昭和の巌流島~後編~(1954)

さあ前編からの続き、

力道山木村政彦

二人の“鬼”が雌雄を決する、

“昭和の巌流島”も終盤戦に突入です。

木村は巴投げの要領で、

力道山を後方へ転がした形から、
力道山vs木村34

そのまま腕絡み!

キムラロックの体勢に入りました!!
力道山vs木村35

これを力道山は両の手をガッチリと結んで、

必死にディフェンスの構え!!
力道山vs木村36

かなりキムラロックを研究し、

攻略法を反復してきたのでしょう。

ここでまたも【編集点=観客のアップ】。

度々入るこの編集によって、

試合時間は計6分半程カットされているんです。

これが終盤の攻防に物議を醸すのですが、

それはまた、のち程。

キムラロックを凌いだ力道山、

ロックアップからまたも豪快なボディスラム。
力道山vs木村37

すると即座に木村は下からの蹴り上げ、
力道山vs木村38

これも顔面付近ですね。

起き上がって2発目の一本背負いを仕掛けたところで、
力道山vs木村39

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tag : 力道山 木村政彦

昭和の巌流島~前編~(1954)

この試合には日本プロレス界で、

後年起こったいくつもの出来事が、

布石としてギッシリ詰まっています。
力道山vs木村0

そして、黎明期にこの一戦が行なわれた事で、

日本におけるプロレスが他国のそれとは、

異なる性格を持つものとして運命付けられました。

1954年12.22 蔵前国技館
力道山vs木村1

プロレスリング日本ヘビー級王座決定戦

力道山vs木村政彦

力道山vs木村2

相撲が勝つか? 柔道が勝つか?

プロレスリングで雌雄を決する。

現代に例えてやや粗雑に言うなら、

異なるバックボーンを持つ格闘家同士が、

MMAの統一ルールのもとで勝敗を決するという事か。
力道山vs木村3

当時の人々が“昭和の巌流島”と呼んだ一戦は、

ロックアップから始まりました。
力道山vs木村3.5

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力道山最後の弟子が語った猪木

ここのところ1960年代のプロレスに対して、

並々ならぬ興味が湧いてきております。

そのきっかけは死神酋長(参照:神無月の師弟対決~前編~同~後編~)であり、
チャンピオン太第1話~39

流星仮面二世さんの超大作ブログ記事だったりします。

 団塊Jrのプロレスファン列伝 より
名レスラー伝~地獄の大悪党!!グレート東郷 その1 悪党創世記~

名レスラー伝~地獄の大悪党!!グレート東郷 その2 東郷の"力"とは?~

名レスラー伝~地獄の大悪党!!グレート東郷 その3 やって来た大悪党~

名レスラー伝~地獄の大悪党!!グレート東郷 その4 愛してもその悪を知り憎みてもその善を知る~

名レスラー伝~地獄の大悪党!!グレート東郷 その5 力道山との別れ~

名レスラー伝~地獄の大悪党!!グレート東郷 その6 去りゆく大悪党~

名レスラー伝~地獄の大悪党!!グレート東郷 その7 最後の日本①~

名レスラー伝~地獄の大悪党!!グレート東郷 その8 最後の日本②~

名レスラー伝~地獄の大悪党!!グレート東郷 その9 大悪党よ永遠に~


…それにしても改めて読み返すと凄い!!

という事で北沢幹之さん(参照:北沢さんが語った猪木の強さ)に続いて、

力道山門下生が語る、

日プロ時代の猪木寛至について。

今回の語りべは“力道山最後の弟子”グレート小鹿です。
グレート小鹿

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tag : アントニオ猪木 グレート小鹿

神無月の師弟対決~後編~(1962)

前編からの続きです。

くんにカチ食らわされた、

大西光業の悪い悪い二人組のリベンジは、

牛に興奮剤を注射することによって、
チャンピオン太第1話~50

こまどり学園まで暴走させるという、

一か八かの作戦でした。
チャンピオン太第1話~51

温厚な顔に似合わず猛牛は爆走していきます。
チャンピオン太第1話~52

逃げ惑う農民をハリケーンミキサーよろしく跳ね飛ばすと、

危険を察知したるり子さんは、

道端で遊ぶ教え子を保護!
チャンピオン太第1話~53

コーチの大声が響き渡ると、
チャンピオン太第1話~54

ブランコで傷心に暮れていた太くんの、

闘魂にすぐさま火が着きました!!
チャンピオン太第1話~55

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神無月の師弟対決~前編~(1962)

さて、10月も残り僅かとなりましたね。

今夜は55年前の10月に行なわれた、

正真正銘の師弟対決です!!

“10月の師弟対決”で有名なのは、

1972年10.4 蔵前国技館の、

カール・ゴッチvsアントニオ猪木ですが、

そこからさらに10年前に実現していたのは、

当時テレビ放映された、少年漫画の実写版、

『チャンピオン太(ふとし)』の第一話の中での事した。
チャンピオン太第1話~1

いきなり胡散臭さ百点満点の興行会社、

『大西光業』に現れたのは、

アメリカから初来日の死神酋長です!!
チャンピオン太第1話~2

“国民的英雄”力道山への挑戦をぶち上げ、

駆け付けた大勢のマスコミを蹴散らすと、
チャンピオン太第1話~3

裸のまま街を闊歩した挙句、

街路樹を揺さぶって、

死神酋長
「エゥガガガ…!! ヴァァーー!!」
と、
チャンピオン太第1話~4

力任せに車道へなぎ倒してしまいます。
チャンピオン太第1話~5

急に道を塞がれて渋滞が巻き起こると、

死神酋長は満足気に高笑い。
チャンピオン太第1話~6

どうやらとんでもない化け物が、

日本に上陸してしまった様です。

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北沢さんが語った猪木の強さ

ちょっとコメディタッチになりましたが、

魁勝司こと北沢幹之さんの証言(参照:ローンホークはゴッチ式!?)には、
北沢幹之

日本プロレス史における、

道場内での強さに関する資料が、

たくさん詰まっている事がわかりました。

今回は日本プロレスから東京プロレス、

そして新日本プロレスまで添い遂げた、

アントニオ猪木とのエピソードに限定して、

歯に衣着せぬ“北沢節”を拾い集めましょう。
黄金コンビのセコンドに小鉄さんと北沢さん

まず最初にカール・ゴッチ教室以前、

道場においての実戦練習は、

誰が中心となって行なわれていたのでしょう?

Gスピリッツ06表紙
 Gスピリッツ Vol.06 より

北沢
「中堅の人はみんな強かったですよ。長沢秀幸さんにしろ、大坪清隆さんにしろ極めるのが巧かったです。大木金太郎さんも強かったですよ。でも、やっぱり猪木さんがズバ抜けてましたね」

(セメントの技術指導者は)レフェリーの沖識名さんです。あの人はそういうの全部知ってたから。あとは大坪さんとか吉原(功=後の国際プロレス社長)さんがよく教えてくれましたね」


まず、コーチとして沖識名の存在があった、と。

沖はメインレフェリーとして有名でしたが、

柔道流関節技の名人でもあったそうです。

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tag : アントニオ猪木 北沢幹之

人参ジュースとは何か?

スパさんから頂戴したお宝の数々(参照:来た!)。

そこにはDVDだけではなく、

貴重な一冊の小冊子もありました。

それは『ゴング』の昭和43年6月号復刻版、
ゴング復刻版!!

10年後の昭和53年8月号の別冊付録です。

そこには昭和ならではのファンタジー漂う記事の数々が…、

一際、目に付いたのは特集記事、

“若き獅子王 アントニオ猪木の素顔”でした。
若き獅子王・猪木特集

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tag : アントニオ猪木 スパさん

アントンとミッコ~一億円ジャンボ挙式編~

“若獅子”アントニオ猪木“若手人気女優”倍賞美津子さんは婚約発表(参照:アントンとミッコ~噂の二人編~)から7ヵ月後、

史上空前の“一億円挙式”を挙げました。

まさに猪木にとっては幸せ絶頂の日、

1971年11.2 新宿・京王プラザホテルです。
一億円挙式1

例の如く“脅威のデータベース”道立図書館から資料を拝借。

今回はプロレス誌ではなく芸能誌、

当時の『週刊明星』からです。

まずは挙式目前の新婦の特写、

タイトルはズバリ言って『ジャンボな新妻の喜び!』。
一億円挙式2

当時の流行語だったのか、

随所に、この“ジャンボ”というフレーズが出て来るんですよね。

ちなみにこの翌年、全日へ入門した鶴田友美も、

リングネーム改名以前から『ジャンボ鶴田友美』って称されていますね。

で、上の写真ですが、

まさにジャンボなアントンのシャツとの2ショット!

そして下の一枚ではミニスカで八百屋へお買い物。
一億円挙式3

バスケットに大量のネギとキャベツ、

肩には新聞に包んだ大根を背負って、

美津子さん
「大根って高いのね。どっか安いとこ知らない?」

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tag : アントニオ猪木 倍賞美津子 櫻井康雄

アントンとミッコ~噂の二人編~

ちょっとした資料集めの為に、

“脅威のデータベース”道立図書館へ行って来ました。

『プロレス&ボクシング』を読み進めると、

当時としては珍しいオフ・ザ・リングの話題が目に入りました。
アントンとミッコ1

今では懐かしい黄金カップル、

アントニオ猪木倍賞美津子さんが結婚前、

まだグループ交際(?)当時の対談です。
アントンとミッコ2

片やキャリア10年で上昇中のプロレスラー、

片や映画、テレビ、歌とマルチな才能の若手女優。
アントンとミッコ3

1970年当時、“婚約”、“結婚確実”と騒ぐ週刊誌に反論する形で、

プロレス誌での対談が実現しています。

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tag : アントニオ猪木 倍賞美津子

御大からの宿題(1969)

かなり以前の記事になりますが、

偉大なる“岐阜の巨人”こと、

アスクヒムさんから、

頂いたコメントの中で、

一度どっかで書いたけど、少し昔話です。
第11回ワールドリーグ。私は中学一年で、ちょっと危なそうな大人で満員の岐阜市民センターでした。
小鉄が優勝候補の一角であるゴリラモンスーンと対峙したときあまりの体格差に観客からどよめきと嘲笑が起きました。彼がモンスーンにはねとばされて振り回されるたびに嘲笑が多くなりモンスーンに対する驚愕がますます勝っていきました。
まちがいなくあの会場でたった一人以外はモンスーンの勝利を確信していた。
小鉄は場外に隠れ、極度の近視のモンスーンは彼を見失います。
背後からリングに上がった小鉄は、彼を捜しながらふらふらと後ずさりするモンスーンの足元に四つんばいになりました。
つまずいて後頭部から朽木倒しのモンスーン。すかさずフォールに行く小鉄。
スリーカウントと同時に場外に吹っ飛ばされる小鉄。満員の岐阜市民センター大爆発、声も出せず愕然とする私。
41年前の話です。


というものがありました。

で、これについて、

小鉄さんがモンスーンをフォールした、

“世紀の番狂わせ”は長崎での出来事で、

岐阜ではない…と。

後日メールでアスクさんから、

暇なときに謎を解いて欲しい…


との宿題が…。

その後、多忙となり先送りに…。

やっと昨日の免許更新(参照:22年目の奇跡)の帰り道、

北海道立図書館に立て籠もり(笑)、

『プロレス&ボクシング』1969年のバックナンバーを読みまくって、
1969年のプロレス&ボクシング1

答案用紙を提出する事が出来ました。



早速、答え合せをしましょうか!!

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tag : アントニオ猪木 山本小鉄 ゴリラ・モンスーン ワールドリーグ戦

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Author:紫レガ 
45歳のプロレス話


長州、これは俺のブログだ。

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