超獣と仮面貴族の間にアラモ砦(1983)

年末といえば新日も全日もタッグリーグ戦。

今でも続くこの伝統が、

我々プロレスファンに刷り込まれたのは、

1977年のオープンタッグを起源とする全日の『最強タッグ』からですね。

先日のスカパー無料放送日にG+で、

『'83世界最強タッグ決定リーグ戦』を、

観る機会に恵まれたのですが、

私が最も興味深かったのは、

約6年前、目にした『Gスピリッツ』におけるドクトル・ルチャの記事、
ドクトル・ルチャの検証@Gスピリッツ18

“超獣”ブルーザー・ブロディ“仮面貴族”ミル・マスカラスの間で起きた、

“不穏試合”の一部始終です。

Gスピリッツ18表紙
 Gスピリッツ Vol.18 より

ドクトル・ルチャ(清水勉氏)
ブロディには、生前2度ほどインタビューしたことがある。そこで感じたのは、ミル・マスカラスに似ているということ。とにかくやたら頭の回転が早くて博学、人一倍プライドも高く、そして何より決して自分の考えを曲げない「強い思想」を備えているという点だ。もし2人が何かで議論したら、意気投合して親友になるか、あるいは掴み合いになるか―。水と油ならぬ、発火性の強い油同士という印象を持った。


それではこの記事を元に、

1983年12.5 福岡国際センター

83世界最強タッグ決定リーグ公式戦

スタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディvsミル・マスカラス、ドスカラス
を検証してみましょう。
超獣コンビvsマスカラス兄弟

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tag : スタン・ハンセン ブルーザー・ブロディ ミル・マスカラス ドスカラス ドクトル・ルチャ

超獣たちのミラクルパワー(1982)

昔から年末といえば、

日本のプロレス界ではタッグの季節ですよね。

春にコメントを頂戴したBPHさんのリクエストにお応えして、

スタン・ハンセンブルーザー・ブロディの、

超獣コンビを振り返りましょうか。
超獣コンビvsリッキー、ヤングブラッド3

この史上最強ともいえる二人には、

いくつもの名勝負が残されていますが、

全日に疎い私にとっては、

この試合の記憶が強すぎて…。

対戦チームは当時の全日においては突出して小さい二人、

リッキー・スティムボートジェイ・ヤングブラッドです。
超獣コンビvsリッキー、ヤングブラッド2

1982年11.26 後楽園ホール

82世界最強タッグ決定リーグ公式戦

スタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディvsリッキー・スティムボート、ジェイ・ヤングブラッド

超獣コンビvsリッキー、ヤングブラッド1

当時、私は10歳。

この試合で応援していたのはリッキーでした。

そう、リッキー大和のモデルだと知って、

ブラウン管に向かって声援を送っていましたね。

しかし見るからに体格差が大きく、
超獣コンビvsリッキー、ヤングブラッド4

ややブロディには余裕が窺えます。
超獣コンビvsリッキー、ヤングブラッド5

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tag : スタン・ハンセン ブルーザー・ブロディ リッキー・スティムボート ジェイ・ヤングブラッド 世界最強タッグ決定リーグ戦

それが超獣のロケンロール(1985)

急速に春めいてきましたね!!

春は様々な名勝負が残されてきています。

今日は名勝負には程遠いんですけど、

記憶にしっかり刻まれた試合をお送りしましょう。

1985年3.9 両国国技館

長州力、谷津嘉章vsブルーザー・ブロディ、キラー・ブルックス

長州×超獣1

両国“新”国技館でのプロレスこけら落とし。

ただしこの日の主役は“超獣”ブルーザー・ブロディではなく、

待望の初来日となった“暴走戦士”ザ・ロード・ウォリアーズでした。

さらに相手チームの大将、長州力は飛ぶ鳥を落とす勢い。
長州×超獣2

明らかに自分の影が薄くなっている事に苛立つブロディは、

この試合でホタテマンばりのロケンロールを展開します。
長州×超獣3

チェーンを振り回して充分に観客席を暖めてから、

リングに到着したブロディに対して、
長州×超獣4

長州は奇襲を仕掛けますが、

事もなげにブロディは受け流して、

場外へ放り投げてしまいます。
長州×超獣7

試合が始まればパートナーのキラー・ブルックスがしっかり捕らえた、

谷津嘉章の顔面付近にいきなりICBM弾!!
長州×超獣5

格の違いを教え込むかの様に、

すかさずブロディは、

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tag : 長州力 谷津嘉章 ブルーザー・ブロディ キラー・ブルックス

大河・オブ・ザ・タッグマッチ(1987)~後編~

中編からの続き、これがラストです。

長州力ジャンボ鶴田をガッチリとサソリ固めに捕えると、
ガッチリとサソリ固め、

すぐさま谷津嘉章がダイビングエルボードロップ投下。
そこにダイビングエルボー投下

動きを止める事なく、

次々と展開を図るのがジャパンのスタイルでした。

代わった谷津はスクープサーモンから、
谷津のスクープサーモンから、

珍しい延髄斬り。
珍しい延髄斬り

完全に王者組が主導権を掴んだかに見えましたが、

どっこい鶴龍も踏んばります。

天龍源一郎がフルネルソンで流れを食い止めて、
天龍のフルネルソン

鶴田に代わったところで、

長州のリキラリアートが飛び出しますが、

これを鶴田は両手でブロック。
リキラリアートだ!

そろそろ鶴田の時間帯に入ってきました。

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tag : ジャンボ鶴田 天龍源一郎 長州力 谷津嘉章 インターナショナル・タッグ

大河・オブ・ザ・タッグマッチ(1987)~中編~

前編から続きます。

全日マットにおいて本来“外様”である、

長州力谷津嘉章らジャパンプロレスですが、

人気面に関しては全日所属選手を上回っていました。

その長州、谷津が全日のトップチームを意味する、

インターナショナル・タッグ王座を保持したまま丸一年経過。

満を持してジャンボ鶴田天龍源一郎はリベンジに臨みました。

舞台は1987年1.24 横浜文化体育館です。
長州、谷津vs鶴田、天龍

その攻防は遂に長州が理想とした、

“ハイスパート・レスリング”の完成形と呼べるものでした。

天龍革命~四天王プロレスと続く、

全日の試合スタイルの原点とも言えると思います。

特にスタートから燃えていたのが天龍。

長州にも、
長州に延髄、

谷津にもガンガン行きます。
谷津にラリアート

そして胸を突き出して受けるだけではない、

相手の技をかわして次の展開を作るという、

このカードが生み出した進化が見られます。

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tag : ジャンボ鶴田 天龍源一郎 長州力 谷津嘉章 インターナショナル・タッグ

大河・オブ・ザ・タッグマッチ(1986)~前編~

“風雲昇り龍”天龍源一郎の引退試合(参照:想像上の生き物、引退。)が2ヵ月後まで迫ってきました。

元々、新日ファンの私にとっての天龍の最初のイメージは、

「技は全部猪木のモノマネ! しかも猪木の様なキレも無い!」という感じでした。

それが覆されたのは、もしかしたらこのカードだった気がします。

インターナショナル・タッグ選手権試合

ジャンボ鶴田、天龍源一郎vs長州力、谷津嘉章

鶴田、天龍vs長州、谷津

この丸一年間にも及ぶチャンピオンシップ4戦は、

全日対ジャパンプロの対抗戦におけるベストバウトでした。

まず初戦、ジャンボ鶴田、天龍組が王者チームとして、
鶴龍、意に介せず

長州力谷津嘉章組を迎え撃った1986年1.28 東京体育館から振り返りましょう。
ジャパンプロ最強コンビ

試合前、長州はマイクを手にすると、

鶴龍コンビに向かって挑発です。

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tag : ジャンボ鶴田 天龍源一郎 長州力 谷津嘉章 インターナショナル・タッグ

孤“毒”のRunaway

W-1王座獲得後(参照:ヒデキ、過激!)、

“人間風車二世”鈴木秀樹の毒舌はさらに冴えわたっています。
鈴木秀樹W-1王座奪取

ここのところの流れ、

GWの鈴木の動向を振り返りましょう。

まずは初防衛戦の相手、浜亮太との、

5.4 GSPメディアセンターにおける調印式の模様から。

 バトル・ニュース より
浜とのW-1王座戦の調印式で鈴木秀樹が「僕が勝った場合、これ以上防衛戦はやりません」と爆弾発言

鈴木
「調印する前にですね、ずっと僕はWRESTLE-1の言ってきたことをずっと飲んできたので、ちょっとぐらいチャンピオンの言う事飲んでほしいと思うので今約束してください。前回のKAI選手とのタイトルマッチの後、横にいる浜亮太選手のほかに誰も挑戦してくる人がいなかったので。その他の選手がこのベルトを欲しいと言う意思がないと僕は判断しましたので、今回のタイトルマッチで僕が勝った場合、これ以上防衛戦はやりません。それを了承するのであれば調印します。そうでなければノンタイトルでやります。どうですか? 今判断できないのは別にいいので、調印は今日しません。それを会社に持ち帰って判断してください」


冒頭でいきなりの爆弾要求です。

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tag : 鈴木秀樹 浜亮太 KAMIKAZE ZERO1

追悼・Superman,Yes! Superstar

プロレス界にまた訃報が流れました。

 yahoo!ニュース より
【訃報】阿修羅原さん死去 ラグビー世界選抜メンバーからプロレスへ

元プロレスラーの阿修羅原さん(本名・原進)が28日午前5時15分、長崎・諫早市内の病院で肺炎のため死去した。68歳だった。
原さんはラグビー選手として長崎・諫早農高から東洋大、近鉄に進み6年間、日本代表として活躍。1976年には日本人として初めて世界選抜メンバーに選ばれた(左プロップ)。77年にプロレスに転向して国際プロレスに入団。78年6月26日、大阪府立体育会館の寺西勇戦でデビュー。その直後に海外へ武者修行に出て翌年に帰国し、作家・野坂昭如氏から「阿修羅」のリングネームを命名された。

79年にはWWU世界ジュニア王座奪取。81年の国際プロ崩壊後は全日本へ戦場を移す。“ヒットマン”の異名を取り、87年から天龍源一郎とタッグを結成。当時では革命的だったゴツゴツとしたプロレスを展開して「天龍同盟」と呼ばれ、一時代を築き上げた。

その後、2年のブランクを経て91年に天龍のSWSで復帰。94年10月に故郷・長崎で引退試合を行った。マットに上がったのは2001年5月のFMW川崎大会で天龍―冬木弘道戦のレフェリーを務めた時が最後だった。近年は心筋梗塞を患って闘病生活を送っていたという。


阿修羅・原
やっとリングに戻った阿修羅の、

プロレスファンにとっては各時代で、

それぞれの阿修羅がいるはずです。



今でも多く存在している国プロファンにとっての阿修羅は、

WWU世界ジュニアヘビー級王者の勇姿でしょう。
向かい合う二人

決して技の多彩なスタイルではないですが、

ラグビー日本代表で、“日本人初”の世界選抜メンバーになる程、

スーパーアスリートだった原の身体能力を活かしたレスリングは、

国際特有の男臭さも加味されて、

独特の華を咲かせていたと思います。

昭和新日ファンにとっては藤波辰巳との名勝負(参照:ドラゴン・ザ・トップアスリート)が印象深いでしょう。
最後はノーサイド



国際崩壊後、全日本に籍を移してから、

長く中堅の位置に居座りましたが、

その頃のイメージといえば、

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tag : 訃報 阿修羅原 天龍源一郎 長州力 スタン・ハンセン

ヒデキ、過激!

“人間風車二世”鈴木秀樹が、

飛び級と言われる速度でオーバーしてきた要素の中には、

歯に衣着せない毒舌があります。
勝者と敗者の明暗クッキリ

IGFでコーチを受けたケンドー・カシンの影響とも言われていますが、

実際にファンがプロレス界に対して思う事を、

代弁してくれているかの様な部分も感じますね。

昨年末、WRESTLE-1と絡んでから、

現在、W-1王座を奪うまでの鈴木のコメントを振り返ってみましょうか。

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tag : 鈴木秀樹

G+でW-1生中継を観た

本日、スカパー無料day。

G+で武藤敬司率いるWRESTLE-1の、

両国大会生中継ラストの4試合を観ました。
ムタの月面水爆

この団体を集中して観たのは、

旗揚げ以降初めてかも知れません。

と言っても第7試合のジュニアタッグの途中からですけど、

思いのままに書いてみます。

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tag : グレート・ムタ 船木誠勝 佐藤耕平 真田聖也 KAI 河野真幸

インディの源流

数々の秘蔵名勝負が詰め込まれた、

スパさんのDVD(参照:来た! 、 蔵前最後の名勝負~前編~~中編~~後編~Separate Ways 、 Yoji Anjo Is Alive vol.22~G⁻cups×TOKIO前編~~後編~)の中で、

最も異彩を放つ“迷勝負”がこれです。

1982年9.11 後楽園ホール

大仁田厚vsウルトラセブン

昭和の秘蔵迷勝負・大仁田厚vsウルトラセブン

この時代の全日…私はほぼノーチェックでしたが、

“黄金の虎”初代タイガーマスク全盛期の裏で、

ジュニアのこんな攻防が繰り広げられていたとは、

知る由もありませんでした。
クリーンな握手からスタート

ゴングと同時に高杉セブンはドロップキックから、

追撃のフライングクロスチョップ。
いきなりクロスアタック、

早くも場外へ転落した大仁田に対して、

セブンはロープへ走ると、
ロープに走ってフェイントから、

トペのフェイントから、

そのままロープを掴んでの、
プランチャ敢行

プランチャ‼
飛んだ!

ジュニアらしいスピーディな立ち上がりの両者ですが、

少しずつ少しずつズンドコテイストが出現してきます。

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tag : 大仁田厚 ウルトラセブン

思えば遠くへ来たもんだ~後編~(1985)

前編からの続きです。

長州力のカバーをロープブレークで逃れたジャンボ鶴田が、

そのままインタバルを取る為に場外へ降りたところで、

試合時間は40分経過。

充分回復を計ってからリングインした鶴田は、

淡々とした攻防から、

長州がトップロープに上った瞬間に雪崩式ブレーンバスター。
鶴田の雪崩式ブレーンバスター

さらにロープに振ってショルダースルーを狙ったところ、

長州が流れを変えんと回転エビ固め。
長州はショルダースルーを切り返してのローリングクラッチ

カウント2で返した鶴田は、

もう一度ロープに振ってスリーパーホールド。
鶴田ここでスリーパー

切り抜けた長州は業を煮やしたか、

得意のアレを狙ってるかの様にも見えますが、

鶴田の巨体をコントロールする事が出来ません。
長州得意のアレも効果なし

ここまでグランド中心の展開ですが、

どの角度から見ても格の差がくっきりと見てとれます。

解説席のジャイアント馬場さんも内心、「してやったり」の心境でしょう。

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tag : 長州力 ジャンボ鶴田 全日本プロレス

思えば遠くへ来たもんだ~前編~(1985)

こちらでは放送されていないのですが、

『侃侃諤諤』というテレ朝の新番組が、

非常に気になります。

 カクトウログ より
テレ朝「侃侃諤諤」でジャンボ鶴田vs長州力最強激論~GK金沢氏まさかの鶴田支持も、番組結論は長州力!

バラエティ番組の初回放送からテーマがプロレス、

これはもう特筆というしかないですね。

また、番組に出演された長州力と縁深い某有名プロレスライターさんのブログで、

たまたま同日にUpした

当ブログ記事(参照:夢のパラダイス)の画像が使われてて2度びっくり。
ジャンボの逆エビ

期せずしてジャンボ鶴田ブーム再燃(?)を予期させる流れですね。
試合前のジャンボ

先日に引き続いての全日記事(実際にはジャパン・プロ主催興行)は、
試合前の長州

1985年11月4日 大阪城ホールでの、

長州力vsジャンボ鶴田のジャパンvs全日頂上決戦を振り返りましょう。
ジャンボ鶴田vs長州力

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tag : 長州力 ジャンボ鶴田 全日本プロレス

夢のパラダイス(1985)

今、思い返すと、

嘘みたいな日々でしたよね。
全日ゴールデン復帰

28年前の10月、

日本の全プロレス団体は、

地上波のゴールデンタイムで放映されていたんです。
全日本プロレス中継

“日本のエース”ジャンボ鶴田

“風雲昇り龍”天龍源一郎
鶴龍コンビvsザ・ロード・ウォリアーズ

“NWA世界ヘビー級王者”リック・フレアー

“AWA世界ヘビー級王者”リック・マーテル
リック・フレアーvsリック・マーテル

“若馬”ドリー・ファンクJr

“荒馬”テリー・ファンク

ザ・ファンクス
ザ・ファンクスvsザ・ロード・ウォリアーズ

“暴走戦士”ザ・ロード・ウォリアーズ
ザ・ロード・ウォリアーズvs長州軍団

世界王者組vs鶴龍コンビ

“革命戦士”長州力
鶴龍コンビvs長州軍団

『全日本プロレス中継』が終われば、

チャンネルを『俺たちひょうきん族』に換えて、

土曜の夜は文字通りパラダイスでした。

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tag : ジャンボ鶴田 天龍源一郎 長州力 リック・フレアー リック・マーテル ザ・ファンクス ザ・ロード・ウォリアーズ NWA AWA

まるでパラレルワールド

遅い話題で恐縮ですが、

「獲るかな?」と思いつつも、

「でも相手は秋山だしなぁ…」と思っていた、

先日8.26 大田区総合体育館での、

三冠ヘビー級選手権試合

秋山準vs船木誠勝
は、

これまでの全日本…特に三冠戦において、

異例の4分半というタイム。

しかも船木誠勝が王座奪取という、

驚きの結末を迎えました。

 スポーツナビ より
船木が三冠王座を戴冠、ノア秋山を4分半の電撃葬=全日本プロレス
カズが20周年V締め GET WILDと大和は防衛成功

船木の三冠奪取に祝杯

私も先週末にGAORAの特番で観たのですが、

この大会のセミまでに繰り広げられた、

王道プロレスの模倣(マラソンマッチ)とは、

明らかに異なる“勝負論”が、

そこにはありました。

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tag : 船木誠勝 秋山準 三冠ヘビー級

王道×王道=帝王道

またもジャイアント馬場さん記事がご好評でしたので、
ジャイアント逆十字壱

最後にもう一丁いきましょう。

UWFインター出身者において、

その後、プロレスの世界でトップに立った男。

それは、“帝王”高山善廣という答えに異論はないでしょう。
高山の表情

高山は宮戸からの“王道教育”を受けてきながら(参照:王道違い)、

Uインター解散後に全日マットで、

馬場さんの“王道教育”をも身につけた、

非常に稀有な存在です。

高山が語る馬場さんの思い出で、

このシリーズ締めましょう。

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tag : ジャイアント馬場 高山善廣

まさにブルー・スプリング

この春、

永田裕志が熱いですね。

NJCにつづいて、

なんと全日のチャンピオンカーニバルまで制覇!!

 スポナビ より
新日本・永田がCC初制覇 春の2冠を独占
6.19両国で諏訪魔の三冠王座に挑戦か


その様子は、

狂い咲きと言っても過言ではありません。
青義軍劇場5

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tag : 永田裕志 チャンピオンカーニバル

10年後に来た21世紀の星

今年のチャンピオンカーニバル。

かなり豪華なメンバーなんですね。

そんな中で、

例によって異彩を放つのは、

船木誠勝です。
船木IN全日1

 スポナビ より
三冠王者・諏訪魔が外敵・永田に完敗
みのる、盟友ケアに敗れ3連覇に黄信号


ミルコ戦の悪夢再び 永田が船木の右ハイに撃沈
秋山がCC初優勝へ向け無敗で首位を死守


気が付けば、

全日に参戦して早1年と8ヶ月(参照:闘いを持ってきてくれた船木)。
船木IN全日2

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tag : 船木誠勝 チャンピオンカーニバル

戦術を堪能する(1985)

プロレスを観る上で、

最も贅沢な楽しみ方は、

私の独断で言わせてもらうならば、

ずばり“戦術”の分析だと思っています。

プロレスの場合、試合の攻防は、

あくまでも“ストーリー(=ブック)”にすぎない、

という見方もあるのでしょうが、

権威ある試合の中には、

それらを超越した“戦術”が垣間見えます。

かつて世界の頂点に輝いた権威がありました。
ジム・クロケットJr

二人のVIPに見守られてのチャンピオンシップ。
ロード・ブレアース

1985年4.23 相模原市立体育館

NWA世界ヘビー級選手権試合
NWA世界ヘビー級選手権

リック・フレアーvs長州力

R・フレアーvs長州力

権威に無頓着な革命戦士が、
長州の視線の先には、

権威に挑んだ一戦です。
世界最高峰のベルト

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tag : リック・フレアー 長州力 NWA世界

櫻井さんの馬場論

今回が恐らく最後になるでしょう。

今年のベストムックといっても過言ではない、

Gスピリッツ SPECIAL EDITION Vol.1 アントニオ猪木からの抜粋です。

その中でやはり衝撃的だったのは櫻井さんの“6万字インタビュー”でした。
70年代の放送席

オールドファンにも、新しいファンにも、

新鮮な驚きがいくつかあったのではないでしょうか。

私にとっては特に衝撃的だったのは、

猪木についてではなく、

櫻井さんの馬場論でした。
馬場さんには感情表現を教わる

当ブログでも馬場さんについては、

まともに書いた記事がない(参照:腕ひしぎ逆…十字続・腕ひしぎ逆…十字プロレスと世の中の架け橋)ので恐縮ではありますが、

ちょっと個人的に記事にしたい思いがありまして、

ご勘弁願います。

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tag : アントニオ猪木 ジャイアント馬場 櫻井康雄

さらば、無我よ

それ程大きな話題にはなっておりませんが、

夏の参議院選に西村の出馬が発表されました。

 kamipro.com より
船木、因縁の鈴木に金網戦で大流血KO勝利!! 浜亮太が小島を破り三冠王者に

第5試合終了後、マイクを持った西村修が「デビューから20年間ありがとうございます。私には夢があります。夢を実現させて、このリングにまた戻ってきます」と語り、いきなり長期離脱を示唆した。バックステージでは「志した夢は12年間温存してきたものです。ある尊敬している方に相談をしている最中ですので、答えが出た瞬間に実現に向けて動き出します。それが何かは明日(22日)の記者会見で明かします」と語り、具体的な内容までは言及しなかった。


西村が国政へ!!
「無我で世界を救う」西村修が今夏の参院選出馬を表明!!

武藤
「最初に聞いたときは何をトチ狂ったのかと思ったけど、西村がリング上でやりたいことの延長にはこういうこともあるのかと思った。(西村に向かって)プロレスの世界は反則が5カウントまでOKだけど、そっちの世界は勝ち負けしかない世界だからな」

西村
「全日本プロレスの入団前に学校設立に動いていたことがあります。某ヨットスクールのプロレス版のようなかたちです。九十九里に道場を持っていたので、プロレスとサーフィンで組んで心の病の医者、東洋医学や漢方の医者もいるという。準備ができたところで自分が全日本プロレスに入ったため、学校としてはオープンしていないです。ただ、ずっとそういう相談は受けてきました。政治の力で訴えていきたいのは教育です。年間3万人以上の自殺、引きこもり、登校拒否など、政治の力を使って不屈の精神を持った若者を育てたいです」


唐突な感もありますが、

なるべくしてなったような気も致します。

西村修

紫レガインター時代からお付き合い頂いてる方には御承知の通りですが、

私にとって西村修は特別なレスラーの一人でした。

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tag : 西村修 無我 参議院選

日本人メジャーリーガーの意地。そして長州は猪木になった。~後編~(1986)

前編からのつづきです。

立ち上がったカーンに長州は追撃の一発。
もう一度鉄柱へ

さらにナックルパートで、
さらにナックル

カーンは流血に追い込まれました。
グロッギーのカーン

何とか上がってきたカーンに、

上からのナックルパート。
まさに“叩き潰すプロレス”

ここが潮時と、長州は右腕をグルグル回し始めて、
フィニッシュ予告するが、

全速力でロープに走ります。

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tag : アントニオ猪木 長州力 キラー・カーン ジャパンプロレス

日本人メジャーリーガーの意地。そして長州は猪木になった。~前編~(1986)

長州力の名勝負…

新日時代ならたくさん思い浮かぶんですけどね。

維新軍時代の藤波戦、猪木戦はもちろんのこと、

三銃士が相手でも三者三様の名勝負がありますし、

ガイジンが苦手と言われながらもベイダー戦なんかは名勝負でした。

もちろん安生戦(参照:Yoji Anjo Is Alive vol.9~安生洋二が生まれ変わった日~)の緊張感も忘れられません。

ではジャパンプロとして参戦していた全日時代は?

一連の天龍戦? フルタイムドローのジャンボ戦? 7対7での三沢タイガー戦?…

いまいちピンと来ません。

私にとって長州が全日で残したベストバウトは、

この試合だと思います。

それは革命軍→維新軍→ジャパンプロと、

常に行動を共にしてきたカーンの造反から実現しました。
カーンのアルバトロス殺法1

1986年7.31 両国国技館

長州力vsキラー・カーン

長州力vsキラー・カーン

S・S・マシンらのカルガリ・ハリケーンズと結託して、

本来の姿=ヒールターンしたカーンは黒装束のKKK風コスチューム。
しねしね団風コスチューム

一方の長州は押しも押されぬジャパンプロの看板エース。

最もオーラが出ていた頃でしょう。
脂の乗り切った長州

マスクをとると、
マスクをとると…

当時、施しているはずのペイントがなく、
“恩知らずの”K・カーン

全米を渡り歩いた“蒙古の怪人”キラー・カーンそのものの顔です。

セコンドのマシンと高野俊二を控室に帰らせて、
マシンと俊二を控え室へ帰す

ゴングは鳴らされました。

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tag : 長州力 キラー・カーン ジャパンプロレス

夢の吊り橋~後編~

前編からのつづきです。

秋山に代わって入ってきたのは何と藤田和之!!
藤田登場

まさか猪木側の対角線に立つとは驚きました。

藤波は奇襲をかけんとドラゴン・リングイン!!
ここでドラゴンリングイン!!

と同時に藤田の右フック炸裂!!
カウンターのフック炸裂!!

秒殺です。
秒殺

藤波、3戦目は確かにきつかったようです。

ここでプロレス側も虚をついた人物が出てきます。

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tag : アントニオ猪木 藤波辰巳 ヴァンダレイ・シウバ 秋山成勲 まねんのか! ユリオカ超特Q グラップラーたかし 古賀シュウ ガンバレイ・シウバ

夢の吊り橋~前編~

いやぁ驚きました。

プロレス不況を吹き飛ばすビッグマッチの連発となった今年の夏から秋にかけて(参照:闘いを持ってきてくれた船木三冠戦にも闘いがあったそれぞれの復興への道「何がアントニオ猪木じゃ!!」AGAIN)のマット界。

武藤25周年の翌日、8.31

なんと後楽園ホールで、その超ド級カードは実現しました。
まねんのか!2009

プロレスvs格闘技

5vs5スペシャルイリミネーションマッチ

アントニオ猪木、藤波辰巳vsヴァンダレイ・シウバ、秋山成勲
です!!
ガンバレイ・シウバ、古賀シュウvsグラップラーたかし、ユリオカ超特Q

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tag : アントニオ猪木 藤波辰巳 ヴァンダレイ・シウバ 秋山成勲 まねんのか! ユリオカ超特Q グラップラーたかし 古賀シュウ ガンバレイ・シウバ

三冠戦にも闘いがあった

視聴中に眠ってしまった、

全日国技館大会の後半三試合を改めて見ました。

小橋の出たタッグマッチはチョップ合戦から早送りで見ました。

感想は「すごい」以外は特にありません。

高山vs諏訪魔の三冠戦。

これは本当に「凄かった」。
高山vs諏訪魔

最後の数分間は特にMAXでした。

アクシデントと言ってしまえばそれまでですが、

あれこそが、高山にしか出来ないプロレスの形でしょう。

その前の試合も小橋にしか出来ない形なんですけど…、

私個人の考えですが、

「ああ、いい試合だった」よりも、

「ひどい終わり方だけど、とにかく凄かったなぁ」というのが、

プロだと思います。

tag : 高山善廣 諏訪魔 三冠ヘビー

闘いを持ってきてくれた船木

いろいろあった一週間を締め括るべく、

今日の全日両国大会のPPVを録画観戦しました。
武藤と船木

お目当てはもちろんメイン。

武藤のデビュー25周年記念試合でありながら、

私らの世代のテーマは“21世紀の星”船木誠勝のプロレス復帰戦。

かくして船木はプロレスに一番大事なものを持ってきてくれました。

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tag : 武藤敬司 蝶野正洋 船木誠勝 鈴木みのる

かりそめの虎(1985)

振り返るしかないんですよ!!

三沢光晴の功績を!!

NWAインタJr選手権

2代目タイガーマスク。

昨日も書きましたが、

私には思い入れはありません。

小林邦昭vs三沢タイガーマスク

しかし、あの頃…

彼は必要以上の気概で虎を演じきっていたんです。

入場

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帰ってきた超星

 スポーツナビ より
全日本プロレス「武藤祭」~武藤敬司デビュー25周年プレ記念大会~

真の記念大会となる8.30両国国技館で、武藤、船木誠勝組vs蝶野正洋、鈴木みのる組という超ドリームカードを発表した。
武藤、船木合体!!


船木が遂にプロレスのリングに帰って来るんですね。

私ら世代にとっちゃ本当の意味での天才レスラーだった人です。

15歳という(当時の)最年少デビュー。

試合前の藤原教室。

新日時代1

新日時代2

骨法の習得。

新日時代4

強さと幻想と狂気を併せ持った類い稀なプロレスラーでした。

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tag : 武藤敬司 船木誠勝 復活

スーパースターズ(1985)

ちょっといつもの感じから離れましょう。

昭和の全日です。

1985年 4.24 横浜文化体育館

天龍源一郎、阿修羅・原vs長州力、アニマル浜口


天龍、阿修羅vs長州、浜口

当時の全日は異常な程の豪華メンバーでした。

鶴龍コンビが中心となった全日正規軍、

飛ぶ鳥を落とす勢いの長州率いるジャパンプロレス、

流浪の男R木村の国際血盟軍、

そしてハンセン、ウォリアーズらアメリカのトップレスラー達…

今なら10団体は余裕で形成できる顔触れです。

この年の10月からテレビ放送はゴールデンタイムに昇格。

その前の最も勢いのある時期に行われたタッグマッチです。

駆け足でリングイン

長州軍の標的は阿修羅。

一気に阿修羅を攻撃

確か当時、阿修羅は失踪していたんですが(≠アングル)、

突如として長州の試合に乱入し、カウボーイブーツでメッタ打ちという暴挙に出た後ですね。

鉄柱と、

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tag : 長州力 天龍源一郎 アニマル浜口 阿修羅・原 大熊元司 田鶴浜弘

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長州、これは俺のブログだ。

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