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特殊な団体(1977)

前回の 靴トーーク で補足コメントを下さった123daさん

「天龍さんもそうですけど猪木さんがアントニオにした制裁は恐ろしい事ですよ」

この“制裁”…有名な元祖顔面襲撃事件ですね。

日本プロレス界創世記の怪物、“密林王”G・アントニオに対して猪木が放った、リングシューズの甲での顔面蹴り上げ。

ある意味、前田の“長州顔面襲撃事件”以上にえげつない蹴り。

前田の時は猪木が先頭に立って、「卑怯千万、プロレス道にもとる」と後の解雇処分に続く流れを作りましたが、その猪木本人がやってしまった掟破り。

アントニオ入場

猪木不機嫌に入場

アントニオの難解なアピール

なぜこの様な凄惨な事態が起こったのか?

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tag : アントニオ猪木グレート・アントニオケンカマッチ

靴トーーク

一応カテゴリを 技トーーク にしておきますが、今日は以前から気になっていた靴について。

と言っても当然私がREGALの話を出来るわけもなく…レスリングシューズのお話です。

プロレスラーのシューズにも様々なものがありますが、当然これはギミック的な要素よりも実用性、機能性を重視して着用しなくてはならない訳です。

佐山が開発したシューティングシューズ&レガース以降、プロレスラーが戦いを想定してシューズを作る事がなくなったように思えます。

そもそもリングシューズはリングの上でレスリングをする為に作られたもの。

それは柔道の道着やボクシングのグローブと同じ意味のものです。

柔道家や柔術家がMMAに出るとき、特例として選手の判断で道着の使用が認められています。

それならばプロレスラーがその場に出る時、リングシューズの使用を認めてもらいたいものです。

猪木のリングシューズ

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tag : アントニオ猪木高田延彦桜庭和志藤田和之石澤常光船木誠勝

獲物

ミルコDREAMバージョン  中邑MMAバージョン

昨日のDREAM.6

全くオーラのないミルコは精彩を欠いたまま、何度もアリスター・オーフレイムの膝を金的に食い戦意喪失。

何ともお粗末な無効試合となった。

かつては憎らしいくらいの強さと冷徹さを纏っていたミルコにも遂に終焉が近付きつつあるのでしょうか。

彼のMMAにおけるステイタスは次々と日本人プロレスラーを倒す事で築かれました。

プロレス界は勝ち逃げされたまま、MMAで名を成して、さらに落ちていくミルコを遠くから見つめるしかないのでしょうか…

以前のしゅるつさんのコメントにもあるように私も日本のプロレスラーはミルコを倒す義務があると思っています。

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tag : 中邑真輔ミルコ・クロコップ大晦日

続・格とかパワーの事(1974)

昨日の 格とかパワーの事(1974) の続編。決戦当日です。

1974年3.19 蔵前国技館

この日の大会チケットは即完売。当日券もすぐに完売。全国から集ったプロレスファンは「とにかく中へ入れてくれ!!」と悲痛な声を上げる。

苦肉の策として、大会ポスターを切り取った紙を1000円でチケットとして発行。それもすぐになくなり、入りきれない3000人で会場外はパニックとなった。

それもこれも力道山vs木村政彦以来の日本人頂上対決をこの眼で見たいという切実な声。

全てが今では伝説となっている…

小林軍団

見てみい!! このツラ!!

縄跳びアントン

余裕のアントンスマイル

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tag : アントニオ猪木ストロング小林昭和の巌流島NWF

格とかパワーの事(1974)

猪木の日本人対決における名勝負。その筆頭にこの試合を上げるオールドファンは多い。

アントニオ猪木vsストロング小林 1974年3.19 蔵前国技館。

この頃、私は1歳。当然、リアルタイムで見た記憶などあるはずもなく、ビデオが出るまでは書籍で読むだけの伝説の一戦でした。

猪木vs小林の「切符」

中学生の時、テレビでダイジェスト版を見て、フィニッシュの“伝説のジャーマン”に見とれました。

『あのジャーマンは失敗で、その後の猪木は首に爆弾を抱え、ブリッジもままならなかった』という噂もあります。

失敗か成功かは置いといて、あのジャーマンは小林にしてみれば受け身を取りきれてなく、当時の硬いマットに頭をモロに打ちつけてた訳で、

タイミングの悪さゆえの破壊力と説得力で、あのジャーマンとこの試合が伝説となったわけですね。

この試合の半月前に行われた調印式。

その中で猪木は心理戦を仕掛けるんですが、この時の小林の対応…その時点で勝負はあったんですね。

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tag : アントニオ猪木ストロング小林昭和の巌流島

IWGPの意味を見せたタイトルマッチで、しっかりベルトを獲り返したい

昨日の新日本・神戸ワールド記念ホール大会

武藤が真壁も降して3度目の防衛に成功。試合後に次の挑戦者に名乗りを挙げたのが、中邑真輔。

以下、新日公式より。


試合後、武藤が受け取ったベルトを腰に巻き、ポーズを決めると、中邑がリングイン。「武藤さん、次は俺が行かせてもらいますよ」とアピールし、武藤と握手。次期挑戦に名乗りを上げた。

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tag : 中邑真輔武藤敬司IWGP

究極、レスラーが一番強いという結論かな

昨日の プロレスとは仕掛け合うもの の続きです。

基本がない=型がない猪木プロレス。それゆえにどんな相手とも試合を成立させられる。

今夜も猪木自身の言葉で、その核心に迫ってみましょう。

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tag : アントニオ猪木柳澤健木村光一

プロレスとは仕掛け合うもの

昨年の レガ大賞(なんじゃそれ?…という方はここ流して下さい:笑) ベストバウトに選ばれたのはSports Graphic Number 681における猪木と柳澤健氏の対談。

題して『アントニオ猪木が語る1976年のアントニオ猪木』。

柳澤氏自身が著したノンフィクション作品の補足部分として、猪木本人へのインタビューを敢行した入魂の8頁。

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tag : アントニオ猪木柳澤健1976年のアントニオ猪木

今ならわかる…

暇なんで、 紫レガ でググッてみた(笑)

ほとんど自分で書き込んだものばかりだったんだけど、一個だけ全く聞き覚えのないところに辿り着いた。

2chの 昭和59年産フリーターに聞きたいことは?3 というスレだ。

以下、そのスレより抜粋。

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tag : 魔法のiらんどプロ★マニ

前田vs斎藤(1987)

前回の記事123daさんがコメントで、書いて下さった部分。

エンディングで前田から斉藤さんらにプレゼントされた横浜文化体育館のチケット。

約束どおり、二人は会場に足を運んだんですが…

斉藤さん会場入り

リングを凝視

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tag : 前田日明マサ斎藤スーパー・ストロング・マシン斉藤由貴

前田vs斉藤(1987)

格闘王・前田日明が最も輝いていた時代…

それはやはり反骨の剣を引っさげて闘うカムバックサーモン、UWF軍団として新日に帰ってきていた1986~87でしょうね。

そんな時代の前田に真正面からシュートを突きつけた斉藤。

さすがの前田も斉藤の前ではニヤニヤ微笑むばかり…???

そんなファンタジーあふれるセメントマッチを回顧します。

斉藤さんちのお客さま

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tag : 前田日明斉藤由貴

続・腕ひしぎ逆…十字

9.13の 腕ひしぎ逆…十字 の書き方がちょっと北向き(天龍調)すぎて、なんか馬場さんが関節技の達人みたいな論調になってしまいまして…

その反省の意味でも今夜は 続・腕ひしぎ逆…十字 として、この技を追求してみようかと思います。

アントン逆十字壱

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tag : アントニオ猪木ジャイアント馬場高田延彦桜庭和志小川直也腕ひしぎ逆十字

締めろ締めろコノヤロウ!!

 ちょっと足を、やっちゃいました… の中で猪木のコメントとして、

「昔のレスラーだと脇をしめて、脇のところの隙間をどれだけ小さくするかを意識してましたね」

というのを紹介しましたが、“脇の締め”と言う部分で今回はスリーパーホールドに注目してみようかと思います。

晩年の魔性スリーパーその1

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tag : アントニオ猪木坂口征二藤原喜明長州力武藤敬司

腕ひしぎ逆…十字

一昨日の記事 本家と元祖の闘い にコメントを下さった毎日がYukiYuki さん。

その際の「馬場にはUWFの関節技はきまらなかった」が気になったので、馬場さんがシュートを垣間見せた(???)瞬間の画像を用意してみました。

ジャイアント逆十字壱

ハンセン相手にガッチリとロックした腕十字です。

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tag : アントニオ猪木ジャイアント馬場BI砲

ちょっと足を、やっちゃいました…

昨日の記事 本家と元祖の闘い は、(眠くて)中途半端な締めになってしまいました。

結局、猪木のグラウンドテクニック、サブミッションテクニック…シュート技術はどうだったのか。

以前にも書いたように私個人の見解では表のリング(興行)においては、どのような形でも勝った方が勝者。勝った方が強い。

それがワークであれ、フェイクであれ。偶然でも必然でもシュートになったとしても。

その結果こそが真実であると。

だから打ち合わせを重ねた上での勝利であっても、大金を積んだ上での勝利であっても、力比べ=コンテストの上での勝利であっても、プロレスのリング上で起きた結末は全て同価値であると。

しかし、こと裏のリング(道場)においては金とか打ち合わせとかは一切無意味なものとなる訳で、

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theme : プロレス
genre : スポーツ

tag : アントニオ猪木鈴木みのる

本家と元祖の闘い

私の好きな試合。


1986年2月5日、大阪城ホールで行われた猪木とUWFの初対決。

このシリーズ行なわれたUWF代表者決定リーグ戦の3位と4位に終った木戸と高田。

猪木のパートナーには若手の成長株山田を従えた。

猪木、山田vs木戸、高田

ゴング前、猪木は木戸と高田に声を掛ける。

遠慮する事ぁねえぞ

山田は頭を下げて先発を直訴。

俺が行きます!!

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tag : アントニオ猪木山田恵一木戸修高田延彦

感謝感激にてソウロウ

皆様!!

いつも御来訪いただきましてありがとうございます。

ひっそりと登録させて頂いておりますプロレス人気ブログランキングにて皆様のおかげさまを持ちまして、

10位にランクインさせて頂きました!!

案外ランクとか気になる方ですので(笑)、宜しければ右上のリンクをクリックして下されば、私のやる気もUPしますんで(汗)

今後とも宜しくお願い致します。

m(_レ_)m

楽しい酒飲むんだって!! 飲み明かそうという事だよ

今やそれぞれの道を歩んでる5人が若き日に語り合った…ま、単なる雑談なんですけど、見つかりましたのでUPしてみます。


プロレスがバラエティ化した87年の末にワールドプロレスリング内で放送された若手座談会。

ヤングライオン座談会

この当時、正規軍、長州軍、UWF軍に分かれて抗争を繰り広げてた最中。

しかも長州顔面蹴撃事件の直後…

にもかかわらず軍団の垣根を越えて…

とはいえ何ともゆるい内容のものでしたが、今見ても思わずニヤリとしてしまう内容です。

メンバーは、

ムトちゃん

えっちゅう

ヒロさん

リバプールの風

山ちゃん

プラス ケロちゃんの6人。

前半はヒロ、後半は越中が全員にいじられてそれぞれが楽しそうです。

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theme : プロレス
genre : スポーツ

tag : 武藤敬司越中詩郎山田恵一ヒロ斎藤山崎一夫田中秀和新日本プロレスオモロ~

行間にシュート

先日の逆下克上宣言1987でガクさんから頂いたコメントにもあったように、この絶品の猪木マイクにはプロローグがありました。

満を持してリングに駆け上がった長州

6.12両国でのIWGP優勝戦、アントニオ猪木vsマサ斎藤の試合後です。

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theme : プロレス
genre : スポーツ

tag : アントニオ猪木長州力藤波辰巳前田日明新旧世代闘争

プロレスラーの強さっていう意味みたいなもの

123daさんの見たくない奴は見に来るな!より『炎のファイターの旋律!猪木vsモンスターマン』で、猪木の格闘技戦史上屈指の名勝負、猪木vsモンスターマンを振り返ってました。

私も久々にこの試合を見てみましょう。



アーノルド、ベニー、リリーのユキーデ3兄弟を従えて入場のモンスターマン

モンスターマン入場

ユキーデ兄弟を従えて

一方猪木は日章旗を掲げたキムケンの先導で入場。この日の入場からイノキ・ボンバイエ導入。

旗手キムケンと猪木の入場

鮮やかなガウンだなぁ。

オレンジ地の鷲ガウン

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theme : プロレス
genre : スポーツ

tag : アントニオ猪木ザ・モンスターマン格闘技世界一決定戦

Who's Next

昨日の新日後楽園大会(スポナビより)

波乱の幕切れだったようです。


 スポナビより

新日本プロレス「Circuit2008 NEW JAPAN GENERATION」
9.5後楽園ホール

2008.9.5後楽園

「次の神戸、武藤が勝とうが、真壁が勝とうが挑戦するのはこのオレだ!」と4.27大阪府立体育会館で武藤敬司にIWGPヘビー級ベルトを奪われて以来、ついに至宝王座奪回へと名乗りを上げた。


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tag : 中邑真輔武藤敬司IWGP

逆下克上宣言1987

まず訂正させて下さい。

9月4日の『続・ロープ芸人』で福岡でのマードック戦がIWGP最初の防衛戦と書きましたが、実際にはその前のシリーズ最終戦でビガロ相手に初防衛を果たしてました。

猪木リングイン

入墨獣入場

アントニオ猪木vsクラッシャー・バンバン・ビガロ

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tag : アントニオ猪木クラッシャー・バンバン・ビガロIWGP新旧世代闘争

続・ロープ芸

一昨日紹介したアンドレのロープ芸

123daさんが仰るとおり、あの太いワイヤーの入ったロープに挟まれるという事はレスラーにしか出来ない芸当な訳です。

そんなロープに首を行ってしまう男達…ディック・マードックとミック・フォーリーです。

ミックの場合は近代ハードコアスタイルの始祖というか、このロープ芸も一種のパフォーマンスな訳です。もちろん体を張っての事です。

ところがマードックとなると、このパフォーマンスは全く必要ないわけで、誰もがその実力を認めているトップレスラー。

しかし、この男はそういう無駄な事に命を賭けてたんですね。

首で挟まる狂犬


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tag : ディック・マードックオモロー

寛至るままに…動き出せ

個人的に非常に気になっていた猪木の審判暴行男スカウト話

しかし意外に…というかいつも通り(笑)猪木発言はラッパを吹いただけだったらしいです。

が、とりあえず言った後から動き出すのが真の猪木イズム。周囲が興味を示せば…


アントンvsゴジラwith可愛い子
 kamipro.comより
なんとテコンドー審判蹴り男獲得は冗談だった? 猪木が本気で交渉を宣言!!

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tag : アントニオ猪木アンヘル・マトステコンドー

アンドレがいた

またまた別冊宝島から恒例のプロレスムックが出ました。

今日営業中に立読みしてみたら、またも高橋ナンタラの解説による内幕もの。

新日本フ゜ロレス黄金時代 伝説の40番 完全解明 [別冊宝島] (別冊宝島 1557 ノンフィクション)新日本フ゜ロレス黄金時代 伝説の40番 完全解明 [別冊宝島] (別冊宝島 1557 ノンフィクション)
(2008/08/26)
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その中で8月28日の鉄拳教育とは何か!?に記したタッグマッチの裏話がありました。

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勝手に思い描いてたアレ

昨日の全日8.31両国決戦(スポナビより)

G1覇者として勇んで武藤に挑むために敵地へ乗り込んだ後藤でしたが、結果は玉砕。

▼IWGPヘビー級選手権試合 60分1本勝負
○[王者]武藤敬司(21分13秒・ムーンサルトプレス→体固め)●[挑戦者]後藤洋央紀
(スポナビより)


元祖光る男

やはり役者が違ったようです。

しかしこの一ヶ月で後藤は確実に数段階飛び級したと思います。

少なくとも数年のブランクがある私の様な人間にもしっかり記憶されました。

さて、次です。

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tag : 中邑真輔武藤敬司IWGP

紫レガとは?

紫レガ

Author:紫レガ
五十路のプロレス話


「昔はインターネットを旅してましたからね。毎晩ブログでね、今みたいにSNSがいっぱいある訳でもないし、終わったらみんなブログでね、一日の終わりにUPして。今こんなこと言ったらエラいことになりますけどね、よく寝不足になったね、部屋でPCを打ったりね。…いや、そういう歴史はちゃんと教えとかないとね」

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