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Pride of instinct.14 ~巌流島の決闘 終章~(1987)

さあ、13からの続き、

アントニオ猪木マサ斎藤の1987年のストーリーも、

その集大成となった『巌流島の決闘』も、

これでファイナルです。
なかなか起き上がれない二人

マサの完璧なまでのバックドロップが決まり、

両者ゆっくりと起き上がりますが、

今度は俺の番とばかり、

猪木もまた完璧な打点で延髄斬り!!
猪木の延髄斬り!!

モロに食ったマサはここで戦意喪失か?

ロープ際まで這っていきます。
マサは戦意喪失か?

猪木が近付いたその時!

マサはあらかじめエプロンに置いてあった薪で、

再び猪木の額に一撃加えました!!
いや! 薪があった!

今度はモロに食ってしまったのは猪木の方で、

形勢逆転に成功したマサは引きずり起こすと、
猪木を引きずり起こすと

2発目のバックドロップ!! これまた完璧な角度!!
バックドロップ!!

マサ
「どうだ参ったかコラ!!」


一発一発が渾身の力を込めたもので、

マサは自らも鼓舞する様に叫ぶと、

よろめきながら起き上がります。
よろめいてロープにもたれるマサ

ロープにもたれ掛かり、

猪木が立つのを待ってから、

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tag : アントニオ猪木 マサ斎藤 坂口征二 山本小鉄 船木誠勝 上井文彦

Pride of instinct 13~巌流島の決闘 伍の章~(1987)

12からの続きです。

巌流島はどっぷりと日が暮れて、

闇の中で明かりはテレビ用の照明と松明のかがり火のみ、

静寂の中で両者の息遣いと虫の鳴き声だけが聴こえる、

一種異様な雰囲気となってきた中で、

アントニオ猪木は突如ロープに走りました。
初めてロープに飛んだ

病み上がりに加えて、

長時間にわたるマサ斎藤の締め技の連続で、

激しくスタミナを消耗しているはずですが、

持ち前の神通力もあって動きが落ちることはありません。

トップロープ越しにマサを場外へ投げ落とすと、
場外へマサを落として

戦法をリング下でのラフファイトに切り替えました。

鉄柱攻撃からのヘッドバット連打、
ヘッドバット

この頭突きが実に7発!
さらにヘッドバット

激しいケンカ殺法を受け、

マサはたまらず腰から落ちます。
腰から落ちるマサ

振り返ったその顔は、

既に大流血に覆われていました。
大流血!!

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tag : アントニオ猪木 マサ斎藤

Pride of instinct 12~巌流島の決闘 四の章~(1987)

11からの続きです。

マサ斎藤の執拗な締め技の連続に、

病み上がりの体調もあって、

アントニオ猪木は大幅にスタミナを削られてしまいました。
ガッチリとスリーパー、

何とか脱出の糸口も掴みますが、
猪木は脱出、

マサはとにかく執拗に締め直してきます。

左腕に装着した分厚いサポーターは、

ここまでの段階でかなりの効果を発揮しています。
すぐに締め直すマサ

猪木は徐々に起き上がると、

マサのサイドに回り、
猪木は徐々に起き上がり、

ここでバックドロップ!!
バックドロップ!!

この闘い初めての大技が炸裂し、

マサに大きなダメージを与えたことで、

猪木は一気にイーブンに持ち込んだ感があります。
両者共にダメージ

何よりこの試合のリングの構造が、

それを可能にした模様です。

奇しくも同時に身体を起こした二人、
向き合って同時に起き上がる

1時間以上が経過したところで、

仕切り直しを迎えました。

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tag : アントニオ猪木 マサ斎藤 船木誠勝 上井文彦 訃報 橋本田鶴子

Pride of instinct.11~巌流島の決闘 参の章~(1987)

『巌流島の決闘』10からの続きです。

ロープを利したアームブリーカーで痛めつけた後、

アントニオ猪木はそのままトップロープ越しに、

マサ斎藤を場外へ投げ落としました。
場外へ投げ落とす

そして猪木もリング下に降り、

いよいよ芝の上での闘いに移行するかと思いましたが、
追う猪木

地面の感触だけを確かめたかの様に、

猪木はリングに戻り、すぐにマサも追随します。
再びリングへ

この闘いは組み際の攻防が興味深いのですが、

ここでは猪木から仕掛けます。

スライディングしながらのカニばさみ狙い(?)に、

マサは即座に対応して潰していきます。
猪木のスライディングを潰すマサ

しかしグラウンドで上になったのは猪木の方、

マサの左腕を取って、

変型の脇固めに取ります。
猪木は上になって腕を取る

マサが徐々に身体を起こすと、

猪木は片羽締めに移行。
起き上がるマサに猪木は片羽締め

マサは後方に体重を掛けて倒れていくと、

今度は猪木のボディシザースが極まりました。
猪木の秘技ボディシザース

この技は知る人ぞ知る猪木の“秘技”なのであります。

猪木は念には念でスリーパーも織り交ぜますが、

それ以前にボディシザースの威力でマサの顔色が変色します!!
スリーパーでマサの顔は変色

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tag : アントニオ猪木 マサ斎藤 上井文彦

Pride of instinct.10~巌流島の決闘 弐の章~(1987)

9からの続き、

やっとの思いでアントニオ猪木マサ斎藤がリングに立ち、

関門海峡からの潮風の中、

『巌流島の決闘』は始まりました。
夕刻の試合開始です

まずマサがリングの中央を取る形で、

低く身構えていきますが、
マサは低い構え

猪木は一定の距離を保ったまま、

一度ロープ外へ。
ロープアウトして間合いを外す猪木

猪木は時折、上空を見上げて、

どうにも集中出来ない様子です。

 週刊ゴング No.177 より

猪木
「ヘリコプターの音はイライラしたね。あれだけ低空で飛ばれると、爆音が直接、体に伝わってきたし、立ち合いは我慢比べといった感じだったね」


対するマサはそれに動揺することもなく、

猪木が戻ってくるのを待って、

より低い体勢から手を取りにいきます。
ファーストコンタクトは手繰り合い

ここも猪木はパッと間合いを外し、

上体を起こすと拳を握って何やら一言。
拳を握る猪木

マサはこれにも動じません。

心技体が充実…1987年のマサ斎藤完全体!!
マサは動じず

再び手繰り合いから距離が近付くと、

マサは右足を踏み出して、
低い構えから、

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tag : アントニオ猪木 マサ斎藤

Pride of instinct.9~巌流島の決闘 序の章~(1987)

さあ、8からの続き、

巌流島に皆さんを誘います。
巌流島2

これ以上ない位のコンディションに仕上げたマサ斎藤は、

決戦前日の1987年10.3に羽田空港を発ち、
マサIN羽田空港

空路にて、
マサIN機内

14時45分、山口宇部空港に到着。
マサIN宇部空港

そのまま宿舎である下関の東急インにチェックインするや、

すぐトレーニングウェアに着替えて、

島の見える岸壁まで2.5キロのランニング後、
マサのランニング

夕焼けの中、

しばらく決戦の地を見つめていました。
マサの視線の先には、

一方、アントニオ猪木の方は、

当初、週末に下関入りして『マリンピアくろい』で、

最終調整する予定でしたが、

風邪で体調を崩したため断念。

この日の夜、博多に到着したものの、

熱が40度まで上昇したため入院し、

一時的な処置を受けたのちに下関入り。

試合を待たずに逆境へ追い込まれてしまいました。
無人の巌流島

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tag : アントニオ猪木 マサ斎藤 坂口征二 山本小鉄 保坂正紀 上井文彦

Pride of instinct.8~お互いのプライドがルールだ!~(1987)

7からの続きです。

アントニオ猪木の口から正式発表された、

マサ斎藤との『巌流島の決闘』。
巌流島を語る猪木

この日の夜、

世代闘争もクライマックスを迎えます。

1987年9.17 大阪府立体育会館

新旧5対5イリミネーションマッチ

アントニオ猪木、坂口征二、マサ斎藤、藤原喜明、星野勘太郎vs藤波辰巳、長州力、前田日明、スーパー・ストロング・マシン、高田延彦

猪木、マサ、坂口、藤原、星勘vs藤波、長州、前田、マシン、高田

ここでもニューリーダーズには、

木村健吾の負傷によって第三世代の高田延彦が加入。

対するナウリーダーズはベストメンバーの布陣でしたが、

試合直前で猪木は星野勘太郎の首を気遣い、
星野を気遣う猪木、

そのまま通路を引き下がらせて、

リングを一瞥すると、
試合前に通路を引き下がらせる

場内は大きなどよめきに包まれて、

ニューリーダーズは一斉に抗議を始めます。
誰だ?

現われたのは“狂犬”ディック・マードック!!
マードックだ!

急遽メンバー変更で始まった試合は、

世代闘争のテーマからはやや変質したものとなりました。

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tag : アントニオ猪木 マサ斎藤 藤波辰巳 長州力 前田日明 藤原喜明 ディック・マードック 上井文彦 巌流島

Pride of instinct.7~これは絶対に俺には関係のないこと~(1987)

6からの続きです。

1987年6.12 両国国技館での、

'87IWGP優勝戦を最後に、

アントニオ猪木マサ斎藤の抗争は一時中断。
猪木がマサと坂口を引き寄せる

坂口征二藤原喜明らとナウリーダーズを結成し、

藤波辰巳長州力前田日明が中心となった、

ニューリーダーズとの『新旧世代闘争』に突入しました。

まずは試運転として『'87ビッグサマーファイトシリーズ』の開幕戦、

1987年6.29 後楽園ホールで猪木とマサは、

ナウリーダーズとしての初戦に臨みます。
猪木、坂口、マサvsビガロ、アレン、ムーア

それまで激しくぶつかり合ってた二人が、

コーナーに並んでいる画は新鮮でしたね。
コーナーに控える猪木とマサ

試合の方は巨漢揃いのガイジン組に、

猪木が掴まる場面もありましたが、

それぞれの持ち味が出て好試合に。

というか、この時期のクラッシャー・バンバン・ビガロは素晴らしいです。
好勝負の6人タッグ

最後は明大同期コンビの連係で、

勝利をものにしましたが、

猪木とマサの連係は見られませんでした。
明大同期コンビの連係

勝ち名乗りを受ける際にも、

マサだけ同調していないのも印象深かったです。
ナウリーダーズ白星発進

そして翌週、7.7 千歳市スポーツセンターで、

世代闘争の大一番を迎えました。
猪木、マサ、星勘vs前田、キムケン、木戸

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tag : アントニオ猪木 マサ斎藤 藤波辰巳 長州力 前田日明 武藤敬司

Pride of instinct.6~当たって砕けろ!! 後編~(1987)

5からの続きです。

この試合2度目の監獄固めがガッチリと極まり、

さすがにアントニオ猪木の柔軟な足関節でも、

これでは身動きが取れません。
より深く入った監獄

マサ斎藤の全体重が、

ピンポイントで左膝に乗った状態で、

猪木が苦悶の表情を浮かべると、
猪木コール!!

放送席ゲストの前田日明が的確な解説です。

前田
「そうですね、今回の場合はね、あのぅー、マサさんのね、右足が猪木さんの方のカカトに入ってるんでね。猪木さんの左膝が極まり気味なんでね、だいぶ厳しいと思いますね」


それでも国技館中に鳴り響く猪木コールに後押しされ、

何とかロープエスケープを果たしました。
やっとの思いでロープエスケープ

大きなアドバンテージを得た形のマサは、

ゆっくりと起き上がって、

次の攻撃準備に入ろうとしたところで、

猪木の目が光りました。
ブレイクしたマサを見て、

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tag : アントニオ猪木 マサ斎藤 藤波辰巳 長州力 前田日明 IWGP

Pride of instinct.5~当たって砕けろ!! 前編~(1987)

アントニオ猪木マサ斎藤の32年前のストーリー、

4からの続きです。

海賊男の不可解な乱入から、

一ヵ月後に行なわれた再戦で、

血の海に沈んだマサの姿を見た私は、
錯乱する猪木を総出で止めに入る

「ここから長州の出番だな」と思ったものですが、

どっこいマサのレスラーズ・プライドは、

簡単にそれを許しません。

マサ
「情けないって言うよりも無様な負け方しちゃって、このままでは悔いが残ってしょうがないから…もう一度! アントニオ猪木と闘いたい! また僕の“GO FOR BROKE”!! 当たって砕けろの精神で、必ず猪木をやっつけてみせる! 来るんだったら来い猪木!! もう一度闘おう!!」

当たって砕けろ!!

新日復帰を目前に控えた長州軍団全員で、

強化合宿を張り、来たる『'87IWGPチャンピオンシリーズ』に備えました。
マサの座禅修行

この年のIWGPシリーズを最後にリーグ戦方式を終了し、

タッグ、ジュニアヘビーに続きヘビー級タイトル化するという発表に、

前年に続きディフェンディング王者の猪木も出場を決意。
87IWGP出場者

AグループとBグループに分けられて、

公式戦で当たるチャンスがないマサでしたが、

開会式から猪木だけに照準が絞られていました。
87IWGP開会式

そして1983年の第1回大会から、

“呪われたIWGP”と呼ばれていた通り、

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tag : アントニオ猪木 マサ斎藤 藤波辰巳 前田日明 IWGP

二つのタオル(1988)

あの日のリングに、

アントニオ猪木がいて、


藤波辰巳がいて、


後から長州力が来た。


そして、放送席には山本小鉄さん古舘伊知郎アナの二人。


その風景を確認して夏の季節を感じる日。


もはや誕生日や正月よりも、

一年間の節目の日。

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tag : アントニオ猪木 藤波辰巳 長州力 流星仮面二世 独断小僧

海賊亡霊あらわる episode.2(1987)

突然ですが、1の続きです。

1987年3.16 岡崎市民体育館で、

暗闇の中、藤波辰巳を襲撃した海賊男でしたが、
会場の照明が落ちる

ここまで来たら「標的はアントニオ猪木の首か」と思った矢先、

数か月間の前振りを無にしてしまう様な乱入を決行します(参照:Pride of instinct Ⅳ~俺ともう一回闘え 後編~)。

1987年3.26 大阪城ホール

アントニオ猪木vsマサ斎藤


この大一番でリング下に姿を現わすと、
海賊男あらわる!!

まさかのタイミングでリングインして、
ここでリングインした海賊は、

猪木ではなく対戦相手のマサ斎藤と自分を手錠でつなぎ、
マサの右手に手錠を掛けた!!

誰の敵で誰の味方なのか?

立ち位置をボカシにボカシた挙句、
猪木の鉄拳!

大観衆の怒りにだけ火をつけた格好で、

姿を消しました。
マサを拉致する海賊

これこそが猪木ワールド!

…などと呑気なことを言う暇もなく、

会場では暴動が湧き起こってしまい、

「これって失敗に終わったんだなぁ」と、

ほとんどのプロレスファンは海賊を“なかったこと”にして、

記憶から消し去ろうと努めましたが、

この“負の財産”を転がしていくことこそが、

実は猪木ワールドの真髄だった訳であります。

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tag : 海賊男 海賊亡霊 ガスパー アントニオ猪木 マサ斎藤 藤原喜明 スコット・ホール 高田延彦

Pride of instinct.4~俺ともう一回闘え 後編~(1987)

3からの続きです。

マサ斎藤の大技ラッシュで、

アントニオ猪木のダメージは一気に増幅。

そこへ追い撃ちを掛ける様に、

マサは猪木の喉元をトップロープに2度叩きつけ、

尚且つトップロープに股間も2度打ちつけました。
股間打ち

たまらず猪木は場外に倒れ込み、

回復と同時にリングへ戻ると、

またしても喉元に一発。

再び場外へ落ちた際には、

足に来ている様子です。
猪木のダメージ大

何とかリングに戻ると、

待ち構えていたマサはバックドロップ狙い!!

猪木は防衛本能か? 腰から崩れました。
崩れ落ちる猪木

苛立ちと共にマサは、

猪木を場外へ放り投げます。
マサは反対側に猪木を放る

するとここで猪木の表情が一変!

リング下の紙テープの束を引きちぎり、
ここで闘魂に火が点いたか?

間髪入れずリングインと同時に、
リングインと同時に、

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tag : アントニオ猪木 マサ斎藤 長州力 藤波辰巳 馳浩 渋沢恵介

Pride of instinct.3~俺ともう一回闘え 前編~(1987)

2からの続きです。

大阪城ホールでの暴動を経て、

1987年春の新日本プロレスは、

急展開を迎えていました。

テレビは月曜夜8時から火曜夜8時に移行し、

新番組『ギブUPまで待てない!!ワールドプロレスリング』として衣替え。
ギブUPまで待ってな~い♪

これが当時のプロレスファンを激怒させる内容で、

中3の私もご多分に漏れず、

こんな夜が来るなんて、

受話器を見つめて黙り込む次第でした。
(左から)山田邦子、男闘呼組、志村香

そんなスタジオの緩いムードを一変させるために、

マサ斎藤は姿を見せます。

マサ
「ここで俺、一言文句言いたい。俺はこの試合に全てを賭けてきた。20年という、アメリカで選手生活送って。それなのに猪木という男、プラス新日本プロレスというやり方は何であるか!? 猪木イズムというのは何であるか!? 俺は理解に苦しむ。それに対して俺悲しい。というのはこの手錠、それに海賊! これでもって俺の試合がメッチャメチャに壊されてしまった。俺はこれ納得いかない。絶っ対に納得いかない! ここで一言、アントニオ猪木に言っておく。もう一度! 猪木、お前が男だったら! お前がレスラーというプライドを持ってるんだったら! 俺ともう一回闘え。俺は徹底的に闘うから」

もう一回俺と闘え!

このアピールにより、

急転直下で再戦が決定しました。

試合前から観る側のテンションはMAX!!(参照:蔵前~両国の名物)
「いのきっがんばれっ!! いのきっがんばれっ!!…」

闘う側のマサは控え室で、

静かに決戦の時を待ちます。
試合前のマサ

その裏でアントニオ猪木は“ある予告”をしていました。
試合前の猪木

それは前日、焼津大会の試合直前のことです。

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Pride of instinct.2~男なら死ぬまでやってやる!! 後編~(1987)

さてさて1の続きです。

試合も中盤に差し掛かり、

ペースを握ったアントニオ猪木は、

数々の名勝負を彩った技、ブレーンバスターを狙います。
ブレーンバスターか?

マサ斎藤の身体を投げ切ったこの形は、

“若獅子”時代の必殺技アントニオドライバーに酷似!!
いやアントニオドライバーか!?

ここは山本小鉄さんの解説です。

小鉄さん
「今のブレーンバスターはですね、よくタイツを持ったり、お腹にですね手を入れたりするんですけど、首だけを極めながら投げたんですよ。そういうところなかなか出来ないことですよ」


むしろマサの太い首だから敢行出来たか?

いずれにせよ、

東プロつながりの二人だからこそ出た技かも知れません。

勢いに任せてダブルアームスープレックスを狙っていきますが、

今度はマサの発達した僧帽筋が邪魔になり、
さらにダブルアーム狙いは、

すぐ諦めてコブラツイストに入りました。
あきらめてコブラツイスト

これはマサの体型には効果的でしょう。

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Pride of instinct.1~男なら死ぬまでやってやる!! 前編~(1987)

マサ斎藤さんが他界されて1年が経過しました(参照:追悼・GO FOR BROKE!!~当たって砕けろ~)。

昨年お約束した通り、

アントニオ猪木との抗争を振り返りたいと思います。
マサさんの回想録18

マサさんが最も輝いた時期、

ファンによってそれぞれかも知れませんが、

誰が何を言おうと私は『1987年』だと思います。
「俺は小次郎にはならない」

マサさんの出所から、

ジャパン・プロ勢が全日離脱と分裂、

そして長州軍団の新日参戦と、

怒涛の勢いで物語は進んでいきました(参照:幻の5団体集結)が、

難しいことは全て置いておいて、

新日本のリングで猪木と闘うことが、

長いブランク中に導き出した答え、

プロレスラー・マサ斎藤の“本能”だったのでしょう。
突然卍固めLIVE3

決戦の舞台は『INOKI闘魂LIVE PART.Ⅱ』

1987年3.26 大阪城ホール

この年、4度行なわれたアントニオ猪木vsマサ斎藤の初戦は、

まさに嵐の幕切れとなりました。
INOKI闘魂LIVE2

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海賊亡霊あらわる episode.1(1987)

夏ですので、

今宵は少しだけ恐怖映像を…。

それは今から32年前の冬の出来事でした。

『ワールドプロレスリング』の番組冒頭において、

突然、古舘伊知郎アナが切り出しました。

古舘アナ
「先だっての10日、日本時間では11日でありますけども、フロリダ遠征中でありました、あの武藤敬司がフロリダはタンパに於きまして謎の海賊ルックに身を包んだ男に襲われるという、そういった事件が勃発した訳であります」
古舘アナから海賊情報

それは1987年2.10(現地時間) フロリダ州タンパ・スパルタンスポーツアリーナでの出来事。

日本でのシリーズのオフに、

度々フロリダへ遠征していた“スペースローンウルフ”武藤敬司ですが、

前年12月の会場駐車場での襲撃事件に続き、

突如リングに現われた大男によって、
武藤を襲撃1

手にしていたステッキでの暴行に遭ったのです。
武藤を襲撃2

この構え、攻撃の際のスタンス、

…これは只者ではないですね。
武藤を襲撃3

何度も武藤の頭部を殴りつけて、

ステッキは真っ二つに折れてしまいました。
武藤を襲撃4

身長は武藤と遜色なし、

むしろ肩幅は武藤よりも広い様に見えます。
武藤を襲撃5

正体は蘇生した死神か? どこかの部族の酋長か? はたまた…???

映像を見た山本小鉄さんが推理します。

小鉄さん
「この前の日にですね、お祭りがあったんですね。それでこういう衣装着た人が何人かいたらしいんです。まぁそういう人が出てきたんじゃないかって感じしたんですけど、やはりちょっと大きい訳ですね。大男ですね」

小鉄さんも推理

さらに古舘アナは補足します、

「フロリダはカリブ海の海賊の本拠地。武藤の活躍に恨みを持った者の犯行か?」と。

ここで“海賊”のキーワードが浮上してきました。

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名勝負数え始め~後編~(1983)

前編からの続きです。

緊張感あふれる攻防から、

グラウンドに移行した長州力は、

首4の字固めで藤波辰巳のスタミナを奪いにかかります。
首4の字で締め込む

湧き起こるドラゴンコールに鼓舞されて、

脱出した藤波ですが
少しでも間が空くと、

ほんの少しでも間が空くと、

長州の強烈な張り手が飛んできます。
張り手が飛んでくる

前田明戦(参照:叩き潰すギスギス感~後編~)でも思いましたが、

この頃の長州は動体視力が素晴らしいですね。

ロックアップから藤波がヘッドロックに入ると、
藤波のヘッドロックを、

すぐに長州は抱え上げてニークラッシャー。
長州はニークラッシャーから、

立て続けにレッグブリーカーから、

ステップオーバートウホールドとつないで、

藤波の機動力を封じていきます。

すると藤波は空いてる方の右足で、

長州の顔面を蹴り上げて外しにかかります。
ステップトウホールドを挟んで、

これに火が点いたか?

長州は足のフックを切り替えると、

一気にサソリ固めの形に入りました!!
一気にサソリか!?

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名勝負数え始め~前編~(1983)

いよいよ“革命戦士”長州力現役最後の試合直前ですね。

 長州力オフィシャルサイト より
長州FINALポスター
POWER HALL 2019 -New Journey Begins-

◆日時 2019年6月26日(水)17:30開場 18:30開始
◆会場 東京・後楽園ホール

「THE FINAL RHAPSODY」
長州力、越中詩郎、石井智宏vs藤波辰爾、武藤敬司、真壁刀義
(レフェリー:タイガー服部)


長州の名勝負は当ブログにおいて、

数多く紹介してきた方だと思います。

でもオールタイムでベストバウトを選出したなら、

スタンダード中のスタンダードではありますが、

やっぱりこの試合だと思います。
名勝負数え歌

先日ご紹介した前田明戦(参照:叩き潰すギスギス感~前編~同~後編~)と同じ昭和58年、

この年のプロレス大賞ベストバウトにも選ばれた一戦。

最も長州がギラギラと輝いていた時代、

古舘伊知郎アナ曰く「“放浪の若獅子”」。
叩き潰すポーズの長州

受けて立つ王者は“炎の飛龍”藤波辰巳(現・辰爾)
受けて立つ王者藤波

“ロッカメモリアル”WWFインターナショナル・ヘビー級選手権試合

1983年4.3 蔵前国技館

藤波辰巳vs長州力
です。
極彩色の紙テープの中、

リングに飛び交う極彩色の紙テープの中、

いきなり長州がゴング前に仕掛けます!
長州が奇襲

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追悼・熊殺し

アントニオ猪木の異種格闘技戦において、

最も殺気に満ちた闘いを繰り広げた、

“熊殺し”ウィリー・ウィリアムスが、

先日、天国へ旅立ちました。
ウィリー@テレビ出演

猪木の追悼コメントが胸に浸みます。

 日刊スポーツ より
猪木氏「今でもあの殺気思い出す」ウィリーさん悼む

80年にアントニオ猪木と格闘技世界一決定戦で戦った「熊殺し」の異名を持つ空手家、ウィリー・ウィリアムスさんが67歳で死去したことを受け、アントニオ猪木氏が、追悼のコメントを発表した。

「ウィリー・ウィリアムス選手の訃報に、心から哀悼の意を捧げます。ウィリー選手との戦いは、新日本プロレスとカラテの、互いの誇りを掛けて臨んだ熱い戦いでした。今でもあの殺気溢れる蔵前国技館のリングを思い出します。戦いを離れゆっくりと休んで欲しいと思います。さようなら、ありがとう、ウィリー・ウィリアムス。アントニオ猪木」


日本プロレス界にとっては、

ちょっと通り過ぎただけの、

異邦人に過ぎないかも知れませんが、

日本格闘技史においては

実に重要なキーマンだったと思います。

ウィリーが日本で一般の人たちに知られたきっかけは、

名作『四角いジャングル』の中からだと思います。
四角いジャングル表紙

大山倍達総裁の“牛殺し”を超える、

“熊殺し”のインパクトは当時の少年たちの心を、

鷲掴みするのに充分だったと推測します。
ウィリーと猪木with新間氏

ほぼリアルタイムで繰り広げられる奇想天外なストーリーに、

「これは果たして実話なのか!?」と。

そして映画の中でキッパリと『これは実話である』と。
ウィリーvs熊

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叩き潰すギスギス感~後編~(1983)

前編のつづきです。

長州力のストンピングが、

腹這いの前田明の首筋に炸裂し、
離れるや首筋にストンプ!

続けて長州は、

トーキックから前田をコーナーへ押し込んで、

右足をセカンドロープに固定したところで、

逆に前田がエルボーの返しを一発!
コーナーに固定するや前田がエルボーの返し、

その直後に長州は物凄い勢いで、

前田の右足太腿の裏側を3発蹴り上げてから、
右足を蹴り上げてから、

側頭部へエルボー一発!
側頭部へエルボー

遂に長州流ケンカ殺法全面開放です!!

一気に国技館内のボルテージも上昇する中で、

長州はフルスイングの張り手を顔面にお見舞い!!
痛烈な張り手に前田も呼応

これには前田のケンカ魂も呼応、

張り手の応酬へ発展しますが、

有効打は圧倒的に長州の方です。
激しい打ち合いとなるが有効打は長州

前田は左に回り込み、

徐々にコーナーから脱出していきながら、

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tag : 長州力 前田日明

叩き潰すギスギス感~前編~(1983)

もうすぐ偉大なプロレスラーがリングを去ります。

そのレスラーの名は“革命戦士”長州力
長州キレる1

 長州力オフィシャルサイト より
長州FINALポスター
POWER HALL 2019 -New Journey Begins-

◆日時 2019年6月26日(水)17:30開場 18:30開始
◆会場 東京・後楽園ホール

「THE FINAL RHAPSODY」
長州力、越中詩郎、石井智宏vs藤波辰爾、武藤敬司、真壁刀義
(レフェリー:タイガー服部)


今回は“ファイナル”ということですが、

実質2度目の引退試合です。

そんな長州が輝いていた時代、

ギラギラした目で伸し上がっていった頃ですね。

1983年11.3 蔵前国技館

新日正規軍vs維新軍 4対4綱引きマッチ
において、
綱を引く新日正規軍

のちに因縁深い関係となった、

前田明vs長州力を振り返りましょう。
「長州対前田と決定!!」

『パワーホール』で入場の長州は、

いつも通り気迫漲る入場シーン。
パワーホールで入場の長州

片や『ダンバインとぶ』で入場するは、

“スパークリングフラッシュ”前田明です。
ダンバインとぶで入場の前田

選手コールを受けて、

自信満々に前へ出る長州と、
自信満々の長州

『なめんじゃねえぞ』という表情の前田。
なめんなよという前田

気性の激しい二人の一戦は、

当然、激しいものとなりました。
ゴングが鳴りました

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tag : 長州力 前田日明

追悼・闘うシロナガスクジラ(1985)

また名レスラーがお亡くなりになられました。

“闘うシロナガスクジラ”キングコング・バンディです。
キングコング・バンディ6

 新日公式 より
【訃報】キングコング・バンディさんが逝去

新日本プロレスでも活躍した元プロレスラー、キングコング・バンディさん(本名:クリストファー・アラン・パリス)が3月4日に逝去した。複数の海外メディアが報じている。享年61歳。

キングコング・バンディさんは、1970年代末にプロレスデビュー。“巨鯨”と言われた196cm、200キロ以上の巨体を活かして、アメリカマットを席巻した。

新日本プロレスには、1985年1月の『新春黄金シリーズ』に初来日。アントニオ猪木との1万5000ドルの賞金をかけたボディスラム・マッチ2連戦はいまでも語り草となっている。

1985年3月にはWWF(現WWE)へ参戦し、ハルク・ホーガンのライバルとして活躍。1986年4月の『レッスルマニア2』では、ホーガンのWWF世界ヘビー級王座にも挑戦した。


引用記事中の“巨鯨”以外に、

“闘うマシュマロマン”、“闘うヒヨコのお菓子”、

実に多彩なニックネームを冠した怪物レスラーでしたが、

あの体型でとにかくよく動けたという印象です。
キングコング・バンディ3

のちのベイダー、ビガロも動けましたが、

ことスピードにおいてはバンディの方が上でしょう。

しかし日本で活躍した期間は実に短かったです。

最も印象に残っているのは、

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tag : 訃報 キングコング・バンディ アントニオ猪木 藤波辰巳 木村健吾 ディック・マードック アドリアン・アドニス 流星仮面二世

追悼・カミソリファイター

一体、今年は何度“追悼記事”を書いたのでしょう。

師走に入って、また大きな悲報が飛び込んできました。

 東スポWeb より
ダイナマイト・キッドさん死去 初代タイガー「悲しみに暮れています」

“爆弾小僧”の異名を取ったレジェンドプロレスラーのダイナマイト・キッドさん(本名トーマス・ビリントン)が5日、死去したことが分かった。60歳だった。

(略)日本では79年に国際プロレスに初来日し、81年4月の新日本プロレス・蔵前国技館大会では初代タイガーマスク(61)のデビュー戦の相手を務めた。

スピード感あふれるファイトスタイルで、初代タイガーや藤波辰爾(64)のライバルとして活躍し、84年には全日本プロレスに移籍。91年12月に体力の限界を理由に引退を表明したが、93年に日本と英国で同時にカムバックを果たした。

だが、近年は体調悪化のため施設で過ごしていた。

初代タイガーマスク(佐山聡)の話「現状は知っていたので覚悟はしていましたが、私にとって偉大なライバルであるトミーが亡くなって悲しみに暮れています。今はただ、安らかに眠っていただきたいです」


遂に“爆弾小僧”ダイナマイト・キッドが壮絶な生涯を終え、

天国へと旅立って行ったのです。
ダイナマイト・キッド

1980年代の前半、私ら世代のプロレスファン、

さらに現在プロレスから離れた同世代のほとんども、

金曜8時、タイガーマスクの雄姿に胸躍らせた事と思います。
タイガー!!

“あの試合(参照:世界を変えた569秒)”でハートを鷲掴みにされて、

プロレスにのめり込んで行った方は、

決して少なくないはずです。
初代タイガーマスクデビュー戦40

当然、私もその中の一人。

今夜は私の記憶の中のキッドを追悼させて下さい。

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tag : 訃報 ダイナマイト・キッド

疾風の希望~後編~(1984)

前編からの続きです。

若さ溢れる高田伸彦の猛攻に、

小林邦昭は一旦場外で間合いを外しにかかります。
コバクニ堪らず場外へ

とにかく練習の虫だった当時の高田、

無尽蔵なスタミナでガンガン攻め込んでいきますね。

リングへ戻ったところを豪快な腰投げで叩き付けますが、
高田の豪快な投げに、

“いつまでも若僧に舐められてたまるか”とばかりに、

ここで小林がマウントを取り、

左腕を後頭部に当て、

右手親指で喉笛を潰しにかかります。
コバクニはマウントからの裏技

あたかも柔道の袖車の様な極め方ですが、

これはもちろん裏技…反則ですね。

体勢を変えて一本背負いから、

腕ひしぎ逆十字への移行。
腕ひしぎ逆十字は不完全

簡単には極めさせない高田、

藤原教室の教えが生きています。

立ち上がると高田は、

小林をロープに振るのですが、
高田のハンマースローから、

この高田独特のハンマースロー、

他の選手とは全く違う投げ方なんですよね。

私の推測だと、

このフォームの由来は“野球のバットスイング”だと思います。

リバウンドしてきた小林の顎の先端に、

バックハンドのエルボーをお見舞いしますが、
キッドばりのバックエルボー

この打ち方…ダイナマイト・キッドを意識したかの様な一発ですね。

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tag : 高田伸彦 小林邦昭 高田延彦 U系

疾風の希望~前編~(1984)

またこの話題からになりますが、

『証言UWF 完全崩壊の真実』(参照:いよいよ一週間後)の全貌が見えてきました。
証言UWF3表紙1

 カクトウログ より
10月24日発売『証言UWF 完全崩壊の真実』の目次! 高田延彦が「U移籍で幻に終わったキッド戦」から語った2時間半

証言UWF 完全崩壊の真実

夢と理想を追い求めた男たちの苦悩―
シリーズ最終作!
髙田延彦独占告白
UWFの全内幕!

前田日明と佐山聡
新生U解散の衝撃
U系3団体の終焉

UFCとグレイシーという2つの「黒船」、そして1990年代後半から始まる総合格闘技ブーム。“Uの幻想”は崩壊し、「パンドラの箱」を開けざるをえなくなったU戦士たち。格闘技に侵食され、UWFが完全崩壊に至った内幕を当事者、関係者の証言で詳らかにする。証言UWFシリーズの最終作についに髙田延彦が登場。第一次UWFへの移籍から、UWFインターナショナルの崩壊まで、プロレスと格闘技の間で漂流し続けた男の葛藤と苦悩とは―。


高田延彦の語り出しの部分、

ダイナマイト・キッドからなんですね。
ダイナマイト・キッド

身延山の回想とかも詳しく語っているのかな?

今夜はヤングライオンから卒業して、

タイガーマスクの後釜として輝き始めた頃の、

“青春のエスペランサ”高田伸彦を振り返りましょうか。

1984年3.9 茨城県・古河市立体育館で行なわれた、
古河市立体育館

高田伸彦vs小林邦昭の一戦。
高田伸彦vs小林邦昭

ジュニアヘビーでは百戦錬磨の小林邦昭が、

試合前に奇襲を仕掛けます。
コバクニの奇襲

高田は入場コスチュームのまま場外エスケープ、
高田は場外エスケープ

臨戦態勢を整えてから、

ゆっくりとリングインしたところで試合開始です。

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tag : 高田伸彦 小林邦昭 高田延彦 U系

エピソードの宝庫

『Gスピリッツ Vol.49』を買ってきました。
Gスピリッツ49表紙

これ、私は読み応え有りです。

Gスピリッツ49表紙
 Gスピリッツ Vol.49

【コンテンツ】
[追悼特集]
“獄門鬼”マサ斎藤

[対談]
ザ・グレート・カブキ×タイガー服部

[コラム1]
受け継がれた「Go For Broke」
“神風親分”キンジ渋谷との師弟関係

[回想]
北沢幹之

[コラム2]
YMCAのジムでシュート対決が実現!?
ミル・マスカラスとのライバル物語

[2つのメモリアルマッチの裏側]
“獄門鬼”の過激なプロレス
『巌流島』と『復帰戦』
証言=上井文彦

[回想]
武藤敬司


待ち望んでいた、

故・マサ斎藤さんの追悼本。

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tag : マサ斎藤 アントニオ猪木

ワカマツと大人になった僕(1985)

『真夜中のハーリー&レイス』の最新回が、

podcastで更新されました。

これがまた昭和のプロレス少年にとっては、

感涙の内容でありまして、

声の主は“地獄のお茶の水博士”将軍KYワカマツです。
マシン軍団 with KYワカマツ

 真夜中のハーリー&レイス|AM1422kHzラジオ日本 より
9/9 vs 将軍KYワカマツ(どさんこプロレス元気道場)※ Podcastです。
将軍KYワカマツ@真夜中のハーリー&レイス

至近距離で見ていた前田アンドレの見解には、

ちょっとした驚きもありつつ、

この人もまたリアルとファンタジーの境目がない人だ、と。
aliveさんDVD1

ワカマツ
「これは“いい試合”だな、と。これはとことん、お互いやらなけりゃ。これが、プロレスのいいところなの。よく観客がね、疑心暗鬼の目で観てる部分もある訳ですよ。決してそうじゃない! そういう試合があって当然、あって当たり前なの! だからよく言われましたよ、
『リングサイドにいてどうだったの?』。どうだった? って、いい試合じゃったと!」


ワカマツにとってもあの時代は“宝物”なんですね。

そして、やはり1986年5.1 両国国技館の、

メインを飾った事はプロレスラー人生のハイライトだったのでしょう。

ワカマツ
「これは本当に若松市政にとっては一世一代の、その、これからもああいう試合は出来ないし、しようと思ってもああいう相手がいないじゃないかと。アントニオ猪木だとか。…上田馬之助はあの世に行ってるし、アントニオ猪木も身体がガタガタガタッ。
(略)あれだけの選手が、あれだけの日本でも世界でも一流の選手が将軍KYワカマツと闘ってくれたんだ。(略)一流の選手ってのは、もちろん凄いし。しかし強さの中に溢れる様な本当に人間的な、その格闘技者としての優しい心もあるんだな、と。闘ってて将軍KYワカマツはそう思った」


国技館のメインが日本デビュー戦!!

そしてアンドレとの友情を語る場面が、

最も楽しそうで誇らしげでした(参照:日本初のラッパー)。
ジャイアント・マシンとワカマツ

そのアンドレと二人で金曜の夜、

お茶の間を「あっ!」と言わせた試合を、

皆さんと振り返りながら、

ひっそりとブログ復活です(笑)。

1985年8.23 東村山市民スポーツセンターで行なわれるのは、

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tag : アンドレ・ザ・ジャイアント 坂口征二 将軍KYワカマツ 山本小鉄 櫻井康雄 古舘伊知郎 亀熊 流星仮面二世

闘いの学び舎~7時限目~(1988)

おう!! まぁ入れや!!

あん? 6時限目の続きぃ? …そんなに知りたいのか?

お前さん本当にプロレス好きだねぇ。

わあーった、わあーった! まずそこに座れや。

アントニオ猪木が両手を広げた場面からだな?
再び仕切り直し!

おうしっ! これがファイナルだ。ガッチリ行くからな!

揉み合う様に組んだ二人は、

猪木が押し込む形でニュートラルコーナーへ。
猪木が押し込んで、

ブレイクがかかり、

割って入ったレフェリーを飛び越える形で、
コーナーでのもみ合いから、

藤波辰巳がジャンピングエルボーを打つと、

流れ弾の如くレフェリーの後頭部直撃。
藤波のエルボーがレフェリーに誤爆

腰から崩れ落ちたレフェリーに、

藤波の意識が向いてしまった瞬間、
一瞬目を逸らした隙を突き、

猪木は逃さず足をすくって、

素早く両足を交差させると、
猪木が足4の字

足4の字固めのお返し!!

猪木の長い脚と柔軟な足首が、

蛇の様に絡みつくと、
柔らかい両足のフックに、

たちまち藤波は苦痛の叫び声を上げました。
藤波の悲鳴が上がる

今度は館内、大音量のドラゴンコール爆発です。

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tag : アントニオ猪木 藤波辰巳 IWGP 長州力 越中詩郎 山本小鉄 古舘伊知郎 堀江ガンツ 流星仮面二世

闘いの学び舎~6時限目~(1988)

はい! 席に早く着いて下さい!

早く早くー!

それじゃあ5時限目の続き始めます!

卍固めの応酬から、

アントニオ猪木藤波辰巳の両者が、

互いにキャンバスに膝を付くと、

試合時間は遂に40分を経過しました。
両者蓄積したダメージでダウン

猪木、藤波の順にゆっくり立ち上がると、

解説の山本小鉄さんはある異変に気が付きます。

小鉄さん
「顔色ですね、藤波選手はですね、少し紅潮してますけど。猪木選手は少ーし蒼白になってますね」

先に立ったのは猪木

前を見て視線を外さない藤波に対して、

確かにややうつむき加減の猪木。

小鉄さんはリング上における、

選手のこういう顔色や肌艶を見逃さなかったですよね。
静から一気に動へ

しかしながら! この顔色をも猪木のフェイントなのか?

突如ハイトップにシフトチェンジしたかの様に、

猪木は張り手のワンツーフックを放ちます!
張り手のワンツーフック連発

とにかくガムシャラにワンツー! ワンツー!
打つべし打つべし!

的確に藤波の顔面を連打していきます。
ガンガン打っても、

が! 藤波は仁王様の様に揺るがないどころか、

顔と胸を突き出して前に出て来ました!
藤波は前に出る、

その顔にはこう書いてあります。

『もうアンタにハッパをかけられる立場じゃないんだ! わかって下さい!!』

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tag : アントニオ猪木 藤波辰巳 IWGP 山本小鉄 古舘伊知郎 みのる

紫レガとは?

紫レガ

Author:紫レガ
47歳のプロレス話


「昔はインターネットを旅してましたからね。毎晩ブログでね、今みたいにSNSがいっぱいある訳でもないし、終わったらみんなブログでね、一日の終わりにUPして。今こんなこと言ったらエラいことになりますけどね、よく寝不足になったね、部屋でPCを打ったりね。…いや、そういう歴史はちゃんと教えとかないとね」

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