思えば遠くへ来たもんだ~前編~(1985)

こちらでは放送されていないのですが、

『侃侃諤諤』というテレ朝の新番組が、

非常に気になります。

 カクトウログ より
テレ朝「侃侃諤諤」でジャンボ鶴田vs長州力最強激論~GK金沢氏まさかの鶴田支持も、番組結論は長州力!

バラエティ番組の初回放送からテーマがプロレス、

これはもう特筆というしかないですね。

また、番組に出演された長州力と縁深い某有名プロレスライターさんのブログで、

たまたま同日にUpした

当ブログ記事(参照:夢のパラダイス)の画像が使われてて2度びっくり。
ジャンボの逆エビ

期せずしてジャンボ鶴田ブーム再燃(?)を予期させる流れですね。
試合前のジャンボ

先日に引き続いての全日記事(実際にはジャパン・プロ主催興行)は、
試合前の長州

1985年11月4日 大阪城ホールでの、

長州力vsジャンボ鶴田のジャパンvs全日頂上決戦を振り返りましょう。
ジャンボ鶴田vs長州力

入場直前のドレッシングルームにおける両者の表情。

珍しい形のカット割りですね。
入場直前

本来なら8月に実現していたこのカード、

鶴田の右肘緊急手術によって3ヶ月延期されました。

館内に「両者リングアウト無し」の特別ルールが告げられ、

大歓声に包まれました。

ノンタイトル戦という事もあり、

「決着付くんじゃないか?」と想像させてくれたものです。

それってひねくれた意味じゃなく単純に、

「タイトル賭かってると守りに入ってしまう。ノンタイトルなら勝負に行くはず…」と。

さあ、リング中央でガッチリ握手を交わして、

試合開始のゴングです。
いざゴング

まず手四つに行く構えの両者ですが、

いつも通り低く構える長州に対し、

鶴田は届かない位高い位置に右手を持ってきます。
身長差を利したジャンボの構え

それを嫌ってロックアップに入ると、

鶴田は真上から押さえ込む様に組みます。
ロックアップも身長差を生かして

かと思えば素早い片足タックル。
タックルの仕掛けはジャンボから

もう一度ロックアップすると、

今度は涼しい顔でヘッドロック。
涼しい顔でヘッドロック

のっけから完全な鶴田ペースですね。

テレビはCMに入り、それが明けると既に23分経過。

この間、長いグランドの攻防があった様です。

フックは浅いのですが、

鶴田が足4の字固めに決めています。
23分経過、長い足4の字

長時間耐えた長州は何とか脱出すると、

一気にサソリ固め狙い。
何とか脱して長州はサソリ狙い

長い鶴田の足を畳みますが、

これでは足首を極め辛そう。
ジャンボの長い足を畳むのも一苦労

もうすぐステップオーバーというところで、
ステップオーバー直前で、

鶴田は全身を大きく揺すって、

長州を跳ね飛ばしました。
跳ね返す鶴田

長州にとってはフレアー戦の悪夢(参照:戦術を堪能する)が蘇るのでしょうか?

それを断ち切らんと、

コーナーで鶴田の左足を固定しておいての蹴り。
コーナーで蹴り一発に、

一瞬鶴田の表情が変わりますが、
鶴田キレたか?

ここで、この試合初めてロープに振り、

自らも助走をつけてジャンピング・ニーパット。
一発目のジャンピングニーから、

そこから再び足4の字固め。
足4の字で締め上げる鶴田

今度は深くロックされ、

長州も思わず声を上げます。
苦悶の長州、

さらに締め込む鶴田。
なおも締め上げる鶴田、

これまた長い長い攻防の末、

やっとの思いで長州がロープへ。
長州やっとの思いでロープエスケープ

そのまま場外エスケープを図りますが、

鶴田は追っていって右膝へストンピング。
場外エスケープの長州を追ってさらにストンピング

リングに戻っても、さらにストンピングです。
さらにヒザを攻めるが、

何とか長州は蹴り足をキャッチして、

鶴田を高々と抱え上げてのニークラッシャー。
長州ニークラッシャーでの反撃、

今度こそはとサソリの体勢へ。
今度こそサソリ狙い、

鶴田の巨体をひっくり返して、
ステップオーバー…、

遂にサソリ固め完成!!
サソリ固め完成、

余力充分の鶴田はプッシュアップでの返し。
余力充分の鶴田は腕立てで返さんと、

鶴田の執拗な足4の字攻勢で、

長州は下半身に力が入らないか?

自らサソリを解くとロープに振って、
長州はサソリを解くとロープに振っての、

リキ・ラリアート…鶴田も右腕を出して相打ち!!
ラリアートは相打ち

リング上で倒れこむ長州とリング下で頭を振る鶴田。
倒れる長州と場外転落の鶴田

鶴田がエプロンまで上がると、

長州は鉄柱攻撃。
鶴田の額を鉄柱へ

思わず転落したリング下には天龍源一郎の姿が。
場外へ落ちた先には天龍が

場外での回復後、

リングに戻った鶴田はコブラツイストから、

さらにグランドコブラでの締め上げ。
リングに戻ると鶴田はコブラツイストからグランドへ、

サブミッションなら負けてなるかと、

長州は足首を極めに行きますが、

鶴田も首を取りに行きます。
長州は足首を極めに行くが鶴田も首を取る

互いに極めきれず、一転しての激しい張り手の打ち合いから、
張り手の打ち合いから、

起き上がった鶴田、強烈なバックドロップ!!
鶴田高角度のバックドロップ!!

さらにラリアート!!
さらにラリアート

今度は長州のひねりを加えたバックドロップ。
長州もバックドロップ

どっちもカバーに行きますが、

カウントは入りません。
カバーに行くが鶴田の足がロープへ

後編へつづけましょう。

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tag : 長州力 ジャンボ鶴田 全日本プロレス

comment

Secret

No title

がーーーーーっ
おもしろーーーーいっっっ

鶴田の試合 ちょっと 探して見てみよう。
UP されてるかな・・・?

No title

しょっぱなから、23分経過ってのもすごいですね(笑)
この頃って、試合がグランドの展開になった時には
「リーグ戦の経過です」とか
「ここで初来日選手の紹介なんですが」とか、そういう時代でしたね。

ここに載ってる写真だけ見ていても、長期戦をやるつもりというか勝負をつけようという感じには見えませんね。
そうなった場合にはやはり、デビューから大物外人と60分3本勝負時間切れ引き分けを何度もやってきた鶴田の経験値が上回るというか?
善戦マンと言われてきた時代の経験がモノを言いますね。

後編に期待です。

No title

GKさんが鶴田支持しても長州さんとは、やはりテレ朝かと思ったりして。

10数年前に全日本中継で鶴田さん引退特番で鶴田さんがこの試合について語ってて、作戦が有り、長州さんが鶴田さんをロープ際に押し込んでパンチか張り手をしたら(鶴田さんは)直ぐに反撃、待つ事によって、同等では無い事を観客に見せると言う。(反撃したら同等と思われる)
もう一つは長州さんが鶴田さんの周りを回る・・・要はどっしりと構えて、相手の攻撃を待つと言う訳。

ここら辺、両者のファイトスタイルの違いが如実に現れてるのでしょうね。

訂正

(鶴田さんは)直ぐに反撃、待つ事によって→直ぐに反撃せず。

こんにちは。

結構前のGスピリッツに載っていた和田レフェリーのインタビューによると、ジャパン軍は試合前のアップを目一杯やり試合でガス欠を起こし全日軍は流す程度でやり、試合のスタミナに余裕がある為、試合前の対戦カード表にジャパン軍の名があると「今日はウルトラマンが相手が相手か、楽だな」と鶴田は喜んでいたそうです。引退時に「プロレスを非難し続ける前田は、どれだけ強いのか対戦してみたかった。」と語っていたのですから腕にも自信があったのでしょうね。

>ケロさん

鶴田の試合ちょっと探して見てみよう<YOUTUBE辺りにはゴロゴロ転がってると思うんですけどね。

いや、試合自体はあまり面白くはないんですよ。猪木のプロレスを知ってる身からすれば。

>ナリさん

しょっぱなから、23分経過ってのもすごいですね<収録試合の場合はグラウンドもそうですが、都合の悪い部分はほぼカットされてましたね。
それだけ生観戦の価値もあったかも知れないです。

長期戦をやるつもりというか勝負をつけようという感じには見えませんね<団体を背負ったもの同士だし、国際やUインターの様に止むを得ず敢行された対抗戦じゃないですからね。その後の事もあるし。
初めから決着を付けれる訳がなかったんでしょうね。

デビューから大物外人と60分3本勝負時間切れ引き分けを何度もやってきた鶴田の経験値が上回るというか<スタミナもそうですが、後編の記事中にも書きましたが戦術が長けていましたね。
晩年は悲しかった鶴田ですが、この数年後に天龍、三沢、川田らを相手に持ってた強さを開放出来、本当の全盛期を持てたのは何よりでした。

>通り菅井さん

鶴田さん引退特番で鶴田さんが…長州さんが鶴田さんをロープ際に押し込んでパンチか張り手をしたら(鶴田さんは)直ぐに反撃せず、待つ…どっしりと構えて、相手の攻撃を待つと言う訳<後編で使わせてもらいましたが、馬場さんのアドバイスもあったみたいですね。
長州にしてみれば40分以上の試合は未体験ゾーン。それだけでも鶴田にはかなりのアドバンテージあったのでしょう。

両者のファイトスタイルの違いが如実に現れてる<それでも長州は納得のいく内容だったみたいですね。

>aliveさん

おはようございます。

ジャパン軍は試合前のアップを目一杯やり試合でガス欠を起こし全日軍は流す程度でやり、試合のスタミナに余裕がある為<そこは新日と全日の大きな違いですね。
インディから新日に参戦した若手がよく「試合前の合同練習がきつい」と言っていましたね。一方の全日、バトラーツから参戦した池田が会場内をランニングしてたら馬場さんに「そんな事はオフにやれ、早くリングに上がれ」と怒られたそうです。

対戦カード表にジャパン軍の名があると「今日はウルトラマンが相手が相手か、楽だな」と鶴田は喜んでいた<もう一つ体格的なものもあったでしょうね。とにかくリングで向かい合ったときのサイズの違いは凄まじかったです。

引退時に「プロレスを非難し続ける前田は、どれだけ強いのか対戦してみたかった。」と語っていた<藤波ではなく前田の名を出した事にロマンを感じましたね、あの当時。

三沢戦後に、
長州、天龍元気ないのか?まだまだやれる!ベイダーやホーガンともやってみたい!

というような事言ってましたよね。

三沢に完勝後に発言したところなんか、長州や天龍には特別な意識もあったんでしょうね。

長州の対ニック戦って映像ないんですかね?長州がフレアーの100倍巧い…と脱帽した試合なんすが、雑誌でしか読んでない…。

>BKっち

長州、天龍元気ないのか?まだまだやれる!ベイダーやホーガンともやってみたい!<覚えてます覚えてます。特にホーガンのくだり、「負けてもいいからやってみたい」ってね。あれ聞いて友人と盛り上がりましたね~。
鶴田vs超人は見たかった。

長州の対ニック戦って映像ないんですかね?長州がフレアーの100倍巧い…と脱帽した試合<いつ頃かなぁ?
ニックって意外な感じもしますが、マサさんのつながりから感じるものがあったんですかね?

youtube にいきなりありましたわ(>_<)

>BKっち

youtube にいきなりありました<つくづく便利な時代になりましたね。
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Author:紫レガ 
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