運命の不協和音 WoO.5~胸騒ぎのチェーン・後編~(1985)

WoO.4からの続き、

大阪夏の陣とも言われたアントニオ猪木ブルーザー・ブロディの2戦目は、

中盤から終盤に差し掛かってきます。

体重の乗ったブロディの袈裟固めを、
ブロディのグランドヘッドロックに猪木は下からグリグリ

凌いでから猪木は蹴り上げての脱出。
蹴り上げての脱出

起き上がり様、ブロディも蹴りを飛ばしてから、
ブロディも蹴り返して、

ロープに振ると助走をつけておいて、

ドロップキック!!
ロープに振ってのドロップキック!!

ブロディ特有の両足を離してヒットする一発、

これが思いのほか強烈に入ってしまいました。

何とかカウント2で返した猪木でしたが、
カウント2で返すが、

左足のブーツの分厚い底部分が、

肋骨を直撃した様です。
猪木のアバラに深いダメージ

これまでも何度か書いてきましたけど、

ブロディのドロップキック、フォームはきれいではありません。

それでも、しっかりとあの分厚い靴底に全体重を乗せています。

さらに両足を揃えない事で、

右足は喉元、左足はボディと、

インパクト時に相手のディフェンスを許さない訳です。

猪木はたまらず場外へエスケープし、

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tag : アントニオ猪木 ブルーザー・ブロディ

運命の不協和音 WoO.4~胸騒ぎのチェーン・前編~(1985)

お待たせしました、WoO.3からの続きです。

初対面の際にブルーザー・ブロディが、

アントニオ猪木の眼光の鋭さを形容した「バーニング・スピリット」はそのまま、

新日で初めてフル参戦するシリーズの名称となりました。

その名は『バーニング・スピリット・イン・サマー』、

前年までの『サマーファイト・シリーズ』から思い切った改称です。

当時、新興団体のUWFは資金的に興行数が少ない事も関係して、

『○○ウィークス』や『△△ロード』という、

既存の2団体が使っていた“○○シリーズ”とは異なる名称で巡業を回っていました。

85年の長州軍団参戦からは全日本も『○○ウォーズ』に改称。

一歩遅れて新日もシリーズ名義を変えた訳ですが、

そのきっかけが全日から来たブロディの発言だったのです。

余談ですが今ではどの団体も『シリーズ』なんて言わないですし、

選手にしたって巡業の事を「ツアー」って呼んでますよね。

…また前置きが長くなってしまった(笑)。



このシリーズの天王山である大阪~両国の2連戦、

セミの藤波vsJ・スヌーカと共に組まれたメインカードが、

“運命の対決・第2ラウンド”と“第3ラウンド”です。

さらにはシリーズ後に予定されているハワイ遠征でも、

“第4ラウンド”が行われる…地獄の3連戦なのです。

例によって眼光鋭く猪木が入場、
猪木の入場

一方のブロディは通路に現れてから姿を消し、

再び出てくるという焦らし作戦です。
ブロディも入場

これは前回の猪木の入場に対する当てつけか?

とにかく1985年7.28 大阪城ホール

アントニオ猪木vsブルーザー・ブロディ

アントニオ猪木vsブルーザー・ブロディ

会場は13,740人…大阪城ホールにおけるプロレス初札止めとなりました。

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tag : アントニオ猪木 ブルーザー・ブロディ

1985年4月頃の好きなうた

猪木vsブロディの初対決(参照:運命の不協和音 WoO.2~両国最初の名勝負・前編~WoO.3~同・後編~)が行われた時期、
猪木コブラツイストから、

私はちょうど中学校に入学した頃だったのですが、

この当時に聴いてた曲、

当時の雰囲気を思い出す上で記事にしておきます。

名曲…かどうかは別としてこの辺をよく聴いていました。

まず思春期の我々にとっちゃ衝撃のドラマ、

『毎度おさわがせします』の主題歌だったこの曲です。
CCB

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tag : C-C-B アニー 杉山清貴&オメガトライブ リマール

運命の不協和音 WoO.3~両国最初の名勝負・後編~(1985)

WoO.2からの続きです。

ブルーザー・ブロディの太い首を、

アントニオ猪木は首4の字固めで絞り上げてから、
首投げ→首4の字

一旦離れて4点ポジションの顔面を蹴り上げ、
離れたところで猪木の顔面蹴り、

さらに延髄斬り気味の蹴りを側頭部に。
さらに側頭部へキック

お得意のケンカ殺法が顔を出してきました。

乗ってきたところで一気に人間風車!
ダブルアームはクラッチが切れて失敗

これは左肘の負傷もあってクラッチが結べず、

体勢が崩れてしまいます。

なかなか主導権を握れぬまま、

試合は中盤に差し掛かってきました。

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tag : アントニオ猪木 ブルーザー・ブロディ

運命の不協和音 WoO.2~両国最初の名勝負・前編~(1985)

WoO.1より続きます。

遂に実現するアントニオ猪木ブルーザー・ブロディの初対決、

実は決戦当日まで舞台裏では揉めに揉めていたのです。

その原因はブロディの守護神とも言える、

チェーンの存在です。

新国技館プロレスこけら落とし(参照:それが超獣のロケンロール)において、

ブロディがチェーンを振り回し、

完成間もない国技館の壁やドアなど数か所を殴りつけた事で、

全日プロは日本相撲協会から莫大な損害賠償を請求された為、

チェーンの使用禁止を巡って新日側とブロディは、

前日深夜~当日の朝4時までホテルの部屋で押し問答。

結局、ブロディが折れる事なく話し合いは座礁。

それによって新日は急遽、ガイジン側控室から30メートルに亘り、

通路の両壁に高さ2メートルの厚いフェルトを貼って万一に備えました。

そして、大一番を前に集中力を削がれたブロディは、

試合直前、実力行使に打って出ました。
試合前に突如、

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tag : アントニオ猪木 ブルーザー・ブロディ

運命の不協和音 WoO.1~バーニングスピリット~(1985)

1985年3.21 後楽園ホールのメインエベント前、

それは突然の出来事でした。

先に入場したアントニオ猪木が、

対戦相手であるハクソー・ヒギンズの入場を待ち構えていると、

ほんの2週間前に(札幌圏では)5チャンネルの特番で大暴れした全日のガイジン(参照:それが超獣のロケンロール)が、

何と、(札幌圏では)35チャンネルの画面に現れたのです。
ブロディ遂に新日マット登場!

実際には2日前の深夜、『ANNニュース』において、

既に発表されていたのですが、

我々少年ファンにとっては、

この翌日のワールドプロレスリングが初見でした。

とにもかくにも、ベートーベンの交響曲第5番『運命』が鳴り響く中、

右手には花束、左手にはトレードマークのチェーンを携えて現れた。

その男の名は言うまでもなく、

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tag : アントニオ猪木 ブルーザー・ブロディ

某動画サイトでRIZINのダブルバウトを観た

先日、PPV観戦をパスした、

2016年4.17 日本ガイシホールで開催された、

RIZIN.1の第10試合、
RIZIN.1のグラップリングダブルバウト1

グラップリングダブルバウト 15分3本勝負

桜庭和志、所英男vsヴァンダレイ・シウバ、田村潔司
を、

観る事が出来ました。
RIZIN.1のグラップリングダブルバウト2

動画は煽りVもなく、

韓国版(?)でしたので髙田延彦の解説も聞けませんでしたが、
RIZIN.1のグラップリングダブルバウト3

試合はフルに観れましたので、

ざっくりと感じた事を書いておきます。
RIZIN.1のグラップリングダブルバウト4

先発は桜庭和志ヴァンダレイ・シウバ

グラップリングルールながら、実に13年ぶりに肌を合わせます。
RIZIN.1のグラップリングダブルバウト5

シウバは何度も首相撲を仕掛けていき、

桜庭のローシングルを切った直後、

思わず寸止めの膝蹴り!!
RIZIN.1のグラップリングダブルバウト6

これには桜庭もシウバを指差し苦笑、

シウバも思わず笑いがこぼれます。
RIZIN.1のグラップリングダブルバウト7

ん~…この試合のモチベーションは“勝つ事”じゃないんですね…。

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tag : 田村潔司 桜庭和志 ヴァンダレイ・シウバ 所英男

ONE MORE RAIN

こちら今日は一日雨、

現在は窓を叩き付ける様に、

激しく降っています。

ONE MORE RAIN…雨、もう一丁です。

前回(参照:RAIN)、BOØWYの名曲をお送りしましたが、

今日はヒムロックから行きましょう。
ヒムロック@LOVER'S DAY

かなさんのコメントにもありました、

氷室京介の雨の名曲です。

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tag : 氷室京介 鈴木雅之 原田知世 ジュンスカイウォーカーズ ユニコーン

闘魂の掌上(1984)

4月で思い出すのが、

1984年4.19 蔵前国技館

正規軍vs維新軍 5対5勝ち抜き戦
です。
大将戦で激突

このプロレス界初、柔道形式団体勝ち抜き戦は、

2年後に行われるイリミネーションマッチ(参照:闘いの東京サミット~Ⅰ~同~Ⅱ~同~Ⅲ~同~Ⅳ~同~Ⅴ~)と並ぶ、

新日プロの軍団対抗戦における大ヒット作ですね。

一つ一つの組み合わせが印象深いですが、

今回は締めの大将戦アントニオ猪木vs長州力を振り返りましょう。
アントニオ猪木vs長州力

開始のゴングと同時に、

前に前に出て行くアントニオ猪木に対し、

長州力はカウンター気味に懐へ飛び込んで、
高速の飛行機投げから、

肩車から飛行機投げで叩き付けると、

そのまま腕ひしぎ逆十字の仕掛け。
長州の腕ひしぎ逆十字は、

猪木は難なく後方回転で脱出すると、
猪木が後方回転で脱出し、

そのまま長州の両足を畳んで、

リバース・インディアンデスロックの体勢に入りますが、

これはニアロープ。
リバース・インディアンデスロックはニアロープ

序盤から目まぐるしい技の攻防が繰り広げられ、

早くも名勝負の予感です。

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tag : アントニオ猪木 長州力

昨夜の熊本地震

また大きな災害が起こってしまいました。

震源である熊本県に甚大な被害が、

九州全域にも大きな影響が広がっている模様です。

 Yahoo!ニュース より
強い余震続く、死者9人に=重軽傷770人、3万3千人避難―熊本

熊本県益城町で震度7の揺れを観測した地震で、同県内では15日未明も震度6強の揺れを観測するなど強い余震が続いている。

防衛省や県などによると、これまでに20~90代の男女9人の死亡が確認され、計778人が重軽傷を負った。熊本市や宇城市、益城町などの約3万3000人が避難。益城町では多数の家屋が倒壊しており、自衛隊と警察、消防は計3000人以上の態勢で救助活動を行っている。


一番離れた北海道に住んでる私は、

被害を映像で見ているだけの立場で、

何か言ったところで傍観者に過ぎないのですが、

ご縁ある方々のご無事を心より祈っております。

まだ大きな余震も続き、

決して予断を許さない状況かと思います。

とにかく当ブログを読んで下さっている方々、

皆さんがご無事であります様に。

tag : 熊本地震

春はネオサイクロン号と共に

夜の雪が止んで、

今日、私の休日は穏やかな一日でした。

午前中の散歩道、

雪解け直後の土手の枯れ草の中に、
20160412~3

春を見つけました。

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tag : 親バカ 愛犬 仮面ライダー

五十四歳のエスペランサ

本日、4月12日は高田延彦

54歳の誕生日です。

赤いTシャツに袖を通してた時から、
猪木の入場、付人は高田

闘魂の背中を追う宿命を背負い、
猪木付人時代の高田

青いジャージを羽織った時から、
藤原、高田UWF移籍会見

強さを求道し続け、
高田、越中組

生まれ持ったスター性も併せて、
前田高田、チャンコ中の談笑

プロレス界に大輪の花を咲かせた。
高田引退試合煽りV19

しかしいつの日からか、

その目は孤独を宿し、
傷だらけの高田の顔

幾つもの歴史的敗戦を喫しては、
高田の涙12

何度でも何度でも立ち上がった。
高田の気迫に

妻を愛し、

家族を愛し、
自宅での高田夫妻1

自分を必要とされた時には、

一肌だって二肌だって躊躇せずに脱ぐ。
大晦日恒例の高田のフンドシ太鼓

そんなあなたの人生に、

10年遅れですが、

ほんの1ミリでも近付きたい。
高田とヒクソンの握手1

髙田さん、

お誕生日おめでとうございます!!


tag : 高田延彦

RAIN

春はやって来たのですが、

寒い…さ・む・い…。

今日は雪が降りましたよ~。

今降るなら雪じゃなくて雨にしてよ!

…って事で“雨”にまつわる名曲行きましょ。

まず最初は80年代のカラオケの定番ですね、

徳永英明
徳永英明

雨をキーワードにした曲は、

全て叙情的です…。

徳永英明『レイニーブルー』


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tag : 徳永英明 森高千里 BOØWY 中西保志

入学

卒園(参照:卒園)から早3週間、

子レガもいよいよ小学校へ入学しました。
子レガ@一年生

ピッカピカのランドセルはやや重そうですが、

その中に詰め込まれた希望と一緒に、

実に楽しそうに通学しております。

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tag : 親バカ

月と太陽、ふたたび昇る

つくづく思い知りました。

田村潔司のファンでいるという事は、

次々と裏切られていく楽しさを共有する事だと。

3.25の巌流島で完敗を喫して(参照:タムちゃん、ここからだ!)から僅か23日後、

4.17 日本ガイシホールで開催される『RIZIN.1』に、

まさか!? の参戦が決定しました。

その傍らにはヴァンダレイ・シウバが、
シウバvs田村2

そして対角線には桜庭和志がいるというシチュエーションです。
タムサクアニメ

記者会見の報道を読んでみましょうか。

 eFight より
20160401RIZIN記者会見1
■【RIZIN】田村潔司が出場、シウバとタッグ組み桜庭&所と対戦

■【RIZIN】田村潔司、顔面骨折での強行出場

■【RIZIN】高田延彦、田村潔司の参戦をハグで歓迎

■【RIZIN】田村、再戦する桜庭について「何とも思っていない」

■【RIZIN】ダブルバウトルールは三本勝負の案も


記事中で気になった部分を抜粋するなら、

まずはこの場面でしょう。

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tag : 高田延彦 田村潔司 桜庭和志 榊原信行

紫レガとは?

紫レガ 

Author:紫レガ 
45歳のプロレス話


長州、これは俺のブログだ。

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