逆境の中での反骨心、その残り香。

高田延彦の“ワーク論”(参照:大きな意味を持つ『ワーク』~前編~~後編~)は、

カクトウログさんが、ご紹介下さった事もあり、

意外と大きな反響を戴きました。

記事中でも紹介したとおり、

この本を復唱する形で、

久々の…本当に久々の“専門誌インタビュー”が発刊されました。
高田延彦、50歳のプロレス論

私の記憶が正しければ、

今回と同じ井上崇宏編集のgo fight Vol.1(参照:伝説の営業マン)以来ですね。

あの時は終始『ダイヤモンド・キッズ・カレッジ』の話で、

「もう高田はリングの話はしない(したくない)のかなぁ…」と思ったものですが、

一転して今回は、はっきりと、

“2012年現在においてのプロレス論”を展開してくれています。

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tag : 高田延彦

Uインターの2012年秋…リベンジ!!

2012年10月。

団体の運命を左右した、

“あの対抗戦”から早17年。
国家吹奏

以前書きました様に、

高田延彦長州力

当時の両団体の大将同士が、

トークショーでぶつかります(参照:全面戦争決着戦)。
強烈な膝!!

そして桜庭和志は、

当時と同じ新日プロのリングでの2戦目。

10.8 両国国技館で、

vs真壁刀義、井上亘を迎えます。
新日マットでサクラバロック

さらに“帝王”高山善廣も長期欠場(参照:祝いは祝い)から復帰し、

プロレス界に再びUインター旋風が吹き荒れんとしています。

しかし慌しいのはプロレス界だけではありません。

下火となっているMMAの方でも、

オールドUファンの魂を揺さぶる、

“団体対抗戦”が実現するのです。

 スポーツナビ より
期せずしてUインターvsGRABAKA対抗戦
KEI山宮vs.ヤマケン、佐々木vs.金原=10.27GRABAKA第1弾カード
菊田早苗、佐山サトル一番弟子と素手で決闘=GRABAKA

グラバカ「GRABAKA LIVE!2」
10月27日(土)東京・ディファ有明

石川英司(GRABAKA)vs松井大二郎(フリー)

佐々木有生(GRABAKA)vs金原弘光(UKR)

KEI山宮(GRABAKA/パンクラス ウェルター級3位)vs山本喧一(パワーオブドリーム)


まさかまさかの、

金原弘光山本喧一松井大二郎揃い踏みです。

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tag : 高田延彦 金原弘光 高山善廣 桜庭和志 山本喧一 松井大二郎 菊田早苗 GRABAKA グレーテスト1972

ビートかずしのオールナイト・シンニッポン

遂に桜庭和志柴田勝頼が、

新日本プロレスのマットに登場しました。

現在の新日の風景を見慣れたファンにとって、

それはそれは刺激的な風景だった様です。

 新日公式 より
NJPW 40th anniversary DESTRUCTION 2012/09/23(日)16:00 兵庫・神戸ワールド記念ホール
二人のKS、いざ参戦
桜庭和志、○柴田勝頼(3分3秒・PK→体固め)●高橋広夢、井上亘

高橋対桜庭となり、桜庭が掌底ラッシュからテイクダウンを奪い、チキンウィングアームロックを極める。これを高橋がロープへ逃れると、桜庭はボディに掌底と膝蹴りを連射。

井上と桜庭が場外で番外戦を繰り広げる中、柴田は高橋に対して張り手からスリーパーホールド。これで高橋の力が抜けると、自ら技を解いてPKを見舞う。そして、大の字となった高橋を膝で踏みつけ、3カウントを獲った。

試合後、なおも井上と桜庭が乱闘を展開。そこに柴田が割って入り、井上を鉄柱に叩きつける。そして、さらに井上と柴田がやり合う中、桜庭はリングに戻って勝利をアピール。
すると、そこへ真壁が現われ、「オイ! オイ! 枯れ散らかした桜庭さんよ? そしてオイ! 柴犬! 間違えた。豆柴だ。オイ、コノヤロー! 新日本に来たからにはよ、この俺がケンカ買ってやる、コノヤロー! 覚悟しろよ、コノヤロー!!」とマイクアピール。桜庭、柴田と至近距離で睨み合った。
すると、桜庭も「皆さん、どうもありがとうございました」と、マイクアピール。そして、真壁たちの方向に向かって柴田と共に一礼すると、それ以上のアクションは起こさず、そのまま堂々と特設花道を引き上げた。


殺伐とした空気をビンビンに発していきながら、

いつにも増して“自然体”。
新日マットでサクラバロック

最後のマイクにしても、

過去にPRIDEDREAMでやってきた、

会場のファンへの御礼に過ぎません。

今の新日の風景に、

合ってるかどうかは別として。

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tag : 桜庭和志 柴田勝頼 井上亘 高橋広夢

大きな意味を持つ『ワーク』~後編~

伝説の死闘、

1993年12.5 神宮球場

プロレスリング世界ヘビー級選手権試合

高田延彦vsスーパー・ベイダー
(参照:真冬の奇跡~前編~~後編~)の、
スーパー・ベイダーvs高田延彦

緊迫の『ワーク』交渉、

前編からの続きです。

…引き続きインタビュアー氏は、

ガンガン仕掛けてきます。

覚悟の言葉 ~悩める奴らよでてこいや! ~ (ワニブックスPLUS新書)
 覚悟の言葉 ~悩める奴らよでてこいや!~ より

― 高田さんも折れなかったわけですね。試合結果を見るかぎりは。

高田「オレは、プロレスラーとしての誇りを捨てたことはないよ」

― では、なぜプロレスを捨てて、総合格闘技のリングに?

高田プロレスを捨てたんじゃない。別の場所で戦うことを選んだだけだ。誇りを捨てたことなんかないよ」


この辺りで完全に、

高田延彦のスイッチがONになりました。

プロレスにおけるビッグマッチの仕組みを、

初めて“自らの感情を込めた言葉”で、

公開する“覚悟”を決めたのでしょう。
必殺の腕十字狙い

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tag : 高田延彦 スーパー・ベイダー プロレスリング世界ヘビー 長州力

大きな意味を持つ『ワーク』~前編~

この秋~年末のプロレス界はビッグマッチの目白押しです。

桜庭和志柴田勝頼の参戦による、

新日の大興行ラッシュは、

何度も書いてきましたが、

12.16 横浜文化体育館での、

RINGS&THE OUTSIDER合同大会では、

ヴォルク・ハンの引退試合も開催されます。

 カクトウログ より
ヴォルク・ハンが一夜限り復活、12月に横浜文化体育館で引退試合?~前田日明が電撃オファー【追記:12月16日で正式決定】

そして忘れてはならないのが、

10.5 東京・新宿FACEでの、

高田延彦vs長州力(参照:全面戦争決着戦)です。

伝説の10.9ドームから丸22年が経過し、

言葉の上で完全決着を着ける…?
ローから、

か、どうかはわかりませんが、

あの頃と違って高田延彦長州力も、

大きく立場が変わっていますので、

“大きな意味を持つシュートマッチ”を、

展開してもらいたいです。

このやり取りの様に…。

覚悟の言葉 ~悩める奴らよでてこいや! ~ (ワニブックスPLUS新書)
 覚悟の言葉 ~悩める奴らよでてこいや!~ より

高田「Uインターは原点回帰の『プロレス最強神話』を打ち出したんだから、常にプロレスの素晴らしさを伝えながら、他流試合でプロレスラーの強さを証明しなければならなかった。組織運営のためには、金だって稼がなきゃならないわけですし」

― 当時は競合する団体も数多くあり、つばぜり合いも激しかったでしょう。また、興行を成り立たせるための戦略、舞台裏の仕掛けなども増幅していったのでしょうね。

高田「スーパー・ベイダーは分かりますか?」


今、このタイミングでこれを読む事によって、

プロレスリングとは何か?

Uインターという団体が何であったか?

を再確認したいと思います。

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tag : 高田延彦 スーパー・ベイダー プロレスリング世界ヘビー 長州力 安生洋二 宮戸優光

ぼくはロックアップしない。

やっと、きちんと読みましたよ。

週プロ先週号の桜庭和志インタビュー(With柴田勝頼)。

一応こっちではまだ今週号なんですけどね。

 週刊 プロレス №1648
週刊 プロレス 2012年 9/19号 [雑誌]
この表紙…いわずもがな、

スタイナー兄弟が元ネタなのですが、

大晦日のウォリアーズコスチュームといい、

実はPRIDE以降の桜庭って、
SAKU入場@2002Dynamite!!

プロレスに関してのほとんどが、

何かのパクリという感じなんですよね。

良し悪しは別として。
SAKU入場@マスカラス兄弟



…とりあえず発言内容を追ってみましょう。

桜庭
(プロレスのリングに)『戻ってきた』というか、昔好きだった同級生の女の子に久々に再会してみたら、43歳になったいまでもやっぱりきれいだった、という感覚ですかね。柴田くんは『ケンカ売りにきた』と言って、ぼくは『ケンカは好きじゃない』と言いましたけど、表現方法が違うだけで、ふたりがやろうとしていることは一緒なんです。(略)去年の大みそかに柴田くんとタッグを組んだとき、『タッグマッチって、こんなにおもしろいんだ!?』って思ったんです。試合中もコーナーに控えているときも、すごく楽しかった」


何だか斉藤和義の歌詞みたいですけど、

きっかけは小さなところにある様です。

それと、我々の想像を遥かに上回る形で、

大晦日の試合…プロレスのタッグマッチ(参照:“現時点での”桜庭のプロレスリング)が、

楽しかったのですね。

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tag : 桜庭和志 柴田勝頼

39+48>87(2007)

桜庭和志柴田勝頼

人は彼らを“エイティーナイナーズ(89ズ)”

…とは誰も呼ばないんですが、

彼らの主張ではサク(39)シバ(48)=で、

87…でなぜか89(エイティーナイン)らしいです。

89…と聞いて連想するのは、

“華”“現在の華やかな新日本プロレス”ですよね?

…ちょっと強引でしたか(笑)。

この二人が初めてリングで肌を合わせたのが、

今は無きHERO'Sのリングでした。
「若い奴とか関係なく負けたくない」

当時の柴田は、

前田日明船木誠勝を後見人として、

HERO'Sに彗星の如く秒殺デビューを飾り、

まさに怖いもの知らず。

柴田
「尊敬していても人は殴れます、はい(ニヤリ)」

「尊敬していても人は殴れます」

一方の桜庭はHERO'S参戦後、

再三、下り坂にある事を指摘されながら、

色々なものと闘ってた時期です(参照:屈辱の日)。

桜庭
「ぼくは殴られたら殴り返しますよ…絶対」

「殴られたら殴り返しますよ、絶対」

2007年9.17 横浜アリーナでの、

桜庭和志vs柴田勝頼の唯一の一騎打ちを振り返る事で、

桜庭の怖さ(参照:桜庭和志は本当は怖いんです)をもう一度確認しておきましょう。
桜庭和志vs柴田勝頼

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tag : 桜庭和志 柴田勝頼 船木誠勝 ヒクソン・グレイシー

そして神戸

桜庭和志柴田勝頼の新日参戦宣言(参照:あの事件に思う事)から、

早くも1ヵ月弱が経過しようとしています。

迎撃を名乗り出た選手の中から、

遂にその役割が決定した様です。

 新日公式 より
NJPW 40th anniversary Tour Road to DESTRUCTION
2012/09/07(金)18:30東京・後楽園ホール
第1試合
飯塚高史、矢野通vs高橋広夢、井上亘

名乗りを上げた井上と広夢

試合後、井上が「柴田ー! 桜庭―! そのケンカ、俺が買わしてもらいます! このリングで勝負だー!!」とマイクアピール。

新日本プロレスに参戦表明していた桜庭和志と柴田勝頼を挑発した。



井上「おお、いま、リング上で言ったとおりだよ。…俺はやるぞ?神戸、コスチューム持ってこいよ! なぁ!!」

※ここに高橋広夢が登場

高橋「井上さん! すみません…!!」

井上「なんだよ?」

高橋「申し訳ないっすけど、自分にもそのケンカ、やらせてもらっていいすかね?そのケンカ!自分も、一緒に、受けさせてもらっていいですか?…アイツらが、上がったのには俺だって責任があるんすよ!両国のリング、ホントは、俺たちが、俺たちヤングライオンが、一番先に止めなきゃいかなきゃいけなかったんですよ。そうすれば、アイツらが俺たちにケンカ売ることもなかったんですよ。だから、俺1人でも行ってやろうと思ったけど、井上さん、自分と一番最初にやってくださいよ」

井上「ヨーシ、ヨシ、ヨシ!オイ、このケンカを買ったのは誰だ?俺と、高橋、あと誰だ?真壁!オイ、会社!そろそろ決めてもらっていいぜ。俺たちは、いつでも、神戸でおまえたちをジャッジしてやる!以上だ!」

高橋「オイ、神戸じゃなくったっていいぞ?どこでもいいぞ、べつに。明日だって構わねぇからな。俺はシングルだっていいんだ!今日、やった矢野、飯塚、柴田、桜庭…関係ねぇよ!シングルでやってやるよ。俺1人でやってやるよ!俺の責任だ。俺たちヤングライオンの責任なんだよ。柴田、桜庭、アイツら闘うリングがなくなったから、ここに来ただけだろ?だったら、俺が相手してやるよ!」


必然なのか? 意外なのか?

柴田の同期と、

ヤングライオンからの抜擢となりました。

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tag : 桜庭和志 柴田勝頼 井上亘 高橋広夢

まるでパラレルワールド

遅い話題で恐縮ですが、

「獲るかな?」と思いつつも、

「でも相手は秋山だしなぁ…」と思っていた、

先日8.26 大田区総合体育館での、

三冠ヘビー級選手権試合

秋山準vs船木誠勝
は、

これまでの全日本…特に三冠戦において、

異例の4分半というタイム。

しかも船木誠勝が王座奪取という、

驚きの結末を迎えました。

 スポーツナビ より
船木が三冠王座を戴冠、ノア秋山を4分半の電撃葬=全日本プロレス
カズが20周年V締め GET WILDと大和は防衛成功

船木の三冠奪取に祝杯

私も先週末にGAORAの特番で観たのですが、

この大会のセミまでに繰り広げられた、

王道プロレスの模倣(マラソンマッチ)とは、

明らかに異なる“勝負論”が、

そこにはありました。

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tag : 船木誠勝 秋山準 三冠ヘビー級

追悼・プロレス界の長老

日本プロレス界の長老・菊池孝さんがご逝去されました。

 カクトウログ より
【訃報】プロレス評論家・菊池孝さんが死去/最後のサムライ記者へ関係者から感謝のメッセージ集

2日夜に関係者のブログから広まり、当サイトでもお知らせした菊池孝さんの訃報。リリースが出ましたのでUPさせていただきます。改めて、心からご冥福をお祈りします。

誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)とは、細菌が唾液や胃液と共に肺に流れ込んで生じる肺炎のこと。

[週刊プロレスモバイルより抜粋]
プロレス評論家の菊池孝さんが9月1日午前4時46分、東京・新宿区の国立国際医療研究センター病院にて永眠した。享年79歳。死因は誤嚥性肺炎。菊池さんは8月8日に吐血、緊急入院して治療を重ね、一時は回復の兆しもあったが、8月31日より血圧、脈とも数値が下がり翌早朝に息を引き取った。通夜、告別式は近親者のみによる密葬となる。追悼式などの予定は未定だが、実施する場合は後日発表される。


お幾つになられても、

現場に足を運んで観るという記者魂には、

敬服という言葉しかありません。

しかし猪木~高田という系譜で、

プロレスを観てきた私にとっては、

完全に馬場派と言える菊池さんは、

ある意味“敵”の様な存在の方でした。
ジャイアント逆十字壱

猪木のデビュー50周年を記念したムックでも、

その猪木批判は変わりませんでした。

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tag : 訃報 菊池孝 アントニオ猪木

紫レガとは?

紫レガ 

Author:紫レガ 
45歳のプロレス話


長州、これは俺のブログだ。

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