楽しみな週末
それにしても…
良い表紙ですね。
例によって私が気になる記事を、
赤字でピックアップしておきます。

Gスピリッツ Vol.23 より
■創立40周年記念特集
金曜夜8時の新日本プロレス
金曜夜8時のテレビ中継を観て、人生が変わった(あるいは狂った)人間はどれだけいるのだろうか。
ここ1~2年、時代の流れと逆行するかのように、昭和黄金期の新日本プロレスを扱ったDVDや書籍が続々と刊行されている。
その理由は「昔は良かった」というだけでなく、「今の視点で見ても面白い」からだろう。
そこで本誌も独自の切り口で、あの時代を振り返ってみた。
永遠に色褪せないプロレスがここにある―。
[ワールドプロレスリング同窓会]
金曜夜8時のアントニオ猪木を語ろう!
新間 寿(元・新日本プロレス営業本部長)
櫻井康雄(元・ワールドプロレスリング解説者)
舟橋慶一(元・テレビ朝日アナウンサー)
「金曜夜8時」から消えた猪木の後継者たち
谷津嘉章
前田日明
[爆笑ポリスマン対談]
俺たち仲良し一期生
ドン荒川×藤原喜明
金曜夜8時のブラウン管を彩った常連外国人レスラーを斬る!
藤波辰爾
もうひとつの『ワールドプロレスリング』史
―猪木、馬場、吉原 功とテレビ戦争―
永里高平(元・テレビ朝日スポーツ局次長)
初代タイガーマスク
幻の逸品を一挙公開!
■特別企画
『イノキ・ヨーロッパ・ツアー』の全貌
―猪木のロマンとボックの野望―(後編)
【第3章】ツアーを彩った男たち
―欧州選手名鑑―
【第4章】2つのシュートマッチ
―マスカラス戦とアンドレ戦―
【第5章】伝説のスープレックス
―ウィルフレッド・ディートリッヒとは―
■連載
実録・国際プロレス
【第13回】アニマル浜口(後編)
ミル・マスカラスが「悪魔仮面」と呼ばれた時代
【第6回】NWAとAWAの全面戦争
アリーバ・メヒコ
呪われた白覆面の系譜(後編)
“白い天使”を襲ったルチャ史上最大の悲劇
アンヘル・ブランコ/ドクトル・ワグナー/グラン・マルクス
Dig it!
NWA世界ライトヘビー級の3代目レイス・モデル
原悦男の描く格闘写真美術館
【第23回】闘魂を越えて
Uインター異人史 vol.12~カリフラワーアレイクラブ編~(1991~1994)
これが本当のオーラスです。
もうガイジン選手については、
書き尽くしました。
…となると、
締めに相応しいのは、
異人というよりも、むしろ偉人と呼ぶべき、
Uインターのビッグマッチに立会人として登場した、
伝説の男達でしょう!!


もちろん最初に登場するのは、
元NWA世界ヘビー級王者
“不滅の鉄人”ルー・テーズです!!

テーズとUインターの出会いは、
旗揚げ年の暮れでした。
格闘技世界一決定戦(参照:vol.10)開催のニュースを知った、
鉄人自らレフェリーを名乗り出たのです。
Uインター異人史 vol.11~K-1/UFC編~(1996)
4年の月日が経過し、
プロボクサーを倒す事が、
最強の証明とはならない時代が来ていました。
立ち技最強の代名詞は日本発のK-1。
そして総合格闘技では、
ホイス・グレイシーを始めとしたグレイシー一族を一躍有名にした、
アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ、
現在のUFCが誕生していました。
Uインターという団体も新日との対抗戦以降、
確実に色を変えていました。
ゴールデン・カップスが全盛期を迎えんとしていた時期、
1996年3.1 日本武道館に登場したのは、
K-2GP'93準優勝者の、
“初代WKA世界ヘビー級王者”チャンプア・ゲッソンリット。

実に6年4ヶ月ぶりの、
UWFマット参戦(参照:Yoji Anjo Is Alive vol.13~ルーツ・オブ・レスリング編~)でした。

tag : チャンプア・ゲッソンリット キモ デビッド・ベネトゥー K-1 UFC
Uインター異人史 vol.10~格闘技世界一決定戦編~(1991~1992)
Uインターの歴史を語る上で、
やはり忘れられないのが数々の他流試合です。

この場合、末期(参照:vol.9)に行われた桜庭和志vsレネ・ローゼや、
ドージョー・カマクラ勢の参戦などは対象外です。
あれはUインター公式ルールに則った、
プロレスリングの試合だからです。

ですから宮戸優光が、
そこに居るか居ないのか…が、
他流試合の“重さ”の境界線なのです。

Uインターが掲げていた『最強の格闘技プロレスリング』。
まだ日本にMMAなどというキーワードも、
NHBやバーリ・トゥードという言葉もなかった時代。
“最強”を証明する舞台は異種格闘技戦でした。
そこに異を唱えたUインターは、
他団体で行われている異種格闘技戦ではなく、
その競技のチャンピオン級との対戦しか認めない、
『格闘技世界一決定戦』の復活を宣言しました。

中でもUインターが主張したのが“世界”という舞台。
先駆者のアントニオ猪木が成しえなかった、
プロボクシング世界ヘビー級チャンピオンの打倒です。
tag : トレバー・バービック ジェームス・ワーリング マシュー・サード・モハメッド 格闘技世界一決定戦
震災から一年
Uインター異人史 vol.9(1996)
ジョー・マレンコの来日(参照:vol.8)を最後に、
新日との対抗戦に突入したUインターには、
しばらく新ガイジンの参戦はありませんでした。

明けて翌年、
Uインター最後の年となった1996年。
久々に初参戦して来たガイジンは、
K-1ファイターのレネ・ローゼでした。

前年末の田村潔司vsパトリック・スミスから始まった、

正道会館との業務提携の流れで、
1996年6.26 名古屋レインボーホールに出場したローゼは、
急成長株の桜庭和志と対戦しました。

しかしその光景は、
宮戸優光がいた時代には考えられない、
“背負うもののない他流試合”でした。
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