行われました。

宮城県スポーツセンター

1996年3.23 宮城県スポーツセンターでの田村潔司vs桜庭和志・第2戦です。

田村vs桜庭 弐

この試合も、関係者の声を聞く限りでは3.1の初戦に続いて、“シュートだった”という説が有力です。

第1試合とはいえ3分43秒というタイムも異例です。

アップライトからスタート

内容は最初から桜庭がアグレッシブに攻めます。

一発目から全てのタックルはほぼ完璧な形でテイクダウンを取ってます。

速い!!桜庭のタックル

テイクダウン奪取

ただ田村としてはそれほどタックルを切る事には意識をやらず、寝た後の攻防に重きを置いているようでもあります。

回転体Ⅰ

回転体Ⅱ

回転体Ⅲ

回転体Ⅳ

そのまま“流れ”で田村も良いタックルに行きますが、

田村の片足タックル

ガッチリと入ったか?

桜庭は回って抜けるという片足タックルの防御としてはベーシック・ワンでの切り返し。

意地でもタックルは食いません。

テイクダウン許さず

打撃の攻防は互いに決定打なく、

桜庭の左ロー

田村のパンチ

桜庭は片足タックルで、

カウンターで片足タックル

2度目のテイクダウン。

テイクダウン2つ目

そして100%完璧なスリーパーで初戦についでファースト・エスケープ奪取!!

完璧なスリーパー

エスケープ!!

ここで田村に火がついたか蹴りのスピードがアップします。

田村のローが走り出す

2度目のタックルも試みます。

左フックをかわしてタックル

逆に桜庭が3つ目のテイクダウン。

左ローキャッチ

テイクダウン3つ目

ポジション取りも速い。

マウントに入る

だが田村はブリッジでひっくり返す。

この辺の身体能力はU系随一でしょう。

ブリッジで脱出。この身体能力はさすが!!

最後はカメになる癖のある桜庭の弱点でもある、

カメの桜庭を

足を極めてタップアウト。

レッグロック

この時の田村のガッツポーズが意味するものは…

勝利の雄たけび

田村
今回は攻められてばかりで桜庭も自信つけている。スリーパーには、周りが見えなくなってギブアップしようかと思った」

試合はカタかったけど、お客さんが喜んでくれれば言うことないんで。胸を貸すつもりが、お客さんあってのことだし、内容には反省点もいっぱいある。掌打も効いたし、カッコつけてられない位に桜庭も強くなったというか…本気出さないといけない位になった


誰かが言わなくても相手が強ければ“カッコつける”余裕がない訳です。

そして仮にこの試合が田村を潰すためのシュートマッチだったとして、最後にこの笑顔で握手出来るでしょうか。

笑顔で讃え合う

もちろん日本にまだMMAなんか無い時代です。
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tag : 田村潔司 桜庭和志

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