黄金時代という夢の続きへ

G1クライマックス24の開幕戦、

7.21 北海きたえーる大会までほぼ一週間となりました。
G1クライマックスきたえーるポスター

ここらで行きましょうか。

今リーグ戦における問答無用の切り札カード…、

いや団体名が新日本プロレスである以上、

紛れもなく全世代ファンを引き寄せる大一番ですね。

中邑真輔vs柴田勝頼です。
中邑vs柴田20140721

このカードが持っている熱は、

ある一人のブロガーに電撃復帰を決心させ、

 〜柴田勝頼 未公認応援 ブログ〜 今日のブログ後のテーマは、「○○」です。 より
限界LOVERS

また、ある一人のブロガーを原因不明の休載アングルに走らせました。

 まつすぐな道でさみしい~プロレス変態ブログ より
ブログ休載のお知らせ。

どの口が…


何だかよくわかんないですけど、

とにかく平静じゃいられない事態な訳です。

じゃあ私、紫レガはこの試合に何を思うのか…、

極々私的に行ってみましょう。

中邑真輔柴田勝頼の過去の闘いについては、

他の方がちゃんとプレイバックして下さってると思いますので、

そちらをご覧頂くとして、

私にとってはやっぱり…二人が毛嫌いする、

“新闘魂三銃士”として観てしまう(参照:新三銃士よ!!)んですよね、今でも。
新三銃士

そのベースとなっているのは、

もちろん元祖・闘魂三銃士の三人です。
ヲーミングアップする三銃士

4年前の記事にも書いた様に、

それぞれの役どころは、

武藤敬司=中邑、
武藤歴史的勝利

橋本真也=柴田、
橋本が名乗り、

そして、蝶野正洋=棚橋弘至
蝶野が見つめる

4年前の記事からいろんな流れがあって、

今また三人は同じリングにいます。

これまでのいきさつの中でわかった事は、

三人のストーリーが元祖三銃士の関係性を踏まえた上での、

“逆説的三角関係”だという事です。

(全ての、とは言い難いですが)新日ファンが求めた三銃士の姿。

それを巡り巡って体現しているのが、

新三銃士の三人だと感じているのです。



まず中邑の武藤性という部分からですが、

「なりたい自分になる」という主張をほぼ完遂させている現在の姿。

この奔放性…もはや中邑が持ってる武藤性さえ、

大きく飛び越えてしまった結果です。
中邑入場@2013.1.4~19

ただ武藤が持つ“わがままさ”とは違って、

中邑には対戦相手のほぼ全部を受け入れる懐の深さを感じます。

昨年から続く名勝負、好勝負の量産はその最たる例でしょう。
中邑の腕ひしぎ“逆十字”

秋山準曰く、「あの人(=武藤)はプロレスLOVEじゃなくて自分LOVEでしょ」

武藤がもっと長きに亘ってコンディション(と毛髪)を保ち、

揺るぎない不動のエースとして新日に留まっていれば…。
王者・武藤入場

そういう90年代の新日ファンの夢が中邑の姿に反映している、

と言っても今はピンと来ないかも知れませんが、

そんな感じがしないでもないです。
ベルトが中邑の腰に帰ってきた

さらにこじつけ気味に書くならば、

アントニオ猪木が武藤に求めた姿、

(総合に一番向いてるのは)武藤」というのを当時の新日ファンには不思議でなりませんでしたが、

のちのU系をはじめとするインタビューの数々で、

「武藤さんは初めから強かった」というのを読み聞きし、

「そういう事だったのか…」と。

ただ、武藤本人はそれを実証出来ませんでした。

新三銃士の中で中邑は最もわかりやすい形で、

それを実証してくれたと思います。

武藤にとってアメリカマットでグレート・ムタで成功した姿は、

中邑が総合格闘技で一つの結果を残した事とつながってきます。



次に柴田の橋本性ですが、

まず最初に書いておきたいのは、

柴田には破壊王が持っていたデタラメさはないと思います(笑)。
リングに熱い眼差しの破壊王

ただトンパチ故の共通項というか、

自分が思い描く新日本プロレス像が強すぎて、

そこから飛び出してしまう衝動的行動。

さらに前項で書いた“海外修行=総合進出”論でいうならば、

柴田は万全の状態でMMAに出陣していったものの、

大きな結果は出せずじまいでした。

要するに通用しなかった訳です。
かなわず腕十字完成

これ橋本がテネシーやカナダで活躍出来ずに、

挙句には干されてしまった事につながってきませんか?

やや強引ですけどね(笑)。

ですからMMAでの結果云々は箔付けではあっても、

そこから新日で活躍出来るか否かはそれ程関係ない訳です。

かつて海外で学んだ事をMMAの一試合で身につける。

それはいろんな意味での“度胸”でしょう。

あとは橋本から柴田に逆説的につながる部分としては、

単純に練習量でしょうね。

橋本が練習を怠らなければ、

本当の意味で闘魂伝承者になっていた可能性もあります。

だってあのビジュアルでファンの支持を得ていたなんて、

世界を見渡してもCWAのオットー・ワンツと二人だけですよ。

破壊王が言葉よりも努力で体現した姿、

それが柴田であると信じたいです。
柴田後藤煽りV7



最後に棚橋の蝶野性にも触れておきます。

なかなかファンの支持を得られなかった蝶野が、

それまでの自分を吹っ切ってオーバーしたのが、

三度目のG1制覇後のヒールターンでした。
蝶野の20周年に、

性格的には三銃士の中で最も堅実な蝶野が、

三人とは違う角度で成功したのです。

棚橋に置き換えれば、

頑ななまでに自らを「エース」と位置付けて、

私の様な古いファンから煙たがられながらも、

ファイトスタイルや試合後のパフォーマンスを貫き通した。

そして揺るぎない支持を得た。
勝利のエアギター

長期的スタンスで勝ち取った棚橋の自己プロデュース能力にも脱帽ですが、

これは本来ならオーソドックスなスタイルの蝶野が、

勝ち得たかった評価の様な気がしなくもありません。

何となく二人似てるなぁ、と。

ただし蝶野と棚橋の決定的な違い、

これもまた練習量ですね。

もしも蝶野に練習熱心さがあれば、

また違った風景が出来上がってたかも知れません。

そんな架空の世界を棚橋は作り上げたのかも知れません。
棚橋初防衛



もしも武藤が大きな故障なく闘い続けていれば…、

もしも橋本、蝶野が己に厳しく精進していれば…、

私にとっての中邑vs柴田は、

闘魂三銃士が成し得なかった夢の続き、

本当の意味での黄金時代への序曲の様な気がします。

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tag : 中邑真輔 柴田勝頼 棚橋弘至 武藤敬司 橋本真也 蝶野正洋

comment

Secret

No title

おはようございます。
12日深夜のワープロみて書いてますが。
G1 開幕戦だった・・・すんません・・・
そうだったんだあぁ~
そりゃ 行かなきゃね。
わたくしの 真輔熱に拍車をかけるような
本が 届きました。
これ持って、うちわもって インタコンチのTシャツ着て
参戦します。

現三銃士 小嶋 岡田 西野

占い予想の結果が出ました。
なになに、ビッグ・ジョン・スタッドが途中欠場!?
え!オットー・ワンツも!?
…ハッ!

Aブロック
中邑vs柴田は引き分けですかね(汗)
結果が読めないです。
まさかの両リン?(笑)
今のプロレスでこんなカタチの『緊張感』は、そうそう無いと思います。
ずーっとお互い見合ってる、探り合ってるみたいな試合展開なら、個人的には最高。噛み合わない方が良いんですよ。
勝った方が決勝へ行ってほしい。
あと、柴田はビッグマウスラウド、昨年のG1と小島にシングルで連敗しています。地味ですが、キッチリやり返さないとダメですね。

Bブロック
『オカダがAJにリベンジ!』するんでしょう。
オカダが決勝進出ですよ。
個人的には鈴木みのるがいいんですけど。

決勝は柴田vsオカダ。
で、優勝は柴田。
…サラっと書いちゃいました(笑)
正直ね、中邑vs柴田だけで腹いっぱいなんですよ(苦笑)

レガさんの三銃士論、なるほどです。
でも、個人的には中邑と柴田だけでよくて、もう一人はいらないんですよね。
そもそも、三銃士じゃなくていいという(笑)
ゴメンよ、レガさん…。

当時、上井さんが、「(初代)闘魂三銃士をオマージュしたらウケる。キャッチーだ。二人より三人の方がバランスが良いし、売りやすい。皆、二枚目。ヨシ!」みたいな判断でそうしたんでしょうし(笑)
せっかくだから、『新・新世代闘魂トリオ』も作っちゃえばよかったのに。
メンバーは吉江、ブルーウルフ…あと…ま、いっか…。

よく聞くセリフ
「俺は新日本を守ってきた!!」
新日本を守った?
NJPWを新たに作ったんでしょ?
新日本プロレスという名前を守ったのはユークスとブシロードです。金ですよ、金。
勿論、事業価値があることを見込まれてですけどね(汗)
『新日本プロレス』…“過去の財産”が凄いですし…。
今の新日本は、その中のNJPW部門ですよ。
で、イズムとして、新日本を外でやってたのが柴田。
中邑は新日本がベースなのにNJPW部門で…。

…え~っと…とにかくね!中邑vs柴田!
新日本で新日本をやればいいんだよ!!

―――――

一度、ほぼ同じ内容のコメントを投稿して、承認もいただいてたのに削除しちゃいました(汗)
失礼しました!(涙)

>ケロさん

こんばんわ。

G1開幕戦だった・・・すんません・・・<そうですよぉ、道民ファンが待望した24年越しのG1開催です。

真輔熱に拍車をかけるような本が届きました<スポーツアルバムですね。かつてはプロレスアルバムでしたが、時代なのか野球やサッカーと共通で製作されていますね。
それにしても書店では見かけませんね。

これ持って、うちわもってインタコンチのTシャツ着て参戦<会場でお会いしましょう!!

>宮戸ゲノムさん

もはや私にとって宮戸ゲノムさんのコメントタイトルは最大の謎かけになりつつあります。

ビッグ・ジョン・スタッドが途中欠場!?え!オットー・ワンツも!?<どうやらタイムトリップした様ですね? ○法なんちゃらはダメですよ。

今のプロレスでこんなカタチの『緊張感』は、そうそう無い…個人的には最高。噛み合わない方が良い<もう完全に他の試合とは一線を引いた試合を期待したいんですよね。
そういった意味でのお得感が感じられれば…ぶっちゃけ他の試合はどうでもいいよね。

決勝は柴田vsオカダ。で、優勝は柴田<こりゃまた本当にサラッと行きましたね。

個人的には中邑と柴田だけでよくて、もう一人はいらない<まぁそれぞれの思いはありますから…俺に言うなよ!!(アントン風)

「(初代)闘魂三銃士をオマージュしたらウケる。キャッチーだ。二人より三人の方がバランスが良いし、売りやすい。皆、二枚目。ヨシ!」みたいな判断でそうしたんでしょう<きっかけはそんなもんでしょうね。
闘魂三銃士にしたって猪木の延命策から出来た様な観方も出来ますしね。

新日本を守った?NJPWを新たに作ったんでしょ?<それはそれで立派だと思うんですよね。
猪木色を完全に消したのは棚橋の功績だと思います。その世界が好きか嫌いかはまた別ですけど。

今の新日本は、その中のNJPW部門…イズムとして、新日本を外でやってたのが柴田<外で新日本をやったんですけど、価値を高められなかった事実は否めない訳です。
むしろそのジェラシーをぶつけて欲しいですね。
中邑はほぼイグナショフ戦だけで“総合も出来る”というプロレスラーのキャラを得た人間ですから。

新日本で新日本をやればいいんだよ!!<そうなんですよね。
私が観に行くのも間違いなく、新日本プロレスですから。

失礼しました!(涙)<何だっていいや、何だって言って来いや。俺は何も言わんぞ、もう。やれ! その代わり。

やはり…

レガさんにはかないません(笑)。
Uの蹴りみたいにバッシバシ、私の琴線にモロです。
こういった深みのある記事をお書きになれるというのが、人に歴史ありといったところなのでしょうか。

私の新日本プロレスは今日で一旦終了しましたが(もちろん大きな幸福感とともにです)、楽しめる時がまた来てくれればなと。

これからも更新楽しみにしております。
いつかどこかでサミットしましょう!

>駒沢シバティストさん

深みのある記事<ありがとうございます。
ただあくまでも私の目線ですからね。全く違った見立ての方が大多数だとお思っています。
しかし繰り返しますが、あくまでも私にとっては“新三銃士”なんですよね。

私の新日本プロレスは今日で一旦終了しましたが(もちろん大きな幸福感とともにです)、楽しめる時がまた来てくれればなと<見切る場面ではないですよね、うん。見切る場面ではない。
新日本じゃなくNJPWとかよく読みますが、新日本なんですよ。
勝負論だけが、緊張感だけが新日本じゃないんですよ。
アリもボックもペールワンも、シンもアンドレもホーガンも、トニー・アトラスもヘラクレス・ローンホークも、荒川真もマクガイア兄弟も、ミスターXもスーパーマリオマンもジャイアント・グスタブも…みんな新日本なんですから。
一人一人の思いはアレですからアレなんでしょうけど、辞める事が新日本だった柴田が戻って来てビッシビシやってく以上は見切る場面じゃないんですよ、ええ。
閉鎖の事情は存知ませんし、追及する気もありませんが、ここにはいつでも来て下さいよ。その名は絶対に消しちゃダメです。

いつかどこかでサミットしましょう<やりますよ。
紫レガとは?

紫レガ 

Author:紫レガ 
44歳のプロレス話


待て待て待て待て!! 読め!! 俺の記事をこの野郎!! 待て貴様ぁ!!

どーですかぁーーーー!!

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