修羅場の田村(1995)

桜庭が主張する“素手の顔面ありルール”

現在のMMAにおいて時代に逆行しているのは間違いないんですが、

実はこのルール、田村の方に一日の長があります。

パトスミとのアルティメット戦が有名ですが、

パトスミ戦

田村のリミッターが外された最初の試合として、ゲーリー・オブライトとのセメントがあります。

にじり寄るゲーリーにも動じず

1995年6.18 両国国技館

ゲーリー・オブライトvs田村潔司


ゲーリーvs田村

そもそも田村のパンチに対する恐怖心というのは若手の時代からそれ程でもない。

 週刊プロレス より
田村潔司“原色の輝き”※マシュー・サード・モハメッド戦直前インタビュー

― そういう、対ボクサー用の特別なメニューを組んで練習しているんですか。

田村「いや、これぐらいですよ。目を馴らすぐらいで、あとは普段通りの練習です。(略)そもそも格闘技戦だからとか、相手が○○の格闘技をやってるから○○の練習をするとか、それはおかしいと思うんです。それだったら、今までやってきたことは何だったんだってなっちゃうじゃないですか」



田村初他流試合

そもそもマシュー戦は相手がプロボクサーということで当然はじめからパンチが来るのはわかっていたわけです。

睨み返す

しかしこの時のゲーリーとの試合は通常のUインターのシングルバウト。

殺人スープレックスの異名をとるゲーリーがまさかベアナックルで殴ってくるとは思いもよりませんでした。

グラウンドでもロープブレイク無視の攻め。

田村
「今までのクセで、エスケープしたらブレークだから力抜くじゃないですか。そこをガッときたから『これは気が抜けないな』と恐怖感が走りましたね…怖かったですよ。(略)ドラム缶の中に閉じ込められて、海に投げられたような、どうしようもない恐怖感というか(苦笑)」


ロープブレイク無視

さらに無視

しかし田村はあくまでも技術で対抗します。

打撃で反撃

むしろ仕掛けた側のゲーリーの方が引いてしまうほど。

逆にゲーリーが引く

かまわずラッシュ

さらに打つ

苦し紛れの片足タックルもずっと体重の軽い田村が潰してしまいます。

ゲーリーの片足タックルも潰す

コーナーに詰めて連打

途中で試合を諦める始末。

戦意喪失のゲーリー

場外へも。

田村
「わざとです、あれ。リング下で顔を引っかかれたし」


苦し紛れに場外へ

田村は動じず技術で勝負

田村
「いや、やる気はあったんですよ、アイツは。あったんだけど、最終的にどうしようもないから、散り方っていうんですか? そういうので、やる気なくしたんですよ」


完全に戦意喪失

畳み掛ける

最後は自ら腰砕けになったゲーリーが即タップで田村初勝利。

この時のジェスチャーは、「付き合ってらんねえぜ」というものでしたが、実際に映像を見ると、『もう打つ手がない』という感じです。

自ら膝をつき

スリーパーに即タップ

当然納得行かない田村はリングを拳で叩くと、

納得行かない田村

号泣

涙…涙…

大晦日の結末はこうあっちゃいけません。
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tag : 田村潔司 桜庭和志 ゲーリー・オブライト

comment

Secret

No title

この試合生でみたと思います
正直当時は週プロとかでみるまでは・・なんだかわからないうちに終わってしまった感がありましたね
普段のゲーリーなら、もっといい勝負できたと思うんですけどね~
最終的にには最後のゲーリー戦も不完全燃焼というか・・。
高田戦やベイダーとかとやってたテンションでやればいい試合にはなったと思うんですけど・・。

>Fさん

本当にUインターの歴史を見てきてらっしゃるんですね。
確かにあの手の試合って雑誌でフォローされてしかるべきですね。

ワールドトーナメントの3位決定戦は名勝負でしたよね。
スープレックスが一発も出ないんですから…異常な試合だったんですね。
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